うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

国別対抗戦2009雑感②

無料放送ありがとうスペシャル。前回のショートプログラムに続き、フリーも放送されたので大喜びで感想を綴って参ります。男子だけですけどね。でも男子だけでも見られて嬉しいよね。

ではでは、感想の続きをどうぞ。

男子フリー

第1グループ

1︰コンスタンティンメンショフ
なんと説明したらいいのかわからない衣装。アニマル風味のT.M.Revolution?←もっと意味不明
4回転をコンビネーションと単独で2本。これでも当時は凄かったよねえ。特に2本目綺麗でしたね。
それでお疲れになったか、その後のジャンプは乱れが多く、それ程得点は伸びなさそうですが。どうしても衣装が!気になるよ!

キスクラに川口さんがいる。ロシア代表だった頃ですな。


2︰チャオ・ヤン
伸び上がるようで美しいジャンプを跳びますね。着氷も綺麗で、しかもミスのない演技でとても良かったです。
後半は羽生結弦選手の演技ですっかりお馴染みになったであろうオトナルのメロディでしたが、なかなかこれが魅せてくれる。清廉な雰囲気があり、ラストの振付もロマンを感じる。もう演技を見る機会はこれきりでしょうが、いいもの見せてくれてありがとう。


3︰小塚崇彦
ジャンプあれだけミスるとこの順位か。懐かしのロミオとジュリエット。シンプル過ぎる衣装が懐かし過ぎる。恋するロミオの気持ちにはまず衣装からどうですかって突っ込みたくなるけど、小塚君はこれだからいいんですよね(笑)
ショートよりずっとスケートが伸びやかだった気がする。パンクなどミスもあったけどもショートよりずっと良かったんじゃないかな、ジャンプも頑張って決めてましたね。
何よりイーグル!イーグル最高。そりゃ拍手も起こりますし。

アメリカを見て学んだのか、おかめとひょっとこのお面がキスクラに…(笑)。そうだ、その意気だ!!!←12年前の映像に向かって超無意味な念を飛ばす


4︰パトリック・チャン
またスケオタ眼福タイム。スケオタが好きなのは足元だぞ。
アクセルは今日も絶不調でしたが、滑りはショートよりずっと本領発揮だった気がする。ひと蹴りでよくあれだけ進む…。この頃はパトリックの価値あまりわかってなかったけど、今見るとホント歴然。でも調子いい時はこんなもんじゃなかったよね。
アクセルあんまり得意じゃなかったっけなとか、ホントいろいろ懐かしい…。


5︰ジャーリャン・ウー
この選手にも覚えがないんですよね私。わたくしめが絶賛地上波しか見られなかった頃かしら…。
トリプルアクセル非常に良かったですね、着氷も高さも綺麗。ノーミスで行けるかと思ったのに最後のジャンプで転倒。スピードがなくなってて疲れてきたのかと佐野先生。
光沢のあるグリーンのパンツもいいですな。トリプルアクセル綺麗に跳んでも暫定3位なのね。


6︰フローラン・アモディオ
キスクラうるさい(笑)。それでこそフランス(笑)。
4回転サルコウ入れてきた、やっぱ4回転これから行くって見てたらわかるよね、転倒しちゃったけど。
ほかにもジャンプの転倒が多く演技としてはまとまらなかったですが、勢いで押し切った感じ。アモディオの魅力は伝わったんじゃないかな。
パンツにもキラキラした飾りついてて凝ってていい。横顔がまだ若いですね、こうして見ると。少年に近い。

第2グループ

7︰ボーン・チピア
衣装のコンセプトが謎過ぎる…。横に2本入ったラインが拘束具みたいですし、その模様は…?
トリプルアクセルがめっちゃ豪快、爆弾炸裂するみたい。なのにめちゃくちゃパンクするジャンプもあって、安定感がなかったなあ。でも本人楽しそうに滑ってて良かったです。キスクラの面々もめっちゃ楽しそう、微笑ましい(笑)


8︰ジェレミー・アボット
アボットのこの衣装よく覚えてるんだけど、ああそうか、ファイナル制したシーズンだからかな。
4回転スパーンと決めて、このまま波に乗るかと思いきや、アクセル絶不調。パンクに転倒。4回転が当たり前じゃなかった時代にトリプルアクセルが入らないのは痛いですよね。それでもそこそこ点が出てるのはさすがと言うべきか。
彼に足りなかったものは安定感だったっけ、といろいろ思い出す演技でしたかね。


9︰セルゲイ・ヴォロノフ
この会場では4回転よりトリプルアクセルが難しくなったらしい…。4回転、彼もしっかり。
転倒が一度あって、着氷乱れもありましたが、それなりの演技だったんじゃないかな。お客もめっちゃ沸いてる。何か客の心を掴むものがあったのかしら。ラストのポーズとかとってもドヤってて良かったですしね(笑)。


10︰織田信成
織田君これ、綺麗な衣装ですね。袖のブルーのグラデーションが綺麗。
トリプルアクセル2本とも素晴らしいジャンプ。特にコンビネーション。加点ボタン押しまくりたい。
4回転は転倒でしたが、国別なんだし、ここで挑戦は悪くない選択ですよね。アナウンサーも頑張れ日本!とか言っちゃってて、視聴者が思うほどお遊び大会ではないのかもですが。
なかなかの演技で暫定1位。気合感じましたし。キスクラのモロゾフも嬉しそう。モロゾフがコーチだった頃か。


11︰エヴァン・ライサチェック
ラプソディー・イン・ブルー。蝶ネクタイ衣装懐かしい。
素晴らしいノーミス演技。4回転を入れていないのでノーミスでしっかりまとめあげないと高得点にならないところを、完璧に滑ったのは素晴らしいです。彼は結局これを貫いてオリンピックチャンピオンになったんだもんな。
4回転論争はいろいろ思い出すけど、やっぱりこれだけのノーミス演技なのだから価値はありますよ。
キスクラ…(笑)この年はアメリカ優勝かな…キスクラ部門ね(笑)。小道具あれだけ用意してたしね(笑)。


12︰ブライアン・ジュベール
4回転サイボーグとかいう通り名をお付けになったのはテレ朝でしたっけ…。今日も綺麗な4回転。サルコウは抜けちゃいましたが。ループとかフリップとか誰が4回回るんだってこの頃思ってましたわ。
2本目のトリプルアクセルはすごく良かったですね。ジャンプの乱れもありましたけど、意外に男子では珍しい重厚感が彼の持ち味。久しぶりに味わったなあ。なのに笑うとホントに「破顔」って言葉がピッタリでねえ。
トリノオリンピックくらいの海外男子選手の波をもろに食らってきた人なので、ジュベールとかライサチェックとか今も熱を入れて見ちゃうね。


そしてジュベールの演技で唐突に放送が終わる。だいたい3時間に男子のショートもフリーも詰め込むとそうなるのか。この頃男子4分30秒だったし、演技開始までも1分あったっけ。

開始も終了も唐突でしたが、演技は堪能できたので満足でございます。昔の試合は見られずじまいだったものも多いので、演技単体として流してもらえるのもありがたいですが、こうして試合の流れの中で見られるのがやはりいちばん楽しいですね。無料放送本当にありがとうございました。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。




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