うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

世界選手権2021雑感③

世界選手権の感想をのんびりと掲載しております。感想そのものはほぼ演技を見た直後に書き上げ、あとから採点表をチェックして細かいところを少し修正するだけで、ほぼ当日中に仕上がってはいたのですが、何せ長いので、少しずつ分けて掲載しております。

本日は女子ショートプログラムの感想の第3回。ではでは、早速続きをどうぞ。

女子ショートプログラム

第5グループ

このあたりから知っている選手ばかりになるので、皆さん基本カタカナ表記にしております。外国の方のお名前の読みって難しくて、直感で決めてはいるのですけど、いつもどうしようかな?って悩んだりしてます。


22:エカテリーナ・クラコワ
ルッツ綺麗に回ったと思ったんだけどな、着氷後に転倒。その後のジャンプも成功はしてたけどちょっと重そうなイメージはありました。
でも遊び心のある明るいプログラムで、ノリのいい曲とともに見ている人のテンションも上げてくれそう。エキシビションみたいな楽しさがあって、こういうご時世にはいいプログラムじゃないかなあ。笑顔もかわいかった。


23:カレン・チェン
今日のカレンは何かやってくれそうだと不思議な予感があったのですが、それを裏切らないすっばらしい演技でしたね…!ダブルアクセルの余裕ある着氷、美しいスパイラル…。暫定1位は疑いないだろうというパーフェクトに近い演技だったのではないでしょうか。
客席の応援も力になったかな。なんだかさっきからこの国別っぽさは何なの(笑)。観客いないから基本同じ国の関係者が応援してるんだろうし(笑)。
70点超えた!!本人もびっくりしてる。でもわかる、良かったもん今日ものすごく…!!


24:イー・クリスティ・レオン
あれ、棄権かな?どうしたのかな…。


25:マエ・ベレニス・メイテ
大きな声援を受けて滑り出し、アクセルは綺麗に跳べていい出だしだと思ったのですが、次のジャンプで大きく転倒してから明らかに様子がおかしくなってしまった。すぐ立ち上がったものの、立ち上がった状態からうまく動けない。片方の足が言うことを聞いていないみたいに見える。捻ってしまったんだろうか、大丈夫だろうか…。
明らかに滑れるようには見えず、彼女は棄権…。悔しかっただろうな、この日をずっと待っていただろうに…。いい演技が続いていただけに我々も悔しい。どうか大きく後に引きずることなく回復しますように…。


26:アレクサンドラ・フェイギン
こんな形で次の滑走者となった彼女にももしかしたら動揺があったかもしれないけど、競技にこういうことはつきものだろうから、慣れているだろうか、どうだろうか。
彼女はミスなくしっかり滑り切ったけど、技術点カウンターが動揺しとった…。ダブルアクセルを一瞬表示しただけであとは勝手に棄権してやがって、いやお前はちゃんと出場しろよってツッコんでました(笑)。
少し淡々とした悩ましげな表情の演技が不思議に印象に残ったなあ。


27:カイラニ・クレイン
彼女の演技の前に終わっちゃったんですけど、ライブ配信…。有料ならそのまま見られたのでしょうが私無料の方でしか視聴できない貧民なので、泣く泣く諦めました…。テレビ放送始まっちゃったらね、もう無理なの学習したの、とほほ…。配信と放送の境目になってしまった選手は諦めるしかないの…。
テレビは男子の公式練習流してて、まあいきなりカイラニさんから流してもテレビだけ見てる視聴者にはわけわからんとは思うけども、でも見たかったなあとちょっとだけごねてみる。とほほ。
しかもフリーに進めてないのか…。あああ…。今シーズンはお姿を見られずに終わるのね…。


てなわけでここで整氷だったはずなのですが、その時間を利用してテレビはカレンの演技を放送。素晴らしかったですからな。てことは彼女が暫定1位だな。
てなわけで、ここからはテレビ放送を視聴しての感想です。

