うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

NHK杯2024雑感④

初日最後の競技。このところずっと男子が最後だったような印象があるので不思議な気持ち。昌磨君も引退しちゃったしねえ。
解説が宮原さん。あんまり喋るイメージがないのでびっくりしたものの、堅実で確実な解説してくれそうで楽しみ。

女子ショートプログラム

第1グループ

1:アリサ・リウ
ずいぶん若くして引退してしまい、まだやれるのに…と残念だった選手ですが、こうして戻ってきてくれて嬉しいですね。
滑ることをとても大切にしているようなプログラムがすごく素敵でした。回転のしっかりしたスピンも健在で、一度離れたことのある選手にしか出せないスケートへの距離感のようなものを感じて、今後が楽しみになってしまいました。お帰り!


2:青木祐奈
ルッツからループのコンビネーション、セカンド高い!!かっこええええ!!!曲の緩急をきちんと拾った演技がとても雰囲気があって堂々としてる、素晴らしい。
引退を撤回して現役続行を決めたのですね、そろそろ引退を考える年齢になって脂が乗ってきたもんなあ。中学生くらいの時にショーで演技を見たことがあるんだけど、あの頃から頭一つ抜けてましたものね。ピークのタイミングが来るのが遅かっただけなんだろうな。こうして素晴らしい演技が見られて嬉しい。宮原さんがうっかり「祐奈…」って言いかけたのもかわいいな(笑)
高得点に本人も嬉しそう。なんていい笑顔…!中庭君もなんか叫んでましたね(笑)


3:ウィ・ソヨン
タンゴが続きますな。いいよねタンゴ。
ジャンプが高くて迫力あるな、しっかり決まってたし、大きなミスもなかったので良かったと思います。腕の表現がタンゴの魔力や迫力にあんまりついていけてなかったような印象でしたけど、きっとこれからぐんぐんブラッシュアップですね。スピンがひとつV判定、ここがもったいなかったかな。


4:ブレイディ・テネル
テネル姐さん!!お久しぶりです!!戻ってきてくれて嬉しい!
リバーダンスじゃないけどその系統の曲?やっぱりあの足のステップは入るのね、衣装も緑だし。
テネルのアサシンみたいなシットスピンが好きなのですが、今日はそんなにアサシンっぽくなかった気がする。アサシンっぽいシットスピンってなんだって言われたらその通りなんですが(笑)
素晴らしい復帰の演技だったと思うなあ、また日本に来てね。


5:オルガ・ミクティナ
グットマンさんの名前がコールされたので、怪我でもしたのかと思ったら間違えただけらしい。焦ったー、何でもなくて良かった。
間違いにも動揺せず素晴らしい演技。カッコいいプログラムですねえ、腕の振付がパキッとしててメリハリもあったと思う。スピンも正確な感じでいいですね。全部レベル4だ。
ジャンプふたつに回転不足ありだったので点はそこまでではないけど、良かったと思います。


6:ララ・ナキ・グットマン
振付はステファン。何年振りかでステファンの姿のない大会なんですが、こうして名前を呼ばれると、会場のどこかにいるような気がしてくるわ。
かっこいいプログラム!ステファンは女子の振付に才能がある気がする、男子は誰が滑ってもステファンになってしまう危険があるからな。最近はそうでもない気がするけど、昌磨君がステファンっぽさを感じさせずに滑ってたからでしょうか。
ラストは審査員の目の前で。キレもあってスピンも速くていい演技だったと思うけど、回転不足があったかな。やはりふたつ。シーズンベストで暫定4位。

第2グループ

7:リンジー・ソーングレン
序盤素晴らしかったのですが、ジャンプでひとつ大きく転倒。回転が速くて非常に軸も美しいスピンといい、レベルの高さを感じる演技だっただけにもったいないミスでした。ドラマティックな曲調をよく捉えてたと思いますし。アメリカ女子最近元気あっていいですね。
あら、衣装で減点?衣装の一部が落ちてしまった様子。ジャッジがテープっぽいものを持ってると解説。テープは果たして衣装の一部なのか、どうなのかってとこなんでしょうか。
んー、やっぱり衣装なのか。得点も伸びなかった…。


8:キム・イェリム
ラヴェンダーの咲く庭で、振付はジェフ。実況はステファンは呼び捨てだったのにジェフはさん付けなの。何故(笑)
ジャンプにかなりミスが出てしまった。カナダでも不調だったようで最下位だったようなのだけど、まだ調子が戻らなかったのかな。でもプログラムの美しい表現はとてもよくできてたように思います。カナダでの不調を知っているのか、会場も拍手が温かい。日本のスケートファンのいいところですね…。


9:ニーナ・ペトロキナ
序盤は良かったんだけど、コンビネーションジャンプのセカンドが跳べなかった。私には跳んでないように見えたんだけど、宮原さんによるとシングルがついてたらしい。でも本人はコンビネーションにしたつもりがなかったのか、最後のジャンプをコンビネーションで跳び直してしまった。しかし最初のコンビネーションがやはりコンビネーションとしてカウントされていた模様。これは3つ目のジャンプは無得点になるのか…??いや、セカンドジャンプに点が入らず減点されるだけになるのかな。
ジャンプ以外は切れ味があったけど、どうなるんだこれってドキドキしちゃってあんまり演技に集中できなくて無念。うーん、得点が伸びない…。
コンビネーションの二つ目が上手く入らなかった時、宮原さんが「はっ?!」って言っちゃってたような。選手の頃のあだ名はミスパーフェクトでしたが、解説はぽろっぽろ素が出てるのが面白いですね(笑)


10:千葉百音
これまでの彼女のイメージにあまりなかったようなアップテンポな曲ですね。実直な北国の人、みたいなイメージの演技が多かったもんなあ。すごく観客も盛り上がってて大成功なのでは?
ポジション変化が非常にスムーズなスピンが素晴らしすぎるし、弾け切ったラストポーズもいいです。ジャンプにアテンションは付いたようですが、これは高得点が出るんじゃないかなあ。
おお、自己ベスト更新!素晴らしい!コーチの佐藤君も嬉しそう。佐藤君好きなんですのよ。


11:エカテリーナ・クラコワ
ビビッドな色の衣装と熱情のあるプログラム。これは会場盛り上がるわー。ダブルアクセルはよくこらえたな、あわや転倒と言うところでしたが頑張った。それ以外は良かったんじゃないかなあ。でも審議がつきまくってたんですよね。うーん、回転不足が多かったのね。
膝を折って氷にのけぞるようなポーズはフランジパニと一緒なんだけど、祈りって感じは無いところが面白いな。てかアモディオなのかコーチ。この派手な感じはそれかああああ、納得(笑)


12:坂本花織
ぐうの音も出ねええええええええ←本日2回目
コンビネーションジャンプをラストジャンプに持ってくるミスが許されない構成なのでドキドキしましたが、ばっちり決めてきた。どこまでもすっ飛んでいきそうなアクセルは満点が出てもいいんじゃないかなあ。滑る前の表情が緊張してたけど、しっかりノーミス。
佳生君がランボルギーニなら彼女は何だろう。ランボルギーニっていくつか種類あるよねたぶん、だからやっぱりランボルギーニ??それともロケットかなんかか??
素晴らしい得点が出ました、もちろん1位。キスクラでの様子が彼女らしい(笑)


男子も女子もただの全日本選手権なんですけど。上位3人を日本人で占めてるから、プレスカンファレンスも全日本選手権だよ!!←違う大会だっつーの
女子は結構ミスが出る選手が多かったですが、フリーでみんな巻き返して欲しいですね。ではでは、次回はアイスダンスの記事でお会いしましょう。