うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

NHK杯2020雑感⑦

さてさて、男子シングルの試合です。何かあっという間に男子フリーまで来た気がする。感想書きながら観戦してるので、ただのんびり試合見てツイッターに呟いて、とかじゃないので私もある意味試合なんですよ(笑)。
んで記事の形で残すとなると単なる感想だけど一種のアーカイブにもなるので、ちゃんと選手名の表記や採点表をチェックしてできる限り間違いがないように書く努力もしてるし、どの選手もいいとこを勝手に見つけて勝手にすごい!って叫ぶつもりで見てるし、忙しいんですよね。勝手に忙しくしてるんだけどね(笑)。

でもこんな私の記事でも見つけてくださる方がいらっしゃるので、その方が読んだ時に、どの選手のこともみんなで一緒になって応援できる会場にいるような気持ちで読んでくれたら嬉しいな、と願いながら綴っております。1円にもならない、ホントに趣味のブログですけど。きっとブログで稼いでるような人から見ればお笑いなんでしょうけど、もうそんなことはいいんだ。私はお金のために文章が書けない人間だった。じゃあこれからどうやって生きて行こうかって話ですけど。

ではでは、今回も最後までお付き合いいただければ嬉しいです。

男子フリー

第1グループ

男子は全員地上波で嬉しい。挨拶もしっかり流れて嬉しい。


1:吉岡希
4回転トゥループからのコンビネーション決まったー!!!第一滑走者からこんな綺麗な4回転が出るなんてどんだけよ!!!
次の4回転はダブルに抜けましたが、高さのあるトリプルルッツなど見ごたえのあるジャンプが続く。ほかにもミスはありましたしステップなどもまだ磨けるポイントはある気がしましたが、男の子!!!って感じがする演技で静かなカッコよさがありました!


2:山本草
あら、衣装青じゃなかったっけ?緑のものに変わったのね。
うーん、ジャンプの調子がいまいちだったか。4回転サルコウいいジャンプに見えたけど開いて降りてきちゃった感じ。4回転トゥループ1本目は転倒、2回目は繰り返しにならないようにコンビネーションにしたのは意地か。トリプルアクセルのコンビネーションの美しさなどから考えると、ああもったいないなあこれだけ滑れるのになって思っちゃう。ステップの蹴りはやっぱかっこええ~。
やっぱ草太君は足元をつい見ちゃいますね。また生で見たいなあ。会場で見た方がより良さがわかる選手だと思いました。あら、大西コーチに代わったのね。


3:三浦佳生
最初の4回転はダブルに抜けましたが、そのあと2本決めた!!!素晴らしい4回転ジャンプ、惚れ惚れいたしました。4回転ジャンパーの中でもああこの人上手いなって思うレベルかもしんない。後半にも取り戻すために4回転入れてきた、手はついたけど。トリプルアクセルの失敗などもありましたがすごくワクワクする演技でした。
んで滑りに凄く勢いがありますね。こんな壁ギリギリまで滑ってる、ってショートでも思ったんだけど。んでその勢いをそのまま活かしてるようなジャンプだからあんなにカッコよく決まるんだろうなって思ってしまう。この個性いい、パーフェクトに滑れる日が来るのが楽しみ。


4:佐藤駿
冒頭はトリプルルッツ。4回転が抜けたんだろうけど、これはこれで綺麗だな。4回転トゥループ2本はとてもいいジャンプでした。さすが…!ルッツの2本目で転倒してしまってコンビネーションに繋げられず。スローで本田君が4回転をもう1回跳ぼうとしたのではないかと言ってる。意地でも取り戻そうとしたのかな。本田君の予想通りだったらかなりの精神力。
その他ジャンプに細かいミスもあり、いい演技とはいかなったのですが、さすがの暫定1位。


5:三宅星南
星南君の素敵な衣装が地上波で流れたああああ!!!それだけで今日はもう優勝でいいんじゃないか?←錯乱
うーん、しかしジャンプが絶不調だった…。4回転サルコウの転倒は仕方ないと思ったが、その後も転倒2回、アクセルのパンクなども…。取り戻そうとしてトリプルアクセルをもう1回跳ぼうとしてきたところなどは気概を感じました。ステップもレベル4。
幻想即興曲という美しく情熱的なピアノ曲ですけど、手拍子で応援できる曲じゃないので崩れた時に観客が力になれないのがつらいところ。けど優雅さなどは感じられたと思います。パーフェクト版が見たいいいい!!!

