うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

世界選手権2026雑感②

続いてフリーの感想でございます。YouTubeで副音声を楽しみながら記事のチェックしてます。ではでは早速どうぞ。

女子フリー

第3グループ

17:中井亜美
フリーもトリプルアクセルが不発だったのか。それだけならもう少し順位上だったのでは…?と思ったら3連続がパンクしてたのね。でも次のジャンプでしっかりリカバリーしてて素晴らしい。
着氷がギリギリっぽいジャンプも多かったし、シニア上がったばかりで調整が難しかったかな。いきなりオリンピックメダリストになって追われる立場になったわけですし。でもこれからの選手なのでまだまだ輝いていけるはず!!


18:ララ・ナキ・グットマン
いい演技でしたね…!後半のルッツの着氷がちょっと乱れたくらいかな、そこが本当に惜しかった。
題材がジョーズというインパクトが先に来てしまうけど、演技の質も年々上がっていってすごくいいですよね。冒頭のジャンプの組み合わせも面白い。

第4グループ

19:アナスタシア・グバノワ
ゴーストは名プログラムが多い印象ですが、彼女のプログラムも衣装込みで見ごたえがありますね。円熟味も出てきたなあ。
前半すごく良かっただけに、後半のフリップが惜しかった。しかしすかさず次のダブルアクセルをコンビネーションにしていたあたりさすがです。回転不足が多くてちょっと振るわなかったかな。


20:ニーナ・ピンザローネ
真っ赤な衣装が素敵。曲はピアノのしっとりした曲なので情熱の赤というわけではなく上品な感じ。
素晴らしい演技でしたね…!キラキラしたピアノの音をまとうようなスピンが美しい…!
すべての要素がプラス判定!!自己ベストを大幅に更新!!リショーがキスクラにいるけどリショーも大喜び!!


21:イザボー・レヴィト
フリーでもセカンドループに挑戦!しかし乱れてしまった、回転も足りないか。そのミスがあったせいか滑り終えて納得してないような表情でしたが、清涼感のある演技はとても素敵だったと思うなあ。ジャンプのランディングも爽やかでいいです。かわいいから許す←黙れ


22:アンバー・グレン
惚れ惚れするようなトリプルアクセル、最高過ぎる。前半非常に良かったし、サルコウの着氷はつるっと滑ったような感じでしたがまあ許容範囲だったのではないか。
しかしループが抜けた…。観客からは温かい歓声、同じヨーロッパのミラノが盛り上がったのでチェコのお客さんも同じように温かいのかな。が、気持ちが切れたのかコンビネーションのセカンドも抜ける。
メダルを狙ってただろうから頭を抱えてしまったのだろうな滑り終えて…。でも素晴しいアクセルは我々の心に刻まれたからね…!


23:千葉百音
ああああ!3連続の三つ目の着氷が!!でもそれ以外はパーフェクトだったんじゃないか??それだけに些細なミスだろうけど3連続が惜しいいいい!!!
スピンの回転の速さも素晴らしい。ここでいい演技をするんだ!という気合が感じられたのも良かったです。このジュリエット死なないと思う(笑)。でもスケートで演じられるロミオとジュリエットってお前らホントに死んだ?って内容が多いような(笑)


24:坂本花織
号泣。現役最後の演技を、これだけのクオリティで終えられる選手がどれほどいるだろう。有終の美とはまさにこのこと…!
滑り込まれて深みの出たプログラム。幅のあるダブルアクセル、ぐいぐい進む足元。彼女らしい、彼女ならではの演技。自己ベストを大幅に更新し160近い点を出す、まさに最高の演技。得点が出て絶叫する様子もまさに坂本花織。しかも4連覇。坂本さんの素敵なところを最後の最後にあますことなく詰め合わせた幕の内弁当みたいな数分間。
胸がいっぱい。スケートの世界を明るく照らしてくれた彼女に、神様も別れを惜しんで最高の舞台を用意してくれたのだろう。こんな瞬間に出会えるから、フィギュアスケートを見るのはやめられないのですよ…。

6分間練習の間にこれまでの坂本さんのいろんな場面が流れたのだけど、彼女の陽キャっぷりが堪能できてたいへん良かったです。フジテレビのスタッフからの彼女への愛が感じられました。引退を予め宣言しておくとこうやって別れを惜しめるんだ、いいかもな…。
入場してきたときの陽キャっぷりも最高でした(笑)。それでこそ坂本!!

2014年のMOIで足元に一目惚れしてから10年以上、応援していて楽しいことしかなかった気がします。もう競技者としての彼女に会えないことが、こうして感想を書けないことが寂しくて仕方がないです。指導者としての彼女のことも応援させてくれ…!キスクラで会える日を楽しみにしてるよ…!

アイスダンス・リズムダンス

第3グループ

10:吉田唄菜&森田真沙也
1シーズン滑り込んで味が出てきましたね。味が出てきたのに来年はもう違うプログラムになっちゃうんですよねえリズムダンスは…。後半は特に良かったです。
バタフライは本来の曲よりかなりテンポが遅いような気がするんだけど、本来の速度だと滑りにくいのかしら?

アイスダンス・フリーダンス

第2グループ

6:吉田唄菜&森田真沙也
おおおお、良かったんじゃないかすごく…??オリンピックを経験して一回り大きくなった気がする、とても落ち着きがあったししなやかな強さも感じられた。ふたりの気持ちもピタリと揃ってたように感じました。
キスクラのスコットの迫力は相変わらず。座ってるだけなのに(笑)
宮本先生の解説お久しぶりな気がする。オリンピックは町田君が解説してましたからね。

ボードリー&シゼロンをワンチャン流してくれないかなと思ったけどなかった。ついでに見せてくれてもいいんだぜ。でもアイスダンスを流してくれるようになっただけでも大進歩だぜ。絶対これからもたくさん魅力的な選手が出てくる競技ですもんね!

男子フリー

第4グループ

19:鍵山優真
まさにオリンピック用勝負プログラムだったのだが、今シーズン一度もいい演技できてなかったんだよね。それがこのシーズンラストで完成!!あまりにも素晴らしい、素晴らしすぎた…!!
サルコウの軽やかさから始まり、ジャンプはすべて最高の出来。セカンドループも入ってたし、ラストジャンプのトリプルアクセルまで一切乱れない。そして絶品の滑りは最後までスピードが落ちないどころか加速していくかのよう。風格と歓喜を感じるコレオやステップはもう言うことなし。これは自己ベストが出るのも納得!!これが鍵山優真だ!!!
本当はこれをオリンピックでできていたら良かったのだろう。マリニンがあそこまで乱れるという不測の事態があったものの、鍵山君がいつも通りに滑っていれば間違いなく彼が優勝だった。けど、そうはならなかったからこそ、シーズン最後をこの最高の演技で締めくくれたのかもしれない。終わりよければすべて良し。彼はまだ若い、次のオリンピックも十分狙える。次につながるシーズンだったのではないかな。
はあ、良いものを見た…。絶品でしたわ…。


20:スティーブン・ゴゴレフ
彼の4回転ほんと軸真っ直ぐで綺麗だよな…。前半ジャンプに乱れは出ましたが、後半はノーミスだったし十分な出来だったんじゃないかな。ラフマニノフのピアノ協奏曲は定番だけどやっぱりいいね、1シーズンにひとりはいてほしいわ。
世界選手権初出場だったのか、しばらく第一線で見かけなかったしなあ。しかし今シーズン躍進しましたよね。一般の人には浸透してないかもしれないがオタクはその躍進に気付いて大いに注目した1年だったのではないかしら。来シーズンも楽しみですな。
ところで、カナダだしやっぱりスティーブン表記にしようかな、ということで今回からはスティーブンにしますね。


21:佐藤駿
ゴゴレフも躍進だったけどいちばん今シーズン躍進したの彼じゃない?今シーズンの安定っぷり半端なかったもん。しかもその安定ぶりがシーズンラストまで続くとは!!
ルッツはすっかり友達になったのね。4回転ジャンプの質が素晴らしい、コンビネーションなんてぐうの音も出ない。スピンもすべてレベル4。何よりもこのクオリティを毎試合続けられたことが成長だったと思う。来シーズンも静かに炎を燃やして欲しいです。
来シーズンの振付はどうするのかな、シゼロンの振付と相性が良かったように思うのでどうするのか楽しみ。


22:アレクサンドル・セレフコ
4回転ルッツで転倒したけど、大きなミスはそこだけだったのでは?4回転トゥループは素晴らしい出来だったし、後半のトリプルアクセルも幅があってすごく良かった。回転足りてなかったようだけども。んでも後半は完全に立て直してて特に良かったですね全体的に。
彼がここまで滑れる選手だったなんて知らなかったよ、彼を発見できる大会でもあったなあ。ショートのスモールメダルですもんね。ショートに続いてフリーでもいい演技ができて良かった。


23:アダム・シャオ・イム・ファ
4回転トゥループ素晴らしかった。しかしジャンプには乱れが多く、良くない時の彼が出てしまったという感じ。4回転の転倒やパンクは得点源的にも痛かったんじゃないかな…。
けれどバックフリップや大迫力のコレオなど、見どころはやっぱり満載でした。漢!って感じのプログラムやスケーターは意外と少ないので、彼貴重な選手なんですよね。
副音声爆笑。「アブザル」「マヨロフ」「ビチェンコ」…。完全にディープなスケオタ向けメンツじゃないですか…(笑)


24:イリヤ・マリニン
どうしてだ…。どうしてこの演技ができるのにオリンピックだけあんなにミスが多かったのだ…。まさにオリンピックは魔物…。
4回転アクセルは跳びませんでしたがトリプルアクセルがすごい高さで4回転でも見たような気持ちに。実況の話からすると途中までは4回転のつもりでいたのかな。それであのアクセル跳べるんだすげえ…。
えげつけないコンビネーションジャンプが決まりまくり、ますます首をひねってしまった。オリンピック、あいつなんなん???あんなに連戦連勝しててオリンピックだけあの結果。なんで????
「メッチャツカレタ」また言ってる。お気に入りなのね。


最後に入ってた映像良かった、4年分やるのね今回。See you next seasonがないと締まらないから嬉しい!シーズンじゃなくてストーリーになってた気がするが。

Twitter(Xってダサいから永遠にTwitter呼びしてやろうと思う)が凍結されてしまったので、解除されてから投稿しようと思っていたら今更の更新になってしまいました。Twitterと連動して更新情報アップしてたからね。たぶんお二人くらいしか見てなかったと思いますが(泣笑)。
その間に鍵山君は来季休養、三浦&木原は引退と大きな動きもあり、来シーズンはかなり勢力図が変わりそうですね。平昌シーズンくらいからずっとトップだった選手たちがごっそりいなくなってしまうことになり寂しさはやはりあるなあ…。しかし後進たちも才能の塊なのできっと寂しさを感じる暇もないんだろうな。そしてこの繰り返しが私の寿命が来る日まで続くのでしょう。

私の生活がいつまでも安定しないこともあり、今シーズンは観戦にも鑑賞にも行けず映像を見ての感想のみでした。来シーズンも更新するかどうかは未知数ですが、もし更新していたらまた読んでやってください。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。

世界選手権2026雑感①

今シーズンラストの記事になる予定です。結局今シーズンもぼちぼちだけど感想を書き続けてしまった…。
さて、オリンピックシーズンのラストを飾る世界選手権です。オリンピック金メダリストがこぞって出場辞退しがちな大会ですが、今大会もボードリー&シゼロン以外はお休みか。そしてこの世界選手権を最後に引退してしまう選手も多い大会ですね。カオリサカモト…。ううっ。

スタジオの様子をYouTubeで生配信って、大会の模様を生放送するわけじゃないのに何の意味が??と思っていましたが、ああスタジオに集めたスケーターたちの喋りを副音声として聞けるという企画だったのか!!まったく気付いていませんでした、不覚。
これ書きながら聞いてるけど、だいぶ面白いな??まだショートプログラムの序盤だけどこれ仕上げ終わるまでに果たしてフルで聞き終わるかしら?こうご期待←クソどうでもいい

ではでは、見られた選手のみですが感想をどうぞ。

女子ショートプログラム

第4グループ

19:シン・ジア
冒頭のルッツでミスが出てコンビネーションにできなかったものの、ラストジャンプでしっかりリカバリー。ミスと言ってもコンビネーションにできなかったというだけなので大きな問題はなさそう。
ジェフの振り付けたプログラムとのことですが、とても品格を感じる振付で非常に良い…。それを滑りこなしている彼女の才能も素晴らしいですな。ステップとスピン全部レベル4ですね。


20:イ・へイン
ジャンプが大きくて気持ちがいいですね。動きも大きくて映える。シットスピンも素晴らしい。
ラストはジャッジの前で大きく手を広げて。いい点出さないと職員室に乗り込んできそう←意味不明
衣装よく見るとたくさんストーン?がついてる。重くない素材なのかな?

第5グループ

25:ニーナ・ピンザローネ
いい演技でしたね、とてもまとまっていた。スピンも美しい。マイナスのない採点表で美しい…。
ピエロというとおどけたイメージだけど、どこか悲しく、かつ優しく感じるのが不思議で面白い。
振付はリショーなんですね。オリンピックの時もよく見かけたけど今日もリンクサイドにいるのだな。


26:ニーナ・ペトロキナ
コンビネーションジャンプはなんだか重そうな感じだったけど、そこ以外は良かったんじゃないかな。フリップ跳んだ後の姿勢がいい…。
ラストのスピン回ったあと結構振付あるんだけど、それがなんか余韻あっていいね。


27:中井亜美
トリプルアクセルが崩れてしまった。しかしあれでよく転倒せずダブルで降りてきたな、パンクしてしまうよりずっといいよね。
アクセルのミス以外はとても余裕があったしさすがの内容。ピンザローネさんと同じピエロの演目だけど、ピエロの表現にも色々あるものだな、と比較ができて面白いですね。

第6グループ

28:アナスタシア・グバノワ
彼女の腕の表現ほんといいな…。この出来でもスモールメダルに届かないのか、めっちゃ良かったけどなあ。
インドの曲を使ってるんだけど、めっちゃ耳に残る。曲と衣装がインドなだけでくどくはならないところは優雅なグバノワさんだからですなきっと。
ステップがレベル2?これが響いちゃったかしら。


29:イザボー・レヴィト
かわいいいい…。かわいすぎるチャーミングすぎるなにこれ…。
しかも素晴らしい演技。コンビネーションはセカンドループ!ただチャーミングなだけじゃない、内容はタフ!!そりゃ高得点出るだろうなって納得でした。かわいい←エターナルループ←黙れ←レヴィトとファンのエターナル←誰か息の根を止めろ


30:ララ・ナキ・グットマン
いいジャンプだ…。トリプルトゥループを重ねたコンビネーションなのでそれほど高得点にはならないのだろうけど、これだけの出来栄えなら問題なさそう。それだけにラストジャンプが惜しかった、ちょっとぐらっとしただけとは言え。でもそのジャンプの加点マイナスになってないね、プラスもないけど。
曲に合わせた表現もすごく良かったです。かっこええ。


31:アンバー・グレン
トリプルアクセル降りたーーー!!ちょっとヒヤッとしたけど!コンビネーションが両足着氷だったりと決してパーフェクトではなかったけど、及第点の内容だったんじゃないかなあ。
曲が彼女をすごく盛り立ててカッコよく飾ってる印象でそれもとてもいい。フィナーレになだれこむスピンが素敵…!


32:坂本花織
オリンピックの結果は悔しかっただろうけど、そのおかげでもう一度彼女の演技が見られるんだと思うと喜ぶべきかどうか複雑ではありますが、やっぱりもう一度見られるなんて最高おおおおおお!!!
今日はいつにも増してジャンプが良く流れてる気がする。この素晴らしい足元は生で見た方が真価がわかるであろう、お客さんが総立ちなのも納得ですよ。レベル3の要素もあるのにこの点。
キスクラの絶叫も彼女らしい。これが見られるのもあと1回だと思うと涙が出そうだ…。
副音声聞いてるだけでも面白いな。生で見るとやばいっていうのわかるね。私も坂本さんのファンになったのは生で滑りを見たからだもんな。その時はまだジュニアだった彼女のことほとんど知らなかったはずだけど、それでも印象に残ったもの。頭角を現してきてからの演技も見に行きたかったです…。涙。


33:千葉百音
うおおおおおお素晴らしい!!!ジャンプが全部非常に良かった。ダブルアクセルの長いランディングがいいよねこのプログラム。
4位ってある意味いちばん悔しい順位だったと思うけど、何かひとつ乗り越えたような演技でたいへん清々しくて良かったです。
おおお高得点だ…!!自己ベストか、素晴らしい!

