世界選手権、案の定中止。
セーラームーンのアイスショーは1年延期。
プリンスアイスワールドもスターズ・オン・アイスもサンクスツアーも中止か延期。
この調子ではファンタジー・オン・アイスも確実に同じコース。ドリーム・オン・アイスやザ・アイスはそもそも開催の発表すらできぬまま中止になってしまうのか。
ジャパンオープンの頃にはさすがに落ち着いているだろうか…。
日々の鍛練が大切なスポーツ選手にとって、練習拠点がおそらくまったく利用できない状況は過去に無かったことでしょう、これだけの規模では。自宅で可能なトレーニングももちろんあるでしょうが、ほとんどのスケーターが氷の感触を忘れてしまうであろう今シーズンのショーや競技は、一体どうなってしまうのでしょうか。
もし怪我や不調を抱えているスケーターがいれば、この機会にゆっくり身体を休めて欲しいような気もしてしまいます。
そんな中、羽生結弦選手が日本オリンピック委員会のツイッターアカウントにおいて、動画の形でコメントを出しました。
以前にも書いたことがありますが、私は羽生君が選び、口にする言葉の力にいつも感心しています。真っ直ぐで、ごまかしがなく、自分の頭と心で咀嚼した上で紡いだことがわかる言葉の数々。その言葉はあらゆる方向をカバーすることも少なくなく、その言葉が必要だったんだ、とハッとすることもしばしばです。
公式サイトもSNSもなく、おそらく取材も今は不可能であろう羽生君の姿を目にできるのは、ある程度コロナが収まりシーズンが開幕してからだと思っていたので、不意討ちでした。不意討ちでしたが、今、日本には今彼が必要だったんだじゃないかと、私はその言葉から強く感じたのです。
すぐにニュースとして取り上げられていましたね。ツイッターは一部の人しか目にしないですし、テレビでどんどん流して欲しいと思いました。彼の言葉に救われる人はきっと多いはずです。
何の根拠もありません。でも、
「日本には羽生結弦がいる、だから大丈夫」
私はそう、思ってしまいました。以前にも思ったことだけど、改めて。
毎日1回は、この羽生君の動画を見てたったひとりの毎日を乗り切ろう、と思っています。長い間ひとりでいたし、体調も良くなく生活もずっと苦しかったので、実はあまり状況は変わってないのですけど、それでも乗り切れるかどうか、今回ばかりは自信がない。それでもいつか必ずまた、羽生君をはじめ綺羅星のようなスケーターたちの滑りをこの目にするため、会場へ足を運べるように。
もうひとつ、毎日見て乗り切ろうと思ってる動画がございます。このブログを毎回読んでくださってる方はご存じかなと思いますが、私がこっそりファンの高知のタレントさん(という位置付けでいいのだろうか?)、アクティブK介さんこと柴田恵介さんがやはりツイッターにアップされてた動画です。
高知には1年ほど前まで、幕末の志士たちによる観光PR隊が存在しておりました。柴田さんはそのメンバーのおひとりに、他人の空似とは思えないくらいよく似ていらっしゃいまして…。ええと、お察しください(笑)。
その観光PR隊が歌っていたナンバーの中に『勇気凛々』という名曲がありました。何度も何度も聞いた大好きな曲です。
その『勇気凛々』を、柴田さんが踊りながら歌ってくださったんですね。とても元気の出る曲で、初めて聞かれる方の中にもきっとパワーが充填される方がいらっしゃるんじゃないかな。私は既に何度見たかわかりません(笑)。
観光PR隊のステージに偶然遭遇して心を奪われた私は、もう一度高知へ足を運んでステージを見たいと切望していたのですが、私の不甲斐なさにより願いは叶いませんでした。だからもう、もう二度と見られないと思っていた『勇気凛々』を歌って踊る姿をこの目に出来て、涙が溢れて溢れて困ってしまったくらいです。
羽生君も柴田さんも、本当に素敵な人。彼らもきっと本来の仕事が出来ず大変な状況だろうけども、こうして寄り添ってくれるその素敵さに、ファンで良かったな、と心から思っています。
『勇気凛々』の動画は、ハッシュタグ「土佐おもてなし海援隊」か「土佐おもてなし勤王党」でツイッター検索すると出てくる、はず。柴田さんのツイッターアカウント名は「しばっち」さんです。
…勝手に紹介して良かったのかちょっと自信ないんですけど、もし不都合があったらごめんなさい…。
そう言えば羽生君の言葉にも、『勇気凛々』の歌詞にも、共通点がありますね。それは私の大好きなものでもあります。単なる偶然だけど、今だけ、ちょっとだけ、偶然じゃないかも、って言わせて欲しいかな。
11月の末に見た夢とか、某所で鑑定してもらったタロットカードの結果とか、今にして思えば「それコロナのことだったのでは」と青くなるような記憶を次々引っ張り出してる昨今…。スピリチュアルに生きるつもりはゼロだったというのに。
でも、ほかにも夢は色々見てるし、占いにも続きがあった。それらは私の幸せと希望に溢れているものでした。生きていけるなら、きっと大丈夫。そう願って、今回のつらつら語りの筆を置きます。
皆様それぞれのご事情を抱えた中で、本日もこのブログに足を運んでいただきありがとうございます。この状況ですし、いつまでnoteと合わせた毎日更新を続けられるかわからないでいますが(試合もショーもなければネタがありませんからね…)、少しでも息抜きになったり、時間つぶしになっていれば幸いでございます。私もこのブログが世界と繋がるためのいちばんの場所だったりします。皆様が読んでくださるので、続けていけます。
そうだ、そろそろつらつら語りから違うタイトルに変えなきゃいけないや。1年ごとに変更しないとタイトルかぶっちゃうので。しれっと変更されても中身は変わらないので(笑)、またお付き合いいただければ幸いです。
「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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