第2グループ

6:木科雄登
綺麗なトリプルアクセルのコンビネーションからスタート!細かいミスなどもありましたがまずまずの演技かと思っていたのに最後のジャンプで転倒してしまった…。うう、もったいないですね。
ラプソディー・イン・ブルーフィギュアスケートの定番な気もしますが、定番の良さを彼の個性で表現してたと思います。何度か繰り返して見て、じわじわと味わってみたいプログラム。衣装も茶色系統で、ちょっと変わってるけど可愛くて素敵です。


7:田中刑事
衣装ちょっと変更されてますね。より豪華さが加わった感じ。白いシャツに変更はないので余は満足です←男子の白いシャツ衣装が好きすぎる人類
冒頭のサルコウはトリプルに抜けたが綺麗なジャンプ。2本目は4回転のコンビネーションに!!アクセルのコンビネーションはダブルになってたので、あとでトリプルアクセルを2本入れてくるだろうと予想していてその通りではあったのですが、まさかの2本ともシングルに…。うーむ、これは得点的には痛い…。
しかし、ジャンプ以外の要素ではさすがベテラン。しっかり魅せてきました。ステップレベル4の上なかなかの加点。ラストのほのかな色気が漂うポーズをアップで!!!アップで見せないとカメラさん!!!!!!←虚しい主張


8:本田ルーカス剛史
アクセルの呪いが続いているのか、彼も冒頭がシングルに。その後もパンクなどありましたがだんだん盛り返してきた。決まるとジャンプが伸びあがるようで綺麗ですねえ。最後のジャンプをリカバリーにしてて素晴らしかった。
ステップもスパイアクションを彷彿とさせてとても良かったです。銃を撃つ振りはなんか照れが見えるような気もしましたが(笑)、若いのにちょっと渋みもある007でなかなか味わい深いですね。ジュニア選手ですしNHK杯は初めてでしょうが、とても落ち着いてました。おお、表彰台確定か!!


9:友野一希
アクセルの呪いがまだ続くのか!!!彼もパンク!!!でも2本目は綺麗に決まったから呪いもこれで終わりだろうか、終われ…。
4回転サルコウも綺麗に決まりましたね。トゥループの方はパンクしたし、ラストのコンビネーションもダブルジャンプ2本、しかもザヤックに引っかかったっぽい…?そうだよね、ダブルトゥループ3回目…。
などど、ジャンプはあまりよくはなかったんですが、それ以外の部分は見ごたえありましたねえ。全身で音を集めて、感じて、ピッタリと自分に沿わせて、それを会場中に解き放っているようで。ものすごくスピードもあったんですけど、それがどこか狂気的で、友野君こんな表現もできるのねって昨シーズンも感心したんですが、磨きをかけてきましたね。


10:鍵山優真
うおおおお、独壇場だあああ…!!!なんすかあのぐうの音も出ない4回転は。しかも3本。コロナって何?プレッシャーって何…?
ルッツのコンビネーションのセカンドのループがシングルに抜けたくらいですかね?でもそもそもセカンドにループ跳ぶのが難しいだろうからなあ。参考記録にしかならないみたいですし、今大会はみんなガンガン挑戦して来ればいいさ。
トリプルアクセルも呪いなんて知らないよ?って余裕でしたし、鮮烈な印象を視聴者にも残したんじゃないでしょうか。ジャンプ以外もしっかりこなしてましたし、得点はひとりでぶっちぎり。友野君と50点くらい差がついちゃってる。だってもうジャンプの加点が凄いし、フリーをほぼクリーンに滑れたの鍵山君くらいでしたしねえ。


鍵山君の優勝は大崩れしなければほぼ決まりのような気がしてましたが、その通りになりましたね。てかショートの順位と変わらなかったのか。簡単に順位入れ替わりそうだったのに、皆あまりいい演技じゃなかったってことでもあるかな。試合ほとんどなかったしねえ、しょうがないかもねえ。ちゃんと練習できなかった選手も多かろうしねえ。
本田君はフリー6位で三浦君はフリー2位だけど表彰台に乗れたのは本田君。ショートプログラム大事ですねやっぱり。でも強い選手は総じてフリーが強いという印象は変わらんなあ。

優勝者インタビューの様子見てるとまだまだ可愛らしいんですけどね鍵山君。んで鍵山君のお父さんの「チャレンジャーだから」って言葉いいですねえ。若さの特権を活かした挑戦的な演技、素晴らしいです。

大会はこれで2日目まで終了。ではでは、次回はエキシビションの記事でお会いしましょう。




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