ペア・ショートプログラム

第4グループ

12:長岡柚奈&森口澄士
オリンピックは緊張が大きかったんだろうなあ、これが本来の彼らなのだろうという伸びやかさ。これだけダイナミックに滑ってるのにものすごく速い。ふたりともシングルでもまだ全然やっていけるんでしょうしね。
ループのぴったり揃い具合に痺れる…。非常に良かったです。ツイストの加点がマイナスだからここは課題ですね、成美ちゃんももう少しこうなればいいみたいに指摘してたもんな。

ペア・フリー

第4グループ

16:長岡柚奈&森口澄士
この演技ができるペアがオリンピックではフリーに進めなかったとは…。しかしそのリベンジは完璧にできたのでは??
2人とも元シングルだけあってソロジャンプに安定感があるのがいいよね。ツイストやスローがさらに磨かれたらもっと強くなるのかな。リフトは成美ちゃんの言うように光るものがありますね…!!
フリーだけなら3位だったのか、すごい…!!まだまだ進化を見守っていきたいし見守れるのが嬉しいですね…!!
副音声面白い、投げ方論面白…。なるほど日本人は綺麗に投げる…。見てるところ面白いな。友野君の「すみただ」呼びが和みますね。

男子ショートプログラム

第5グループ

25:アレクサンドル・セレフコ
こじゃれたプログラムでめっちゃいいですな。しかもいい加減踊りまくってから4回転跳ぶんだよね。なんて真っ直ぐで高いジャンプ…!トリプルアクセルも最高過ぎるし、コンビネーションもがっつり決まった!!
これはなんというか、ゾーンに入るって感じかしら。高得点も納得、すんばらしかった!!!


28:ルーカス・ブリッチギ
4回転は着氷が微妙だったが、トリプルアクセルが超!!超カッコよかったからすべて忘れた!!!ルッツもいい!!
男子のスケートのパワーを引き立てる選曲もとてもいいし、その音をきちっと拾ったノリノリの動きもすごくいい。このプログラム好きだわー。いい演技でした!


29:ダニエル・グラッセル
ルッツよくコンビネーションにしたな、単独にしちゃうかと思った。残りが4回転ループとトリプルアクセルかあ、そりゃリカバリーが大変そう。だからここで頑張ったのね。ループとてもいい出来に見えたけどちょっと回転不足という判定。
今日はスピンも一段と良かった気がする。オリジナリティがあるだけでなく音にもすごく合ってた。


30:三浦佳生
冒頭のジャンプは転倒。トリプルアクセルはよくこらえたなあれ…!とんでもないスピードで跳んでくるので、ミスがあると大事故になる印象なのですよ。なのでそうならなくて良かったですが、コンビネーションジャンプを入れられなかったのはショートでは痛い…。
スピードも凄かったし勢いもあったので、調子が悪いわけではなかったのかなと思うけど、何かが噛み合わなかったのかなあ。まさかフリーに進めないとは…。これだけ得点が出なければ仕方ないのですが…。
いちばんオリンピックのリベンジをしたかった選手だろうから、今度こそ這い上がってきてくれ…!!

第6グループ

31:ニカ・エガゼ
4回転サルコウは転倒。しかし次の4回転トゥループでしっかりリカバリー。アクセルにもミスが出て、不本意な出来だったかな。
でもステップすごく情熱的で良かった。リショーの振付はやっぱりインパクトあって面白いな。


32:ケヴィン・エイモズ
冒頭のジャンプ2本は降りてはいるけど着氷こらえてるというか、無理矢理降りてる感じ。やっぱ減点はされちゃうか…。
でもトリプルアクセルはとってもいいジャンプでしたし、ステップは彼らしい魅力に溢れてましたね。けど普段はもっと勢いがあるような?ミスが気になっちゃったかなあやっぱ…。


33:アダム・シャオ・イム・ファ
なんて迫力のあるコンビネーションジャンプ…!!力強く厚みのあるとでも言うのか、そんなジャンプが続いてカッコいい。
そしてステップの迫力はコンビネーションのそれ以上だったと思う。力強い弦で世界観を奏でていくチェロのような…。うまく表現できないが、超良かった!!てかステップ満点だよねこれ??
副音声で佐藤洸彬君の話が出てきて笑った…。そうそう、アダムのこの衣装めっちゃどこかで見たことあるって思ってたけどそれよそれ、それそれ…。オタク以外には通じない話題だと思うけどオタク以外はそうそう聞こうとしないか、この副音声(笑)


34:イリヤ・マリニン
4回転アクセルかフリップかって、そんな予想される選手ほかにいなさすぎて笑う…。
本当にオリンピックだけどうかしてたんだねとしか言えない出来。お前普段何食ってるの??と思わず聞いてしまいたくなる、軽々と当たり前みたいに4回転を跳ぶマリニンが戻ってきた。
マジでオリンピックだけ何がどうしちゃったんだ…。オリンピックってそういう大会だよね、何故か優勝候補が大崩れしちゃったりする。4年に一度しかないので調整が難しいんでしょうか。


35:鍵山優真
ぐうの音も出ないコンビネーションジャンプにスルスルのサルコウ。最高の出だしだったのにアクセル…??!!明らかに何かに引っかかったような転び方だったから氷の穴にはまってしまったのかな、あああ運がない…。
すぐに立て直してキレキレのステップで観客を沸かせていたが、良い調子だっただけに本人も混乱しながら滑ってたのでは、という印象でした。これは今シーズンパーフェクトが出てない気がするフリーを完成させるしかないかもよ、彼ならできるはずだ…!!
アクセルがまったく入ってないに近い状態でも90超えてるのつええ…。インタビューで本人がアクセル以外は無茶苦茶良かったって言ってたけど本当にそれな…。本人もありゃ運がなかったしょうがないって割り切ってるんでしょうね。
副音声で溝の話してたけどスケーターにしか感覚的にわからないであろう専門的な話題で興味深かったな。強化部長さん(今シーズンは役職違ってたらごめんなさい)を「よしこさん」呼ばわりしてるのも笑った…。


36:佐藤駿
この今シーズンの安定感がシーズンラストまで続くなんて…!本当に強くなったね彼…!しかも最終滑走でこの演技。
すっかり失敗する気がしなくなった4回転ルッツを皮切りに今日もしっかり要素を揃えた。ラヴェンダーの咲く庭でのメロディが彼のどこか郷愁を感じさせる雰囲気によく合ってるし見てる方も演技に入りやすい気がする。素晴らしかったです!


成美ちゃんは今日だけなのか。キャラ的にはいちばん立ってるのにな(笑)。成美ちゃんが抜けた分は友野君頑張れ。くそう当日この副音声に気が付いておけば良かった…。ちなみに初日の方は聞き終わりました←いらんこの情報
ではでは、次回はフリーの記事でお会いしましょう。次回で今シーズンの記事は最終回の予定です。

ミラノ・コルティナオリンピック雑感⑰

とうとうオリンピックのフィギュアスケートもエキシビションを残すだけ。寂しいなあ、あっという間の2週間だったな…。
エキシビションも町田君解説かと思ったら鈴木さんなのね、男子の解説を終えたら帰国してしまったのだな。テレ東のスタジオにはいますね町田君。
最後まで楽しませてもらいますよ、ではでは感想をどうぞ。

エキシビション

1:オープニング
カロリーナ・コストナーが登場。イタリアではアイドル的な人気があるというお話ですもんね。
渦を巻いたような衣装の柄はプロジェクションマッピングに合わせてあるのかな。その衣装は途中でチェンジしたっぽい、見逃した(笑)
相変わらずのスルスルした足元ですね、滑るの久々に見た。暗くてあまりよくわからなかったですが。


2:ダニエル・グラッセル
シンプルな白いシャツでしっとり演技。素敵ー、と見とれておりましたらシャツ脱いでギラギラした真っ赤な衣装に。衣装替えがお好きなんですな。曲はそこまでギラギラしてませんでしたが。


3:オリヴィア・スマート&ティム・ディーク
なんかサッカー始まったんだが??ボール蹴ってるんだが?ゴールポストもあるんだが?????ゴールには入らなかったけど(笑)
んで普通に演技が始まるんだけど、ひとしきり滑るとポストを中央に持ってきてシュート合戦が始まる。3回くらい繰り返してガチサッカー。ポスト意外と小さいのね。
しかも最後にはボールにサインして客席にシュートとスローインでプレゼント。エキシビションならではのプログラムでいいですな!!


4:中井亜美
真っ赤な衣装でかわいい。氷に寝そべって足ぱたぱたする振付もかわいい。しかも滑りもジャンプもキレッキレ、なんてイキイキしてるのか。これは観客の心をバッチリ掴んじゃいましたね!!!


5:ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ヴォロデイン
少女の世界から打って変わって大人の世界。エキシビションは4種目の選手が出てくるのでこうやってバラエティに富んでるのがいいよね。とても引き込まれる内容でした、素敵…。


6:佐藤駿
オリンピックで流れる千本桜。イタリアにはどの程度日本のオタク文化は伝播しているのだろう。
振付は宮原さんだったのか。目の覚めるようなトリプルアクセルに会場も心つかまれてましたね!


7:イタリアチーム
イタリア代表が全員出演。揃いの青い衣装も素敵、しかもパヴァロッティのトゥーランドット!!!あまりにも豪勢。フィギュアスケートを象徴するような曲を自国の文化として持っている強み。
素敵過ぎました、もう1回じっくり見たい!!


8:アンバー・グレン
おろした金髪に漆黒の衣装。出てきた時からカッコよすぎなんだが???
今大会の女子の競技の陰の主役だったんじゃないかな。フリーは最高だったし人柄も伝わりましたよね。スピンがあまりにも素敵でさらに惚れ直した!!!!


9:パイパー・ギレス&ポール・ポワリエ
パイパーさんは大変な思いをしてからの復帰とメダル獲得だったわけですよね。感激もひとしおだろうな。
海に沈む夕日のような衣装の色。1日の終わりのような、人生が終盤近くなった老人たちのような。いずれにしろ深い。絵画のようだ…。


10:マリア・パブロワ&アレクセイ・スヴィアチェンコ
打って変わってキレキレアクロバティック。ペアのエキシビションならではですね。頭の上でぐるんぐるん回すリフトすげええええええ、手完全に話してるんだもんな。サイドバイサイドもしっかり決まってる。


11:チャ・ジュンファン
多彩な足元に目が行く、片足で滑っていくあたりも美しい。腕の表現も素晴らしく、気品もあって非常に良い演技でした。
彼もあとひとつミスがなかったらおそらくメダルだったので悔しさもあるでしょうが、この豊かな演技を披露できる心の豊かさがあるんだろうなあと思うのです。ますます活躍して欲しいな…。


12:アリソン・リード&サウリウス・アンブルレヴィチウス
ノリノリでロックなプログラム。衣装もロックでかっけええええ。なんか短くない?あっという間だったぞ??


13:アデリア・ペトロシアン
常に曲に合わせて動き続けているようなプログラムなのですが、曲を余さず拾った体の動きが小気味よい。ラストは尻もちをついてしまいましたが、それが人間らしくていいですね。エキシビションだから問題なし!!


14:アナスタシア・メテルキナ&ルカ・ベルラヴァ
オリンピックの舞台で披露されるモータルコンバット。あんなマニアックなゲームが(笑)。世界では人気なのかもですが。
プレゼントも用意していて会場にぶん投げ。大会マスコットのぬいぐるみかしら?ベルラヴァさんの投げっぷりが良い。なかなか遠投してますね(笑)


ここで整氷。ぬいぐるみ投げたり忙しいからジョージアのふたりが前半最後なんでしょうか(笑)


15:アメリカチーム
後半がスタート。団体戦金メダルのアメリカのチーム演技から。
アメリカは団体戦に出た選手だけなのね、そりゃそうか。マリニンは招待もされてるけどこのためにイタリアに残ってたのだな。
イタリアと違って衣装までは用意してないのでジャージ。バックフリップも決めててマリニンも元気いっぱい。ほっとしたわ。


16:ニーナ・ペトロキナ
リンクサイドにマリニン、ジュンファン、ティム・ディーク。3人の男を手玉に取っているのだろうか。おでこを弾かれるマリニン、赤いスカーフで弾かれるジュンファンとティム。悪女?(笑)
リンクには椅子も登場、女王様なのですかねえ。ティム氏は彼女の演技が終わるまでリンクサイドに倒れてたって、どれだけ付き合いがいいの(笑)


17:アダム・シャオ・イム・ファ
リショー振付、ゴッホの生涯を描いたプログラムとのこと。
前半は青いシャツでゴッホ本人なのかな、会場が暗くなり衣装チェンジ、後半は星月夜の衣装で登場。死後に作品が評価された画家だったはずなので、死後に世界を評判が駆け巡ったとかなのかなあ、だったら切ないなあ…。
大作でしたね、見応えがありました。バックフリップやジャンプも迫力。ショートは3位でしたしエキシビションに招待されるのも納得。


18:シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファッブリ
母国で滑るエキシビションは特別なものがあるでしょうね。個人のメダルにはあと一歩手が届きませんでしたが、誇らしい気持ちで滑っているのが伝わるようでした。リフトもキレキレでした。


19:イ・へイン
黒い着物みたいな衣装に帽子、扇子で登場。何かのコスプレ?
後半はそれらを脱いで白い衣装に。前半は曲もKpopだったそうだが、後半は曲も違うよね?ダブルアクセル3つ続けるシークエンスかっけええ!!!


20:鍵山優真
ピアニストによる書下ろし曲。著作権の問題をクリアできるのと、鍵山君のために作ってるので滑りやすそうなのとで一石二鳥ですね。コストナーの振付も冴えてる、ディレイドジャンプを組み入れたステップも素敵過ぎ!
キラキラした曲調がこれからの洋々とした未来も感じさせる。彼はまだ22歳、4年後も十分活躍が期待できますものね。


21:マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ
白い布を使ったプログラム。これ本当に好きなんです、ものすごく素敵。
白い布は彼らの魂や命をつなぐ運命の糸なんだろうか。布を置いているときはベイツさんがチョックさんを支えるような演技。
最後にまた布を使用する。白い糸から離れていく彼女。手に残された布を切なそうに見つめる彼…。彼女は彼のもとを去ってしまったのだろうか。ふたりの人生に思いを馳せる。


22:サラ・コンティ&ニッコロ・マチー
前半はヤングマン。YMCAもやってくれるぞ。客席も踊ってるぞ!!
後半はスルツカヤがカウボーイのプログラムで使ってたやつね。頭の上ぐるぐるリフトも倒立ぶん回しリフトもあるぞ!会場白熱!!


23:坂本花織
小松原美里さんの振付、初披露のプログラムなのかな?
上から映すと彼女の滑りの速さがよくわかる。ひと蹴りで滑らかにどこまで滑っていけるのか。プレッシャーからも解放されたのだろう、これ以上ないくらい淀みなく、彼女の素晴らしいスケーティングを堪能できた。最後のオリンピックでの演技、楽しませてもらいました。本当にありがとう…!!
これまでのプログラムの振付を繋ぎ合わせてるそうだけど、コウノドリの振付はわかったかも。


24:イリア・マリニン
ああそうか、スモールメダルだった選手は全員出るのかな?
普通にリンクに遊びに来たそのへんの兄ちゃんみたいな衣装ですが、そのへんの兄ちゃんはこんなジャンプしれっと跳びません(笑)
金メダルが最も確実視されていた選手だっただけにファンも本人も衝撃の結果でしたが、この位置での登場に彼の功績へのリスペクトが伺えていいなと思いました。


25:ロランス・フルニエ・ボードリー&ギヨーム・シゼロン
ここからは金メダリスト。イタリアのアナウンサー?が何か言ってるけどわかんない。登場の仕方が競技の時と一緒なのね、リンクサイドに国旗とか名前とか表示されるの。
うおおおおあああ…。すげえ、うめええ…。芸術が滑ってるって感じである…。このまま30分くらいプログラムが続いて欲しいような陶酔感。あああああ…。終わっちゃったよもったいないよ…。


26:ミハイル・シャイドロフ
やっぱり競技の時みたいに表示が出るのね。しかし登場したのパンダだが??曲もカンフーパンダだが??
なんか着ぐるみ着てる??体もぽっこりもこもこなんだけど??
途中でふたりの男と対決するのだが、ベルラヴァは衣装でわかるけどもう一人の赤いマスクマン誰?エガゼなのか、このために残ってくれてたのか??(笑)
そのもこもこ着ぐるみでジャンプ跳んでるあたりまともじゃねええええ!!すげええええええ!!!
それよりなにより金メダリストなのにこのプログラムでいいのかよお前。ん?えええ??!!ジャッキーチェンがリンクサイドに出てきた!!!情報量が多すぎてついていけない!!!!(笑)


27:三浦璃来&木原龍一
パンダが全部持って行ったので大丈夫かと思いましたが心配ご無用。プログラムが始まるなり即観客を引き込んでましたね。明るい曲、抜群の滑り、高いツイスト、スピードとダイナミックさが光るリフト。これが金メダリスト!!いやパンダもだけどさ!!!(笑)
背中のチャックが開いていたのを演技中に木原君にチャックを上げてもらったと明かす三浦さん。おおおおおいいいい!!!(笑)


28:アリサ・リウ
金メダリストの登場順は競技の開催順なのね。大会を振り返る気持ちになれるな。
衣装かわいい、初めて見るプログラムですね。ランディングまでしなやかなジャンプと彼女の明るさ。魅力的なプログラムでした!


