うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートゆるゆる語り in 8月⑤

今週こればっかりですが、羽生君関連で色々あったしほかに大きな話題もないし(あっても私が貧民過ぎて触れられない…)やっぱりこれで…。体調もあまり良くないので、本日はさらっと綴りますね。


羽生結弦選手のグランプリシリーズの欠場が発表されました。今シーズンは特例的な開催になると予想され、詳細はまだよくわからない状況でしたが、それでも早々に発表されました。

24時間テレビでのインタビューの内容から、羽生君が相当コロナを警戒していることは見て取れました。24時間テレビの感想記事でも書いた通りですけど(最後にリンク置いときますね)、持病に喘息があることなどが原因だろうなと思っていました。インフルエンザで試合に出られなかったり、発作が起きてしまったのか唇が紫色になっている姿を目にしたり、彼がなかなか口にすることはないけれど、トラブルに見舞われやすいのだろうと感じることはこれまでにもありました。

ちょっといつもと様子が違うような気がしたのです。これだけ警戒している状況で、果たして試合に集中できるのだろうか。羽生君の試合の出来は、彼がどれだけ集中できたかに左右される傾向が強いような気もしていますし。
自分が出場するとなれば、ファンやマスコミが詰めかけることも知っているでしょう。仮に観客を入れない形式になったとしても、そうなったらなったで是が非でも羽生結弦の演技を中継したい、中継して欲しいと皆考えるはずです。そのこと自体は問題なく行えたとしても、万が一感染者が出てしまった場合、批判の矛先が羽生君やスケート関係者に向いてくる可能性は否定できません。
感染症を決定的に防ぐことができるなら誰も風邪など引かないはずで、どれだけ予防してもかかってしまうケースはあると思われます。誰にも責任はないのに、他者を批判することで自己の価値を高めたい人や自己の不安を解消したい人は、そのことに思いを巡らせるための回路を断ち切ってしまうのです。昨今のうんざりするような様々な話を羽生君もおそらく耳にしているのでしょう。「何を言っても無駄」な人たちにつける薬は、いかに羽生君の言葉や努力でもおそらくは開発できない。

しばらく試合に出場しない可能性もあるかもしれない、とインタビューの様子から思っていました。なので、今回の発表にはあまり驚かなかったというのが正直なところです。24時間テレビの収録時に既に決断していたのか、24時間テレビのインタビューを客観的に見ることで決断を下したのかはわかりませんが、どちらにしろ早い決断だったなと思います。


もちろん残念な気持ちも強いですが、24時間テレビでの様子から考えれば、これで良かったのではないかという気はしています。24時間テレビがなければ残念な気持ちが先行したかもしれないので、あのインタビューがあって良かったと思います。そこまで考えてインタビューに臨んでいたのかもしれませんね。そうでなくとも、我々のショックを少し和らげる形にはなっていたのではないかと思います。

怪我で試合に出られなかった時のことを思うと、自分の持病などから慎重な判断を下しただけで、彼自身に大きなトラブルは発生していないはず。ネガティブな欠場ではないのです。これは彼がこれからも競技を続けていくための欠場で、ネガティブなものではない。それを考えれば、あまりショックはないかなと思います。むしろ彼がこれまでに負ってきた怪我を癒すいいチャンスになるかもしれない。長い目で見れば、これもまた彼の競技人生に必要な期間になるかもしれません。

風邪の特効薬が開発されればノーベル賞、なんて話を耳にしたことがありますが、それを考えるとコロナの特効薬もおそらく開発されることはないのでしょう。治療や予防に役立つ何かは出てくるでしょうが。数々の決定的な治療法が見つかっていない病気同様、我々はコロナを受け入れて生きるしかない。いずれはそうなるだろうと何となく思っています。それはそれほど先の話ではないでしょうけど、北京オリンピックまでには「通常」に戻っていて欲しいですね、心から。
正直、ウイルスがどうこうというよりも人間側の問題でしかないような気がします。どんなに気を付けていても病気や事故は防ぎきれるものではなく、病気に至っては原因がわからないものもたくさんある。にもかかわらず、病気に苦しむ人に石を投げるような人が掃いて捨てるほどいます。しかしその人たちが病気にかかったときは、まるで自分が世界で最も不幸な主人公であるかのように振舞うのです。本当の病は、ウイルスではなく「自分一人の世界に住み続けその世界のルールに他者を従わせずにはいられない」人間の心の闇なんじゃないでしょうかね。世界にはびこるトラブルの根っこはすべてそれなのではないかと思ったり思わなかったりです。

ポエム(笑)を書けないのは残念ですけれど、上記の理由でネガティブな欠場ではないと私は勝手に考えていますので、必ずまたその演技が見られる日が来ることを信じて待つだけです。大丈夫、これまでにも何度も待ったからいくらでも待てます。「4回転アクセル」という命題がある限り、羽生結弦は今しばらく選手でいてくれるでしょうから。いい機会なので溜まったゲームをクリアするとかしててもいいんじゃないかな(笑)。いいストレス解消にもなるでしょうしね。


グランプリシリーズの詳細はまだ不明ですけど、出場する選手の皆さんにはぜひとも頑張ってもらえたらと願っています。我々ファンにできることは、羽生君の視野の広さや視点の高さが生まれる仕組みを理解し、それを実践してみることではないのかな。感染予防がどうのこうのという話はもうここでわざわざ言わずともだと思いますので、もっと根本的なことに思いを巡らせる機会にすることもひとつの方法ではないのかな、などと考えております。

はあ、でも羽生君のいないトゥーランドットなオープニングを見たら泣いちゃうかもしれないなあ。それ3シーズン目だけど泣いちゃうかもなあ(泣)。んで大阪のNHK杯にはなかなか縁がないですね、羽生君…。金持ちの愛人になって行く予定だったんですけどねえ←寝言って起きてても言えるらしいですよ

ではでは、また次回のゆるゆる語りでお会いしましょう。


24時間テレビの記事はこちら↓
usagipineapple.hatenablog.jp




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