うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

グランプリファイナル2015雑感④

今更綴る過去の大会の感想シリーズ。2015年のグランプリファイナルについて粛々と綴り続けております。
一応競技の行われた順に掲載しているのですが、女子のショートプログラムよりも先にペアのフリーが行われたみたいですね。ペアが7組出場してたことと関係あるのでしょうか?

ではでは、本日も最後までお付き合いいただければ嬉しいです。

ペア・フリー

第1グループ

1:チェン・ペン&ハオ・ジャン
クラシックの曲にボーカルが入ってる、何の曲だったっけこれ。よく聞いてたんだけどタイトル出てこないや。
スロージャンプを2本とも失敗。決まれば迫力あったろうにな。体格ががっしりしてるせいだろうか、ジャンさんのスピン迫力あるなあ。
さすがに中国のペアという印象ですが、何でこのペア解散しちゃったのかな。ホンボーさん今日はスーツですな。


2:アレクサ・シメカ&クリス・クニエリム
ツイスト成功したと思ったら、アレクサさんが氷の上に落ちてしまった。受け止めたあとに滑り落ちてしまったように見えたかな…。あまり見ないミスでヒヤッとした…。
その後もソロジャンプで二人とも転倒するなどミスが続きましたが、スロージャンプは2本ともしっかり決まってました。演技全体も少し噛み合わなかったかな。背中に背負うような形のリフト面白かったです。


3:シャオユー・ユー&ヤン・ジン
冒頭の何でもないところでシャオユーさんが転倒。今日転倒する選手多いような…。スロージャンプでも背中から落ちているように見えて痛そうなミス。コンビネーションジャンプは綺麗に決まっていましたけども。あれ、でもこれも減点されてる。
序盤のミスはあったものの、全体的には切ないメロディにのせた、中国のペアらしい美しさの感じられる演技だったと思います。

第2グループ

4:ジュリアン・セガン&シャルリ・ビロドー
ショートに続いて素晴らしい演技だったと思います。スロージャンプの1本目でミスは出ましたが、ソロジャンプ降りたあとのピッタリ具合などは唸ってしまいそうなほど。ペアスピンで締めるラストも盛り上がります。
何だか見ていて気持ちいいスケーティングで、二人のチャーミングさも伝わってくる。ずっと笑顔のビロドーさんもいい。何だか幸せな気持ちになれますね。


5:メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード
うおおおお!素晴らしい演技でした!!スロージャンプの着氷が1本乱れた程度でしょうか。特に前半は素晴らしかったですね。流れるような曲を掴んだ流れるような演技、ラドフォードさんの足の上に乗って滑っていくメーガンさんの身体能力など、大きな要素以外でも見せてくる。風を感じられる演技でした。とても良かったです…!


6:川口悠子アレクサンドル・スミルノフ
冒頭2本のジャンプで川口さんが転倒してしまいました。ですが、それ以降は素晴らしかったと思います。陰鬱な曲と陰鬱な色の衣装がとてもロシアらしく舞台芸術のようで、デススパイラルですら物語を感じられる点など、ただ要素をこなすだけにとどまらない辺りが実にベテランの味。そしてリフトが本当にダイナミック。リフト以外でも持ち上げる要素が入ってるとそれが全部迫力満点。このメリハリもいいですね。


7:クセニア・ストルボワ&ヒョードル・クリモフ
素晴らしい、素晴らしい演技…!ほぼノーミスでは?採点表にもマイナスがひとつもない。
ストルボワさんのポーズのひとつひとつが美しく、それをしっかり見せる振付には釘付けになってしまうし、余計な力がまったく入っていないように見えるスロージャンプの着氷といい、一糸乱れぬとはこのことと言いたいほどのスピンの揃い方といい、とにかく抜群に素晴らしいものを見せてもらえた気分です。これは文句なしに優勝でしょうな。


表彰式まできっちり流してもらえて嬉しいですね。地上波ではほぼ見る機会ないからな、特にペアの表彰式なんて。おっ、チンクワンタ会長がメダルかける係なのね。そしてお花とぬいぐるみがもらえるのな今回。あのぬいぐるみ何者だろう(笑)。

ではでは、次回は女子のショートプログラムの記事でお会いしましょう。



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