29:フィナーレ
カロリーナの先導で始まるフィナーレ。パンダがパンダのままで思わず噴いたわ!!!!!!
銅メダリストの個別演技、銀メダリスト、マリニンとアダムのバックフリップを経て金メダリスト。金メダリストのラストは我らが三浦&木原!!パンダのインパクトに負けるな!!(笑)
全員で並んでのウェーブもいいね。そして坂本さんがいつものようにセルフィ―を!あああ、みんないい笑顔。何より坂本さんの最高の笑顔!!
マリニンとアダム再び。サイドバイサイドのバックフリップ!ベルラヴァとディークは氷の上で後転、バックフリップは無理でしたか(笑)。このふたりエキシビションの陰の主役でしたな(笑)
手を繋いでくるくるするカロリーナとアリサ。ベルラヴァに振り回されるパンダ(笑)。もうさあ、パンダのネタっぷりが半端ねえよ(笑)。全部持っていきやがった(笑)
ラストの方に流れてたのがファンタジー・オン・アイスのフィナーレの曲でよく行ってた頃が蘇って終了でした。


セカンドキャリアについて語る坂本さんに、引退を覆す意思はないんだなと感じて寂しいですけど、それが彼女の意思なら我々は応援するのみ。あなたが金メダリストを育てなさいという中野コーチの言葉を実行する日を長生きして待つとしますか!長生きできない可能性もかなり高いんですけどね、こんな生活してりゃな。
佳菜子ちゃんと町田君にこれまでのプログラムの振付を見つけたと具体的なプログラム名も挙げて指摘してもらって嬉しそうな坂本さん。この笑顔が見られて皆満足して終われたんじゃないかなあ視聴者もファンも。テレ東映らない地域なのでTVer様様です。佳菜子ちゃんに「まっちー」って呼ばれてる町田君にも笑いました(笑)

とても心に残る大会でした。昼夜逆転生活みたいになって体力気力とも最低レベルで生きている私には大変でしたが、本当に素敵な時間を過ごさせてもらいました!ずっと生活が底辺で近場の試合にすら行けない有様ですが、いつかまともな生活に戻れたらまた氷を削る音や着氷の音を味わえる客席にも舞い戻りたいものです。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。いつ更新するかはわかりませんしもう更新しないかもしれないですが、もう更新しないと決めたわけでもないので、とりあえずこのセリフで締めておきますね。

ミラノ・コルティナオリンピック雑感⑯

ついに女子の戦いが決着。緊張するけど最後まで楽しむぞ。よろしければ感想文にお付き合いください。ではではどうぞ。

女子フリー

第1グループ

1:ロリーン・シルド
諸事情であんまりちゃんと見られなかった…。無念。
ちょっとミスが多かったかな?うーん、ジャンプの減点が多い。衣装の赤が深い色でいいですね。


2:リヴィア・カイザー
両手と片手と両方入ってる豪勢なタノコンビネーションからスタート。とてもいいジャンプ!
少し着氷乱れがあったくらいでしっかりジャンプが決まって好調だったんですけど、後半になって転倒が。それが大きなミスになってしまいましたが全体的には楽しそうで良かった気がします。


3:マリア・セニウク
ビビッドな朱色の衣装が目にも鮮やか。
スピードはしっかりあったんですが、ジャンプが思うようにいかなかったかも…。かなりパンクが多くて、後半のコンビネーションも無理矢理行ったような印象。リカバリーをしようとしたり最後まで諦めてはいなかったんですけど不本意な出来だったかもですね。


4:キミー・レポンド
冒頭から3本続けてジャンプで転倒。2回目の転倒後は会場からは大声援、やはり温かい会場ですね。
4本目でやっと成功。そこからはミスはなかったですがコンビネーションもおそるおそる跳んでいるような印象でした。スピンの指先など美しいポイントもあったのでまたリベンジして欲しいですね。


5:ルイヤン・ジャン
おお、いい演技でしたね…!!しっかり降りて行こうという意思の感じられるジャンプが次々と。回転不足だと指摘されたジャンプもありましたが、やるべきことはきっちりやった演技だったのではないかな。スピンとステップのレベル4も光る。
ジャッジの間近でアピールするあたりも魅惑的ですね。暫定トップ。おお、スイ&ハンが見に来てるのか。


6:エカテリーナ・クラコワ
振付はこちらもアモディオ。黒のシックな衣装ですが、曲はシックって感じでもない?後半のイメージに合わせてるのかな?
ジャンプの着氷乱れなどはありましたが全体的にはしっかり決まっていた要素が多く悪くなかったと思います。スピンのポジションも個性的。
コレオかな、走り出していくような振付がとても印象的。希望の明日へ駆け出していくのか。ザ・アモディオ感が…(笑)
キスクラいるのアモディオよね??貫禄出過ぎじゃない????

第2グループ

7:ララ・ナキ・グットマン
ジョーズ。インパクトのあるプログラムですよね。彼女が演じるのはジョーズなのか、ジョーズと戦う人間なのか。かの有名なメロディの辺りは迫りくるジョーズって感じですが。衣装もテラテラした感じですし。でも深海っぽい色なので厳しい海の世界そのものを演じてるような感じもするかも。
演技も良かったと思います。シャープなジャンプがビシビシ決まってました。スピンとステップも全部レベル4ですね。


8:オルガ・ミクティナ
いい演技でしたねえ。ジャンプに力強さとしなやかさがあってかっこいい。スピンからステップへのスムーズな流れとか見応えもありますね。
回転不足はあったようですが演技全体の印象は悪くなかったと思います。んでも軽微でも回転不足4つはちょっと多かったかなあ。でもシーズンベストが出て嬉しそう。こっちも嬉しくなりますね。


9:ユリア・ザウター
おお、これは素晴らしい演技…!!ジャンプがすべて成功、高さもあり美しい。終盤では本人からもみなぎる自信を感じる。会場にもそれが伝わったのか大きな歓声。
28歳、円熟と完成の演技とも言うべきか。回転不足判定もゼロだった様子、それだけ明確に回転していたということ。スピンとステップもレベル4、オリンピックでこれができたのは彼女の人生の大きな財産になりそうですね。
自己ベストを大きく更新し本人大はしゃぎ。良かったねえ…!!


10:イーダ・カルフネン
彼女もいい演技でした…!ラストジャンプだけが!ラストジャンプだけが惜しい!!!着氷が乱れただけなので致命的なミスではないのですが惜しい!!!
白鳥の湖なのですが、なんか妖精感というか魔法感というかファンタジー感があった。そもそも魔法で白鳥に変えられてる話なわけで間違ってはないか…。


11:シン・ジア
純白の衣装で『愛の夢』。清楚そのものという印象。
ジュニア時代の活躍そのままにシニアにやってきたという印象ですね、素晴らしい演技。壁に近づきすぎたようなジャンプのミスだけが非常にもったいなかった。それ以外はとても良かったです、愛の夢の中に観客を引き込む演技だったのでは。
自己ベスト更新、高得点が出ましたね。暫定トップ。


12:アンバー・グレン
6分間練習前から大歓声でしたね、ショートの結果を観客も知っているでしょうから。
メダルが厳しくなった状況で諦めてしまってもおかしくないのに、トリプルアクセルを素晴らしい質で成功!!高い加点がついている。
それ以外も素晴らしい。ジャンプかっこよすぎるんだよ!!
あわやパーフェクトという内容だったので、ラストのループで手をついたのだけが本当に惜しかった。でもそのミスもそこからの立ち直りもドラマティックなカッコよさがあったんですよ何故か。絶対に諦めないという鋼の意思によるものだったのかも。
シーズンベストで暫定トップ!

第3グループ

13:ソフィア・サモデルキナ
ジャンプが全部両手タノ。5つ目に跳んだコンビネーションだけタノじゃないように見えたけど見間違いだったらすまん。片手タノもあったかな?いずれにしろジャンプが上手い人のジャンプという感じで軸などしっかりしていたと思う。
広がりのある曲に乗せて演技も豊かに広がるようで、とても良かったんじゃないかと思います。本人もガッツポーズで嬉しくなりますね。


14:ニナ・ピンザローネ
面白い出だし。座っちゃってる?インパクトあるなと思ったらリショーらしい。なるほどそれっぽい。
少しこらえたジャンプもあったけど、綺麗に降りるとフリーレッグも美しく好印象。スピンの回転も速くて素晴らしい。いい演技だったのではないかなあ。
リショー振付したみんなのキスクラに座るのか?回転不足が多く暫定4位。


15:ニーナ・ペトロキナ
デューン。今大会各カテゴリーにいないデューン?ペアはいなかったっけ?
素晴らしい演技でした、ジャンプすべて成功!三つ目のジャンプふわっとしていて美しかった。ステップは事件が起きたのか緊迫感。コレオは神秘的な砂の儀式という感じ。とても見ごたえがある。
減点のない採点表が美しい、暫定2位。アンバーつええ。グリーンルームでも貫禄ありすぎる(笑)


16:イ・へイン
カルメン。真っ黒な衣装にちょっとだけ差し色で赤が入ってる。カッコいいなこの衣装。
彼女も素晴らしい内容でした!!ジャンプ全部決まった、気持ちいい。ラストは氷に倒れ込むような振付なのですが、そのままカルメンから解き放たれた彼女も力を出し尽くして倒れ込んでる感じ。すべてぶつけ切ったんでしょうね、いい演技でしたものわかるわかる。キスクラでもいい笑顔で嬉しくなります。
彼女も高得点で暫定3位。嬉しそう、かわいい。


17:イザボー・レヴィト
ニューシネマパラダイス。ショートもフリーもイタリアモチーフなのね。地元イタリアのグットマンさんはジョーズだったのに…。何故ジョーズ…。
冒頭のフリップで転倒。しかしすぐに余韻のあるランディングのジャンプで立て直す。シークエンスは少しこらえたような印象でしたが大丈夫そうかな。うむ減点されてないね。ラストジャンプでリカバリーできなかったのでコンビネーションもひとつ足りない状態。
とてもやわらかで美しい演技だったけど、彼女としては不本意かもしれませんね。でもかわいいので許す←やかましい


18:ルナ・ヘンドリクス
3つ目のジャンプが!!!フリップがパンク!!パンクしても美しいのだが転倒より厳しいかもなあパンクは…。惜しい惜しすぎる。
コンビネーションは全部タノで成功。特に冒頭2本キレキレ。さすがの巧みな滑りでしたけど、やはりパンクを引きずったのか観客を巻き込む力はいつもより弱かったのかも。パーフェクトなら明らかに乗ってきますもんね彼女。でも十分彼女の魅力は伝わる演技だったと思う。
んー、パンクが響いたかあまり点が伸びない。ルッツのアテンションも響いたか。ずっとグリーンルームにいるアンバーつえええー。

第4グループ

19:アナスタシア・グバノワ
あああああ、ステップアウトしたルッツだけが惜しかった…!!あとはすごく良かっただけにもったいない!!!!
背中のデザインの通りに、男女の心の機微が見えるような演技。切なさ、怒り、優しさ、愛…。たとえ永遠の別れであっても、そこには変わらない愛情と希望がある。それを感じさせてくれる滑りがとても素敵でした。本当に3つ目のジャンプが惜しいわ…。
この出来でも暫定4位か。ジャンプひとつのミスが大きく響いてしまうな。
サムズアップしてるアンバー貫禄。まだトップ。ずっと座ってなきゃいけなくて大変だわね彼女も(笑)


20:アデリア・ペトロシアン
国際大会でほぼほぼ見る機会がないのですげえ新鮮。こんな新鮮な気持ちで最終グループの選手が見られることなかなかないぞ。皆上位常連ですしね。
4回転は回転不足で転倒でしたが、大会に足りなかったのはロシア女子だよ…。4回転バンバン跳んでたロシアが帰ってきた…。
転倒で無理しないことにしたのか4回転は1本だけ。しかし非常に軸のしっかりしたシャープなジャンプはカッコいいの一言。エッジのアテンションがあったそうですが見てる限りは4回転以外は素晴らしかったように思います。
なかなか点が出ないな、何が引っ掛かってたんだろ。しかしさすがの高得点が出て暫定2位。アンバーどんだけだよ。


21:千葉百音
とても落ち着いてジャンプを降りてた気がする。3つ目のコンビネーションはパワーが続かなかった感じでどうにか降りた印象だったので回転が足りなかったかもしれませんが、最小限のミスだったんじゃないかな。
冒頭のジャンプも少し回転不足だったようなのでパーフェクトとは言えないのかもしれませんが、オリンピックの雰囲気にのまれず演技できたというだけで十二分に強いですとも。
ついにトップが入れ替わる!!ここまで残ってたアンバーがすげえ。彼女もトップ交代をわかってるような表情で拍手送ってましたよね。


22:アリサ・リウ
失敗する気がまったくしなかった。オリンピックをひとつの試合として楽しみに来ているような気負わなさ。滑り終えても余裕の表情。かっこよすぎるだろ!!!
ジャンプがとにかく上手い、力みがなく自然。音にバチっと合ったフライングキャメルには思わず手拍子しちゃった。リンクサイドにはキャーキャー言いながら戻ってきててやっぱり嬉しかったんだろうけど、こんなにイキイキ滑ってたら緊張なんて感じなかったよね。
フリップにはアテンションか、その分点は引かれるけどこれは高得点が出なければ嘘である。やはり150!!もちろんトップ!!!


23:坂本花織
冒頭ちょっと固くていつもよりスピードが無いかなと思ったけど、ダブルアクセルの成功で固さが取れて爆速に戻った気がする。しなやかなジャンプがバシバシ決まっていったのだけど、ああああああフリップの着氷が…。ラストのループでリカバリーできなかったのでコンビネーションが足りない、というかフリップの繰り返し判定になってしまう。そうね、あのループは確かにリカバリーポイントには向いてないかもしれないなあ…。
3連続も非常に良かったし、コンビネーションにできなかったフリップ以外は良かったと思うので、そこがどう響くだろうか。2回目のフリップもリピートなので基礎点が下がってしまうし。
それでも147、高得点。暫定2位、メダル確定!!!


24:中井亜美
トリプルアクセル降りたああああああ!!!!最終滑走ですぞ???!!それでこれだけバチっと降りるとは!!!すげえええええ!!!加点もばっちりついてる、これは大きい!!!
2本目のコンビネーションの着氷ですね、そこだけ乱れましたがそこだけなんじゃないだろうか。滑り終えた本人は首をかしげてるようなので、何か納得いかないポイントがほかにもあったんでしょうかね。
ショートでアリサとほとんど点差がないので、表現面でアリサと差がついていたらトリプルアクセルでそこを埋められているかどうかの勝負になるだろうか。アリサもフリップはアテンション取られてるわけで、それで150だったわけで。
さあ、これはどっちかわかんないな印象として。おや、思ったほど伸びないな。終盤のジャンプに回転不足とアテンションがぼちぼちついてる、ああこれのせいか…。
それでも3位で銅メダル。すげえ、初出場でいきなり表彰台!!!!


