ドッキドキの男子です。マリニンが圧倒的優勝候補ではあるのですが、何があるのかわからないのがオリンピック。でもスケートファンの夢・オリンピックで4回転全種類制覇を実現して皆で笑うしかない状況を作ってほしい気もする。とりあえず何も考えずに見よう、それがいちばん楽しいぜ!!!
てなわけで感想をどうぞ。男子の解説はアイスダンスに続いて町田君。テレ朝とタッグを組んでたわけじゃないんですね、オリンピックってそういやそうだっけ。アホですみません…。
男子ショートプログラム
第1グループ
1:ピョートル・グメンニク
ロシアは国として出場できないのでこの登場順は仕方ないのだが、第1滑走者から4回転のフリップとルッツ、トリプルアクセルとかいう鬼の構成。フリップは詰まりましたが、サルコウをルッツに変更するとかいうわけのわからない変更をしたらしい。それで成功してるのやべえ。
てかあのグメンニク君よね?いつの間にこんなに大きくなったのだ…。ロシアの選手大会に出てないから余計にびっくりするわ…。
2:マキシム・ナウモフ
ああ、あの飛行機事故でご夫婦で亡くなられたコーチの息子さんか…。選曲がノクターンということは追悼なんだね…。
トリプルアクセルは根性で降りたという感じでしたが、それ以外は非常に良かったのでは。成功率が低かったという4回転サルコウを素晴らしい出来で降りたのも大きい。
両親への想いがこの演技に繋がったのだろう。とても胸を打ちました。キスクラで家族写真を手にしている様子も胸に迫る。あまりに痛ましい事故だったので余計に…。
3:アンドレアス・ノルデバック
選曲はブルース。ブルースって世界の演歌ですよね←意味不明
素晴らしいトリプルアクセルからスタート。4回転を組み込んでいないのでノーミスが前提だがコンビネーションジャンプがパンクしてしまった。回転が足りないためショートなので無得点に…。これはフリー進出が危ないか。町田君によるとコンビネーションジャンプの成功率が低いようだ。データは馬鹿にできんということか。
でもステップとか渋くて良かった。綺麗な金髪の巻き毛も印象的ですな。
4:トマス・グアリーノ・サバテ
曲の使用許可が下りないとニュースになっていたけど、結局土壇場で許可が下りて無事滑れて良かった。衣装からしてもろにミニオンズなんですね(笑)
成功率の低いコンビネーションジャンプはここではしっかり成功したもののトリプルアクセルには乱れ。踏切のミスもあった模様。しかしリショーによるコミカルな振付は非常に会場を沸かせていた。許可を出した側もこれを見たら納得できるんじゃないかな。
コミカル路線がハビエルの後継者って感じですねえ。
5:ドノヴァン・カリーリョ
登場するなり大歓声。イタリアの観客と相性良さそうですもんね彼。
4回転サルコウのコンビネーション素晴らしい出来。トリプルアクセルで手をついてしまったので得点は伸びないかもしれないが、演技自体は悪くなかったのでは。特にスピンは非常に見ごたえがあった。
ショッピングモールのリンクで練習していたとのことですが、早くからしっかりした環境で練習していたらもっとすごい選手になっていたのではと思わせるポテンシャル。かなり上達しているように感じるので良い環境で滑れているのかな?
ううむ、トリプルアクセルは転倒扱いなのね、手をついただけのように見えたのに。
第2グループ
6:リー・ユーシャン
佐藤有香の指導も受けているとのことですが、スケーティングの美しさはそれも関係してるのかな?
トリプルアクセルがかなりギリギリだったのがどう出るか。4回転が入っていないのでノーミス必須ですものね。でも悪い演技ではなかったのでは。トリプルアクセルは今季一度も成功してなかったとのことだし、それならギリギリでも降りたのは良い方じゃないかな?
