うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

よくわからないまま四半世紀①

noteに書こうと思っていたのですが、そういえば羽生君が『残酷な天使のテーゼ』で初号機化してたり、昌磨君がレイのコスプレしてたり、刑事君がどうやらかなり熱心なファンだったりと、スケートファンにもある意味おなじみ(笑)の作品となりつつある気がするので(笑)、あえてはてなの方で書いてみたいと思います。


新世紀エヴァンゲリオン。社会現象化するほど大ヒットしたテレビアニメーションです。もう四半世紀ほど前の作品になりますが、繰り返し映画化されるなど今でもその人気は高く、コロナ騒動さえなければ完結編となるはずの映画が今年封切られていたはずでした。

四半世紀前にちょうど子供だった私は、思春期にダイレクトにエヴァの衝撃を食らった世代だったりします。テレビ東京系列が入らない地域だったので実際はリアルタイムではなかったのですが、あまりに人気だったため私の地域でも少し遅れてテレビ放送されました。東京では夕方に放送できたらしいとあるシーンはわが地域ではNGだったようで、音声が抜いてあったのはよく覚えてますね(笑)。

細かいカットをつなぎ合わせたオープニング、明朝体が使用されたテロップ類、耳に残る音楽など、視聴者に与えたインパクトは絶大だったのではないでしょうか。明朝体によるそれっぽい手法や、音楽が何かの番組に使われているケースは今でもたびたび見かけます。ネルフ本部で作戦練ってる時に流れてるイメージの曲、個人的にはあれがいちばんエヴァンゲリオンという作品を思い出す曲ですが、ほかの番組でもいちばんよく使われてるような気がする。インパクトありますからね。って伝わるかなこれで。

複雑な背景や心情を持つ登場人物と、謎が散りばめられたストーリーも大いに話題になりました。多用される心理学用語、「人類補完計画」などといった謎のキーワードの数々が物語をミステリアスに彩ります。それらの謎の説明をすべて放り投げてしまったかのような最終回もある意味伝説です。普通に第1話からとても面白いので人気が出たのもわかるのですが、視聴者が納得するような綺麗な終わり方をしなかったことが余計その人気に拍車をかけたのかもしれません。終わったようで終わっていないようなもどかしい感覚が続いて、その間は作品が継続しているような気がしてしまいますから。


スケオタ界ではずいぶん前から、「羽生結弦選手は碇シンジに似てる」と囁かれていたことをご存じの方もいるのではないでしょうか。スケオタと言うよりは、エヴァを知っている人が羽生君を見ると碇シンジかと思ってしまう、といったところでしょうか。

その「碇シンジ」こそ、『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公です。何年も離れて暮らしていた父親にいきなり呼び出され、巨大ロボットに乗って戦えと命じられ、「逃げちゃだめだ」と繰り返すシーンはあまりにも有名ですね。
羽生君の二次元のような体型と髪型が、シンジ君のそれに見えたのでしょう。10代の頃の羽生君は確かに、シンジ君のプラグスーツ(エヴァンゲリオン搭乗時に着用するボディスーツみたいなの)を着せたら半端なく似合うであろう雰囲気を醸し出していました。確かシンジの声を当てている緒方恵美さんも似てるとかなんとかおっしゃってて、「公式が認めた!」と当時爆笑したような記憶があります(笑)。

しかし皆さん、皆さんは覚えておかなければならない。確かに姿形はシンちゃんを彷彿とさせる羽生君の、その性格はシンちゃんとは似ても似つかないことを…。
シンジ君は顔だちも整っていて、料理もできてチェロも弾けるなかなかにハイスペックな14歳なのですが、家庭環境に恵まれなかったためかなり鬱屈とした性格に育ってしまっています。繊細で従順で、どちらかと言うとおとなしい少年ですね。
羽生君も繊細な部分はふんだんに持っているでしょうが、シンジ君と異なり明らかに自信に溢れまくっています(笑)。シンちゃんが両親の愛情をたっぷり受けて育っていたなら、もしかしてあれくらい強気に育ったのかもしれませんね。ってそれはないか(笑)。

2019年のファンタジー・オン・アイスは、オープニングにエヴァの主題歌である『残酷な天使のテーゼ』が使用されて話題となりました。オタクが心ひそかに願い続けていた、羽生結弦エヴァンゲリオンのコラボがついに叶ったわけですよ!間接的にだけど!もう絶対に会場に行きたかったんですけど、諭吉に裏切られました僕の気持ちを←わかる人だけ笑ってください(笑)

さすがにプラグスーツじゃなかったけど(笑)あの歌で踊り狂う羽生結弦を見られる日が来るなんて。人類補完計画が発動するんじゃないかと思いましたよ私は。サードインパクトならぬクワドインパクトだよ。人類補完計画サードインパクトエヴァの重要な用語ですが、正直説明しろと言われても困るくらいいまだに何が何だかよくわかりません(笑)。ゲンドウさん(シンちゃんのおとーさん)は奥さんが好きなんだねって思ったくらい←完全に投げてる

しかしそのあまりの熱のこもった踊りっぷりは、シンジ君と言うか、シンジ君の搭乗するエヴァンゲリオン初号機でした。あの初号機とかいうのがこれまたよくわからんロボットで、本当にロボットなのかもよくわかんないし、暴走したり覚醒したりするの。その暴走したり覚醒したりしてる初号機みたいだなと思った。このシンジ君は初号機に乗らなくても使徒エヴァが戦う怪物みたいなの)を倒せるに違いない。話が根底から覆るわ(笑)。
でも素晴らしいシンクロ率だったのは間違いないので、また何かの機会に滑ってほしい。熱望。何度か書いてるが『桜流し』だったら私は間違いなく補完される…。


ほかの登場人物のことや映画の感想なども書きたかったのですが、いい加減長くなってきたのでまた次回に。できるだけスケートの話も入れるようにしますが、全然関係なくなっちゃったらごめんね(笑)。


ファンタジー・オン・アイスの記事も最後に貼っておきますね↓
usagipineapple.hatenablog.jp




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