第6グループ

6分間練習もCMに阻まれてあんまり流れないけど、これが地上波生放送、てか生放送してくれるだけましだぞ、昔を思い出せ、と自分に言い聞かせながら視聴。てかいろいろ画面構成も変えてきた?今シーズン。よりスポーツっぽくなった感。そもそもスポーツだしな。


28:エリザベータ・トゥクタミシェワ
演技前に流れた紹介映像にたいへんけしからん写真が混ざっていて大丈夫かと思いましたが(笑)、滑り出しもあの写真見ちゃった人さらに煽られない?みたいな表情で大丈夫かと思いましたが(笑)、そんなことだけで話題になる選手ではないのですよ!!だからこそ長年トップなんですよ!!!
トリプルアクセル決まったあああ!!!しかも加点が2点近い。ルッツのコンビネーションもばっちり。彼女のルッツは絶品中の絶品ですよね。
ステップが少し甘いかなと思ったらやはりレベル3でしたが、その程度で、ほぼパーフェクトな演技だったと思います。採点表が美しいったらない。
80点近い得点が出て、当然暫定1位。久しぶりにあの可愛い笑顔が見られて私も嬉しい。マスクに隠れてても目が嬉しそうなのわかるのよ。


29:アレクシア・パガニーニ
ループはダブルになっちゃったのか、それはあまりに痛いな…。ステップにはステファンの指導が入ったことがありありとわかる感じ。
てか聞いてたような聞いてなかったような、どうだったか忘れちゃったけど、ステファンがコーチになったのね。そりゃスイスにあれだけの選手がいれば指導も受けたくなるかもねえ。おかげでリンクサイドの誰かさんが抜かれて忙しいったらないですよ!!!受け持つ選手が増えていくと我々ファンは嬉しいけどより忙しく(笑)!!
あのパンクが響いてギリギリフリーに進めなかった様子。それなりに実力者だったと思うので無念ですね…。


30:エカテリーナ・リャボワ
おお、私この演技好きですわ。どこか力強さも感じるマンボのメロディをしっかり捉えてしっかり滑ってる。楽しい空気もありつつそれだけに終わらない、子供っぽさのない芯のある演技。大きなミスもなかったと思うし、また見たいプログラムでした。
やはりなかなかの順位につけてますね。これならフリーでも演技見られそうで楽しみ。採点表にマイナスが無いわ。


31:キム・イェリム
愛の夢。衣装がとても綺麗です、非常に美しいグリーン。彼女はいつも素敵な衣装着てるなあ。
演技も素晴らしかったですね、ミスがほぼ見られなかった。滑りに勢いがあるのでコンビネーションジャンプも綺麗に流れて迫力でしたね。おおお、加点も2点ついてる。
愛の夢にしてはせわしない印象もあるのですけど、要素を詰めまくるとこうなっちゃうのかもなあ。
けどこれは高得点が出るはず。おおお、70点超えた。本人もめっちゃ驚いてる、そして嬉しそう。


32:ニコル・ショット
フリップ良かったんですけどコンビネーションジャンプにミスが…。スピンもひとつ乱れてしまったか。致命的なミスではないかもしれないですけど、高得点連発の大会なのでどう出るか…。
けど、些細な音もこぼさず拾って表現していくその様子は非常に見ごたえがあって、こういう演技が見られないとフィギュアスケートじゃないよなって今回も思わせてくれました。ひそかに見るの楽しみな選手なんですよ。表現面がやっぱ素敵なんですもん。


33:エヴァ=ロッタ・キーブス
イーグルから跳ぶアクセル、カッコいい入りなんだけど着氷がああ…。ほかにもジャンプにミスが出ていましたが、致命的なミスではないのかな。それ以外の要素は問題なくこなしてたと思いますし、独特な振付がどこか浮ついてない雰囲気で、重厚な世界観みたいなものを見る者の心に残していってくれる演技だった気がします。


残すは1グループのみ。ですがいい加減長いので、ラスト1グループは次回の記事に回します。また次回も読んでいただければとても嬉しいです。この熱い戦いを勝者として折り返すのは誰だ…?!←これ書いてる今、ホントに最終グループの6分間練習中でわかってません!!!無駄なライブ感(笑)!!!



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