4月くらいになってから今シーズンに書いた感想をまとめてアップしてるのですが、個々の演技の感想だけとにかくババッと書き上げて、採点表のチェックなどを放置したまま数か月置いてから修正したものをこの辺から上げてます。もはや曖昧な記憶をなんとか掘り起こしながら書いておりますが、そういうことなんだなあと生暖かく見守っていただけましたら…。その前にたぶん誰も読んでないと思いますけどもね。
ではでは、今更過ぎ感想文の続きを早速どうぞ。
男子ショートプログラム
1：ミハイル・シャイドロフ
ぴー、なんだこのジャンプ構成。いきなり4回転ルッツのコンビネーション。4回転2本の入った高難度構成ですが軽々滑っててすごすぎた。
町田君によるとスピンが弱いそうなので、ジャンプ以外をどう磨いていくかですね。あっ、確かにレベル1のスピンが…。トップ選手ではななかなか見ない1。たまたまかもしれないが。まだまだ磨き甲斐があるってことですな。
2：ダニエル・グラッセル
あれ？なんかすげえ衣装っぽいの着てない？こんなんだったっけ？と思ったらプログラムそのものを変更してきたらしい。なんと！
彼のジャンプ構成も4回転がルッツとループでどうかしてるよ。ルッツのコンビネーションがふたり連続っておそろしい世の中になったよな…。
でも回転不足で点が伸びてない。個性的なスピンはいつ見ても大好きです。
3：ケヴィン・エイモズ
彼はこのリンクでスケートを始めたそうな。それはファイナルに出られて嬉しかったろうなあ。
出だしからエイモズワールド全開でワクワクする。しかしジャンプは絶不調。2本転倒、コンビネーションもギリギリ。地元で滑る方がプレッシャーになるのか大きくミスが出る選手も少なくない気がします。
ですがステップの前のスピンめちゃくちゃ身体能力感じて彼らしくて良かった。ステップもレベル3だけどしっかり加点されてるし。フリーで爆発してくれ！
4：佐藤駿
ルッツは転倒しましたが、高さあったし真っ直ぐ跳んでて綺麗だったな…。てかショートからルッツ連発でなんかもう笑えて来たんですけど。連発していいジャンプだったっけ4回転ルッツって？
コンビネーションは軽々過ぎてトリプルに見えるわ。ステップはもう少しこうしてみたらいいよって町田君の指摘は的確かもしれない。レベル4になったらもっと点も高くなりますしね。いい選手なのでもっともっと伸びて欲しいなあ…！
5：鍵山優真
失敗する気がしなかったサルコウで転倒。どうしたサルコウ。こらえきれなかったのでもったいないですね。
しかしコンビネーションは「極めて高いGOEが期待できる」と町田君に言わしめる出来。本当にその通りに加点がついてる、3点オーバー。そもそもスケーティングが抜群なので、ジャンプが決まると本当に映えますよね。
転倒しても90点超えてる、さすがですな。ステップの加点の高さよ…。
6：イリヤ・マリニン
6人中4人が4回転ルッツ跳んでるとかいうわけわからん大会ですが、彼はそれをコンビネーションで後半に入れてるからもっとやべえ。後半に入れるとこんな基礎点になるのかよってもうげらげら笑ってる…。
4回転フリップもトリプルアクセルも軽々過ぎて、確かに町田君のいうように表現の一部みたいになってましたね、アクセル。
フィニッシュポーズも軽々やってるけど、普通の人がやるとグギッてなりそう(笑)。サプライズはフリーかもとか実況の二人はうきうきしてますが、ショートの時点で普通にこの演技内容驚きますけどね！短く感じたのでいい演技だったのでは？
ではでは、次回は女子フリーの感想でお会いしましょう。
