うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Reborn Garden②

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

そんなこんなで横浜行きが決定。夜行バスで日帰り、と言うかゼロ泊弾丸ツアーにしようかなとも思っていたのですが、結局新横浜に宿を取ることにしました。
場所がすぐわかるから、という面倒くさがり極まりない理由で以前ドリーム・オン・アイスに赴いた際に利用したホテルに決定。最初にネットをチェックした時は喫煙部屋しかなかったんだけど、後日再びチェックしたら禁煙部屋がぽつっと空いていた。ラッキー。喫煙部屋でも構わないと言えば構わないんだけど、確実に吸うことがないので…。

バスも早割で座席を押さえられたし、準備は万端。
ちなみに非常にラッキーなことに、なんとショーの当日からたまたま3連休でした自分。夜行バスで早朝に帰宅してもそのまま家でゆっくり寝ていられる最強の日程。ショー当日が休日に当たらないのは予め予想がついていたので、休みを調整してもらおうと上司に土下座に行ったら、土下座も何もその日がイレギュラーに休みだったという、なんだかネタの神様の手招きが見えるような展開に期待も高まろうというもの(笑)

さあ、あとはお手紙だ!…と言いたいところですが、実は公式ホームページにはスケーターへの花やプレゼントは受け付けないとアナウンスがありました。なので手紙も受け付けてもらえないだろう、と思っていましたら、開催直前になって手紙だけならOKという告知が!
震災当日に開催するチャリティーショーに来日してくれるステファンに、手紙で伝えたいと思っていたことがたくさんあったので、受け付けてもらえることになって嬉しかったです。

しかしショー開催直前まで私はかなりの体調不良でした。ショーの一週間前には外せない仕事があり(もしこの日にショーが開催されていたら絶対に休めませんでした)忙しかったせいか、いつも以上によろしくなかったです…。休日に寝込んでも回復せず、ひたすらドーピング(笑)して仕事に向かう日々…。出発までに復活して良かった。
そういった事情もあって、結局いつものように手紙が完成しないまま旅立つことに(泣)。英和と和英の辞書2冊を持参する事態は避けたかったのですが…。重いし(泣)。でも今回は仕方ないかなと思います。本当に最大限体をいたわらないと、日常生活すらまともに送れないので…。元気な時はまったくもって元気なんですけどね。

出発当日も私は仕事でした。定時はやはり回ってしまったが、そこそこ早めに帰宅して荷物の準備。…出発当日までなーんもしてなかったでーす!←威張るな
でもやっぱりお風呂に入る時間はなかった。シャワーだけで済ますなんてありえないと主張する純日本人なので、風呂入ると長いのよ。でも化粧は落として眉だけ申し訳程度に書いた。化粧したまま寝たくないしバスの中は乾燥するし。どうせ誰も見てないからいい←投げやり
予めこの事態は予想できていたので、横浜の日帰り温泉はいくつかピックアップ済み。どこに行くかは着いたら考えよう、くらいの適当な気持ちで家を出ました。

バスの発着する駅で夕食とかカイロとか色々買い込んで、横浜行きの某高速バスに乗車。前日も手紙の英訳をしていて睡眠不足だったので、眠くて眠くてしかも酷い頭痛で、もうダメかと思いましたが消灯時間までに英訳を完了させたかったのでなんとか耐えた。

私は翻訳サイトも利用するけど、翻訳サイトの英訳をそのまま書くとかなりの頻度で自分の伝えたい内容とかけ離れているので、必ず辞書を引いて単語の意味や例文を確認し、何度も英文を修正して何度も翻訳サイトにかけて、やっと一文書き終わるという、英語が得意だったらそんなことしなくていいのに、というレベルの低さ故、そりゃあもう時間がかかるのです。そんなんでも少しずつ英訳に慣れてきたので、そうなると当たり障りのないことしか書けなかったのがポエム入った内容になってきてしかも長くなり、かかる時間もさらに増えて…という救いようのない状態でして(汗)
でもどうにか消灯時間までに英訳は終了。道中、高速道路が一部通行止めで迂回していたせいかもしれません。あとはもうひたすら眠りました。

