うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートゆるゆる語り in 11月②

スケートに関する番組の感想をゆるゆると語るシリーズ。本日も2番組から。ではでは早速。

テレビゆるゆる語り①

まずは11月2日放送、『くりぃむしちゅーの!レジェンド2020』。日テレ。

本田三姉妹がスタジオに登場。そうか、真凜ちゃんもう19歳なのか…。今日もめちゃくちゃ可愛いな。紗来ちゃんの服も可愛いけど、シマウマ柄???

真凜ちゃんが東京選手権で曲を間違えたエピソードが紹介される。これはスケオタもびっくりでしたもんな…。以前に衣装忘れた話もあったけど、フリーと間違えてエキシビションの曲が流れちゃうなんて。失格になると思ってエキシビションでそのまま滑ったんだっけ?しかもずいぶん前に一度だけ滑った曲で、スピンもジャンプも入ってない状態なのを完全アドリブで滑り切ったってことか。
たぶん非常事態ならではのアドレナリンが出てたんだろうなあ。日々の練習の成果をそのまま出すのが基本だけど、それでも予想外の事態が多々起きるのがスポーツでしょうしね、それに咄嗟に対処できる選手だから強いのかも。そうそうできることじゃないでしょ、ショーならともかく試合の場で。少年漫画みたい。
本田武史コーチはそりゃ慌てたろうなあ。インタビューも入ってて本田君ファンの私はニヤニヤしちゃいました(笑)。慌ててCD取りに行ったけど男だから女子更衣室に入れない…。望結ちゃんも出場してて良かったですね…。でも結局持ってきてくれたフリーのCDは出番のないままだったのね…。
普通は公式練習で流れるから間違いに気づくっていうの、ああなるほどなあって納得だった…。

真凜ちゃんが試合前に狩野英孝の動画を見てるというエピソードもクイズ形式で紹介。狩野英孝はスタジオにも登場。真凜ちゃんやっぱりちょっと感性が独特かも。だからあの自由で気まぐれな雰囲気やそれを活かした演技がすっごく魅力的なんだろうなあ。
真凜ちゃんと望結ちゃんの好みの芸能人が意外だった。イケメン俳優とかじゃないのね。自分が美人だと美しさを相手に求める必要がないからかしら。とか言って将来イケメン俳優を射止めてるかもしれないし(笑)。
最後3人で体操?してるの可愛かった、てかさすがポーズが綺麗…。望結ちゃんはリフティング頑張ってね(笑)。

テレビゆるゆる語り②

続いて11月8日放送、『TOKYO応援宣言』。テレビ朝日

以前は単独の番組だった気がするのだが、今は『サンデーLIVE!!』の1コーナーとして放送されてるのかな。記憶違いだったらごめんなさい。
6:20からと比較的朝早い番組なのですが、社畜時代の癖が抜けない私はいまだに早朝4時とか5時とかに起きてしまうので早起きはそれほど苦ではないのです。ただ、このところ寒い。とにかく朝が寒い。寒いからもうちょっとお布団に、とうわごとをほざいていたら二度寝してしまう…。

はっと目覚めて愛用のキシリトール電波時計羽生結弦氏のキャンペーンで当てました)を確認したら6:30。やべえ、番組始まってる。TOKYO応援宣言って何時からだったっけ??!!
急いでテレビの電源を入れると、あああやっぱりもう始まってる。昌磨君が成績を残せなくなった頃について触れてたあたりだろうか。そんな昌磨君に差し伸べられた救いの手がこの人でした、的な紹介でステファンが登場。

これは…。ギリギリ間に合ったんじゃないか?冒頭でも少し触れられていたかもしれないしもちろん冒頭から見たかったのだけど、ステファンレーダーが起動したと考えればおかしくはない。事前情報がなくても、主に地上波の番組にステファンが登場した場合は何故かチャンネルを合わせていてほぼ見逃さないという謎のレーダー。さすがに性能が落ちてきたと思っていたのに、ステファンの登場にはきっちり間に合わせてくる(たぶん)あたりめちゃめちゃ健在じゃねーか!!恐ろしいなファンの執念!!!

