うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

うまい話には裏があると言った人はたいへん偉いと思う

今週のお題「サボりたいこと」


私は二十歳くらいまで歯の矯正のために病院に通っていたのですが、本格的に治療していたのは小学生の頃から中学生くらいまでで、特に装置をつけていたときは、月に1回病院で装置のメンテナンスをしてもらっていました。
あんまりちゃんと覚えてないですけど、1ヶ月も経つと装置がゆるんだり動いたりするのか、それをまた締め直すんですよ、月に一度。だから病院に行ったあとは装置に口の中をぎゅうぎゅう締め付けられて、痛くてごはんがあまり食べられなかったです。数日すると慣れていくんですけどね。

病院は平日にしかやってなかったので、通院のためにどうしても学校を休まなければなりません。でも1日丸々休むほどではないので、午前とか午後とかだけ休んで、親が迎えに来て病院に行く、という感じだったかと思います。
通院日は病院の指定した日の中から希望日を決めてたように思います、たぶんだけど。曜日と時間をこちらで指定するんじゃなかったのかな。
いつがいいか聞かれた私は、きっと即座に頭の中に時間割を呼び出したはず。そして嫌いな科目の授業がいつあるかを懸命に思い出そうとしたはず。そしてまんまと、嫌いな科目のある曜日と時間を選びだしたはずです。

私の苦手科目は、数学(算数)と体育と家庭科でした。でも数学は休むと授業に遅れてしまったらいけないと考えて避け、体育と家庭科にかぶるように選んだと思います。通院日を決められるのをいいことに、嫌いな科目を堂々とサボっていたわけですね(笑)。

正確なことはあまり覚えていませんが、家庭科にかぶってたのは記憶してます。
私は手先が不器用で、手芸や料理は大の苦手でした。手芸はそれでも、ちっちゃなぬいぐるみを作ったりするのはまあ楽しい方だったんですけど(というかそれは授業に関係ないのに勝手に作っていた気がする…←授業聞け)、スカート製作とかエプロン製作とかには興味がなく、エプロンがちっとも縫い終わらずに延々と居残っていたりもしました。私と一緒に帰ろうとしていた友達が、居残っている私を待つ間暇過ぎたのか、エプロンを入れる袋と三角巾を縫っていたことがあります(笑)。本当はそれも作らなきゃいけなかったのですよ。
料理は好き嫌いが多かったのと、お手伝いしようとすると母に「邪魔よ!」とか言われてたのがトラウマなのかも。あと正直何作ってもまずいです(泣)。楽しいはずもない(泣)。

受験にもそんなに関係ないし苦手だしちょうどいいやと思ってたのですけど、この合法的なサボタージュは時に思わぬ弊害を生んでおりました。
調理実習の説明のある日の授業を休んだ結果、調理実習に何の説明も聞かぬままぶっつけ本番で挑むというケースが発生してしまっていたのですよ。
調理実習って班ごとかなんかでやってたんじゃなかったか。だから担当が割り振られるんだけど、それも不在だから当然勝手に決まってるわけですよ。
料理が苦手で普段何もしないに近い中学生が、いきなり「とりあえず魚のムニエル作って」とか言われたらそりゃパニクるわーーーーい!!!

でもどうにかして作ったと思う。結構美味しくできたように思う。どうやったんだろう。何も記憶にありませんが、変なもの食べさせちゃいかんという使命感にでも突き動かされたんでしょうか。人のために料理したほうがたぶん美味しいもんな。

通院のためなので、正確にはサボりじゃないかもしれないですが、嫌いな授業にあえてかぶせてたんだからやっぱ合法的なサボりのような気がします(笑)。
あの頃の私、今も料理は上達してないし縫い物もまともにできてないよ。サボらないほうが良かったのか。でもサボってなくてもきっとできてなかった気がしてならない。じゃあ君の判断は正しかったということになるな。じゃあ、まあいっか♪←まあいっかじゃねえよ、とツッコんで強制終了



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