うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

よくわからないまま四半世紀③

大ヒットしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』について、無理矢理フィギュアスケートと絡めながら語るシリーズ。高尚な考察等ではまったくなく、単なるオタクが「残酷な天使のテーゼで滑る羽生結弦氏が素手使徒を倒せそうだった」とかなんとか白昼夢を見てるだけの駄文なので、そういうものとして適当に読み流していただければ幸いです(笑)。

前回の記事は女性のキャラクターについて語っていたつもりが、スケーターの女装について叫んで終わった気がしますが、何事もなかったようにキャラクターについての話を続けます(笑)。ネタバレも含みますので、未視聴の方はこの先をお読みにならない方がいいかもしれません。


21世紀になってから、新たに劇場版が公開されました。テレビシリーズ終了後にも一度映画化されていたのですが、それとはまた別物ですね。テレビシリーズ終了後の映画、旧劇場版は…。うん、トラウマと呼ぶにふさわしい…(汗)。印象的なシーンもあるんですけどね、うむしかし。

新劇場版は全4作の予定で現在3作目まで公開済み、4作目である完結編は本年6月に公開の予定でしたが、コロナの影響で延期に。四半世紀も完結してるようでしてなかったんだから少々延びても変わらないのか、どうなのか。
テレビも旧劇場版も、あと実は最終巻読んでないんだけど漫画も一応あれで完結はしていると思うんですけど、よくわからないなりに作品の世界観やストーリーから想像するに、これは「その人が思い浮かべる分だけ物語があり正解がある」という作品なのかもしれない。基本は一緒だけど、途中から考えられ得る限りの分岐を繰り返していくかのように。マルチエンディングのゲームなのかもしれないし、輪廻転生の物語なのかもしれない。繰り返しているうちに少しずつ差異が出てくるだけで。ニーチェの「永劫回帰」はまったく同じことを繰り返すんだったっけ?じゃあ違うかな。
なので、新劇場版の完結編も「これもまたひとつの帰結ではあるけど正解ではない」だったりするのかなあと想像してみたりもしてます。まあどう想像したって「全然わからない」で終わりそうだけど。新劇場版もね、3作目がさっぱりわかんなかったからね…。カヲル君全然わかんないよ。

で、その新劇場版の登場人物たちですが、テレビシリーズとほぼ姿も名前も変わらないのに、大きく異なるのが「誰かが誰かに対してほぼ一方通行に向けていた恋愛の矢印」が消滅していること。少なくとも消滅しているように私には見える。単に尺の関係でそこまで丁寧に描けなかったのかもしれないが。
これによって、不安定だった人物や嫉妬に狂っていた人物が非常に健康的になっている。特に女性が。ドロドロぶりやハラハラ感こそ薄れましたが、非常に安心して見られる…(汗)。作品としてはドロドロしてる方が面白いのでしょうけど、全年齢層が気兼ねなく見られるエヴァというのもある意味ファン待望だったかもしれない。い、いや、別の方向に恐ろしいシーンいっぱいあったか…。うっ…。
彼らは一度「補完」されて想いを満たされたから「今生」ではその想いが消えているのか。それでも残っている想いは満たされていないのか、何度でも繰り返す「運命」なのか。果たして。


新たな物語を紡ぎつつも繰り返されているのでは?疑惑は、シンジ君のウォークマンなどからも想像しますが、いちばんそれを匂わせてるのは彼ですよね。そう、人気キャラクターのひとり、渚カヲル。銀色の髪、はっきりと美形、何を言ってるんだか全然わかんないんだけどインパクトは絶大なあの人。
羽生君は髪型がシンジ君なだけで、体型などはカヲル君に近い気がする。さらに人間離れしてると言いましょうか。何にしろ羽生君は三次元離れしたお方だということですな…。

若かりし頃にシンジ君とカヲル君のあれとかそれとかをダイレクトに食らったというのに、腐ることすらなかった私は本気で腐女子の素養に恵まれなかったようだ…。そりゃあれだけ好意をはっきり向けられたら、相手が同性だろうがシンちゃんも悪い気はしないでしょうよ、いっぱい傷付いたんだから。そんな目で見るのが邪なだけだって。でもどう頑張ってもそんな風にしか見えない。そんな風にしか見えないんですけど、それを好んで摂取するまでには至らなかったんですね(笑)。

ああカヲル君、シンちゃんを幸せにするんじゃなかったのか。2作目でやっと主人公になれた(※最初から主人公です)シンちゃんがそのまま前を向いて生きていける世界であって欲しいのに。カヲル君が何言ってるのかさっぱりわかんないから誰か早く色々説明してくれ!!!完結編!!!!コロナ!!!!!お前いいからもう滅びろよ…←崩れ落ちる

「カヲル君スペシャル」状態だった3作目は主題歌がたいへん美しくて、それが慰めだったでしょうか。ええ、宇多田ヒカルの『桜流し』。個人的に曲からイメージされるのは東日本大震災でしたけど、作品に重ねて聞くこともできますね。
そしてもうひとつ個人的に、羽生君にこの曲で滑って欲しかったんですよ私。グループナンバーとは言え『残酷な天使のテーゼ』が実現する前に、「人類の夢・羽生結弦碇シンジ」が三次元の世界に降臨するなら、曲は『桜流し』がいいとずっとこっそり思ってました、てか時々叫んでました。地球は浄化され人類は補完されるであろう、少なくとも私は補完されるであろう…。
何かの間違いでショーのゲストに宇多田ヒカルが登場して生歌披露なんてことになったら、ぜひ羽生君とこの曲でコラボしてくださいお願いします。石油王になったら実現可能?よし、ちょっとばかし石油掘ってくるね←うわごと


完結編がいつ公開されるのかはコロナのご機嫌次第でしょうが、その頃には映画の券を買う余裕くらい私にできてるといいな…。ううっ。新劇場版の2作目は見に行ったんだけどね。最後の方で近くの席のお兄さんが泣いてたっけ。
家族が遊んでたので「この結末が見たい」とせがんだものの、出現条件が難しく見られなかった、エヴァのゲームのエンディングみたいなやつだといいな、無理かなー…。釣りに行くって噂のやつ…。それ全人類が願った結末なんじゃないですかね(涙)。だからこそゲームで「if」という形でしか実現しないのかもしれませんが。

結局スケートの話はあんまり関係なかったですね今回(笑)。でも私の補完されたい願いを改めて書けたから良い。むかーしの記事でも同じこと言ってるんですけど、その頃から読んでくださってる方は果たしているかしら(笑)。
もうちょっと細々と映画の感想など書くつもりだったのですが、スケートに無理矢理寄せてたらそういう流れで書けなかったわ…。またの機会に譲りましょうかね。

以上、カオスな内容ですみませんでした(汗)。また機会があればこそっと書くかもしれませんが、とりあえずこの駄文シリーズもいったん完結編で。ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。


前回の記事も置いときますね↓
usagipineapple.hatenablog.jp




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