ヨーロッパ選手権をアーカイブで見ての感想です。
ひとまずは公式You Tubeで個別に演技の動画が作られている各カテゴリー上位8選手の演技の感想だけとなりますが、よろしければお付き合いいただければ幸いです。
上位の選手だけとなりましたが、オリンピック前に見ておくことができて良かったなと思いながらこれを書いております。ではでは、以下感想をどうぞ！
女子フリー
第2グループ
8︰ニーナ・ペトロキナ
自国開催に力を貰った演技ですね、素晴らしい…！心が洗われるよう。観客の声援もプログラムと一体化しているようで、リンクの神様がジャンプを持ち上げて跳ばせてくれているような、本当に素晴らしい演技でした。見られて良かったです…！
第3グループ
18︰エカテリーナ・リャボワ
彼女も素晴らしい演技…！ほとんどミスがなかったためか、滑り終えて本人も涙をこらえている。良かったね…！
ダブルアクセルからトリプルトゥループのコンビネーション余裕があったなあ。3連続もしっかりで、ラストのルッツまで芯の通った演技だったと思います。
第4グループ
19︰アナスタシア・グバノワ
序盤のジャンプで転倒。そこからは立て直してしっかり滑ってるように見える。後半のコンビネーションジャンプはセカンドが抜けたけど、その後3連続ジャンプを決めるなど、それほど悪くは見えなかったんですけどね。でも本人は滑り終えてがっかりしたような顔…。キスクラでもマスクでわかんないけど冴えない表情？うう、また頑張れ…！
20︰エカテリーナ・クラコワ
女子は素晴らしい演技が続いたのですね。女子のフリーだけはライブで見たかったのですけど、津波警報で眠れなくなっちゃって、試合の時間には逆に寝ちゃったんです(泣)
チャップリンメドレーかな。衣装が少女っぽい感じで可愛いんですけど、オイラー挟んだルッツとフリップのコンビネーションからスタートしたり、股割りみたいな振付入れてたり、かわいいイメージだけじゃない印象のプログラムでちょっと面白い。チャーミングさだけに寄ってないと言うか。
GOEにマイナスのない美しい採点表です！
21︰アンナ・シェルバコワ
ショートではまさかのスモールメダルも逃す状況でしたが、フリーでは凄まじい演技を見せてくれました。
4回転はフリップ1本でしたけど、普通は1本も入りませんからね。ダブルアクセルとトリプルジャンプはすべてノーミスで、セカンドループも今回はばっちり。スピンも非常に美しく、世界チャンピオンの意地を見るような演技でした。これはオリンピックの代表は固まったな、と思わせるような。
22︰アレクサンドラ・トゥルソワ
驚異の4回転4本の構成。女子の構成じゃないですし…。しかも全部タノで跳んでしまうという。もはや何がどうなっているのか。
フリップとサルコウは凄まじかった、フリップの加点に目をひん剥きました。でも納得、彼女のジャンプの中でもすごい出来だったと思うので。
けど残り2本は転倒してしまったし、ミスの影響か後半は演技全体にパワーが無くなってたように思いました。シェルバコワに逆転されてしまった。オリンピックまでには調整してくるかな。
23︰ルナ・ヘンドリクス
うーん、転倒が2本。冒頭の転倒以降は盛り返してきたと思いましたが、後半乱れたか。あのロシア勢に割って入り、ロシア勢の調子次第ではよもや表彰台か、というところまで来ましたからねえ、緊張もありましたかね。
しかしジャンプ以外は巧みさの伝わる密度の高い演技だったかなと思います。コーチはお兄さんのヨリクなんですね。
24︰カミラ・ワリエワ
4回転をあんな軽々と、しかも3本も跳んじゃうんですよ奥さん…。でも3本目は珍しくミス。トリプルアクセルの転倒がもっと大きなミスですかね、彼女でもこういうことはあるか。それでもどうやって人類が勝てばいいのかよくわかりません。基礎点が違い過ぎますし。スピンも相変わらず絶品でしたしね。
1回転倒したくらいじゃ勝てないというのはよくわかったけど、ノーミスのトゥルソワならいけるのかな、どうだろね。シェルバコワもあわやフリーだけなら逆転かという得点でしたし。
以上でございます。凄い戦いでした。この時はまだロシアの代表決まってなかったけど、実際に選出された3人で妥当だろうなというのはよくわかりましたね。
上位選手だけの感想とはなりましたが、ここで記事も一区切り、最終回とさせていただきます。オリンピック始まっちゃうので。アーカイブありがとうございました、楽しく見られました！
ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。
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