うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートふらふら語り特別編 〜SharePractice〜

いつの話してるんだって言われそうですが(汗)やっとこの話題を。
精神状態が色々やばいんで(自分の中でいつブレーカーが落ちて布団から出られなくなってもおかしくないなあって危機感が常にある、ここしばらく)ブログを書く元気がないです。
あと暑い。やっと朝晩涼しくなってきたけど昼間は暑くて、毎日「今日こそはこれをやる」と思ってたことが何もできずに夜になっててとほほ。体調があんまり良くないので、休み休み生きてるのですが休みすぎてる気がするのでもっと根を詰めて行きたい…。

話が逸れましたが、羽生結弦氏の公式You Tubeの話題を今更しようと思います。本当に今更過ぎてある意味すごい(笑)。


プロ転向会見での口ぶりから、配信の形で何か考えていそうだなとは思ったのですが、想像以上に早く実現して、さすがファンをジェットコースターに乗せてもう降ろさないことに定評のある羽生君だと思いました←お前しか言ってないよそれ

第一弾の動画、要するにはじめまして、これからよろしくくらいしか言ってないのに、あっという間にすごい再生数になってて笑った…。今は登録者数も70万近くになってますね。ちょっとした市の人口くらいあるよね、って70万あれば結構な規模の都市かな(笑)。
私はよくわかんなくて登録してませんけど。いや、Googleアカウントがあればいいってのはわかるんだけど、なんか抵抗あってさ。一度もしたことないのよチャンネル登録。羽生君なら更新されればほぼ100パーニュースになるだろうって高を括ってるのもあるんですけどね(笑)。


第二弾では、日常動画は撮りませんよってバサッと言ってて、色々期待してたファンを一刀両断にしててとても彼らしくて笑ってしまいました。特に織田くんの「コストコ行こう」は問答無用でドSに断られるんだろうなと思ってましたが、間接的にバッサリ斬られてて笑ってしまいました。というか、そこまでをセットで予想していた方が多かったんじゃないかな(笑)。

んでこの2つの動画は羽生君自身が編集してたのですかね?以前にスケート連盟のアカウントに、羽生君がいろんなプログラム繋げた大作動画をアップしてたじゃないですか。あれも本人編集っぽかったから。
なんかすごくこだわりそうだし、編集にこだわってる羽生君とか個人的にめちゃくちゃ見たいので羽生君だったらいいな(笑)


それでもって、その2つの動画からほぼ間を空けずに公開された『SharePractice』。「くっそ自由な公開練習」が早速来た!でも早速過ぎる!と皆様大いに喜び大いに慌てたのではないでしょうか。私もです(笑)。

当日は12時きっかりからかと思ってのんきにお風呂入ってたら30分前から配信スタートしてて号泣。でも禊してから見るようなものだったわ、とあとから自分の行動を正当化してしまうような内容でしたね。

アップの様子や羽生君の独り言も逐一流れる、だって生配信だもの。競技でも羽生君にはカメラが常に張り付いているような状態だっただろうけど、さすがに羽生君ひとりだけが流されるようなことはなかったから新鮮。靴紐結ぶの意外と早いな、子供の頃から結び慣れてるもんな、などと変な感心しながら見てました。


いよいよ氷上へ。最初はポップスを流してアップ。何スマホ?いじってるんだろうと思ったらあれで場内に流れてる曲を変更できるのね。『花になれ』が流れてじーんとする。『天と地と』はまだ北京を思い出してちょっと切なくなっちゃうな…。

そして『Hope & Legacy』。伝説のプログラムですからね、テンション上がる。世界的に名の知られた久石譲の曲で、世界的に名の知られた羽生結弦が最高の演技をしたという、日本の才能が生んだ至高の4分半だったと思いますよ。羽生君のためにこの曲はあったのかと思うくらいピッタリだったしなあ。
しかもジャンプがどんどん高難度になっていく。4回転ループ入れました…?久しぶりだねループさん、軽々過ぎないか。