優勝はやはりアリサ。だって優勝する人のオーラが出てたもの、滑り出してきた瞬間から。
坂本さんは銀、フリップがコンビネーションにできていれば…。でもたらればを言っても仕方ない、みんなよくやったよ…!!!
アンバーの巻き返しも痺れましたな。フリーだけなら3位だぜ。陰の主役はアンバーだったような。

坂本さんの涙に胸が痛む。銀メダルは誰がどう見たって素晴らしい結果だ。でも彼女がいちばんわかっているはず、コンビネーションを降りていれば表彰台の真ん中に立っていたのは自分だったことを。これが勝負。中野コーチの「次は金メダリストをあなたが育てなさい」という言葉がとても胸に残った。
だけど、だけどやっぱり表彰台の真ん中で笑う彼女を見たかったと思ってしまう自分もいる。坂本さんが日本の、いやもしかすると世界のフィギュアスケートをどれだけ明るくしてくれただろうか。彼女の明るさがどれだけ救いになってきただろうか。それを思うと、彼女自身に誰よりも明るい光が与えられてほしかったと願ってしまうのです。それはちょっとだけ許してね、神様。


ではでは、次回はエキシビションの記事でお会いしましょう。オリンピックの記事は次回で最終回です。

ミラノ・コルティナオリンピック雑感⑮

いよいよラストの競技です。2週間は長いなと思っていましたが、なんだかんだとあっという間でしたね。
さあ、これが最後のオリンピックだと公言している坂本花織の雄姿を我々は見届けねばならぬのだよ…。
てなわけで、以下感想でございます。

女子ショートプログラム

第1グループ

1:ヴィクトリア・サフォノワ
ベサメムーチョ。真っ赤な衣装がお素敵。
ジャンプノーミス、素晴らしい。コンビネーションのセカンドがダブルになったくらい?でもそれミスじゃないしさ。そつのない演技でさすが。ああでもフリップは少し回転不足なのね。
本来なら大国ロシアの代表として国際大会でぶいぶい言わせてたんだろうから、そう思うと選手としての旬を戦争に奪われた彼女たちもまた犠牲者なんですよね…。


2:アデリア・ペトロシアン
かつて無双していたロシア女子の系譜が国際大会に戻ってきたと感じさせるすさまじい演技。ジャンプまったくぶれない、キレもあって素晴らしい。
目を惹いたのはスピン。まったく軸がぶれない、固い芯でも入っているかのよう。柔軟性もあり非常に美しい。スピナーは大好きです!!
マイケル・ジャクソンメドレーでしたが音の拾い方もなかなか。そりゃ高得点出るわ。こりゃ下手したら最終グループに入るんじゃないかしら。


3:メダ・ヴァリアコイテ
なんて綺麗な色の衣装、素敵…!ピアノの音色にとても合いますね。
フリップはこらえたので回転がどうかな。回転じゃなくてエッジの方でアテンションか。それ以外は良かったのではと思う。コンビネーションもタノを入れていてインパクト。ラストも曲調を拾っていて余韻があって良かったです。


4:ルイヤン・ジャン
団体戦よりずっといい演技だったんじゃないかしら?とてものびのび滑れてる印象。ジャンプもしっかり決まって、本人も滑り終えてガッツポーズ。いい演技でしたものね。
スピンとステップも全部レベル4か、すごくまとまってて見てて引っ掛かるところほとんどなかったもんな。しかし回転不足もあり点はあまり伸びず。


5:クリスティン・スポウルス
フリップめっちゃ豪快!なんてカッコいいジャンプ!!
さらにコンビネーションのセカンドがループ!回転はギリギリに見えたけどループぶちこんでくるのはカッコよすぎだな。
しかしアクセルがパンク。ああああショートだから点が入らない…。本人も滑り終えて落胆した表情。うううつらい…。
回転不足くらいでミスのない演技が続いているためフリーに残れるだろうか。うーん、やはり点は伸びず暫定5位。

第2グループ

6:リヴィア・カイザー
コンビネーションジャンプ高くていい。タノがファーストが両手でセカンドが片手。タノフルコースで豪華。
ラストジャンプも片手タノでループでしたが、こちらは転倒。ほかが良かったので惜しいミスでしたが、ホイットニー・ヒューストンの代表作のあの曲に乗せてのびやかに滑れていたように思います。暫定3位。


7:マリア・セニウク
セニュクさんなのかな?読み方難しい。
破綻なくまとめあげた、とても堅実な演技。力を余すところなく発揮できたんじゃないだろうか、本人も滑り終えて嬉しそう。
回転不足とエッジのエラーがあると指摘されているので点はさほど伸びないかもしれないですが。素人目にはなかなか気が付かないんだけどね…。


8:アレクサンドラ・フェイギン
前半すごく良かったんですけど、あああダブルアクセルが乱れた。パンクでも転倒でもないのでミスとしては最小限かもしれませんが、パーフェクトに滑りたかったところですよね。でも悪くない演技だったんじゃないかな。
振付はリショー。今大会何度リショーの名を聞いたかしら。今いちばんの売れっ子ですかねえ。
シーズンベストですが暫定7位。ううむ、フリー厳しい…??ステップレベル2だし少し回転不足もあるしなあ…。


9:ユリア・ザウター
お馴染みの選手ですけど、オリンピック初出場だったの?意外。何度も出てるかと思った。
いつの間にか28歳になっておられて、すっかりベテランの落ち着きと味が演技にも出ていていいですな。コンビネーションジャンプ豪快で良かった。ルッツはタノで高く伸び上がるようですね。
多少の回転不足はあったようですが点は出そう。おお、やはり暫定2位。自己ベストも更新で嬉しそう。


10:オルガ・ミクティナ
おおお、これはいい演技…!!ジャンプもノーミス、とてもしっかり降りてくる。
何より音楽表現が非常に良かった。音への合わせ方が実に巧みで曲の表情をばっちり拾っていてとても惹き込まれる。ジャンプがほぼわずかに回転不足という判定なので点はそこまで出ないかもですが、十分素晴らしかったのではと思います。シーズンベストで暫定3位。


11:イーダ・カルフネン
演技開始時にものすごくまばたきしてて、緊張してるのかなと思ったんだけど、あれ、これ音に合わせてまばたきしてる…?解説もそう言ってる。えええ、そういう演技だったのか??過去にいなかったタイプですな。ジャッジには見えるんだろうかそれ…。
演技自体もすごく良かったです。コンビネーションジャンプの減点くらいでミスらしいミスもないですしキレがあった。自己ベスト更新で暫定2位。

第3グループ

12:キミー・レポンド
ジャンプ逆回転なのね。高くていいですね、見応えがある。身長が高いようなのでそれもあるのかな。え、177cm??それは男子選手に引けを取らないですね、モデルさんみたい。
コンビネーションジャンプの回転不足があったので点は抑え気味になるかもしれませんが、悪くない演技だったと思います。エキゾチックな曲調も面白いですね。暫定6位。


13:エカテリーナ・クラコワ
振付はアモディオ。おお、なかなか良かったんじゃないかな??コンビネーションのセカンドはトリプルにしたかったところでしょうが、大きなミスにはならないよね。
訴えかけてくるような曲調と訴えかけてくるような表情に物語を感じてじっと見つめてしまう。深紅の衣装も印象的です。
キスクラでアピールしてるのは犬の写真?あ、また餃子みたいなぬいぐるみ出現。公式アイテムなのかポーランドの??暫定5位。


14:シン・ジア
あああ、コンビネーションで転倒。壁ギリギリだったので一瞬画面から消えてしまったように見える。大丈夫か。
しかしすぐに立て直し、そこからはミスのない素晴らしい演技。振付はジェフだそうですが、ノクターンの悲壮感溢れるメロディを上品に仕上げていて、彼女の滑りにもマッチしているように思う。とても素敵。
ジュンファンが客席で応援してる。4位だったしエキシビション出るんだろうな。客席でもイケメンですね(笑)
大きなミスはあれども暫定2位。転倒の直後に会場が大きな歓声に溢れたのが今大会の素敵な雰囲気のひとつだなと改めて感じました。


15:イ・へイン
これは素晴らしい出来!!ステップの躍動感が実に見応えがある。そのままジャッジの前でフィニッシュ。荒れ狂う海から現れて船員を惑わし海に沈めるおそろしいセイレーンそのもの。美しさで見せるパートも恐ろしい策略だったように思えてくる。そういうプログラムじゃなかったらすみません。
70点出して暫定2位。ペトロシアンまだ1位なんだが??


16:ロリーン・シルド
ジャンプ乱れたんですがよくこらえたなふたつとも。コンビネーションはよくセカンドをトリプルにできたなって出来だったし、ループもよく降りたな??フランスは男女とも体幹が強いのか、無理矢理にでも降りるパワーは随一では。
ミスがあったので表情は冴えないですけどジャンプ以外は悪くなかった気も…。ううん、回転不足もあるし点が伸びない…。


17:ソフィア・サモデルキナ
たいへん良かった!!!!ジャンプはもちろん全体的な仕上がりが素晴らしすぎる。
コンビネーションは伸び上がるようなタノで美しく、しかもセカンドが高い。いったん曲がスローになってから再び爆発的に速いテンポに変わるんですが、スピードに乗って会場を熱狂に巻き込むステップで曲を存分に表現してくる。素晴らしい!滑り終えて跳び上がって喜ぶ様子が微笑ましいですね。
スピンのV判定などもあり得点は70点には届きませんでしたが暫定3位。

第4グループ

だいぶ眠いのでカフェオレ入れました←だからいらんってそういう無駄なライブ感


18:中井亜美
トリプルアクセル降りた!!!この大一番で!!!
残りふたつのジャンプも素晴らしい出来。コミカルな表現も元気いっぱい。まるでオリンピックを楽しんでいるように見える。
失うものがまだ何もないからというのもあるだろうけど、この演技が素直に出せる、それは彼女の力で、今シーズンの飛躍の勢いそのもの。目が覚めるような演技とはまさにこういうことですな。目が覚めた実際に(笑)
高い点は出ると思ったが78!!!!自己ベストでもちろんトップ!!!!


19:マデリン・シーザス
団体戦では音響トラブルがあったけど今日は問題なく始められてホッ。このプログラムいいよね、サバンナを疾走する動物たちの姿や自然へ祈りを捧げる人々の姿が見えるようで。
しかし今日は動物1匹くらいしか見えなかったかも。ジャンプがうまく決まらずちょっと覇気がなかった気が。コンビネーションはオーバーターンくらいだけど、単独がパンクしたのは痛い。点が入りませんからね。
オリンピックのボランティアにプレゼントを配ってたっていうエピソードに人柄がしのばれるな。ううう点が伸びない…。


20:ルナ・ヘンドリクス
俺たちのヘンドリクスさんが帰ってきたぞ!!!!!手術したという話でしたし今シーズン心配だったのですが、素晴らしい素晴らしい…!!!
伸び上がるようなタノジャンプ、イーグルにつなげるアクセル、巧みなスピン、身体の動きや音楽表現。どれをとっても研ぎ澄まされていて素晴らしい。
アテンションなど指摘されているのでパーフェクトとはいかないかもしれませんが、いい点出るんじゃないかな。やはり70点、暫定3位。


21:ニナ・ピンザローネ
ピンクの衣装かわいい。襟が少し高くて袖にフリルがついてて、ピエロのイメージなのねきっと。
彼女もとてもいい演技。素直なジャンプが次々決まって、ノーミスの気持ちよさ。滑り終えてすごく嬉しそう、かわいい。実況が今シーズン足首の怪我で調子が良くなかったって言ってたので嬉しさもひとしおなんでしょうね。ベルギーのふたりがふたり続けていい演技なのいいねえ。
振付はリショー。キスクラにもいる?


22:ニーナ・ペトロキナ
素晴らしい演技が続く!ランディングがよく流れるダブルアクセルがいいねえ。ラストはスピンで終わるかと思いきや少し演技時間が残っててかっこいいポーズで終了。衣装が炎のようで抑えた情熱を感じるのもいい。炎じゃなくて花とかかもしれないが。
さらにスピンとステップはレベル4、素晴らしいですね。70点にはわずかに届かず暫定5位。うーむ、この出来でもか。わずかな回転不足でも僅差の勝負だと厳しいな。


23:ララ・ナキ・グットマン
素晴らしい出来だったんですよ、素晴らしかったんです。なのにルッツが抜けた、ダブルに抜けた…。ショートなので痛すぎるミス。それ以外はものすごく良かったんですよ…!!
意気消沈したのか後半は少し勢いがなくなったように見えましたが、温かい手拍子がそれを押す。イタリアでは放送されるような大きな大会があまり開催されてないから気付かなかったけど、温かいお客さんが多いのかもなあ。オリンピックということもあって世界中から本当にスケートが好きで見に来てるお客さんも多いでしょうし。チケット高いらしいしな…。
うーん、ミスがどれだけほかの要素の出来で相殺されるだろう。うーん、暫定12位。でもやはり多少は相殺されてる気がする。

第5グループ

マリニンがジュンファンと一緒に見てる。たまたま隣だったのかもしれないが。ジュンファンのいい人エピソードがシャイドロフ君のことで流れてきてたし、仲良くしてるスケーター多かったりするのかな。イケメンだしな←関係ねえー
最終グループにアメリカの女子が3人。アメリカつええな。カオリサカモトがいつもの明るさでホッとするわ、存分に暴れてきてくれ。


24:アリサ・リウ
凄まじい完成度のフリップ、滑らかに流れるアクセル。まるで魔法のよう。ラストに入れたコンビネーションはセカンドがループ、しかもトリプル。これがラストに跳べる強さ。
スピンの表情の豊かさや回転の速さ。ゆったりした音楽なのに退屈させず、やわらかに物語の世界に引き込んでくる。素晴らしい、素晴らしすぎる。ループがわずかに回転不足だけどそれがどうしたという内容。
これは点が出なければ嘘である。70は堅いがさあ何点。うおお76!!回転不足がなければトップだったかもな。


25:イザボー・レヴィト
ソフィア・ローレンメドレー。オリンピック用プログラムですな。でもマンボイタリアーノは入ってないのかい。今大会はマンボイタリアーノが足りないぜ。まあ彼女のキャラじゃないよね(笑)
アクセルは前後の表現も豊かで見ごたえたっぷり。ステップもすごくチャーミングで視聴者がばたばた惚れてそう(笑)
回転不足はあるようですがすっごくいい演技だったと思う。これも高得点が出るでしょうな。でもギリ70点超えてるくらいか、しかも暫定5位。この出来でかい。おそろしいオリンピックだよ!!


26:アナスタシア・グバノワ
彼女も素晴らしい!!!!!神がかってるな最終グループ!!!
ジャンプもノーミスだがインドな音楽に乗せた表現もいい。ちょっとだけ固い気もしたが及第点じゃなかろうか。リンクイン時に調子がいいですよって鈴木さんが強調してたけど、言葉通りの調子の良さを感じました。
スピンのレベルがひとつ3だったそうですが、このハイレベル大会ではそれも響いてしまうかしら。
70点は超えた、自己ベスト更新で暫定4位。キスクラでの喜び方がいいですね、好き(笑)


27:坂本花織
ジュニアの頃から大好きで、応援してきた彼女。さすがに祈りながら見たよ。
ルッツ降りた。フライングキャメルスピン今日はいつにも増して素晴らしい。ダブルアクセルの流れの美しさ。
コンビネーションジャンプさえ降りたらあとは大丈夫のはず。降りた!!!!!しかも素晴らしい出来!!!!
涙が込み上げてきた。あっという間の3分弱。
ルッツはアテンションか。コンビネーションも回転不足。得点は少し抑えられるかもしれないが、ある程度相殺されるだろうほかの要素の出来で。
77!!!暫定2位。うーん、細かい部分のミスがなければ80行ったろうにな。こんな点出して笑ってないの彼女くらいじゃないかしらね…。


28:アンバー・グレン
トリプルアクセルかっけええええええええ!!!!何の力みもなくシュバッと降りたぞ!!!
彼女もパーフェクト演技で続くかと思いきや、まさかのループがダブル。ジャンプ自体は悪くなかったと思うのに回転だけが足りない。ショートなので無得点になってしまう。
直後も躓いたと鈴木さん。表現の一部かと思ったけどそうじゃないのか、ステップに入る前だったのかステップの一部なのか。やはり抜けたことで意気消沈したのかもっと生き生きステップも滑るはず。あああ…。
リンクサイドに戻ってきた彼女が泣いていて胸が痛い。しかし点は伸びないだろう、70点に届かず暫定12位…。


29:千葉百音
とてもいい表情でスタート位置に向かっていって期待しちゃいますね。そのいい表情の通りにウキウキしちゃう演技。素晴らしい出来!!!
とても明るい曲で明るい演技で、アンバーさんのことで胸を痛めた空気を明るい気持ちで会場を立ち去れる空気に変えられたんじゃないかな。ラストのスピンもめちゃくちゃ速くてかっけえええ!!!アクセルのランディングあんなに長く見せてくれるの彼女くらいかな、素敵。
やはりコンビネーションは回転不足なのか、ちょっとだけギリギリな感じしましたし。でもいい点出すだろう、やはり74!!!この出来で暫定4位って、どんだけよこのオリンピック。


あわや日本人でスモールメダル独占でしたな。アリサつええ。
坂本さんに笑顔がなかったのが気になるが、過去2大会とは心の持ちようが違うのかもしれないな…。フリーではのびのびできたらいいのですが。楽しんで滑ってもらいたいよね、そんなわけにもいかないのかもしれませんが…。
正直ほとんど点差もないので男子同様フリーで相当順位が入れ替わる可能性も十二分にある。まだまだ皆わかりませんよ!

