うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

北京オリンピック雑感㉕

連日ワイドショーを賑わせることになってしまった女子シングル…。団体戦のメダルは授与されないとか、心臓病の薬がうっかり口に入った的な話とか、次から次へと何かが出てくる…。

コストナーは彼氏かばっただけだけど結構な期間出場停止だったよなって思い出したのですが、かばっただけでもそれだけ厳しいのに、いくら試合直前で判断が難しかったり未成年だったりと様々に理由があったにしろ、出場可能になるもんなんだとさすがに驚いてしまった。
しかし、確かに出場させないという判断がじゃあ正しいのかどうかも現時点ではわからない。団体戦に出場してしまっているのだから、個人戦に急に出場しなければ事実が伏せられていてもいずれ発覚しそうだし、そもそも団体戦のメダルセレモニーが行われない理由から発覚しそうだし…。

とにもかくにも、ワリエワは出場はしているけどノーカウントということらしく、フリーには異例の25人が出場したため、第1グループが7人。
初めて見たよ、7人なんて。グループ分けどうするんだろうって思ってたけど。5人ずつ5グループとかさ。

いろいろ複雑ではありますが、粛々と感想を綴っていきますね。よろしかったら最後までお付き合いください。

女子フリー①

第1グループ

1︰イェニー・サーリネン
テレ朝で放送されなかったんですけど…。スピードスケートで高木選手が金メダルを獲得したので、放送予定がずれ込んだのだろうか…。地上波見てたのは作戦ミスだったようだ(泣)


2︰エカテリーナ・クラコワ
素晴らしい演技でしたね、レビューも全然ついてない。リショー振付のチャップリンメドレー、滑り終えた本人も顔を覆って嬉しそう…!
サーリネンさん見逃したショックで集中して見られてなくてすみません(泣)。冒頭のフリップにアテンション以外はノーミスですかね、素晴らしい。


3︰アレクサンドラ・フェイギン
火の鳥。腕がとても長く見える。衣装の色やデザインによる錯覚でしょうか。火の鳥の翼みたいで印象的ですね。
ループで転倒。それ以外のジャンプはしっかり降りてはいましたが、ほとんどレビューがついていて、回転不足がどうか…。うっ、ほとんどのジャンプが回転不足…。終盤はもう疲れも見えてたような。おお、シーズンベスト!


4︰リンゼイ・ファン・ズンデルト
リンジーさんなのかな。テロップもリンジーさん。
ジャンプ逆回転なんだって頭の中で呟いたとほぼ同時にアナウンサーもそう言い出してちょっと笑っちゃった。
スピンが軸が綺麗ですごく素敵。ステップも躍動感があり、ジャンプもミスがなく素晴らしかったです。自己ベスト更新きたー!


5︰エヴァ=ロッタ・キーブス
ゴールドの衣装なんですが、こんなにキンキラキン(死語)な衣装というのも珍しい気が。折り紙セットに入ってる金色の折り紙みたいな色。インパクトあるなあ。
ジャンプのパンクがありパーフェクトとはいきませんでしたが、雰囲気のあるプログラムでしたね。スピンもステップもレベル4なのか、素晴らしい。


6︰マデリン・シーザス
素晴らしいコンビネーションジャンプからスタート。ジャンプがシャープでクリア、すごくいいですね。スピンも含め軸が綺麗。
後半に入っていくにつれてジャンプにはかなり乱れが出てきてはしまったのですが、滑りそのものが美しく、無理がなくさらさらと流れ、とても良かったと思いました。あ、やはり実況がスケーティングの美しさも指摘してる。


7︰アレクシア・パガニーニ
シェヘラザード。女子の選曲としては定番ですが、一度はトップ選手に滑ってみてほしいかも。
ジャンプには多少乱れが。しかし曲を捉えたスピンなど見ごたえもありました。わりと唐突なフィニッシュ(笑)。
滑り終えた本人は、もっとやれたのに、という表情に見えますね。うーん、回転不足が多い。しかも滅多にない1グループに7人の7番目の滑走。滑りにくかったでしょうに、頑張りましたよね…。

第2グループ

8︰オルガ・ミクティナ
素敵な衣装ですね。深い青が綺麗。曲のイメージにもぴったり。
後半のサルコウで乱れてしまいましたが、悪くない演技に思えました。


9︰ヴィクトリア・サフォノワ
ジャンプが素晴らしい、とても余裕のある着氷。衣装もちょっとカッコイイ系に見えていいかも。
暫定2位。まだクラコワが1位。


10︰エカテリーナ・リャボワ
ノートルダム・ド・パリ。素晴らしいコンビネーションジャンプからスタート!
前半特に良かったです。ジャンプがしっかり氷を掴むようで安心感がありますね。


11︰河辺愛菜
そうか、コーチのおひとりは田村岳斗さんだっけ。
トリプルアクセルはステップアウトでしたが、アクセルはまだしもジャンプが相当乱れてしまった。転倒も続き本来の彼女のジャンプの迫力が出ていない。要素のほとんどがレビュー…。大舞台に気圧されてしまったでしょうか。得点も伸びない。
作曲したYOSHIKIも応援してたけど、ちょっとほろ苦い結果になってしまいましたね。「ミラクルの始まりはここから」という実況の言葉が優しい…。


12︰ニコル・ショット
ジャンプに乱れはあったものの、シーズン序盤に感じた演技の焦点の定まらなさみたいなものがほぼ感じられず、以前見たものと全然違うプログラムに感じるほどでした。
ステップが素晴らしすぎて見入ってしまった。スピンも派手さはないけど味がある。少女のスケーターには出せない味が演技に感じられていいですね。


13︰カレン・チェン
本来ならもっと上位に入れるはずの選手ですよね。転倒やパンクなど、どうしたんだろうというくらい噛み合わない。
巻き返してくるかもと思っていたのですが…。これがオリンピックなのか…。暫定5位。


とりあえずここまで。13人目で終わるってなんか変な感じですが。
女子の感想は次回で最終回です!



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