お久しぶりでございます。もう更新はいいかなと思ってたんですが、とりあえず今シーズンもシーズンの間だけぽつぽつと更新していこうかなと思っております。かなりタイムラグのある話題も含まれるかと思いますが、そういうブログなんだなとあるがままを受け入れていただければ幸いでございます…。
ではでは、いきなりですがタイムラグのありまくる記事から早速どうぞ。本当に今更だなこの話題!!ちなみに今年も会場には行けてません、放送を見ての感想です。
★オープニング
この曲を会場で聞かないと死ぬ病気だとあれほど…。毎回振付は同じかな、でも毎年違う人が出ているので結局飽きることなく毎回見ちゃいますね。
以前はもっといろんなスケーターに歓声が上がってた印象だったけど、やはり羽生君を見に来てるお客さんが多いんだろうなあ(苦笑)。でもなんか本人楽しそうじゃないですね、お疲れ?
オープニングの後半は安田レイの歌唱で。この方まったく存じ上げなかったのですが、なかなか声量があって聞きごたえありますね。
相変わらずどこもかしこもきらびやかでどこを見たらいいのかわからんですが、やっぱりステファンに目が引き寄せられてしまうんですよね。不思議とどこにいてもわかるんだよなあ、たまにわかんないけど(笑)。今年はずいぶん髪切ってから来日したんですな。滞在中に伸びるかしら←長い方が好き
★デニス・ヴァシリエフス
ライオンキングかな?衣装は以前ステファンが使ってたもの?あの肘あてに見覚えがあるようなないような。間違ってたらごめんなさい。
ステファンを彷彿とさせるといつも言われる彼ですけど、ステファンのファンの自分からすると、年々そこまででもなくなってるような印象です。ステファンの演技にある女々しさ(悪い意味で言ってるんじゃないですよ)が彼にはないんですよね。もっとシャープ。今回の演技もしなやかな若い獣の王って感じで、かっこよさがステファンのそれとは質が違うんだよなあ。そしてそれがすごくいい。
★上薗恋奈
シャンソンですな。13歳…。そりゃ最年少ですよね…。
ジャンプのミスはありましたけども、全体的にキレとスピードが凄い。しかもいわゆるジュニアっぽさが薄い。今シーズンも楽しみしかないです。
★山本草太
藤井風がカバーしたマイケル・ジャクソンのナンバー。悪くないですねこのアレンジ。草太君のイメージに無いようで、実はジャズ風味のアレンジだから草太君の滑りにガチっとはまってる気がする。滑りが絶品だった小塚君のジャズナンバーも最高でしたからのう。
途中で衣装の前を開けてましたが、目の前で見たお客さん息してるかな(笑)。ジャンプも美しく、ラストポーズまでキレッキレでとても良かったです。
★宮原知子
安田レイとのコラボレーション。映像で聞いてこれならなかなか声量もあって上手いなこの方。会場ならもっと素敵だったろうなあ歌声。
その力強い歌声を身体にまるで衣装のように纏った宮原さんは、これまでの彼女とはまた違うイメージ全開ですごく良かった。曲に合わせたスピンもいい。正確さがトレードマークだった頃にはここまで情感豊かなスケーターになるとは思ってなかったので、年々彼女の演技を見るのが楽しみになります。
ステージが動くのね今回も。アート・オン・アイスの日本公演でも動いてたよな、懐かしい。
★パイパー・ギレス&ポール・ポワリエ
安田レイとのコラボレーション。外国のスケーターとコラボするときは無理矢理日本語の歌で滑ってもらうのはここ数年やめたっぽいな。んで英語の歌を歌っても様になりそうな歌手をひとりは選んで入れてる感じ。
ステージから登場してステージにまた座って終わる振付が素敵。リンクにやわらかい風を感じる演技で癒されました…。
★アダム・シャオ・イム・ファ
うおおおおこれ滑ったのかああああ!!!昨シーズンのプログラムじゃないかあああ!生で見たかった…。
手をついたりはしててもジャンプが高いしスピードも凄いな。競技では賛否両論あったバックフリップですけど、ショーなのでむしろ歓迎される要素ですね。恐ろしいほどキレッキレ。このショーにあまりいないタイプのスケーターなのでいいスパイスになってたんじゃないかなあ。
★ハビエル・フェルナンデス
彼も10年これに出演してるのねえ。人気プログラムの再演とのことで、曲が鳴った途端何かわかって会場も湧いたんじゃないでしょうか。ハビエルマンお久しぶりでーす(笑)!