ではでは、次回は女子フリーの記事でお会いしましょう。

ミラノ・コルティナオリンピック雑感⑭

やらかしてしまいました、前半グループは寝過ごしてしまいました…。めっちゃ楽しみにしてたのにいいいいいいい!!!!!とほほほ…。TVerは見逃し配信がない…(泣)
てなわけで後半グループのみの感想でございます。中途半端ですがお付き合いいただければ幸いでございます。

ペア・フリー

第3グループ

9:サラ・コンティ&ニッコロ・マチー
3連続はラストが跳べなかったしスロージャンプも2本ともこらえたジャンプで2本目はかなり乱れてしまった。サラさんの怪我の調子がよくないのだろうか、それとも自国開催へのプレッシャーか。
ミスは目立ったものの、このカルーソーのプログラムすごく素敵ですよね。オリンピックでとても映えそうなプログラムだと思っていたので良い演技にならなかったのは彼らも悔しいでしょうが、渋いプログラムで良かったですよ。暫定1位。


10:エリー・カム&ダニー・オシェイ
ジャンプがことごとく決まらず、スロージャンプの転倒後は会場から励ましの大歓声が起きる。その声に力をもらったかのように2本目のスロージャンプは成功!後半はそのまましっかり素敵な演技ができていました。
団体戦2回とも駆り出された皆さんはやはりお疲れであろうか。アメリカは特に団体戦の金にすべてを投入して燃え尽きたような個人戦になってしまってますね…。団体戦に出まくっても元気だったのはゴゴレフくらいか…?暫定3位。


11:ウェンジン・スイ&ツォン・ハン
3連続のファーストがパンク、ソロの方もパンク。スイさんがジャンプ苦手気味な印象ですよね。ですが転倒もしていないし抜けているのがわからなければ美しくこなしているように思えてしまう。スロージャンプはさすがの出来、なんと美しい…!
復帰して半年くらいしか経っていないのにこの演技である。しかもずっとスケートを続けていたわけではなかったようだ。恐るべし前大会チャンピオン。スポーツに寄り過ぎない、演技としての豊かな味わいを感じさせるのも彼らの良さ。すごく良かったと思います!シーズンベストで暫定1位。
そういえば中国はペアが強かったのに、彼らが復帰しないといけないくらい層が薄くなっているということなのだろうか。どうなっているのだろう…。


12:三浦璃来&木原龍一
スタオベスタオベスタオベスタオベエンドレス!!!!!!!!!!
いやもう泣く、こんなん泣く。見てる方が緊張してたけど、こんなとんでもない演技がここでできるなんて…!!なんという、なんというペアなんだ…!
ペアで心配するのはジャンプ要素だけどすべてミスがないどころかこれ以上ないくらいの揃い方と美しさ。このグラディエーターは最後まで勝利を諦めていない、勝つために闘技場にやってきている。そして勝利者になるためにここにいる。これはまさにスポーツの祭典に捧げるための舞である。
これは彼らのキャリアの中でも最高の点が出るはずだ。やはりパーソナルベスト。それどころかペアの史上最高得点の158点を叩き出した。これは全世界が納得の演技でしょう、こんなものを見せてもらえるなんて…!!

第4グループ

13:マリア・パヴロワ&アレクセイ・スヴィアチェンコ
彼らもいい演技でしたね…!曲調が柔らかい時は柔らかさを感じる演技、終盤に曲調が強くなると切れ味良く。ミスもないしとてもまとまった演技。ジャンプがスパッと決まるとやはり気持ちいいですな。
後半は特にあまりスピードはないように感じましたが、日本のペアが速すぎたのでまだ残像が残ってるだけかもしれないわ…。
自己ベスト更新で暫定2位。日本の二人がおそろしい点を出したのでこりゃ相当やんないと抜けないぞ残りのペア…。


14:リア・ペレイラ&トレント・ミショー
彼らもグラディエーター。しかしこちらのグラディエーターの戦いは少々厳しいものになってしまったか、ミスが目立ってしまった。デススパイラルでのミスはあまりペアでは見かけないので、その分疲れや緊張もあったのかもしれない。彼らも団体戦から頑張ってましたもんね。
しかしとてもアクロバティックな姿勢からのリフトや、日本のペアとは違う形での神に捧げるかのようなラストポーズなどとてもカッコよかったと思います。


15:アナスタシア・メテルキナ&ルカ・ベルラヴァ
3連続ジャンプが素晴らしすぎた。余韻すら感じさせる、なんという美しさ…!ソロの方はちょっとこらえたがまあ許容範囲では。2本目のスロージャンプのステップアウトくらいですかねミスは。
演技から少し緊張感を感じたので、メダルに手が届くかもという場面でやはりプレッシャーはあったのかなあという印象。ミスはあれども成功した要素でカバーできるんじゃないかしら。3連続はやはり高得点を叩き出しているんですね、あれは美しかったですもの。加点凄くついてる。
暫定2位、メダル確定!


16:ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ヴォロディン
このペアの出来が最終的な結果を左右してくる。さあどうなる。
ショートほどキラキラっとしたものを感じなくて心配したのですが、あああやはりジャンプにミス。連続の3つ目で乱れソロの方はパンク。ちょっとそれは大きいかもしれない。金メダルが見えてる局面でしたものね。
だけれども後半は良かったんじゃないかなすごく。スローのランディングやリフト、唸ってしまうような素晴らしさ。大人のペアだからこその味わいがあってとても良い。素晴らしいものを見せてくれたと思う。
これだけミスがあるとショートの貯金をどこまで生かせるだろうか。そもそもノーミスでないと金は厳しそうな超高得点を日本のペアが叩き出してしまったからなあ、厳しいかもしれないが…。
うーん、やはり点が伸びなくて3位。日本のペア、大逆転金メダル!!!!


解説の成美ちゃんが泣いている。ファンは皆知ってることだけど成美ちゃんは木原君の最初のパートナーだった人だ。木原君と頂点を目指して欲しくて私はずっとふたりに注目してた。けど結果は伴わず、ふたりはそれぞれ別のパートナーと組むことになった。そのうち成美ちゃんは引退、木原君は次に組んだ須崎さんとも大きな結果を出せないまま解散し、そうして巡り会ったのが璃来ちゃんだった。
組んだばかりの頃からファンにも息が合っているのはわかったと思う。頭角を現してきたふたりの姿に、成美ちゃんが「悔しい」と言っていたことを覚えている。自分とではこのユニゾンが生まれなかったことに、忸怩たる思いがあったのだろう。それはまさしく彼女だけにしかわからない気持ちだ。
その感情を素直に出した彼女はとても聡明で素晴らしい人だと思うし、その言葉でとても彼女が好きになった。そして、その複雑な感情を越えて、二人を本当に応援していくようになった彼女のことも応援したくなった。
成美ちゃんの涙にも深い、深い想いが詰まっている。たくさんの人の努力と想いが繋いできた道の先に、この金メダルは存在したのだ。その道を切り開いたひとりである成美ちゃんの解説で金メダルの瞬間を迎えたことは、スケートの神の采配だとしか思えない。

もう今日泣いてばっかり!と木原君を指して笑う璃来ちゃん。この関係性が彼らの強さなのかもしれないね。団体戦2つ滑ってこの最高の演技内容と結果なので、団体戦にグダグダ言えなくなったんじゃなかろうか皆…。
だってどこからも文句のつけようのない演技でしたものあれは。上位のペアが全員ノーミスでも逆転してたんじゃないかな。このオリンピックで目にした数々の素晴らしい演技の中でも、この日本のペアのフリー演技が最も非の打ちどころがなかったと言ってもいいように思う。

フィギュアスケートのファンになってだいたい25年、日本のペアがオリンピックのメダル、しかも金メダルに輝く瞬間をこの目に焼き付けることができて、感無量です。はじめて木原君と璃来ちゃんの演技を見た2019年の秋、あの日「このペアのことは大好きになれる」と感じた直感は、間違ってなかったんですね。

ではでは、次回は女子ショートプログラムの感想でお会いしましょう。

ミラノ・コルティナオリンピック雑感⑬

個人戦も後半に入りました。さあ楽しみにしていたペアですよ。日本のペアが金メダル候補として臨むことになるオリンピックを人生で経験することになるとは、四半世紀前にヤグディンをきっかけにスケートを熱心に見るようになった頃には考えてもみなかった。気負い過ぎず、でも今後の希望になるような演技を日本のペア二組には見せて欲しいなと思います。
ではでは、以下感想をどうぞ。

ペア・ショートプログラム

第1グループ

1:カリーナ・アコポワ&ニキータ・ラフマニン
なんだっけこの曲、昔死ぬほど聞いたぞ。ソルトレイクのシーズンにアブトがショートプログラムで使ってた曲だよね?アルメニアのなんとかって言ってたし。四半世紀前の記憶なので曖昧ですが。アルメニアンラプソディ?なんだったっけ?
いやー、いい演技でしたね!スロージャンプめっちゃ幅があって素晴らしい!スピードはあんまりなかったかもですが、トップバッターから素晴らしいです!
キスクラで何か言ってる、結構声でかいな(笑)


2:ウェンジン・スイ&ツォン・ハン
前大会の金メダリストだけど、復帰して間がないからこの登場順なんだよね。なんか不思議。
ソロジャンプが苦手気味な印象なのですが今回も転倒してしまった。しかしそれ以外は素晴らしかったと思う。これぞユニゾン、と唸り声を上げるようなスピンやステップ。スポーツでありながら舞踊でもあるように感じる音楽表現。芳醇なワインのような味わい。やはりこのペアは抜群に魅力的だ…。
やはりそれなりに点が出ている。彼らがどこまで暫定1位に残り続けるか。それが今大会を占う指標のひとつかもしれませんね。


3:アナスタシア・ゴルベワ&ヘクター・ジョトプロス・ムーア
エクソジェネシス。たいていはプログラムの終盤で流れる盛り上がりパートからいきなり始まる少々謎の編曲。フリーならちょうどいいくらいの長さだけどショートは微妙な切り方しかできないってあたりなのかなあ。
ツイストは抜けたのかあえてダブルにしたのか。ツイストで抜けることってあるのかな?スロージャンプはこらえましたがしっかり降りた。今シーズンほとんど競技に出られていなかったようですが、オリンピックには間に合ってよかった。

第2グループ

4:カミーユ・コヴァレフ&パヴェル・コヴァレフ
ツイストの高さがあまりないと成美ちゃん。レベル2らしい、さすがに成美ちゃんは見逃さないなあ。私はこういうもんなんだと思ってたよ…。
サイドバイサイドも乱れましたが、スロージャンプやスピンは素晴らしい。スピン凄く揃ってて美しいなあ。
フランスの街角の風景が見えるような演技だったんじゃないかな。暫定3位。


5:エミリー・チャン&アキラ・スペンサー・ハウ
ジャンプものすっごいぴったり!!これだけ揃ってると気持ちがいい!!
スローは手をついたのかな、アキラさんの陰で見えなかったけど。でもそれくらいかなあミスは。ステップに入る前も会場が盛り上がる!!かっこいいステップ!!!
ふたりに曲がすごく合ってる気がする。アキラさんが野性味溢れててこのプログラムを派手にしてくれてる感じで好きだな。
スピンの減点はなにゆえ??


6:ダリア・ダニロワ&ミシェル・ツィバ
力強く滑っていて良かったと思います。ジャンプもしっかり揃ってるし、スローも降りた。ここで力を出し切るぞ、という気合いみたいなものを感じました。
滑り終えたふたりの渾身のガッツポーズがいい、見てるこちらも嬉しくなります。成美ちゃんがふたりの性格の良さを褒めてる、優しい人は神様が応援してくれるって成美ちゃんの言葉が深い。そうであってほしいですね。
おお、自己ベストおめでとう!!


7:長岡柚奈&森口澄士
素晴らしいツイストでスタートしたのですが、ソロジャンプ、スロージャンプともにミス。ミスが続いたせいか会場からは励ますような大きな歓声。やはり温かい会場だなあ…。ツイストもレベル1判定だ…。
しかしなんという軽やかなリフト…!演技全体のスピード感や力みのなさもいい。今回はミスがかなり出たものの、今後が楽しみになるふたりだと感じさせるものがありました。
ミスが響いて得点は伸びない、フリー進出は厳しいか…。インタビューで二人とも泣いていてつらい…。君たちはまだまだこれからだ、また素敵な演技待ってるよ。

第3グループ

8:ユリア・シェチニナ&ミハル・ウォズニアク
とても良かったんじゃないでしょうか、ミスなし!リフトがカッコいい、足を高く上げたリフトなのでリンクにそびえたビルのようで迫力。
ソロジャンプもスパッと決まりましたが、二人の距離が遠いと成美ちゃんが指摘。そういうあたりも出来栄えになるのね。
いい演技だったのでガッツポーズしてますが、ウォズニアクさんの肩に乗ったままでガッツポーズしてるのちょっと面白い(笑)。自己ベスト更新でキスクラでも大喜び。いいねえ。


9:リア・ペレイラ&トレント・ミショー
うああああ、目の覚めるようなスロージャンプ…!これはすごい。ツイストも高い。スピンはあまり合ってなかったようですがスピードはあったんじゃないかなあ。
演技が終わるのが早く感じたのでいい演技の証拠ですね。会場も沸いていて心を掴むパワーも十分でした。
これは得点が楽しみですな。おおおお、やはり暫定トップ!!


10:アニカ・ホッケ&ロバート・クンケル
彼らもとてもいい演技!スロージャンプやリフトは失速したとのことですが素人目には問題ないように思えるな。全体的にミスらしいミスがなかったです。
エキシビションでやるようなぶん回しを入れてる。ダンスリフトなのかあれは。アクロバティックの極みみたいな技なので盛り上がりますよね。暫定4位。


11:アナスタシア・ヴァイパン=ロウ&ルーク・ティグビー
クリストファー・ディーンの振付って、あのトービル&ディーンだよね。イギリスだもんな。
サイドバイサイドはずれたもののジャンプはしっかり降りてるのでOK。スピンの方はしっかり揃ってたんじゃないかな?彼らもミスがなくて素晴らしい。
成美ちゃんによると技の構成はそれほど難易度が高くないものの、完成度で勝負しているとのこと。やはりノーミスの演技って見てて気持ちがいいですものね。衣装の色も深い緑で綺麗です。
良い点が出てキスクラでも嬉しそう。団体戦からは9点近く上がったとか。そりゃ嬉しいよね。

第4グループ

12:マリア・パヴロワ&アレクセイ・スヴィアチェンコ
彼らもいい演技でしたね…!リフトが迫力、ポジションも素晴らしい。
ジャンプが得意なペアとのことですが、サイドバイサイドはミスが出やすいのでそれは強みだよね。今回はそこまで揃ってはいなかったようですが、一瞬なので見逃してたよ。でもしっかり加点もついてる。
高得点で自己ベスト。暫定2位。


13:レベッカ・ギラルディ&フィリッポ・アンブロジーニ
なんか演技見るの久しぶり。お元気そうで何より。
母国開催なので大歓声ですな。しかも盛り上がりそうな曲。サッカーっぽいけど(笑)
サイドバイサイドのダブルアクセル、ぴったり!!!スローはこらえたけど降りたから良し!スピンもぴったり、深い青空みたいな衣装の色も雰囲気出てる気がする。
なかなか良い演技だったのではないかな?キスクラで見せる笑顔が明るくていいねえ。シーズンベストで暫定5位。


14:エリー・カム&ダニー・オシェイ
サイドバイサイド素晴らしかった、回転軸もシャープでいい。スローでは手をついたしスピンのズレもちょっと大きかったかもしれないが、音に丁寧に合わせて技が行われていて、表現面ではたいへん見応えがあった。ステップも情感があって素敵でした。
シーズンベストで暫定4位。スローは減点されてないのにスピンは減点されてる、今日スピン減点されてるペア多いなあ、何組もあったわ。厳しいのか。


15:ディアナ・ステラート・デデュク&マキシム・デシャン
カルミナ・ブラーナ。序盤はこれカルミナなの?ってメロディだったけどすぐに始まったわよく知ったカルミナが。
サイドバイサイドは乱れ。リフトを降りた後にディアナさんが転倒してしまったのはびっくり、リフトそのものはすごかったと思うのに。しかもそれリフトのミスとしてカウントされるのね。あまり見ないミスなので成美ちゃんの解説がとても勉強になる。
大きくミスは出たものの迫力ある演技だったと思います。ディアナさんの貫禄みたいなものかしら。得点はあまり伸びず暫定10位。

第5グループ

6分間練習入るなり超スピードなんだけど、と三浦&木原ペアに感心してると、成美ちゃんも「爆走してる」とか言ってた。ほんとだね爆走だよねあれは(笑)


16:アナスタシア・メテルキナ&ルカ・ベルラヴァ
ボレロ。何度見てもインパクト絶大のスタートよね。
サイドバイサイドおそろしいほどぴったり。スピンもすごい、素晴らしいユニゾン。
しかしスロージャンプの着氷が乱れてしまった。僅差の戦いになりそうだしこのミスがどれだけ響くかな。けどそれ以外は良かったもんね。
暫定1位。さすがです!


