うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

スケートカナダ2021雑感①

ようやくスケートの記事が書けます(涙)。なかなか配信で試合を見てる心の余裕が無かったので、テレビで放送を見られるのが本当に嬉しいです。

今年はBSでの放送も無さそうな空気なので、とりあえず地上波だけで感想を書きますね。よって個別に感想を書けない選手が出てきてしまいますが、お許しいただければ幸いです。もし今後地上波で流れなかった選手の演技を見る機会があれば、改めて追記していきますね。

ではでは、早速感想を。今年もなんだかんだでトゥーランドットが聞けて嬉しいですよ!!

女子ショートプログラム

第1グループ

1︰三原舞依
『夢やぶれて』。彼女にピッタリの選曲かも…!
トリプルフリップの着氷後がとてもエモーショナルで印象に残る。決してダンサブルな曲ではないので、動きはせわしなくはないのですが、静かな躍動感が素晴らしい。腕や足の力に想いの力も感じました。

昨シーズンは明らかに筋肉などが落ちてしまったのが体格からもわかりましたが、今シーズンはそのあたりも完全に戻してきた感じですね。紀平さんの欠場による急なエントリーなのに、よく実力を発揮できていたなと思います。
帯同しているのは川原星君かな?

インタビューもありましたが、舞依ちゃんの涙の理由はすごくわかる気がした。その観客からの言葉は嬉しいでしょうね…。
てか、観客の声援しっかり聞こえたな。声を出すなとか注意出てないんだろうな、きっと。日本の試合じゃまだ「声出しアウト」のお達しが出そうですけど。


2︰アリソン・シューマッハ
放送なし。しょうがないかな…。


3︰河辺愛菜
トリプルアクセルでの転倒、本当に転倒!という感じであわわ。判定もダブルに。
その直後のルッツも転倒。得点源のジャンプが成功せず、コンビネーションもギリギリな感じだったので加点が渋い。でもコンビネーションだけでも跳べて良かったですよね。

『四季』を使う選手が今シーズン多い印象ですが、冬の嵐みたいなプログラムだなという印象。解説によると雪の女王をイメージしているそうな。だから力強い印象なのですかね?今後どう変化していくのか楽しみな感じですね。
ラストの振付は、どうしてもヤグディンの『Winter』を思い出してしまった人、きっと読まれてる方の中にもいらっしゃるはず!


4︰エミリー・バウスバック
放送なし。まあそうでしょうね…。


5︰マデリン・シザース
放送なし。だって1時間半番組だったしねえ…。


6︰樋口新葉
エルトン・ジョンの『Your Song』ですが、女性ボーカルで柔らかさが出ていますね。

ジャンプ全部素晴らしい!滑りにとてもスピード感があり、それがジャンプにキレを生み出している感じです。実際はアテンションなどついているのですが素人にはわかんなーい。
これまでに見てきた樋口さんの中でも特に充実ぶりを感じる演技でした。今シーズンの彼女が楽しみになるような。

衣装の色も綺麗ですね、虹まではいかないけど、何色かが滲んでいるようなとても綺麗な色合い。

第2グループ

7︰イ・ヘイン
放送なし。ほとんど煽りもなしに進んでいるので致し方なし。


8︰カミラ・ワリエワ
待って…。何これ、咀嚼し切れない一回じゃ…。
トリプルアクセルショートプログラムから成功させるだけでも至難の業なのに、

タノ…?

単独のフリップ、ルッツとトゥループのコンビネーションまで完璧。スピンはほかの選手には不可能なレベルの柔軟性と独特なポジション。

決してふんわりしてはいないけど、力強くもない。雑でもない。
なんというか、仏像が滑ってるみたいなんですよ、彼女って。仏像って完璧なフォルムで美しいじゃないですか。あれがそのまま動き出してきたような…。

ジュニアの頃からちょっと思ってたけど、ロシアから「究極体」が出撃してきたという印象。毎年毎年「何だこの選手は」と驚愕してたのに、もうこれ以上驚愕しようがないんじゃないかってレベルに達し始めたような…。
今シニアのグランプリシリーズ出てるってことはオリンピック出られるんだよ…ね…?オリンピックどうなるんすかこれ…。女子…あわわわわ…。

全部の要素にすべてのジャッジが1点以上加点出してる。とんでもないどころの騒ぎじゃないわ…。えええ…。あわわわわ…。


9︰アリサ・リウ
放送なし。もうちょい放送時間があれば彼女は流してくれたんじゃないかな。


10︰アリョーナ・コストルナヤ
トリプルアクセルの高さ!相変わらず気持ちがいいくらい。コンビネーションのセカンドがちょっと怪しく見えたけど加点を考えると大丈夫そう?
アクセルの回転不足とステップはレベル2。などとミスも見られたのですが、本来ならこれで十分過ぎる演技。ワリエワの得点が超得点過ぎて、なんかもうロシアの選手だけでオリンピック始めそうな勢いだよ…。

相変わらずお美しいですね。3週間前の試合とはプログラムを変えてきたらしいが、それでこの出来ってやべえええ!
コーチはエテリに戻ったのね。彼女も若いながら人生色々。
このスマホ、エテリって入れたら予測変換に「エテリ・トゥトベリーゼ」ってフルネームで出てくる(笑)。エテリさんすげえ(笑)。


11︰カレン・チェン
放送なし。フリーでは映るといいね。


12︰エリザベータ・トゥクタミシェワ
トリプルアクセル素晴らしい…!年を追うごとに安定してきているような。
コンビネーションのセカンドは彼女もちょっと怪しく見えたのですが、ルッツのキレ具合がやはりさすがの一言。加点もしっかり。本当にジャンプの上手い選手ですね、素人が見てても「明瞭」なんですよ。

そして全体的な空気感。ただでさえ若いのに、さらなる若返りが激しい女子の世界で、年齢を重ねた選手にしか出せない空気。余韻を残す終盤も、ボルドーの衣装も彼女の世界を引き立てる。

高得点も納得ですね。スピンもステップもすべてレベル4。オリンピックのひとつ前のシーズンが絶好調という印象の強い選手ですが、今年は悲願のオリンピックで彼女の姿を見たいなあ。


てなところで女子終了。スモールメダルはロシアで独占。そりゃそうだ、全員トリプルアクセル成功してるんですもの。トリプルアクセルの成功率の高い選手がカナダに固まっちゃってる感じですね。怪我で欠場がなければここに紀平さんまでいたんだぞ?もったいないような、超絶面白いような…。

ではでは、次は男子ショートプログラムの感想でお会いしましょう。とりあえず放送された順に書いていきますね。


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