この長くて運動力も凄まじそうなプログラムをまだ滑れるほど鍛えてるんですねえ。水をかける役は宮原さんでしたが、もう仕方ないなあって感じで彼女らしい照れも見えて微笑ましかったです。そしてお片付けする物が相変わらず多い(笑)
★田中刑事&アンサンブルスケーター&メリー・アセベド&アルフォンソ・キャンパ
西川貴教とのコラボレーション。前半がアンサンブルスケーターとアセベド&キャンパなのかな。
俺がどれだけ西川 in FaoIを切望していたかなんざ誰も覚えちゃいないだろうが、期待以上で感激しかないっすよ。これを会場でどれだけ見たかったか(泣)。2010年の福井公演のゲストだったディーマ・ビラン氏の歌唱力のインパクトがいまだに忘れられず、あのレベルを国内で求めるなら西川氏か氷川きよしだろうと勝手に願っていたのですよ。そしてまたあの興奮を味わいたかったのですよ…。
後半が刑事君。羽生君のプログラムは予想的中だったけど、刑事君がシャアをやるとはまったく想定もしていなかったのでびっくりっすよ。真っ赤な衣装がもろにシャアじゃないですか。
ステージの西川氏も同じ振付してるパートがあるんだけど、その魅せ方も堂に入ってたし、歌唱力がとにかく絶品。この数分だけでチケット代の元が取れるでしょってくらい。久々に胸が震えた…。
私が毎年どんなに悔しい思いを嚙み殺してこのブログを書いているのか、ここの文面からだけでも感じ取っていただければ幸いです。生活が楽になることはもうないだろうから、一生行くこともないいんだろうな。
★ステファン・ランビエール
Ne me quitte pas。彼のファンなら知らない人間はないでしょう、これは彼が現役最後に滑ったプログラム。4位だったバンクーバー、失意が伝わってくるようだった演技は今も印象深いです。
何故今になってこのプログラムなのか。去年ジョニーがこのショーを最後にショースケーターを引退したこともあって、まさか…と不安を感じたファンは私以外にもいたんじゃないかな。今の自分でこのプログラムを滑ったらどうなるか試してみたかったとのことなので、心配するようなことではなかったのかもだけど、やはり気になってしまいますね…。
6年前にテン君の追悼として再び滑った時はあまりにも胸を打つ、いやもう胸を打つとかいう言葉では済まされない演技で今も忘れられないのだけど、この度の演技も言葉に尽くせないもので溢れていました。
若さゆえの不安定な切なさが削ぎ落されて、人生の深い谷も闇も知ったからこそのコントロールされた、そして底から静かに湧き上がるような慟哭。所作のひとつひとつが、今も鍛えられた肉体と彼があれから14年の間にインプットしてきたのであろう芸術や人生や魂に裏打ちされ、洗練され、揺るがない。何度も見返したプログラムなので振付もだいたい覚えているし、変更がないこともわかったけれど、まったく同じプログラムを滑ってまったく劣化を感じさせなかったところが彼を見るために会場に足を運ぶことの価値を改めて感じさせてくれました。
大好きなこのプログラムをこの目で見る機会を得られなかったことは、私の人生の大きな悲しみとしてこれからも残っていくのでしょう…。
★羽生結弦
今回は2プログラムか、珍しいですね。10年くらい前までは彼も当たり前のようにふたつ滑っていたので、久しぶりだなという印象。
真っ白な衣装だけどさすがにかつてあったような妖精っぽさはなくなりましたかね。精霊っぽさはまだあるかな。競技を離れてやはり明らかにあの細い刃の上を歩いているようなギリギリ感は滑りから感じられなくなったので、彼の持っていた強烈な吸引力も以前のようには感じないのですが、この演技は安定感もあっていいなと思いました。振付がウィルソンなのかな?さすがウィルソン、羽生君の魅力をしっかり引き出すプログラムですね。これがプロの仕事だなって感じ。
★ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン
前々から、美術館から抜け出した彫刻が氷の上で踊ってるみたいだって彼らの演技に思ってたけど、完全に彫刻なんですけど。上半身が肌色の衣装で、何も着てないように遠目だと見えるんですよね。それが彫刻感を醸し出すんですよ。でもなんか、そういうレベルでもなかった気がする。人類の起源とか、名画の誕生の瞬間とか、神が人類を創造している過程を見てるとか、もうそんな感じ。格が違い過ぎる。ここだけエンタメじゃなくて芸術。
前半のラストなので途中でお手洗いに立つ人も多かったらしいけど、これの余韻に浸ることもできないなんてどんな感性しとるんだろうかと思っちゃったよ、すまん。
後半の感想は次回。