17:サラ・コンティ&ニッコロ・マチー
スロージャンプヒヤッとしたけどよくこらえた、すごい体幹。サイドバイサイドは乱れた。演技そのものも団体戦の方がイキイキしてたと思う。表彰台候補ですし自国ですもんね、プレッシャーあるよな。
でもラストポーズかっこいい。かっこいいからすべて良しということで。サラさん膝に不安があるのか、それでも頑張ったよ。
でも暫定6位、彼らにしてはやはり伸びなかったか…。


18:三浦璃来&木原龍一
滑り出しからものすごい気迫が迸るよう。ここで滑るのが待ち切れなかったという感じ。
高いツイスト、ぴったり揃ったサイドバイサイド。そこが揃ったらもう大丈夫だと思ったのですが、まさかのリフトのミスが…。しかもレベルも取れていないし加点もつかない。これは正直なところ痛い。大きなミスだ、とはっきり伝える成美ちゃんは誠実だと思う。
しかしそれ以外の要素は素晴らしかった。ピタリと揃ったステップやスピン、最後まで落ちないスピード。それだけにいつも無双しているリフトがどうして…。これがオリンピックの怖さか。少しでも点が出たらいいのだが…。
うーむ、暫定4位。でもリフトにあれだけ大きなミスが出て73出てるのつええよ…。ミスの出たペアが多いのでまだ巻き返せるだろう、フリー頑張れ…!


19:ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ヴォロディン
今日はこのペアやってくれそうな気がしてたんです。文句のつけようのない演技とはまさにこのことではないか?
言わばいぶし銀だろうか、落ち着きがあって職人のような丁寧さ。派手ではなくてもとにかく美しい。しかもまったく綻びがない。素晴らしいものを見せてもらった。
これは高い点が出るだろう。やはり唯一の80点台。7点差あるため日本のペアには驚異的な存在になってしまいそうだが、オリンピックはとにかくわからないのでな…。アイスダンスも男子も番狂わせだったしね。


ミスが出れば考えられることではあるとは言え、三浦&木原ペアが最終グループに残れないとは。しかも得意中の得意だと思っていたリフトでのミスが響いて…。木原君がこの世の終わりみたいな顔してたけど、皆がいい演技をすれば少しのミスでも命取りになることは本人がいちばんよくわかってるだろうからね…。
しかし、まだフリーがある。この点差は厳しいかもしれない、でもまだわからない。彼らなら逆転も可能ではないだろうか。我々は皆がいい演技ができるよう応援するのみ。

ではでは、次回はペアフリーの記事でお会いしましょう。

ミラノ・コルティナオリンピック雑感⑫

さすがに連日深夜から早朝にかけて起きているせいで観戦中に眠気に襲われるようになってきましたが、男子フリーはTVerの見逃し配信があるのでいざという時はなんとかなると思うと心強い。全部配信があれば最高だったんですが贅沢言っちゃいけないか。
ではでは感想をどうぞ。

男子フリー

第1グループ

1:リー・ユーシャン
おおお、いい演技でしたね、ジャンプ全部しっかり降りた!!多少減点もありますが印象は悪くなかったです。
台湾からは28年ぶりにオリンピックへの出場が叶ったそうで、そういう誇らしさみたいなものもあったんじゃないかしら。とてもいい笑顔でのフィニッシュにじんときちゃいますね。


2:ドノヴァン・カリーリョ
エルヴィス・プレスリーメドレーだそうだが、前半はマイウェイだった。プレスリーもカバーしてるんじゃろうか?
4回転サルコウ力みがなくていいジャンプでした。トゥループの方はこらえたし、ラストジャンプはパンクしたけどすぐステップに入るから失敗に見えないと言えば見えないかもしれない。
回転不足も多かったですが惹き付けるものはありました。小さい頃からしっかりしたリンクで練習してたらもっとトップに行ってたんじゃないかなあ彼。


3:三浦佳生
4回転ループはイタリア人と日本人とマリニンの専売特許状態だから、イタリアのリンクはきっと跳ばせてくれると思うんだよねとかアホなこと思ってましたが、やっぱり成功したああああああ!!!降りたあああ!!!
4回転4本のうち2本目は転倒でしたし無理矢理降りてる感のあるジャンプも少なくなかったものの、全体的には良かったんじゃないだろうか。曲に合わせてのことか緊張かはわかりませんがスピードもいつもより速度がそれほどでもない気がしましたが、これだけ滑れたら十分だと思う。町田君も褒めてますし!ここから何位まで上げていくか楽しみだ…。


4:ウラジミール・サモイロフ
冒頭の4回転ルッツは大きく転倒してしまいましたが、しっかり立て直してきたんじゃないかな。4回転サルコウもコンビネーションにはできなかったけど、トリプルアクセルも綺麗に降りてたし。
2つ目のスピンがゆっくりで、お疲れになってきたのかなと心配しましたが、ラストのスピンは足が高く上がっていてとても見ごたえありました。Vついてたけども。あ、2つ目のスピン減点されてる、ゆっくりすぎ??
餃子みたいなぬいぐるみ持ってる。これツイッターで話題になってたけど、ポーランドの食べ物なのかしら。


5:アダム・ハガラ
冒頭からジャンプを続けてミス。転倒2回はちょっと痛いかも。しかし3連続を含めコンビネーションはしっかり降りてました。
スピンやステップはスピードがなかった、町田君は推進力がないという言い方をしていましたが要するに滑ってないってことですよね。2つ目のスピンは入りでぶれたと指摘されていたけど、減点されてるのはそれが理由かな。私は例のごとく見逃しちゃいましたけど…。
回転不足も多くやはり点は伸びずに暫定5位。


6:ルーカス・ブリッチギ
衣装かっこいいし動きやすそう。中東の文化にインスパイアされたプログラムだと町田君談。東洋の格闘家だと思ってたわ。でも確かにそこまで衣装も東洋っぽくないもんなあ。
今季一度も成功していないと町田君に指摘されていたジャンプを2本ともこの大一番で降りた!!彼のジャンプは明確でとても綺麗でいいですね。雄大な気持ちになれる。
終盤は着氷乱れやパンクもあったのでパーフェクトとはいきませんでしたが、かなり良い演技だったのでは??トリプルアクセルも2本ともとても幅があって良かったですし。
暫定2位。かなり良い内容だと思いましたが三浦君をかわせなかった。三浦君まだまだトップ。

第2グループ

7:アレクサンドル・セレフコ
素晴らしい出だし。4回転2本にトリプルアクセル2本をしっかり降りた。特に2本目の4回転は高さもあって良かったと思います。前半はまったく問題ない流れ。
終盤のルッツで乱れた以外はなかなかいい演技だと思ったんですが、あれ、ザヤックの話してる…??ダブルアクセルを余計に跳んでしまったってこと?いや、結局大丈夫なのかしらね??普段と違う特別な試合ですし計算がポンっと抜けてしまうこともありそうよね。んでも採点表見る限り問題なさそうかな。
壁をバンバン叩いてるあたり怒りの演技なんでしょうか。ステップもなんか怒ってる感じですよね。


8:デニス・ヴァシリエフス
トリプルアクセルを2本ともひとつの試合でしっかり降りた彼を久しぶりに見た気がする。オリンピックにしっかり照準合わせてるんだなあ。2本とも高さがあっていいジャンプ。
しかしほかのジャンプには少し乱れ。綺麗なので一瞬気付かないんだけどパンクしてたり。でも少しだけだったし悪い演技ではなかったんじゃないかな。曲の終盤は剣の舞ですね。
今日はマスクしてないステファン。赤紫のハイネックにツイードのジャケット?で随分薄着。何故貴様がカメラに手を振るのだ、まあいつものことか(笑)。すっかり忘れてるけどオリンピック銀メダルのスターですもの、慣れたもんですよね。


9:マッテオ・リッツォ
団体戦の表彰台は彼のこのプログラムが引き寄せたのですが、個人戦は団体戦ほどの出来にならなかったですかね、特に4回転のパンクは大きかったかもしれない。
しかしそこは表現でカバーである。壁からスタートして壁に戻ってきて、壁を突き放すようにまたジャッジから離れてフィニッシュという個性的なプログラムなのだけど、母星に帰還してまたすぐに旅立っていく宇宙船のようでドラマティックです。滑り終えた本人の笑顔がとても充実したものだったのも胸に迫るものがありました。


10:ニカ・エガゼ
4回転ルッツは転倒。なんかふわんって感じの転倒だけど、音が聞こえなかっただけで衝撃はあるんだろうなあ。
しかしその転倒以外は良かったと思う。残りの4回転は成功したし、特に3つ目に跳んだサルコウは軸が真っ直ぐでとても綺麗でした。後半になっても4回転入れてて、十分得点の出そうな演技だったと思います。
スピンとステップはまだまだなのね、町田君が指摘してるけど。ジャンプ全振りって感じですもんね。あー、確かにレベル4ひとつもないもんな。
暫定1位、ここまでトップを守った三浦君素晴らしい。


11:マキシム・ナウモフ
4回転サルコウは転倒。素晴らしいトリプルアクセルを挟んでもう一度跳んだけどやはり転倒。こちらはコンビネーションにするつもりだったのだろうけど、転倒してセカンドが入らなかったのでリピートに。
それ以外も細かくミスがぼちぼちあったにしろ、ステップなど良かったんじゃないかなあ。
ご両親と写った小さな頃の写真を手に得点を待つ姿に涙が出そう。この晴れ姿をご両親はどれだけ見たかったことだろう…。


12:ボーヤン・ジン
優しい気持ちが広がるような曲で、長年ファンに愛されてきたボーヤンならではの空気という感じがする。ミラノでオリンピックは最後になるだろうと話しているそうだけど、そう思うと余計に曲が染みてきてしまうなあ…。
素晴らしい4回転トゥループのコンビネーション。後半のコンビネーションで転倒して、かなり崩れた姿勢での転倒だったので心配しましたがすぐ立て直す。
何よりステップで見せた表情がとても胸を打った。慈しむような表情で、オリンピックに彼なりの別れを告げていたのかもしれない…。
これが現役のボーヤンを見る最後になるのかもしれないと思うと、我々も慈しむようにこの演技を見つめてしまいますね…。

第3グループ

13:ピョートル・グメンニク
ロシアの男子選手が国際大会で滑るのを4年ぶりに見たと思うのですが、この4年の間に4回転ループがロシアでも解禁されてる!!!ループの領土拡大だやったあああああ!!!
国際大会に出られなくてもこれだけ技術を磨いていたのかと思うと国の事情に振り回される現実が切なくなりますね。4回転5本、それもフリップやルッツにループも次々に決めていく。さらにラストジャンプはセカンドループと高難度詰め放題だったのですが、町田君によると回転不足が目立ったとのこと。確かに4つもあるよ。それでも高得点を叩き出して暫定トップ!!


14:キリロ・マルサク
ショートの勢いのままフリーも滑りたかったところですが、フリーはジャンプミスが目立った。冒頭からパンクに転倒。4回転やアクセルのミスなので仕方ないと言えばそうなのかもしれないが、本人はやはり苦い表情。トリプルアクセルのシークエンスは素晴らしかったし、後半は立て直せてたと思う。シットスピンもシャープ。
戦火を逃れて練習場所を確保するだけでも大変だったであろう、彼がこの場にいることが平和に繋がることを祈らずにいられない。彼のためにも。暫定9位。


15:ステファン・ゴゴレフ
ジャンプ上手いな…!軸がぶれずに降りてきてとても美しい。シークエンスのトリプルアクセルもばっちり入ってる。この変態ジャンプが跳べるんだからそりゃ上手いか。
団体戦から4回滑ってるのにこの出来で4回目を終えられたことがすごいよ。ラフマニノフの美しくも激しいピアノの音色に乗せた見せ場のコレオも定番の選曲ながらとてもいい。フィギュアスケートを知らない人に入門編として見てほしいようなプログラムである。
暫定1位!!やはりジャンプの質ですな…!


16:佐藤駿
なんというシーズンなのだ。なんという完成度で毎回魅せてくれるシーズンなのだ。オリンピックにこれだけ完全にピークを合わせるとは。なんという…!
今日も成功する4回転ルッツ、軽やか過ぎて何でもないように見える4回転トゥループのコンビネーション。フリップは回避したけどミスしてリズムが崩れるよりは今できることを完全にということなのでしょう。ラストのルッツの乱れはご愛敬ですよもう。
いまいち点が伸びきらないのはスピンやステップのレベルか。4がひとつだけですしね。それでも暫定1位!!これはどこまで追い上げるか!!!


17:アンドリュー・トルガシェフ
町田君が今季成功してないと解説していたジャンプ以外はすごく良かったんじゃないか?トリプルアクセルの雄大さがたまりませんね、ちょっとヤグディンを思い出すようなジャンプ。
コレオも激しい技がたくさん入っていて魅せてくる。最後までスピードが落ちなかったと町田君。滑りが良ければその分点も上がるといった主旨の話をして、原点回帰だとの言葉も。そう、フィギュアスケートって滑る競技。滑りの質こそが結局いちばんの基本なのよね。大事なことだなと近年とみに思う…。


18:ケヴィン・エイモズ
町田君絶対ケヴィン好きだよね(笑)。ボレロ再演に嬉しそう。
いきなりトゥループがトリプルに抜けて、コンビネーションの構成とか大丈夫か?とひやひやしましたがザヤックにもかからなかった様子、良かった。トリプルアクセル2本どちらも素晴らしすぎた、1本目高い!!!
着氷をかなりこらえたジャンプも多かったですが、よくそれで耐えきれたなという印象。身体能力のなせる技ですかね。ジャッジが良い点を出さざるを得なくなりそうなフィニッシュもいいですね(笑)

第4グループ

19:チャ・ジュンファン
4回転トゥループで壁にぶつかるほど大きく転倒して心配しましたが、ミスはそこだけでしたね。そのあとすぐにセカンドループのコンビネーションを難なく跳び、4回転サルコウはぐうの音も出ない出来。本当に転倒が惜しい…!
何より全体的な演技の質が高いですよね。力任せではなく上品で優雅で、フィギュアスケートの美しさを堪能できるスケートだと思う。返す返すも転倒が惜しい。
ところでオーサーいないけどどうしたんだろうか?コーチ変えたのかな?
暫定2位。転倒があってもやはり強い。


20:ミハイル・シャイドロフ
冒頭から4回転が5本続くんだけど、ルッツ乱れたくらいですごい出来。何度見てもトリプルアクセルから4回転サルコウ跳ぶのどうかしてて笑いが出てくる…。
それよりなにより4回転フリップ。予定構成にもなければ挑戦するかもという情報すらなかったようで町田君が驚きすぎて実況が止まってしまったとリプレイで話していた。そんないきなりしれっとぶっこめるジャンプなんかい。んなわけあるかあああ!!!
とにかくジャンプ!というプログラムでしたがこれだけ跳ばれると清々しい、どんな点が出るんだろうか。おおおやっぱり200近い。もちろん暫定トップ!


