うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

四大陸選手権2022雑感⑦

四大陸の感想です。今更ですみません。

時間もないので、ISUとフジテレビの公式動画で個別に演技の動画が配信されている選手の感想のみ書いてます。フリーは個別動画が何故かなかったんですけど、男子の優勝者のジュンファンだけは全体動画の中から探し出して見てみました。

男子フリー

13︰三宅星南
4回転サルコウ、コンビネーションも含めて2本とも降りた!トリプルアクセルもしっかり降りていきますが、なんか序盤から全体的に動きが重い。ジャンプも降りてはいるものの、加点がたくさんつくようなクリーンなものとは言い難いかもしれません。ステップも得意な印象があるのに、今回はレベル2。
しかし正統派王子様衣装のイケメンは全世界のフィギュアスケートファンが待っていた正義だからいいんです…。氷に倒れ込むラストはイケメンじゃなければ説得力がないんです…。いい倒れ込みでした…。
躍進のシーズンだったと思うし、来シーズンも期待ですね!


14︰ブレンダン・ケリー
美しい4回転からスタート。実況も興奮してますね。しかし次のサルコウはトリプルに抜けたんでしょうか、速報がトリプルですが。採点表もトリプルか。
終盤になってアクセルを入れている攻めた構成ですが、ダブルに抜けたのかなこれは。最初からダブルだったら攻めてはいないけど、たぶん抜けたんだよなあ。
悪くはないけど、そこまでパリッとした演技でもなかったですかね。でも大きなミスなく頑張ったと思います。フリップがアテンションついてるくらい?
この曲なんだろう、イントロめっちゃカッコいいな。編曲カッコいいな…。ちょっと気になる。


15︰三浦佳生
プログラムの構成が上手いよなあ。序盤のテンポの速いパートでトリプルアクセルと4回転ジャンプを畳み掛けてくるのですが、彼のスピードに圧倒されているうちにあっという間に終わってしまうのです。呆気に取られたままスローパートに入り、衝撃から立ち直ったと思ったらまたトリプルアクセル、みたいな。いい意味でのショックが続くプログラムで、彼の印象を観客に植え付けるにはピッタリかもしれない。
後半の4回転トゥループを決めたのが大きかったですね、しかも非常に綺麗…!ステップでの表現も目を引くようになってきましたし、ラストのコンビネーションジャンプはもう歯を食いしばってるように見えましたが、よく頑張った演技だったと思います。滑り終えての観客の歓声がそれを物語ってますね。


16︰友野一希
4回転が冒頭から3本。サルコウのコンビネーションは減点される出来だったものの、単独のサルコウは非常にクリーン!ミスを取り戻すジャンプ!
しかしトゥループで転倒。優勝を狙っているでしょうからこれでちょっと厳しいか。
アクセルは2本ともしっかり降り、こちらも単独がとても綺麗でしたね。コンビネーションの方は回転不足判定。
スピンと同時に入る、ラ・ラ・ランドの明るいメロディ。自然に湧き上がる手拍子。スピードと笑顔のコレオに会場を巻き込んで、今日も多幸感溢れる友野君のラ・ラ・ランドでした。加点が高いのもよくわかるコレオ。ああ、トゥループの転倒がもったいない。


17︰チャ・ジュンファン
冒頭の4回転で転倒してしまいましたが、それ以外は素晴らしかったです。特に後半は目が離せませんでした。アクセルの助走はいつも以上に長い気がしましたが、ほかのジャンプは素晴らしいの一言ですし、コレオのイナバウアーの美しさと風格にはため息が出そうでした。滑りに品があるし、大人になってきて可愛らしさや美しさ以外の味も出てきたため、トゥーランドットのメロディが非常に似合いますね。男子スケーターの中でもこれだけ曲のイメージをしっかり引き出して滑ってる人なかなかいないかもしれない。
これは高得点も納得ですね。良かったです。インタビューもちょっと聞いたけど、声が意外と低いのよね。英語も聞き取りやすいな。

わりと僅差ですけどジュンファンが友野君をかわして優勝し、ジュンファンの後に日本男子4人が続く結果に。日本男子の層の厚さを思い知る結果となりましたね。


以上でございます。中途半端に5人だけですみません。スマホで演技見ながらスマホで感想を書くのは大変過ぎるというのっぴきならない理由でございます…。本当はフルで見たいですとも(泣)。
ではでは、次回はエキシビションの感想でお会いしましょう。次回で最終回です。



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