明けてショー当日の朝。迂回したわりには到着予定時刻より30分程度早く横浜駅に着いたので、予定を変更してバス停に程近いスパに向かいました。
予定通りに到着すると1時間も利用できないので、別の日帰り温泉に行くつもりでいくつか目星をつけていたのですが、これなら何とか身支度は可能だろう、と急いで飛び込みました。
バスから降りて案内板を見ていた時に、勝手に道案内をしている面白いおじさんがいて、「話しかけたくなかったら強制はしないけど聞かれたら答えるよ」と道行く人々に呼び掛けていたのですが、時間が惜しくて話しかけられなかった。ちっ、絶対面白かったのに(笑)

急いで湯船につかり、急いで着替え、急いで変身(笑)しましたが、やっぱり閉店ギリギリになってしまった。夜行バス利用者っぽい人もたくさんいました。
あーあ、体重計ってくるの忘れた←自宅の体重計によるとかなり減っているのだが信用ならんのでどこかで計りたかった。見た目全然変わってないのに目方だけ減ってるのはおかしいもん…

さて、朝食を取りつつ手紙を清書するか、と駅構内の空いてる店に入ったんだけど…
しまった、この店喫煙可能なんだ。けむいー、目が痛いー。モーニングを食べ終わって即退散(泣)
次に入った店は落ち着ける場所だったので、ここで清書を完了させました。ロイヤルミルクティー1杯で居座ってごめんよ(汗)。量がたっぷりで美味しかった。
そんなこんなで長い手紙がようやく完成。小さいとはいえ無地の便箋に…、えーと、5枚?いや色々合わせたらだいたい8枚…
絶対長いから(汗)
個人的に長い手紙は好きですが(内容にもよるけど)ステファンがそうかどうかは…。話は長いけどねあの人(汗)
もしステファンに日本語が理解できたとしたら、私は一体どんな恐ろしい長さの手紙を書いていたのだろうか…←ぜってーそんなの読まれねえええ

以下次号。

Reborn Garden①

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今年のアイスショー旅日記は横浜から(スケートヒロシマは見に行くために旅に出たわけじゃないし…)。今回は色々もやもやしたのであっさりめにしたいと思いますが、書き上げてみるまではわかりません、いつも通りの長さだったらごめんなさい(汗)

ステファンの次なる来日は夏だろうと思っていたので、開催を知ってもスルーしていた「Reborn Garden」。震災当日にやるのか、安藤美姫が主催なのかあ…と、気にはなったものの、とりあえず見に行くつもりはありませんでした。

しかし、先行販売に間に合うタイミングで、なんとステファンの出演が発表されたのです。まさかの展開。
その数日前からなんだか胸がざわざわして、不思議なくらいステファンのことが頭から離れなかったのですが、ああなるほどそういうことか、とあっさりと納得できました。相変わらず意味不明の直感が働いているようです。

1公演しかなくしかも新横浜が会場ということで、今回は素直に先行に申し込むことにしました。たぶん一般に並んで席を選んでいる場合じゃない。
チケットの先行に電話で申し込むのは初めてで、しかも名前や住所を音声で吹き込むシステムにも戸惑い(滑舌が悪いからな自分…)うまくいったのかどうかかなりドキドキしながら結果発表の日に電話をかけると。

よかったー、無事当選だー(涙)

せっかくだしアリーナ席を狙おうとも思ったんだけど、チキンな私は結局S席にしてしまいました。万が一テレビカメラが入ったらイヤだし、何よりやっぱり恥ずかしい…。うう。

とりあえずチケットは確保したので交通機関を手配しなければ。今回はひとり旅なので、迷うことなく夜行バス。一応宿泊付の旅行会社のプランも調べたけどさ、ひとり旅人には優しくないのがパックツアーの常である…

