うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートゆるゆる語り in 7月③

6月21日にNHKBSで放送された『氷上の表現者 髙橋大輔~NHK杯フィギュアの歩み~』の感想をゆるゆると語っております。長くなったので前後編に分けてお送りしておりましたが、今回が後編でございます。前編を読んでくださった方もそうでない方も、最後までお付き合いいただければとっても嬉しいです。

2010年

ショートプログラム
マンボきたあああああー!すっかりエキシビションのアンコールの定番になってるマンボ。今見るとめっちゃステップ疲れそうだけど(笑)。色々入ってる決めポーズも楽しくて人気あるのよくわかるわー。何度も見てるのに、よっしゃマンボきたー!って思っちゃうもんな(笑)。
おお、エキシビションのアンコールコレクションもあった(笑)。ようわかってるな編集した人(笑)。

★フリー
ブエノスアイレスの冬。出だしこんなんだったっけ、途中の濃くなるあたりからのイメージが強すぎたらしい…。
若い頃は濃すぎる印象のあった彼ですが、これくらいから年齢と濃さがちょうど釣り合ってきたように思います。個人的に好きなプログラムもこのあたりから増えてきた感じです。

エキシビションアメリもちょこっと流れましたね。引退したばかりのステファンが振り付けたプログラム。当時はそりゃあもうびっくりしたものですよ。ついこの間までライバルだったわけですしね。

2011年

ショートプログラム
あれっ、私このプログラム覚えてないや。絶対見てるはずなのに。あんまり試合見られてなかった頃かなあ…。何となくは覚えてるけど。髙橋君の好きそうなプログラムや衣装ですね、本人も凄い曲に乗れてる感じ。いい演技!今更ですが癖になりそうなプログラムですね。

★フリー
ブルース・フォー・クルック。このプログラム大好きです。当時よくこんな難しい曲で滑るなって感心したし。
4回転フリップ入れてきた、成功はしなかったけど。フリップ得意だったよね。じわじわじわじわ頭から離れなくなる曲と演技で、非常に面白くて今も印象深いです。この曲に関してはなかなか髙橋君を超える選手には出会えなさそうな気がします、個人的に。もしかしたら私がいちばん好きな髙橋君のプログラムこれかもしれない。それくらい髙橋君のイメージしかないの、曲に。

2012年

ショートプログラム
あー、このプログラムもあんまり記憶がないいいい。ラストのポーズはよく覚えてるんだが…。放送までに家に帰れなかった頃かしら(泣)。
ああ、羽生君が頭角を現し始めた頃ですね。17歳というと黒いシャツのパリの散歩道かしらね。あれはもう、日本から化け物が生まれたことを容赦なく感じさせるプログラムだったからのう…。

★フリー
道化師。あー、なんかめちゃくちゃ久しぶりに見る感じ。あんまりこの年も試合見られてなかったかもしれんな…。
羽生君のような才能に溢れた選手が、しかも9歳も年下の選手が自分を追い上げてきてることを誰よりも肌で感じていたのは髙橋君本人だったのでしょう。彼にとっては恐怖ですらあったかもしれない。当時は本人の焦りみたいなものも何となく感じてたし、ファンが作った嫌な空気が流れる会場はあまり覚えていたくない記憶のひとつ。だからシングルとして最後の出場となった全日本のエキシビションで羽生君と手を繋いで滑る笑顔を見て涙が止まらなかったんですよね。私はずっとこれを待ってたんだなって。本人たちはきっと、ただのスケートが好きな気のいい若者なんじゃないのかな。当時バチバチしてたファンの怨念もわだかまりも、あの美しい二人の笑顔によって全部成仏しててくれたらと願わずにはおられん…。

2013年

ショートプログラム
ヴァイオリンのためのソナチネ。曲はオリンピック前に色々騒動になってしまいましたが、このNHK杯の演技は本当に素晴らしかったんですよ。私が髙橋君の演技を思い出す時に真っ先に頭に浮かぶのがこれ。当時本当に胸を打たれました。モロゾフが泣くのもよくわかる(笑)。
髙橋君は追い詰められた状態で見せる演技が特に絶品の選手だと思うんですよね。後がないから無になってるのか、余計なノイズが入らず本来の力が出てきてる感じで。悲壮感や彼独特の翳りもブーストされる気がして、それらがすべて噛み合った演技のひとつがこのNHK杯のショートだったんじゃないかな、とものすごく勝手に思ってます。

★フリー
ビートルズメドレー。今見ると引退する選手へのはなむけのプログラムだなという印象。終盤はもう反則だよなー、泣かせにきてる…。結局復帰したんだけども。この年も優勝したんですね、まさに有終の美。


今の髙橋君もところどころリモート?出演。アイスダンスについての話もちょっと聞けて良かったですね、自宅かどこかで撮られた映像っぽいので音声が聞き取りにくかったですけども。でもなんか本人がめっちゃ軽い感じで明るくて、髙橋君らしくて良かったです(笑)。元気出ました(笑)。
そういえば、髙橋君の名前は「高橋大輔」と綴らないと検索などに引っかからないみたいなんですけど、一応「髙橋」の方で綴ってます。昔々は変換できなくて「高橋」にしてたので、ブログ開始当初はそのままで通してましたけど、やっぱり本来の表記にするべきかな、と変更しました。数が多すぎるので過去の記事についてはそのままの表記にしてあります、すみません。

以上でございます。羽生君、真央ちゃん、髙橋君と、日本のフィギュアスケート人気の間違いなく中心であろう3人のNHK杯の歴史を見られてとても面白かったです。コロナには困りものですが、コロナ騒動がなければもしかしたら放送されなかった番組かもしれないですね。

ではでは、また次回のゆるゆる語りでお会いしましょう。



※前編はこちら(一応置いときます)↓
usagipineapple.hatenablog.jp





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