21:ダニエル・グラッセル
トリプルルッツが大きく乱れたのが惜しかった…!多少こらえたジャンプもありましたが、確かにこらえたかなというくらいで済んでいただけにそこが惜しい。4回転がルッツとループなの相変わらず謎過ぎて好き。あ、今日はサルコウも入ってたわ。
スピンが得意な選手なのに、レベルが全部3だった様子。いつもよりスピードがないといった感じのことを町田君が言ってたけど、メダルを狙えるかもという気負いから疲れてしまいましたかね…。ステップも2だし…。暫定6位。


22:アダム・シャオ・イム・ファ
4回転を2本立て続けにミスしたところで会場からは大きな声援。まるで日本の会場のような温かさ。すごくいいな…。
その声に励まされたか4回転トゥループのコンビネーションはしっかり降りた。ジャンプの乱れが多くあまり良くない時のアダムが出てきてしまった感じですが、スピードは最後まで落ちず迫力のあるコレオでも楽しませてくれました。町田君も言ってるけど体力が素晴らしいよね。
やはりメダルが見えている位置というのがプレッシャーになってしまったかなあ。でもショートのフィニッシュポーズから始まる構成とかすごくドラマチックでした。
ショートのリードを守れず暫定6位。


23:鍵山優真
ジャンプがかなり乱れた…。もはや乱れる気すらしなかったサルコウもトゥループも着氷が美しく決まらず、4回転フリップも転倒してしまった。加点で稼ぐタイプの選手なのでやはりこれは手痛いミスになってしまう。
サルコウのミスが本人も思いがけなかったんだろうか、いつもより滑っていないようにも見えたけど、スピンとステップのレベルはしっかり4で揃えているあたりさすがである。
これはショートの貯金を守れるだろうか。うう、暫定2位か。でもメダルは確定!優勝を狙っていたでしょうから悔しいでしょうね…。でも2大会連続メダルなんてすごいよ?!


24:イリヤ・マリニン
待って待って待って何が起きた…??フリップはぐうの音も出ない出来で、いつものように劇場が始まるかと思いきや、まさかのパンクが3回…??4回転アクセルは仕方ないとはいえ、転倒も2回あってコンビネーションの数も足りない。
これがオリンピックか…。あまりに怖すぎる…。団体戦のフリーにも担ぎ出されたことで結果として疲労が溜まってしまったのかもしれませんが、グランプリシリーズ連戦でも元気に連勝してたような記憶があるのですが…。
これはちょっと得点が読めないが、これだけ抜ければ普通は点が出ないぞ。これはメダルを逃す可能性が…。
うそ、8位??フリーだけなら15位?????衝撃どころじゃない結末なんですが…???えええ何が起きたのこれ…??


シャイドロフ優勝とか誰が予想したんだよ、地球にいる??日本男子二人が表彰台で素晴らしすぎるのですが何からどうしていいのかわからんくらい感情があっちこっち行ってるわ。きっと世界中そうじゃないかこれ??
自分の演技後は笑顔がまったくなかったのに、佐藤君のメダルが決まったことに気付いて本当に嬉しそうな顔になる鍵山君の姿にも、優勝をほぼ絶対視されていたので本人がいちばんショックだろうに演技後すぐ優勝したシャイドロフを讃えに行ったマリニンの姿にも、この競技を愛する者たちの美しさを感じて胸に迫るものがありました。勝手に敵を作って暴れてるのはファンだけですよね…。

順位が変動しすぎてしばらく頭が追い付いていなかったのですが、冷静になってくるとシャイドロフの優勝が現実のものとして捉えられるようになってきた。そうか、カザフスタンの男子が金メダルに輝いたんだ。12年前に銅メダルを手に微笑んでいた選手の跡を継ぐ者が。志半ばで凶刃に倒れたデニス・テンの後継者が表彰台の真ん中に立ったんだ。
そう思うと涙が込み上げてきた。テン君はきっとこの勝利を笑顔で見守り、祝福しているに違いない。これはきっと、フィギュアスケートの神が用意した運命なんだ…。

運命と言えば、12年前と同じく男子のフリーは日本時間ではバレンタイン。「逆バレンタイン」発言で一世を風靡した(笑)町田君が解説し、あの時と同じく火の鳥のプログラムで、日本男子がチョコレート色のメダルに輝いたのも運命的じゃないでしょうか。なんだかそういう「めぐり合わせ」を深く感じるような男子のフリーでございました。
それにしても3大会連続二人を表彰台に送り込んでいる日本男子、つえええええ!!!鍵山君と佐藤君、本当におめでとう!!
それからさりげなくフリー2位だったゴゴレフ、やはり彼が今大会の台風の目でしたね。来シーズンも暴れて欲しいのう。

ではでは、次回はペアの感想でお会いしましょう。

ミラノ・コルティナオリンピック雑感⑪

リズムダンスの反省を活かして最初からTVerで見ることにした。英語解説だけど単語くらいは拾えますのでな、なんとなくわかる。ような気がする。気合いだ気合い←無理矢理
ではでは、感想をどうぞ。

アイスダンス・フリーダンス

第1グループ

1:ソフィア・バル&アサフ・カジモフ
エクソジェネシス。本当にこの曲はフィギュアスケートに合う。滑りの美しいアイスダンスの選手たちならなおさら。流れるようだ…。
ふたりの雰囲気も曲にぴったりでうっとり見てしまいました。フィニッシュポーズも絵になるなあ…。
英語解説なので細かいところはわかんないけど、良かったと思うな。


2:ミラルード・ライタン&ニコライ・マヨロフ
弟の方のマヨロフ君ですね、アイスダンスに転向していたのか。そういやそんな話聞いた気が。
ジョシュ・グローバンのロミオとジュリエットですね、ステファンがエキシビションで使った曲である。とてもロマンティックでアイスダンスの流れるスケートにもぴったりだし、何よりイタリアの話ですよねロミオとジュリエットって。すごくすごく雰囲気あったと思う。
終盤で行われたリフト美しかった…。そのリフトを実況が褒めてるのはわかったわ。


3:ホリー・ハリス&ジェイソン・チャン
月の光。深夜に見ている日本のスケオタを眠りの淵に誘い込みそうな曲が続く(泣笑)。ショートの課題が課題なのでフリーはしっとり系にするよねみんな。
途中で違う曲が挟み込まれていたのかそういうアレンジなのかわかんないけど、月の光を静かに浴びてるような演技で素敵だった。へえ、オーストラリアの選手なのね。


4:カテジナ・ムラズコワ&ダニエル・ムラゼク
マラゲーニャ。ふたりがすごく離れた位置からのスタートで面白い。いきなり振り回して世界に惹き込んでくる。
スカートが真っ赤で、闘牛なのかなこれも。カテジナさんの迫力は絶対牛には負けなさそう(笑)スピンのポジションも面白い、カテジナさんが足をダニエルさんの肩より高く上げてる?
お名前からしてご兄弟なのかな、チェコの選手ですね。


5:フィービー・ベッカー&ジェームズ・ヘルナンデス
こちらもロミオとジュリエット。しかし曲がディカプリオの映画の方なのでテーマはかぶっても曲がかぶらないのが面白い。ロミオとジュリエットってカップル競技にはぴったりですもんねえ。
終盤に畳みかけるように続くコレオが迫力。ふたりが近い距離で鋭く激しい技を繰り出してくるあたりが緊迫した場面を思わせる。運命が悲劇に傾いてしまったことを予想させる流れ。
衣装がすごく素敵、少しキラキラしてるデザインがロマンティック。色も可愛い。

第2グループ

今日はあんまり寝てないのでここでカフェオレを入れてみました。美味しい。寒いしちょうどいいや、あったまるなあ←無駄なライブ感


6:マリー=ジャード・ローリオ&ロマン・ルギャッグ
クレオパトラかな。ルギャッグさんは従者?←たぶん違う(笑)
面白いプログラム。ピラミッドの中の棺の模様みたいなポーズとか、ローリオさんが完全に平行になってるリフトとか。象形文字っぽくてめちゃめちゃエジプト。面白かった…!


7:ナターリエ・タシュレロバー・フィリプ・タシュラー
あらこちらもチェコで兄弟なのね。チェコは兄弟でスケートされてる方が多いのかしら、ミハルんとことか。
独創的なポジションが多くて面白い、スリリングなリフトにドキドキするわ。マトリックスなんですが、コレオステップにはかの有名な弾丸をよけるあの振付も。てか私そのシーンしか知らないんだけどね実は(笑)
以前このプログラムを見た時にはそれが例のシーンだってわかってなかったくさいな私。節穴?
いい演技だったと思います!


8:ディアナ・デイヴィス&グレブ・スモルキン
チェロの音色を体現するかのようなツイズルやスライディングが美しい。派手なリフトなのにちゃんと優雅に見えるあたりすごいバランス感覚。深いワインレッドの衣装も素敵。
短期間に4回も滑ることになって大変だったと思うけど今回もとても素敵な演技だったと思う。団体戦よりさらに良かったように感じました。
町田君がメロディの一部を口ずさんだのではからずも町田君の歌声を聞くことになった我々(笑)


9:ユーリア・トゥルッキラ&マティアス・ヴェルスルイス
ツイズルずれたとか言われてもわかんねえ細かすぎる…。わかる時もあるんだけど、結構はっきりずれないと気付かないよ素人すぎて。んでも男性がレベル1になってるってことはかなりずれたってことだよね?
ローテーショナルリフトが入りからしてめちゃくちゃ派手!アクロバティック!タンゴのリズムでかっこいいプログラム!
そうなのか、今シーズンこれがやっと2試合目なのか。だからずれたりしてたんでしょうね。それでも代表として出てくるあたり第一人者なのだろうな自国で。
減点されてるらしい。リフトが時間オーバーだったかな。やはりそのようだ。


10:クリスティーナ・カレイラ&アンソニー・ポノマレンコ
モチーフにされてる映画のタイトル怖すぎなんですけど…。
ツイズルに大歓声。会場で見てる方が揃いっぷりがわかるよねきっと。リフトもキレキレで素晴らしい。純粋に上手い…。
これやっぱり殺人鬼と被害者なの?最後犠牲になっちゃったのかこれ?怖いようハラハラするよう。
何シーズンか前に使ってたプログラムなんですね。直前で戻してきたらしい。試行錯誤しているのだな…。

第3グループ

11:オリヴィア・スマート&ティム・ディーク
デューン。この映画の曲使う人多いですね、映画見たことないけど。
冒頭からすごいリフトなんですが、町田君の「神通力で浮いているかのような」って解説も飛ばしている(笑)
砂が流れるような動きがふんだんに入っていてとてもSF感がある。すごい、すごい演技でした…!!これでまだ第3グループなんだよ恐ろしい…。


12:マージョリー・ラジョワ&ザッカリー・ラガ
ホワイトクロウってヌレエフの映画だったのか。ヌレエフも名前くらいしかわかりませんが。映画に詳しくなさ過ぎるのでもっと見ないといけませんねえ、プログラムのモチーフの理解のためにも。
私の目には団体戦よりもいい出来のように見えたんだけれども、細かいところでレベルが取れていないようだ。ジャッジの見ているところは当然素人とは違うのねえ。静謐な音楽でもまったく退屈に感じない素晴らしい内容だったのですが。でもやっぱりシーズンベストなのね、良かったもんね。


13:エフゲニア・ロパレワ&ジェオフリー・ブリッソー
曲を余すところなく拾った深い足元に見入ってしまう、特に前半パート。なんて美しいのだ…。
派手なリフトにどうしても目が行ってしまうけど、滑りの深さにこれだけ惹き付けられるのがアイスダンスの楽しさですよね。なかなか細かいルールまでわからなくてきれいとか面白いとか言ってるだけなんですけども。


14:アリソン・リード&サウリウス・アンブルレヴィチウス
ド派手なリフトからスタートしてド派手なコレオリフトで終了!!かっけええええええ!!!
アリソンさんがパンツ衣装なので、二人の揃った動きがとてもよくわかるし、近い距離にいたりスピンで組んでたりすると新しい文字や記号が生まれてくるみたいでとても面白い。すごくいい出来だったんじゃないかなあ。
ジェンダーレスなプログラムとのことですが、イギリスやカナダでは既に男女に限らないカップルも認められてるらしい。知らなかった…!男性同士のカップルなんて迫力ありそうですよね。
クリスの写真を常に持ち歩いているというアリソン。クリス、きっと笑顔で見てるだろうな会場のどこかで…。


15:エミリア・ジンガス&ヴァディム・コレスニク
本日三組目のロミオとジュリエット。でも三組とも曲が違うので微妙にかぶってないあたり面白いですね。彼らはバレエ音楽のロミオとジュリエットですな。
ものすごい切れ味のツイズル。速い!リフトやスピンもスピード感があって、緊迫した場面を思わせる。
このジュリエット死ななくない?と思ってたのにラストでいきなり死んだっぽい。唐突にふたりとも死んだ(笑)
そして彼らが暫定トップ。もう全組上手すぎるのにどんどん上手い人たちが出てくるの何??神??

第4グループ

16:シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファッブリ
ツイズルがズレたのは私にもわかってしまった。彼らも今大会4回目の演技だしブレード問題もあったし、自国開催は力にもプレッシャーにもなるだろうから色々難しかったのかもしれないなあ。もう1回バランスを崩す場面があったようだがそこは私にはわかんなかった…。
でもすごく素敵な演技だった。カーブリフトの美しさよ…!なるほど、コンビネーションリフトではなくショートリフトを3つ重ねるって、そういう構成にもできるのね。町田君解説勉強になります。


17:ライラ・フィアー&ルイス・ギブソン
ダイナミックなリフトからスタート。観客が一気に心を掴まれているのがわかる。
ライラさんがぐらついたのが私にもわかった。実況によるともう1か所わずかにズレていたポイントがあるようだ。メダルが見える位置にいるだけに緊張があったかな…。オリンピックの怖さですね…。でもラストまで楽しく見られるプログラムですごく好きだよこれ。衣装もほんとにかわいい。
イタリアモチーフのプログラムがやはり多い中、愛国心爆発のプログラムなのもいい。オリンピックならではですよね。
うーん、得点は伸びなかったか。ツイズルで減点されている、アイスダンスの採点表で減点はあまり見ないのでやはり響いてしまう。まさかの暫定4位…。


18:パイパー・ギレス&ポール・ポワリエ
ヴィンセント。このプログラム本当にいいですよね、ノスタルジックな曲調がとても彼らに合うんだよね…。
演技内容も素晴らしい。ピタリと合ったツイズルや、苦悩を感じさせるコレオ。ラストのリフトは途中で回転方向を逆にする。なんという超技術…!
パイパーさんそんな大病からの復帰だったのか。彼らの人生にも寄り添うようなプログラムで、ゴッホの人生だけじゃなくもっとたくさんの人生や想いが見えるようだった。素晴らしかったです…!!
ここで暫定1位に立ったということはメダル確定!!これはメダルにふさわしい演技だったと思いますよ!!!


19:マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ
どこを切り取ってもすごい。団体戦も2回滑って、さらに金メダルがかかったこの場面でこのハイパー過ぎるクオリティ。もはや神…。
どこを切り取ってもすごいけどコレオステップが好き過ぎる。裾が赤くなっているスカートまでもが演技の一部になっていて、ひるがえる闘牛士の赤い布と闘牛の攻防が見えるようである。闘牛場の支配者であるかのようなリフトもかっこよすぎて痺れに痺れました…。
ものすごい点が出そうな演技で、この後にもまだ滑走者がいるとかアイスダンスどんだけだよの一言です。面白すぎる。
世界最高点でトップ!!!さあどうなるアイスダンス!!!


20:ロランス・フルニエ・ボードリー&ギヨーム・シゼロン
波のうねりを感じさせるようなツイズル。ただ回ってるだけじゃないの、すごい。
低い体勢のリフトってすごいけどあまり美しく感じないことが多いんだけども、彼らは非常に美しい。そこがすごい。加点が満点なのもわかる。
しかしシゼロンが2回ほどバランスを崩しかけたと実況が指摘している。シゼロンの無重力感が団体の時ほどなかったような気がするのでやはり緊張があったのか、前大会金メダリストでも。
だけどこんな盛り上がらない曲でこんなあっという間に時間が経ってしまうのすごすぎる。結成1年目だよ??すごいものを見ちゃったわ…。コレオステップも満点ですよねこれ??
レビューついてたあたりがどう出るかドキドキでしたが、なんとボードリー&シゼロンが優勝!!オリンピック連覇、しかもパートナーを変更して復帰1年目で!!!大記録じゃないのこれ????