そして『SEIMEI』。しかも通しで滑る気だろうか。流してる感じがない、ジャンプもきっちり入れてくるし表情が違う。
やはりそうだ。練習着の彼は練習として滑っているはずなのに、まるで競技のような緊張感。
ミスをすると悔しそうに声を上げ、曲を止めてしまう。まさかノーミスで滑り切るつもりなのか。
やはり2回目が始まる。緊張感が比べ物にならないくらい上がっていく。何が何でも滑りきろうと気負っているのか、1回目に比べたら演技が荒っぽい気がした。そしてまたミス。悔しそうだ。
びっくりするほどの数が詰めかけていた取材陣も固唾をのんで見守っているのだろう、緊張感が画面からも伝わる。

3回目。今度こそ成功してほしい。まるで競技の彼を見守ってきた長い年月のように、祈りの姿勢で見つめた。
これは四大陸で滑った4分のバージョンではない、ルール改正前の4分半のSEIMEIだ。誰もが知っている平昌のSEIMEIと同じ構成だ。
前半は先程から問題ない、鍵は後半の4回転のコンビネーション。美しく成功して安堵する。でもラストのルッツまで気が抜けない。長く応援しているファンほど、ラストジャンプがルッツだとドキドキしてしまう癖が今も抜けてないかもしれない。
ああ、なんて美しいルッツ。平昌から4年半、こんなパーフェクトなSEIMEIをまた見られるなんて。

取材陣からも拍手が起こっていたが、私も画面に向かって拍手してしまった。同じことした方、きっといらっしゃいますよね。


こんな緊張させられるとは…、と相変わらずの羽生結弦に舌を巻きつつ配信は終わる。チャットが激流過ぎて追えてなかったようだけど、リクエストいっぱい来てたよ羽生君!
でも配信ということは著作権の問題が…と思ったところ、やはり本人もその点に言及している。今回は急な企画だったので著作権の処理が間に合っている曲しか使えなかった様子。アーカイブも残せる曲だけでのセレクトだったのかな。
天と地とやホプレガ、SEIMEIはプログラムに使用すると決めた際に、作曲家と著作権関連の取り決めをしたんじゃないかな。その中に配信の形での使用の許可も含まれていたんだと思う。予想ですけど。
久石譲さんはなかなか許可が出ないという話は聞いたことがあって、曲は使ってるけど演奏は新規に録り直して使っているスケーターも過去にはいましたよね。羽生君は頑張って交渉したのか原曲を使えてたけど、それで正解だったと思うので許可下りて良かったなの一言です。そうでなければあの伝説のプログラム生まれてなかったでしょうしね。

羽生結弦に滑ってもらえるなら作曲家も本望だと思うのですが、法は法として存在するわけですし、そこをいい加減にするような人物でもないと思うので、そのへんをきちっとクリアした上で次のSharePracticeは行われるのでしょうな。それもあってリクエスト聞いてたのかな。全部の曲はおそらく難しいのでしょうし。
悪意をもって使用するのでなければいいよ、ともっとフレキシブルになればいいのにと思いつつも、とんでもねえ悪意で使用する人間がいつの世も出てくるのが事実なわけで、文化の伝播を阻害せずに権利を守るいい案が出てくればいいのにな、と常に思ってます。


いやはや、すごーく満喫しました。5時間という噂だったので、当日の予定をずらしたものの最後まで見られないかもとヒヤヒヤしましたが、実際には2時間くらいでしたね。取材の時間も含めて5時間だったんじゃないかな。

無料で見られるコンテンツとは思えない充実ぶりでした。羽生君がこんにちはって言うだけでもファンは何回でも再生してしまうところですが(笑)、やはり実際の滑りに勝るものはないです、しかも生。こんな極上の動画を見せられて、我々はもうこれまでの時空に戻れるのか←寝言
貧民過ぎて配信関連は何ひとつ見られないままだったので(泣)羽生君の寛大さに心の底から感謝したいです。
…某配信(※スケート関連ではない)を買ったのは本当に特別なことだったんだと某氏に伝えたいようなこんなところ見てほしくないような、いや絶対見てないから大丈夫だな←気にしないでください…

次は半年後くらいかもとのことなので、のんびりじっくり待ちたいですね☆ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。



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