うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

世界選手権2021雑感④

世界選手権の感想をのんびりと掲載しております。女子ショートプログラムの感想はいよいよクライマックス、最終グループを残すのみ。掲載する頃には今更ですけども、熱い戦いを思い出しながら読んでいただければ幸いです。

女子ショートプログラム

第7グループ

さすがに挨拶からきっちり流してくれますな。こうして見るとおっそろしいメンツ。結局ロシアと日本とアメリカなんだよな女子の世界。テネル姐さん強いからなみんな!!!てか誰が勝つのこれ、わかんねえええええ!!!!全員つええええええ!!!!!


34:アレクサンドラ・トゥルソワ
アクセルはトリプルじゃないとしてもまあわかるのですが、コンビネーションが入らなかったのはまさかのミスだなあ…。子供っぽさから脱却していく過程という感じで、そういう雰囲気は悪くないと思ったのですけども。
フリーのジャンプ構成を考えたらまだまだ追い上げは可能でしょうが、世間的にはちょっと予想外の展開ですかね?
リンクサイドのプルシェンコ。スーツなんだけど、シャツの柄なんか可愛くない?


35:アンナ・シェルバコワ
うわああああああああ…。エテリつえええええええ…。日本語忘れるわこんなん!
要素がぎっしり入っているにも関わらずせわしなさがそこまでなくて、ゆったりとした曲調を表現できてるところもすごいのに、ジャンプにミスどころか、ルッツとループの絶品のコンビネーションを入れてくるわ、真っ直ぐ足が上がったなかなかそこまでのポジションの取れないスピンは入れてくるわ、さすがの演技過ぎました…。
高得点は疑いないですが、はぎゃああああ80点超え!!!!!!はぎゃあああああ!!!!←日本語思い出せ←無理
これでもステップレベル3なんだって。まだ伸ばせるってことか…。はぎゃあああ…←崩壊


36:坂本花織
シェルバコワのあの演技の後という、ある意味非常に運のない滑走順だったので心配しましたけど、そしていつもより緊張も見られた気もしましたけど、それでも及第点以上の演技だったと思います。あのスピードや迫力、絶品のダブルアクセル、彼女の魅力は見せられたんじゃないのかな。コンビネーションよくこらえましたよね、全体的なジャンプの質がいいだけに、ミスがミスに見えずに演技の一部にできたかもしれませんね。
しかし得点は70点を超えた程度か。十分高得点ではあるのですが、かなりの高得点が出まくってるからなこの大会…。ルッツのエッジが以前から課題ですよねえ彼女、それがここで響いてきちゃったか…。


37:宮原知子
ルッツで転倒。ダブルアクセルもラストのジャンプも慎重に見えたので、調子が上がってなかったんでしょうか…。リカバリーに挑んだもののセカンドジャンプはシングルをどうにかつけるにとどまる。それでもコンビネーションにならないよりは良かったはず…。
全体的なプログラムの空気は彼女独特の美しさがありましたし、スピンやステップはさすがのレベル4でさらに高い加点も得ていますが、ちょっと彼女とは思えない得点が出てしまった。ミスの少なさで上位に立ってきた選手だけに、ミスが出るとこうなってしまうのか…。


38:ブレイディ・テネル
テネル姐さん、今シーズンも個性派振付。やはりリショーなんですね。癖になるプログラム、いいよね。
コンビネーションジャンプのセカンドがダブル。得点的にここがどう出るかってとこかな。いつもより加点もついてない感じがあったし…。確かにキレッキレの時のテネル姐さんに比べると少しエネルギーが感じられない気はしたけど、悪くなかったと思うのですけどね。
おや、70点超えなかったか。見たままの得点になるのねえ、うん…。ルッツにqか…。


39:紀平梨花
最終滑走だよ、シェルバコワあんな得点叩き出してて最終滑走だよ。緊張しないわけがないと思うんですが、ものすごい度胸。レビューついてて加点がどうなるか分からんけども、トリプルアクセルも降りた上にノーミスだよ。しかも、ステップ・スピンは当然のようにレベル4の上にあの大胆な側転…。ものすげえ子だわ…。
しかし、レビューはやはり回転不足、qか。ちょっとそんな風に見えたしなあ。しかもアクセルだけでなくコンビネーションのセカンドもその判定。回転足りてたら1位と2位は入れ替わってたかもしれないですね。入れ替われるだけの伸びしろがまだあるってところが恐ろしいなあ…。

凄い演技に驚きながらも、リンクサイドのコーチ二人の動きが気になってしまう。やっぱり抜かれまくってるじゃないですがステファン・ランビエール氏!!!事前情報から髪の長さがちょうどいいので今日はのけぞるほどの男前が映り込むのではないかと期待しておりましたが、マスクしててもあののけぞるほどの男前ってどういうこと?むしろマスクのおかげで髭が目立たなくていいのか?
あまりの男前ぶりにステファンの人気がまた上がってしまうのではないかと無意味な心配をしておりましたが、本当に無意味ですねそれ(笑)。その男前試合中毎日いいところで映り込むんで皆さんチェックですよ、と今更載せてもしようもないことを心の呟きとして書き残してみる(笑)。


長丁場の観戦でしたが、非常に白熱していたためあっという間に感じました。観客もいない、いつもより報道からの情報量も少ない世界選手権。それでも、生で見られるというだけでこんなに面白いのかと改めて感じる。
スポーツに大切なこと、それはその場にいてもいなくても、結果がわからない状態でその結果に向かって会場と一体化した気持ちになって見つめること、そのリアルな時間を感じ取ることなのかもしれないですね。

感想もほぼ競技中に書き上げてしまったので、通常より早めに掲載に入るかもしれないです。いつも「なに今頃載せてるんだよ」って時期になっちゃってるので、たまには…。あまり試合がなかったので記事もあまり書けなくて、いざという時のためのストック記事がなかなか作れず、このブログどうなるのかなってドキドキしながらなんとか続けてます。

ではでは、次回は男子ショートプログラムの感想でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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