7:ステファン・ゴゴレフ
今大会既に3回目の登場なのでお疲れでもおかしくないのだがこの出来。トリプルアクセルは着氷が乱れましたがミスはそこだけかな。着氷する直前まではとても良いジャンプに見えましたが。
4回転2本は非常に良い出来でトリプルに見えるほど力みがなかっただけに、トリプルアクセルが惜しいなあ。でもこれはしばらく上位をキープしそうな得点が出そう。やはり暫定1位。
ところでスティーブンと表記すべきでしょうかねやはり。ジュニアの頃ステファン表記で記事を書いてしまったのでそのままなのですけど…。
8:キリロ・マルサク
ウクライナの選手。各国を転々として練習し、選曲も国防に従事する父親の勧めだという。戦火に翻弄される青春は厳しいものだろう。しかしその環境をはねのけるような素晴らしい演技でした。ジャンプすべて美しかった…。4回転サルコウにも高い加点。
彼がこの舞台でこれだけの演技ができた、それが何よりも価値がある。自己ベストを大幅に更新して本人も大歓喜。良かった…!
9:キム・ヒョンギョム
2006年生まれ…。19歳ってことはトリノの時は生まれてないのか。トリノって昨日だよ?←黙れ
トリプルアクセルは転倒になるのかな、うんやはり転倒か…。今日はトリプルアクセルがなかなか決まらない日なのねきっと。
推進力って町田君が良く使うけど、スピンにもっとスピードが欲しいってことなのかな。トリプルアクセル以外はしっかり決まって良かった。
10:フェディル・クリシュ
ウクライナの選手だけどラトビアに国籍を変えたのか。ここにも戦火に翻弄された選手が…。
4回転ルッツは激しく転倒、痛そうな転倒に見える。それでもジャンプは残り2本はしっかり成功。トリプルアクセルも美しい。
しかしステップは町田君が不満そうだったしスピンは素人目に見てもスピードが…。けどコロナでご両親を失い戦争に巻き込まれ、それでもスケートを続けてきたその精神力が何より素晴らしいよ…!
11:ウラジミール・サモイロフ
スタートから小粋な振付。観客をぐっと惹き込んでいきますね。
ジャンプは細かくミスが出ていましたが、調子が良すぎたんだろうと町田君。4回転そのものは良かったのね、着氷はこらえてる感じがありましたが。
ジャッジの目の前で終わるフィニッシュ面白い。良い点出してください!って脅しをかけてるみたい(笑)。衣装も好きですわ。
第3グループ
12:ボーヤン・ジン
4回転トゥループの成功率は今季100%だそうだが、本日も成功。元々ルッツまで跳んでた選手ですもんね。
ジャンプはそのまますべて成功して素晴らしかったのですが、さらにステップなどの要素もすべて整っていた、ベテランらしい完成度の高い演技だったと思いました。
ジャンプがとにかく前面に立っていた選手でしたが、これだけトータルパッケージな選手になったんだなあ。とても清々しいものが心に広がりました。良かったです!
13:ウラジミール・リトヴィンツェフ
オールバックで結んでる髪型。本当は結構長いのねきっと。
4回転のタイミングで跳べなかった。ひやっとしましたがまだジャンプの動作に入ってなかったのでやり直し可能らしく跳び直した、ほっ。
しかしトリプルアクセルもかなり斜めに見えたし、コンビネーションはセカンドが跳べず大幅に減点。どうもリズムが合ってない感じ。
本人には納得いかない出来になってしまったかもしれないなあ。ステップも町田君がもっと頑張れ的なことを言ってる。
うーん、得点が伸びない。スピンもレベルが取れてないし減点まであり。フリー進出は厳しいか…。
14:アンドリュー・トルガシェフ
Maybe I Maybe You。なんかレトロな気分になるわねこの曲。
素晴らしい出来でした!!!ジャンプすべて成功、ステップも町田君が褒める内容。とてもしっかりとした堅実な演技だったと感じます。
ジェイソンや樋渡君といった実力者たちをかわして代表に立ったのは、波のある彼が安定して実力を出せたからなのかもしれませんね。その好調を維持できているのが素晴らしい。暫定トップ!!
15:チャ・ジュンファン
しばらく不調が続いて心配していたジュンファン。しかしここで!この大舞台で!!この演技!!!!!!
4回転とコンビネーションは問題なし。団体戦ですっぽ抜けたトリプルアクセルはどうか。降りた!!!雄大な助走も曲に合ってるから良し!!
ステップの素晴らしさは町田君の解説でもわかる。凄みを増したステップは圧巻。でもレベル3??
