うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートゆるゆる語り in 8月②

フィギュアスケートに関する番組の感想をゆるゆると語るシリーズ。本日は2番組から。

テレビゆるゆる語り①

まずは8月7日放送の『フィギュアスケートTV!』。BSフジ。毎月恒例の番組ですね。

実は今回まともな感想を書けそうにありません…。何故なら、最初の30分は寝てて完全に見逃した上、最後の方も寝てしまったからです(泣)。なので賞味10分くらいしか見られてないと思います(泣)。アイスダンス特集だったっぽいのに…。すごく勉強になりそうな回だったのにいいいい(泣)!

アイスダンスのプログラムに必要な要素などを解説してくれてるの、分かりやすくて良かった。そういう基本から知りたいわけですよ。
この番組見てるくらいならそこそこスケオタという方も多いでしょうが、私のようにアイスダンスについては初心者のスケオタもおそらくいるはず。まずテレビで見る機会が少ないですからね。「実況や解説は不要」みたいな声も時折聞きますが、あの解説があるおかげで初心者の競技への理解が深まるんです。放送は観戦に慣れたオタクのためだけに行われているのではないですからね。アイスダンスはその実況や解説を聞く機会が非常に少ないので、それだけ知識も浸透しにくいんじゃないのかなと私は思ってます。

どうも私、耳で聞くのがいちばん理解できる聴覚優先タイプのようです。ただ本を読んだりネットを見たりするだけでは、理解のあまりできてない分野については飲み込むのが遅くなるようです。なのでこういったテレビ番組で詳しく取り上げてもらえるのはとてもありがたいのですね。サッと情報を取得するだけなら文字の方がいいっぽいのですが、噛み砕いて理解しようとすると音声がある方がいいっぽいです。確実にそうだとは言えませんが…。
YouTubeなどの動画を見るのは正直面倒くさいんですけどね。自分のペースで見たり聞いたりできないじゃないですか。なので理解できている分野で、ただ情報が欲しいだけの場合は動画はめちゃくちゃダルいんです。そして自分にとって大きいのが「繰り返し見られると思うと集中できない」こと。会場での観戦鑑賞や生放送の視聴は1回限りに全神経を集中しないといけませんが、だからこそ逆に記憶に残るようです。私の場合はね。勉強するならちゃんと学校行った方がいいタイプだと思います。うち録画機器無いので、テレビ番組は基本視聴は1回限り。それが自分には逆にいいようなので、ありがたい機会だったのに…。

さ、再放送してくれ(泣)!

テレビゆるゆる語り②

続いて、8月8日放送『SWITCHインタビュー 達人達「望海風斗×浅田真央」』。NHKEテレ。

浅田真央と宝塚のトップスター・望海風斗との対談。望海さんについては番組を見るまでまったく存じ上げなかったのですけど、真央ちゃんがきゅんきゅんしてるのは伝わってくる(笑)!対談に着てこられてた素敵なパンツスーツ、男役の方!って感じで超カッコいい。近くで見たら絶対きゅんきゅんするはず(笑)。

やっぱり身長が低いと男役になれないのね、そりゃそうか。私はきっと絶対無理だな、日本人の平均より低いからなー(泣)。
階段とか羽根とか、舞台を見たことない人間でも「宝塚と言えば」なポイントを紹介してくれるの初心者にも優しくていい(笑)。

失敗のカバーをフィギュアスケートからヒントを得たって話も面白いな。リカバリーのことかな(笑)。鬼みたいなリカバリーで「それやっちゃう?!逆にすげえなお前!」と感心するしかない場合とかありますしね。某阿修羅とかね(笑)。


3月に収録してたみたいなのに何故放送が8月?と不思議に思っていたのだけど、そうか、コロナの影響でサンクスツアーが延期になっちゃったからか。本当は番組の後半に望海さんがサンクスツアーを見てから対談するという流れだったのね、きっと。