すげええええええ、ものすごい頂上決戦をありがとう、超超面白かったです!!!!!!!!
シゼロン色々言われてるらしいが、勝負の結果がスケートが上手いかどうかだけで出るのはスポーツとして正しいことなんですよね。どこまで本当でどこまでそうじゃないのかもわからないし、シゼロンの滑りが圧倒的だったことは好みの差はあれど多くが納得するところであり、結局それがすべてなんじゃないだろうかと私は思うのですよ。
表彰台も今度はちゃんと布敷いてくれてるのね、良かった良かった。


ではでは、次回は男子フリーの感想でお会いしましょう。

ミラノ・コルティナオリンピック雑感⑩

ドッキドキの男子です。マリニンが圧倒的優勝候補ではあるのですが、何があるのかわからないのがオリンピック。でもスケートファンの夢・オリンピックで4回転全種類制覇を実現して皆で笑うしかない状況を作ってほしい気もする。とりあえず何も考えずに見よう、それがいちばん楽しいぜ!!!
てなわけで感想をどうぞ。男子の解説はアイスダンスに続いて町田君。テレ朝とタッグを組んでたわけじゃないんですね、オリンピックってそういやそうだっけ。アホですみません…。

男子ショートプログラム

第1グループ

1:ピョートル・グメンニク
ロシアは国として出場できないのでこの登場順は仕方ないのだが、第1滑走者から4回転のフリップとルッツ、トリプルアクセルとかいう鬼の構成。フリップは詰まりましたが、サルコウをルッツに変更するとかいうわけのわからない変更をしたらしい。それで成功してるのやべえ。
てかあのグメンニク君よね?いつの間にこんなに大きくなったのだ…。ロシアの選手大会に出てないから余計にびっくりするわ…。


2:マキシム・ナウモフ
ああ、あの飛行機事故でご夫婦で亡くなられたコーチの息子さんか…。選曲がノクターンということは追悼なんだね…。
トリプルアクセルは根性で降りたという感じでしたが、それ以外は非常に良かったのでは。成功率が低かったという4回転サルコウを素晴らしい出来で降りたのも大きい。
両親への想いがこの演技に繋がったのだろう。とても胸を打ちました。キスクラで家族写真を手にしている様子も胸に迫る。あまりに痛ましい事故だったので余計に…。


3:アンドレアス・ノルデバック
選曲はブルース。ブルースって世界の演歌ですよね←意味不明
素晴らしいトリプルアクセルからスタート。4回転を組み込んでいないのでノーミスが前提だがコンビネーションジャンプがパンクしてしまった。回転が足りないためショートなので無得点に…。これはフリー進出が危ないか。町田君によるとコンビネーションジャンプの成功率が低いようだ。データは馬鹿にできんということか。
でもステップとか渋くて良かった。綺麗な金髪の巻き毛も印象的ですな。


4:トマス・グアリーノ・サバテ
曲の使用許可が下りないとニュースになっていたけど、結局土壇場で許可が下りて無事滑れて良かった。衣装からしてもろにミニオンズなんですね(笑)
成功率の低いコンビネーションジャンプはここではしっかり成功したもののトリプルアクセルには乱れ。踏切のミスもあった模様。しかしリショーによるコミカルな振付は非常に会場を沸かせていた。許可を出した側もこれを見たら納得できるんじゃないかな。
コミカル路線がハビエルの後継者って感じですねえ。


5:ドノヴァン・カリーリョ
登場するなり大歓声。イタリアの観客と相性良さそうですもんね彼。
4回転サルコウのコンビネーション素晴らしい出来。トリプルアクセルで手をついてしまったので得点は伸びないかもしれないが、演技自体は悪くなかったのでは。特にスピンは非常に見ごたえがあった。
ショッピングモールのリンクで練習していたとのことですが、早くからしっかりした環境で練習していたらもっとすごい選手になっていたのではと思わせるポテンシャル。かなり上達しているように感じるので良い環境で滑れているのかな?
ううむ、トリプルアクセルは転倒扱いなのね、手をついただけのように見えたのに。

第2グループ

6:リー・ユーシャン
佐藤有香の指導も受けているとのことですが、スケーティングの美しさはそれも関係してるのかな?
トリプルアクセルがかなりギリギリだったのがどう出るか。4回転が入っていないのでノーミス必須ですものね。でも悪い演技ではなかったのでは。トリプルアクセルは今季一度も成功してなかったとのことだし、それならギリギリでも降りたのは良い方じゃないかな?


7:ステファン・ゴゴレフ
今大会既に3回目の登場なのでお疲れでもおかしくないのだがこの出来。トリプルアクセルは着氷が乱れましたがミスはそこだけかな。着氷する直前まではとても良いジャンプに見えましたが。
4回転2本は非常に良い出来でトリプルに見えるほど力みがなかっただけに、トリプルアクセルが惜しいなあ。でもこれはしばらく上位をキープしそうな得点が出そう。やはり暫定1位。
ところでスティーブンと表記すべきでしょうかねやはり。ジュニアの頃ステファン表記で記事を書いてしまったのでそのままなのですけど…。


8:キリロ・マルサク
ウクライナの選手。各国を転々として練習し、選曲も国防に従事する父親の勧めだという。戦火に翻弄される青春は厳しいものだろう。しかしその環境をはねのけるような素晴らしい演技でした。ジャンプすべて美しかった…。4回転サルコウにも高い加点。
彼がこの舞台でこれだけの演技ができた、それが何よりも価値がある。自己ベストを大幅に更新して本人も大歓喜。良かった…!


9:キム・ヒョンギョム
2006年生まれ…。19歳ってことはトリノの時は生まれてないのか。トリノって昨日だよ?←黙れ
トリプルアクセルは転倒になるのかな、うんやはり転倒か…。今日はトリプルアクセルがなかなか決まらない日なのねきっと。
推進力って町田君が良く使うけど、スピンにもっとスピードが欲しいってことなのかな。トリプルアクセル以外はしっかり決まって良かった。


10:フェディル・クリシュ
ウクライナの選手だけどラトビアに国籍を変えたのか。ここにも戦火に翻弄された選手が…。
4回転ルッツは激しく転倒、痛そうな転倒に見える。それでもジャンプは残り2本はしっかり成功。トリプルアクセルも美しい。
しかしステップは町田君が不満そうだったしスピンは素人目に見てもスピードが…。けどコロナでご両親を失い戦争に巻き込まれ、それでもスケートを続けてきたその精神力が何より素晴らしいよ…!


11:ウラジミール・サモイロフ
スタートから小粋な振付。観客をぐっと惹き込んでいきますね。
ジャンプは細かくミスが出ていましたが、調子が良すぎたんだろうと町田君。4回転そのものは良かったのね、着氷はこらえてる感じがありましたが。
ジャッジの目の前で終わるフィニッシュ面白い。良い点出してください!って脅しをかけてるみたい(笑)。衣装も好きですわ。

第3グループ

12:ボーヤン・ジン
4回転トゥループの成功率は今季100%だそうだが、本日も成功。元々ルッツまで跳んでた選手ですもんね。
ジャンプはそのまますべて成功して素晴らしかったのですが、さらにステップなどの要素もすべて整っていた、ベテランらしい完成度の高い演技だったと思いました。
ジャンプがとにかく前面に立っていた選手でしたが、これだけトータルパッケージな選手になったんだなあ。とても清々しいものが心に広がりました。良かったです!


13:ウラジミール・リトヴィンツェフ
オールバックで結んでる髪型。本当は結構長いのねきっと。
4回転のタイミングで跳べなかった。ひやっとしましたがまだジャンプの動作に入ってなかったのでやり直し可能らしく跳び直した、ほっ。
しかしトリプルアクセルもかなり斜めに見えたし、コンビネーションはセカンドが跳べず大幅に減点。どうもリズムが合ってない感じ。
本人には納得いかない出来になってしまったかもしれないなあ。ステップも町田君がもっと頑張れ的なことを言ってる。
うーん、得点が伸びない。スピンもレベルが取れてないし減点まであり。フリー進出は厳しいか…。


14:アンドリュー・トルガシェフ
Maybe I Maybe You。なんかレトロな気分になるわねこの曲。
素晴らしい出来でした!!!ジャンプすべて成功、ステップも町田君が褒める内容。とてもしっかりとした堅実な演技だったと感じます。
ジェイソンや樋渡君といった実力者たちをかわして代表に立ったのは、波のある彼が安定して実力を出せたからなのかもしれませんね。その好調を維持できているのが素晴らしい。暫定トップ!!


15:チャ・ジュンファン
しばらく不調が続いて心配していたジュンファン。しかしここで!この大舞台で!!この演技!!!!!!
4回転とコンビネーションは問題なし。団体戦ですっぽ抜けたトリプルアクセルはどうか。降りた!!!雄大な助走も曲に合ってるから良し!!
ステップの素晴らしさは町田君の解説でもわかる。凄みを増したステップは圧巻。でもレベル3??
こんなジュンファンを見たかったんだ、はああ満足…。トリプルアクセルは回転不足だったようですが高得点は出るでしょう。やはり暫定トップ!!でももっと点が欲しかったよねえ、それくらい出せる選手ですもんね。


16:アダム・ハガラ
彼もいい演技でした!!ジャンプノーミス!!スピンは町田君が不満そうでしたが(笑)スピードがないのね。
未練たっぷりな曲なのか、あまり未練を演技からは感じませんでしたが。ジャンプの成功率が今シーズンはそれほど良くなかったとのことですが、ここでしっかり跳んできた調整力も素晴らしいですね。


17:デニス・ヴァシリエフス
アンチェインドメロディ。カバーかな。
とてもロマンティックな曲でロマンティックな演技。ジャンプはすべて成功、トリプルアクセル美しい。4回転が入っていないのでノーミス必須ですが、非常にクオリティの高いノーミス。ステップやスピンは非常に豊かで問題なし。ひとつめがレベル3で減点なのはなんでだろう。
ステファンの元を離れる期間があったそうだが何があったのだろう。でもステファンは今日はちゃんとキスクラにいますね。白いダウンが似合うな。そしてマスクしてる。日本に来る機会多すぎてマスクに抵抗ないというか率先して取り入れてる印象よね。

第4グループ

18:マッテオ・リッツォ
4回転は乱れましたが、それ以外はとても良かったんじゃないかな。しばらくあまり調子が良くなかったけどしっかりオリンピックに照準を合わせてきた。堅実な滑りはさすが。
町田君が団体の表彰台の話してる。彼も影響があったと考えられるので、この演技ができたのはほっとするところ。ステップとスピンがオールレベル3なのはお疲れだからか?


19:アレクサンドル・セレフコ
兄弟で代表枠を争い兄が勝ったとのこと。まさに骨肉の争い。次は兄弟で出られたらいいね。
序盤めちゃくちゃ良かった、なんて質の高いジャンプ!なのにコンビネーションが!コンビネーションが!ルッツ転倒で入らない!これが痛かった…。本当に素晴らしい出だしだっただけに見てる方も無念。
セレフコの始めた独自のスピンに対応してルールを変更した話を町田君がしてる。すげえなセレフコ。


20:ダニエル・グラッセル
4回転ルッツは詰まったがしっかりコンビネーションに。ループも降りた!イタリア人と日本人とマリニンしか跳ばない気がする4回転ループ!トリプルアクセルもしっかり降りて素晴らしい出来。今シーズン調子が良くて嬉しいですね。
右足を右手で持って回るスピンは彼しか行わないと町田君。彼の独特なスピンも見せ場ですよね。
回転不足はあれど良い演技だったのではないでしょうか、スピンとステップ全部4だし。刃こぼれ問題もクリアしたようね。きたああああ暫定トップ!!!


21:ルーカス・ブリッチギ
白シャツにベスト。定番ですがこういう衣装好きよ。
4回転高さがあって良かったと思うんですが着氷で大きく乱れた。これは転倒扱いかなあ。いや、大丈夫みたい。しかもラストジャンプでリカバリー。トリプルアクセルも空を舞う鷲のようで雄大でとても良かった。
ステップは2回ぐらついた?と指摘されてましたけど、それが影響したのかレベル3。もう少し得点の出せる選手でしょうが、それなりの出来だったのでは。


22:ケヴィン・エイモズ
団体戦よりさらに良い出来だったのでは!!!ジャンプ全部素晴らしい!!特に4回転のコンビネーション綺麗だった。
曲がレディーガガに変わってからのキレっぷりもたまりませんよね。コレオの派手さではトップクラスよね。町田君の解説を聞いてると町田君は彼が好きなんだろうなあっていつも思う(笑)
ヨーロッパ選手権ではフリーに進めなかったなんて、1ヶ月くらいでよく立て直してきたよなあ…。暫定3位。最初のスピン何があった??


23:三浦佳生
冒頭の4回転がダブルに抜けた、しかしセカンドはトリプルにできたのでコンビネーションとしての点は入る。
トリプルアクセルはイーグルに繋げる素晴らしい内容。しかし4回転は転倒。靴のトラブルがあったとのことですが練習内容は良かったと聞くので、やはりこれがオリンピックの怖さだろうか。
ステップもこんなにスピード出るのかというくらい飛ばしていたけど、これは彼にとっては不本意な出来だったでしょう。それでもまだフリーがある、逆襲を待っているぞ。暫定16位、フリーには残れるはずだから…!

第5グループ

24:佐藤駿
落ち着いたとてもいい表情をしている。4回転ルッツの安定した成功に充実ぶりを感じる。
コンビネーションの方は回り過ぎてセカンドもダブルになり出来栄えはマイナスになるだろうけど大きなミスではない。トリプルアクセルもしっかり降りた。
ラベンダーの咲く庭での切ないメロディもとても彼に合っていると思う。職人のような演技で、ブレードの影響もあったかもしれないがいい演技ができたんじゃないだろうか。
暫定5位。この出来でもか。でも接戦だからまだまだわからんな。


25:アダム・シャオ・イム・ファ
団体戦でフランスがフリーに進めていたら彼がフリー滑ってたのかな。満を持しての登場ですね。
レオナルド・ダ・ヴィンチをモチーフにしているらしい、イタリア開催に合わせてですかね。衣装がムキムキなのなんで?なるほど人体図か、町田君の予想っぽいけどきっとそうね。
すっばらしい出来!!!特にラストに跳んだ4回転サルコウ!!余韻が凄い。余韻が凄いいいい←落ち着け
これは高い点が出そう。100点オーバーでもちろん暫定1位!!素晴らしかったですもん!!


26:ニカ・エガゼ
彼も団体戦2回滑っての登場なんですよね。大きなミスはなくても細かいミスが多かったのでやはり影響はあったのかなあ。
スピンもゆっくり回っていたので町田君に案の定突っ込まれてる(笑)。レベル4なんですけどね。
トリプルアクセルは着氷も流れていて良かったと思いますが、4回転トゥループの着氷乱れがやはり大きいかな、ステップも町田君に突っ込まれてる。でも団体よりレベルひとつ上がって3になったのね。
お、キスクラにエテリ。久しぶりな気が。暫定12位。80点台にひしめいてるな。


27:ミハイル・シャイドロフ
日本の皆様これがほんとの朝飯前でーす、とでも言われてそうな軽々したジャンプで全部成功。確かにまだ飯食ってないけどよ!!←言ってねえよそんなこと
ルッツのコンビネーションすげえええ。でも回転不足か。ジャンプ全振り系のスケーターなのでジャンプをハイクオリティで決めておきたいよねえ…。
振付はリギーニなのね、懐かしい名前。90点超えて暫定3位。


28:イリヤ・マリニン
公式練習にも出てこなかったとのことで、団体戦連チャンは予定外だったんだろうしやっぱりお疲れだったんだろうなと心配しましたが、心配する必要なかったんかい?とでも言いたくなる演技。4回転アクセルは回避とか言われてましたが、それ跳ばなくてもいいからね別に(笑)
跳ばなくたって4回転フリップにルッツにまるでフッと息吐いただけみたいなトリプルアクセルだよ。ルッツなんて後半にコンビネーションだぜ。バックフリップも入れてるぜ。
靴の刃こぼれ問題でいちばん心配したのが高難度の技をバキバキに入れる彼だったのだが、全然問題なさそう。得点も108出してきてもちろんトップ。


29:鍵山優真
ああああアクセル!!!アクセル!!!!着氷乱れだけと言えばそうなんですが、もったいないいいい!!!!
だがそれ以外完璧じゃないのこれ?ステップ満点とか言ってるぞ。4つけてるのひとりだけだから満点ですね。小粋でスピードがあってお洒落でしなやかで、これで点が出ないの節穴過ぎるもんな。
4回転2本の出来も言うことがない。加点がほぼ4点ついてるって相当なことですよね。
トリプルアクセルの分団体ほどの点は出ないでしょうが、それでも高得点は必ず出るだろう。なんとアダムよりもハイスコアで2位。アクセルがノーミスだったらマリニンとほぼ変わらなかったかもしれないなこれ。いやあもう、いいもの見せてもらったわ。


トップ3以降はわりと得点的に団子なのでいくらでも順位は入れ替わりそうね。トップ3もミスが出たらわからないので、フリーもドッキドキです。三浦君もフリーに進出できたしリベンジだ!!

ではでは、次回はアイスダンス・フリーダンスの感想でお会いしましょう。