イタリア大会の見逃し配信を見ながら感想を綴っております。無料の配信ありがとうございます…。
ではでは、配信のあった選手のみですが感想をどうぞ。
女子フリー
第1グループ
1︰ルクレツィア・ベッカリ
2︰ララ・ナキ・グットマン
3︰ニコル・ショット
4︰ソフィア・サモドロワ
5︰イー・ジュウ
6︰キム・イェリム
まるっと放送無しですね。時間的にも致し方なし…。
第2グループ
7︰イム・ウンス
放送なし。
8︰三原舞依
冒頭からとても良い表情ですね。スピードのある滑りから繰り出されるジャンプは素晴らしい質。3連続ジャンプも躊躇いなくスムーズ。
ピアノの光がこぼれるような音を拾ったスピンもとても素敵。優しいだけでなく、自然の厳しさも受け入れながら人間の世界にそっと寄り添う妖精のようです。この妖精は絶対イタズラとかしないと思う…。
いやー、素晴らしかった。素晴らしいノーミス演技。採点表見ても何ひとつ傷がない。これはイタリアの観客も湧きますって。私も会場で見たいわー!キスクラでのガッツポーズも嬉しい!
9︰宮原知子
イタリアでトスカを滑れるっていうのもいいですねえ。しかもショートプログラムに続いて見た目上は今回もノーミス。
同じ日本の選手で、どちらも品のある滑りをするタイプの選手だと思うのですが、まったく違う演技で、イタリアの観客の目も楽しませたんじゃないかな。スタオベしてくれてる人もいましたもんね。どこか控えめさのあるトスカというのもいい…。
織田君が回転不足を指摘していたけれど、採点表を見るとやっぱりいくつも回転不足判定。今回はあんまり気付かなかったな…。けどステップの加点は今回も素晴らしく、三原さんに次いで暫定2位。ふたりとも素晴らしいですね!
10︰アンナ・シェルバコワ
4回転フリップ…!ぐあああ、加点もめっちゃついてる。真っ直ぐ上がってて綺麗でしたしね。タノ入りトリプルフリップなんてもう朝飯前なんでしょうか…。
素晴らしい前半。スパイラルも美しく、高難度ジャンプを入れながらも演技が「ガサガサ」せず滑らかです。ショートプログラムでは入らなかったセカンドループも着氷しましたし、オイラー挟んだ3連続も。最後のルッツは音にも合っててめっちゃ気持ち掴まれてしまう。ラストのスピンも美しい…!
ショートはそこまで高難度ジャンプ入れてないし、まあそんな日もあるでしょうという演技でしたけども、あれでもしっかり70点オーバーだったことを人類は忘れてはいけないのですよ…。
これはほぼ優勝確定だな。フリー驚異の160点オーバー。4回転入れてあれだけの質ですからね。文句のつけようがないです…。
11︰マイア・フロミフ
4回転が乱れ飛ぶロシアの女子…。4回転トゥループ2本。しかも美しく決めた、特に2本目の単独。これは得点的に大きいですね、女子としては脅威。うわー、2本目は加点も3点近い。
ループは4回転決まってちょっと安心した?という感じでしたが、その後のジャンプはこれまたいい出来…。
迫りくるロシア女子の迫力、みたいなプログラムだった…。ねえ、4回転をなんでタノで跳べるんすか…。男子でもやらんのに…。
総合力でシェルバコワに軍配が上がったかな。暫定2位。表現面ではまだ感情など薄いような感じがしましたしね。ステップもレベル2。
12︰ルナ・ヘンドリクス
素晴らしい!これまた素晴らしい!!余裕のあるジャンプの着氷に、非常に見応えのあるステップ。ステップは今シーズン見た女子の演技の中では彼女が優勝ですわ…。個人的にですが。
ダブルアクセルもただ跳んでるだけじゃなく工夫が凝らされてるし、タノも入れ過ぎてないからここぞという時に映える。
ただ得点を稼ぐスケートじゃなくて、表現として鑑賞にたえる演技なのが本当に素晴らしかったです。おまけにパーフェクトにノーミス。いいもの見られた、見逃し配信本当にありがとうございました!
シェルバコワの逆転優勝。結果は知ってたとは言え、やっぱり見ると納得以外の言葉が無いですな。ヘンドリクスの3位も納得ですね。
イタリア大会の記事も次回で最終回です。見られないものと思ってたから、見られて嬉しいです。次回は男子フリーの感想でお会いしましょう。
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