よって、7月にひとりリンクで練習する真央ちゃんの元に望海さんが登場。真央ちゃんに椅子を押して貰ってリンクを滑ってる様子とか、ソチのフリーを正座待機してご覧になったらしいお話とか、表情がキラキラしてて真剣で、真央ちゃんのファンなのが伝わってくる。てかテレビの前で正座って、わしらと一緒ですがな、と勝手に仲間意識が芽生えてしまいました、ごめんなさい(笑)。

宝塚の話を聞いてる時の真央ちゃんはかき氷みたいにふわふわしてたのに、スケートの話になると「世界で戦ってきた勝負師」の顔になるのさすが過ぎましたね。
ルールをあまり理解してないというのには驚きつつも納得した。自分に出来るいちばんの演技をすれば勝てることを知っていて、なおかつ高みを目指さずにはいられないスポーツ選手の本能みたいなものがはっきり見えるようで。
真央ちゃんと羽生君には同じものを感じることがあったけど、そういうところかもしれない。おそらくルールを相当研究しているであろう羽生君と、もっと感覚的な印象の真央ちゃん、という違いはあるけれど。あくまでも私の主観です。

伝説のソチのフリーを一緒にご覧になってる様子がこれまた。そうですよね、何度見ても泣けますよね…!←勝手に仲間意識再び(笑)
真央ちゃんはやっぱりあんまり見返してないのか。自分の演技見ない選手結構いるんですね、ハビもそんなこと言ってなかったっけ。声援やジャンプが決まることでストーンストーンと入っていく、という表現がすごくわかる気がした。スポーツや演技をする人ならではの感覚なんだろうなって。いわゆる「ゾーンに入る」ってやつかな。

日本中の期待をあの細い身体に背負って、たったひとりで異国のリンクに立つ…。想像しただけでも震え上がる状況で、真央ちゃんはずっと戦ってきたんですよね。ふんわりしてるのは雰囲気だけで、芯には我々の想像もつかないほど強いものがある。
そして生まれた伝説のラフマニノフ。私も当時真夜中に起きて見てたけど、一生忘れないと思います。

最後はマダム・バタフライを望海さんひとりのために滑って番組は終了。ショーを間近で見る方が真央ちゃんの見て欲しいものを見せることも見ることもできて良かったかもしれないけど、自分ひとりのためだけに真央ちゃんが滑ってくれるというまたとない機会を得られたというのも素晴らしいことかもしれないですね。


なんか番組が流れてる間ずっと、画面からいい香りが漂ってくるような気がしました。まるで少女漫画の世界にでも迷い込んだようだ…。なんかうちのテレビいつもよりキラキラしてる?あれっ?←気のせい

望海さんも素敵な方でしたね。宝塚の男役の方独特のカッコ良さも放ちつつ、真央ちゃんを見つめる表情は乙女のそれで、男性的な素敵さと女性的な可愛らしさの両方が絶妙のバランスで存在してるような印象。宝塚は見たことないんだけど、通い詰める人たちの気持ちはわかるような気がする。これがトップスターの方なのか、なんとお素敵な…。

…あんたいつか宝塚にハマりそうだから気を付けた方がいいよって言われたことあるんですけどね。たぶん底無しだからなんでしょうけど…。あとフィギュアスケートのきらびやかなイメージが宝塚と近いと発言者は感じたのかもしれない。私はわりとフィギュアスケートの「美しく見えても格闘技っぽい」スポーツの部分が好きなんですけどね。

実はその昔に見に行く予定があったのだけど、やむを得ない事情で中止になっちゃったんですよね。あの時宝塚を見ていたら今頃やたら詳しくなったりしてたのかしら…。実際に会場で見るものと画面を通して見るものはやっぱり違いますしね。テレビ等で見るのも面白いけど、その場でないと感じられない空気みたいなものって存在しますし。達人の殺気とかそういうの。

以上。ショーが軒並み中止でスケートの話題にもなかなか触れられない中、空気が美味しくなりそうな素敵な時間を見せていただけてありがたい気持ちでございます。


ではでは、また次回のゆるゆる語りでお会いしましょう。



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