そうです、宇野昌磨選手とステファン・ランビエールコーチについて特集されるということで、これは見なければと早朝から起き出していたわけなのですよ。もう私も忘れがちですが、一応本命はまだギリギリステファンです、ホンマギリギリで(笑)。

振付を一緒に滑って行うのはまだわかるんだけど、バレエの練習も生徒たちと一緒にやってるの??!!見て指示を出すだけじゃなく、自分が実際に動いて見せてみるパターンか。彼がまだ35歳と若いことも大きいのだろうけど(年齢が進めばあれほど流暢には動けないかもしれない)、実際に手本を見せてもらえるのは身につくものも大きそう。あれこれ口を出されたくないタイプの選手には特にいいかもしれない。しかも生徒は色々な国からやって来るわけだから、仮に生徒の語学が得意でなくてもこの方法なら伝えやすい。
しかも、一緒に動くことで彼自身のトレーニングにもなるはず。なるほど、だから彼は今でもあれだけのクオリティを保ってショーに出演できるのか。昌磨君と一緒に同じ振付で滑るステファンがこれまた、ほんの一瞬なのに上手いのである…。もっと見せて欲しいと思ってしまうほど。
ジャンプはさすがに若い選手にはかなわないだろうが、それでも今でも4回転ジャンプが跳べるほどの力は持っている。トリプルアクセルは何故あんなに苦手だったのでしょうね…。

彼自身があまりうるさく指示を出されたくなかったのかもしれないし、彼の突飛な思い付き(シマウマとか…)を取り入れてくれる先生たちについている間、その個性を大事にしてもらってきたのかもしれない。だから彼もそのまま、個性を潰さない指導方法を実践してるのかな、なんて想像してみたりする。
否定しない指導、それはおそらく理想的な形でありスケートだけでなく子育てなどにも通じるんじゃないか。もちろんすべてを肯定するわけにはいかないだろうけど、できるだけ自由にやらせてみて、躓いたら手を貸す。手はいつでも差し出してるから思いっ切りやってごらん。そう言える親や指導者がどれほどいるだろう。親や他人から否定ばかりされて育ってきた私はその一言だけで泣きそうになるほどだった。結局「自分は立派な子を育てた立派な人間である」って親も言いたいだけである。でもそんな大人を見抜けないほど子供は無能じゃないのだ。

指導とはちょっと違うけど、誰かが悩みや苦しみを語ったときのアドバイスにもこれは言えそうだ。ほとんどの人はただ「否定しないで聞いて欲しい」のではないか、答えは自分の中にある。けどそれを自分だけで噛み砕くのは難しすぎることが人生には多々ある。そんなときにアドバイスなどおそらくは求められてないし、アドバイスに従わないからと怒り出すなど見当違いも甚だしい。
自分の話にすり替えるパターンも多いが、これもまた求められてはいないだろう。気持ちはわかるよ自分もこうだったから、と言いたくて投げかける場合もあろうけど、結局自分の話がしたいだけの人間も多いのだ。本当は気持ちなんてわかっていない。気持ちがわかるなら相手の話をするはずなのに、相手の話には触れず自分の話しかしないのだから。
相談する相手が間違っていたということになるのだが、それで済ませるのも何かが違うなと常々思ってます。たぶんその人たちは本当の意味で気持ちが折れることがなく自分のことが大好き過ぎるから、気付くこともないんでしょうね…。信頼できると思ったから相談するのに結局傷付くこのパターン、何とかならんのか。聞いてくれてありがとうって言ってるけど実は内心傷だらけのことも多々あります…。

話がそれてしまいましたね。ステファンにはコーチは向かないと思っていたと私は何度か書いていますが、そしてその結果はすぐに出るものではないとも思っていますが、彼が素敵な大人になったことを心の底から感じて、ファンとしては嬉しいでは済まない心持ちでいます。

そうそう、吹き替えの声がかぶってステファンの声がほとんど聞こえなかったのがちょっと残念。まろやかで聞き取りやすい声なんですが。吹き替えあった方が視聴者にはわかりやすいからいいんだけどね。
そんなわけで、冒頭は見逃しちゃいましたがポイントとなる部分はちゃんと見られた、ような気がします。こんな風に日本のメディアにまだまだ登場されたらなかなかファンを引退できませんわね。「一生ファンやめられない」って占い師に予言された人間ですけどね私は(笑)。


ではでは、次回の記事でまたお会いしましょう。




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