こんなジュンファンを見たかったんだ、はああ満足…。トリプルアクセルは回転不足だったようですが高得点は出るでしょう。やはり暫定トップ!!でももっと点が欲しかったよねえ、それくらい出せる選手ですもんね。
16:アダム・ハガラ
彼もいい演技でした!!ジャンプノーミス!!スピンは町田君が不満そうでしたが(笑)スピードがないのね。
未練たっぷりな曲なのか、あまり未練を演技からは感じませんでしたが。ジャンプの成功率が今シーズンはそれほど良くなかったとのことですが、ここでしっかり跳んできた調整力も素晴らしいですね。
17:デニス・ヴァシリエフス
アンチェインドメロディ。カバーかな。
とてもロマンティックな曲でロマンティックな演技。ジャンプはすべて成功、トリプルアクセル美しい。4回転が入っていないのでノーミス必須ですが、非常にクオリティの高いノーミス。ステップやスピンは非常に豊かで問題なし。ひとつめがレベル3で減点なのはなんでだろう。
ステファンの元を離れる期間があったそうだが何があったのだろう。でもステファンは今日はちゃんとキスクラにいますね。白いダウンが似合うな。そしてマスクしてる。日本に来る機会多すぎてマスクに抵抗ないというか率先して取り入れてる印象よね。
第4グループ
18:マッテオ・リッツォ
4回転は乱れましたが、それ以外はとても良かったんじゃないかな。しばらくあまり調子が良くなかったけどしっかりオリンピックに照準を合わせてきた。堅実な滑りはさすが。
町田君が団体の表彰台の話してる。彼も影響があったと考えられるので、この演技ができたのはほっとするところ。ステップとスピンがオールレベル3なのはお疲れだからか?
19:アレクサンドル・セレフコ
兄弟で代表枠を争い兄が勝ったとのこと。まさに骨肉の争い。次は兄弟で出られたらいいね。
序盤めちゃくちゃ良かった、なんて質の高いジャンプ!なのにコンビネーションが!コンビネーションが!ルッツ転倒で入らない!これが痛かった…。本当に素晴らしい出だしだっただけに見てる方も無念。
セレフコの始めた独自のスピンに対応してルールを変更した話を町田君がしてる。すげえなセレフコ。
20:ダニエル・グラッセル
4回転ルッツは詰まったがしっかりコンビネーションに。ループも降りた!イタリア人と日本人とマリニンしか跳ばない気がする4回転ループ!トリプルアクセルもしっかり降りて素晴らしい出来。今シーズン調子が良くて嬉しいですね。
右足を右手で持って回るスピンは彼しか行わないと町田君。彼の独特なスピンも見せ場ですよね。
回転不足はあれど良い演技だったのではないでしょうか、スピンとステップ全部4だし。刃こぼれ問題もクリアしたようね。きたああああ暫定トップ!!!
21:ルーカス・ブリッチギ
白シャツにベスト。定番ですがこういう衣装好きよ。
4回転高さがあって良かったと思うんですが着氷で大きく乱れた。これは転倒扱いかなあ。いや、大丈夫みたい。しかもラストジャンプでリカバリー。トリプルアクセルも空を舞う鷲のようで雄大でとても良かった。
ステップは2回ぐらついた?と指摘されてましたけど、それが影響したのかレベル3。もう少し得点の出せる選手でしょうが、それなりの出来だったのでは。
22:ケヴィン・エイモズ
団体戦よりさらに良い出来だったのでは!!!ジャンプ全部素晴らしい!!特に4回転のコンビネーション綺麗だった。
曲がレディーガガに変わってからのキレっぷりもたまりませんよね。コレオの派手さではトップクラスよね。町田君の解説を聞いてると町田君は彼が好きなんだろうなあっていつも思う(笑)
ヨーロッパ選手権ではフリーに進めなかったなんて、1ヶ月くらいでよく立て直してきたよなあ…。暫定3位。最初のスピン何があった??
23:三浦佳生
冒頭の4回転がダブルに抜けた、しかしセカンドはトリプルにできたのでコンビネーションとしての点は入る。
トリプルアクセルはイーグルに繋げる素晴らしい内容。しかし4回転は転倒。靴のトラブルがあったとのことですが練習内容は良かったと聞くので、やはりこれがオリンピックの怖さだろうか。
ステップもこんなにスピード出るのかというくらい飛ばしていたけど、これは彼にとっては不本意な出来だったでしょう。それでもまだフリーがある、逆襲を待っているぞ。暫定16位、フリーには残れるはずだから…!
第5グループ
24:佐藤駿
落ち着いたとてもいい表情をしている。4回転ルッツの安定した成功に充実ぶりを感じる。
コンビネーションの方は回り過ぎてセカンドもダブルになり出来栄えはマイナスになるだろうけど大きなミスではない。トリプルアクセルもしっかり降りた。
ラベンダーの咲く庭での切ないメロディもとても彼に合っていると思う。職人のような演技で、ブレードの影響もあったかもしれないがいい演技ができたんじゃないだろうか。
暫定5位。この出来でもか。でも接戦だからまだまだわからんな。
25:アダム・シャオ・イム・ファ
団体戦でフランスがフリーに進めていたら彼がフリー滑ってたのかな。満を持しての登場ですね。
レオナルド・ダ・ヴィンチをモチーフにしているらしい、イタリア開催に合わせてですかね。衣装がムキムキなのなんで?なるほど人体図か、町田君の予想っぽいけどきっとそうね。
すっばらしい出来!!!特にラストに跳んだ4回転サルコウ!!余韻が凄い。余韻が凄いいいい←落ち着け
これは高い点が出そう。100点オーバーでもちろん暫定1位!!素晴らしかったですもん!!
26:ニカ・エガゼ
彼も団体戦2回滑っての登場なんですよね。大きなミスはなくても細かいミスが多かったのでやはり影響はあったのかなあ。
スピンもゆっくり回っていたので町田君に案の定突っ込まれてる(笑)。レベル4なんですけどね。
トリプルアクセルは着氷も流れていて良かったと思いますが、4回転トゥループの着氷乱れがやはり大きいかな、ステップも町田君に突っ込まれてる。でも団体よりレベルひとつ上がって3になったのね。
お、キスクラにエテリ。久しぶりな気が。暫定12位。80点台にひしめいてるな。
27:ミハイル・シャイドロフ
日本の皆様これがほんとの朝飯前でーす、とでも言われてそうな軽々したジャンプで全部成功。確かにまだ飯食ってないけどよ!!←言ってねえよそんなこと
ルッツのコンビネーションすげえええ。でも回転不足か。ジャンプ全振り系のスケーターなのでジャンプをハイクオリティで決めておきたいよねえ…。
振付はリギーニなのね、懐かしい名前。90点超えて暫定3位。
28:イリヤ・マリニン
公式練習にも出てこなかったとのことで、団体戦連チャンは予定外だったんだろうしやっぱりお疲れだったんだろうなと心配しましたが、心配する必要なかったんかい?とでも言いたくなる演技。4回転アクセルは回避とか言われてましたが、それ跳ばなくてもいいからね別に(笑)
跳ばなくたって4回転フリップにルッツにまるでフッと息吐いただけみたいなトリプルアクセルだよ。ルッツなんて後半にコンビネーションだぜ。バックフリップも入れてるぜ。
靴の刃こぼれ問題でいちばん心配したのが高難度の技をバキバキに入れる彼だったのだが、全然問題なさそう。得点も108出してきてもちろんトップ。
29:鍵山優真
ああああアクセル!!!アクセル!!!!着氷乱れだけと言えばそうなんですが、もったいないいいい!!!!
だがそれ以外完璧じゃないのこれ?ステップ満点とか言ってるぞ。4つけてるのひとりだけだから満点ですね。小粋でスピードがあってお洒落でしなやかで、これで点が出ないの節穴過ぎるもんな。
4回転2本の出来も言うことがない。加点がほぼ4点ついてるって相当なことですよね。
トリプルアクセルの分団体ほどの点は出ないでしょうが、それでも高得点は必ず出るだろう。なんとアダムよりもハイスコアで2位。アクセルがノーミスだったらマリニンとほぼ変わらなかったかもしれないなこれ。いやあもう、いいもの見せてもらったわ。
トップ3以降はわりと得点的に団子なのでいくらでも順位は入れ替わりそうね。トップ3もミスが出たらわからないので、フリーもドッキドキです。三浦君もフリーに進出できたしリベンジだ!!
ではでは、次回はアイスダンス・フリーダンスの感想でお会いしましょう。