横浜行きのバスは、日程にもよるけれど、席数限定でかなりの割引が効くので、もちろんそれを利用することに。徹底して節約しないと生活が…(遠い目)

そんなこんなで相も変わらずの大貧民のくせに勢いのまま横浜行きを決めてしまったわけですが、実は自分の背中を押した要因はステファンの突然の出演発表のほかにもうひとつありました。
相変わらず眉唾な話なので、この辺りは読み飛ばしてもらってまったく構いません。

先行の結果を待っていたある日、私は夢を見ました。
周囲が言う通りなのであれば、私は夢をよく見るしさらによく覚えている方なのですが、ステファンの夢はいちいち覚えていられないほど何度も見ています。絶対ヤグディンとかジェフの方が熱烈に好きだったけど全然見なかったのに(笑)

あまりにもよく見るので最近は見た夢を分析しているのですが、ああこれは私の不安が表出したんだなとか、単なる現実逃避だなとか、簡単にわかるものもあれば、何がなんだかよくわからないものもたくさんあります。
ただ、それらの夢は分析はしにくいけどストーリーには破綻が少ないことが多く、その中でも具体的なショーやイベントの夢は例の本気でどうでもいい予知夢だったりすることがたまにあります。願望みたいなのも多いですが←最前列で見てるとかね
それ以外は、よくわからない深層心理の表れなのかその日の記憶を頭で整理しているのか、いまいち不透明、分析不能。…ステファンに冷凍みかんのことを必死で説明している夢をどう分析しろと言うのか(笑)

でもまあ、どんな分析結果にしろ、ほとんどの夢がネタにして笑い飛ばすような内容なのですが、中には「これはさすがに黙っておこう」と思う真面目な夢もあり、そんな夢は自分に与える印象も強く、どうせ夢だと思いながらも真剣に夢の意味を調べたりしています。窓から見えた外国の街はどこなんだろうかと真面目に考えてみたり。行ったこともない場所を見たりするのも夢の面白さよね。
その日見た夢も、そんな、ネタにして笑うような夢ではありませんでした。それどころか、これまでに見たどんな夢よりも、強烈に自分の胸に残るような夢だったのです。

夢の中の私は、状況を傍観している部外者なのだとはじめは思っていたのですが、夢を見ている私の意識は現在の私のものなのに、私が置かれている状況の私はどこか知らない時間の私らしく、私以外の登場人物にとっては当たり前の状況が私にはまったくわからずひたすら戸惑っているうちに、理屈じゃない温かい感情や感覚に包まれ、状況を少しずつ飲み込んで、じわじわと春になっていくような温もりを感じ始めたところで、ぱちっと目が覚めてしまいました。

目が覚めた時、たぶん自分は泣いたんじゃないかな、その夢の温かさに。目覚めた私を包んでいたのは、今まで感じたことのない、自分が知らなかった感情でした。ああ、もう少しハッキリ状況がわかるまで夢の世界にいたかったな、残念…。
色々調べた結果、どうやらいい夢らしいと判断。夢占いってちっとも当たらないけどね(笑)。でもあの夢の雰囲気は温かく、悪いものではなかったことは確かです。

それでその夢の話は終わるはずだったのですが、何日経っても夢の光景が頭から離れないのです。よせては返す波のように。
その夢は、たぶんいい夢に分類される夢だけど、同時にこれ以上ないくらい残酷な夢でもありました。目が覚めても消えない不思議な温かさと、それを奪い去る冷たい幻影とが、波のように交互に繰り返し繰り返し、ふとした瞬間に蘇る…。

…正直ね、キッツいんですよ(泣)。幼稚園の頃に見た夢を、たぶんあまりにも怖かったからいまだに覚えてたりするんですけど、そんな風に忘れることができないまま生涯を終えるのだとしたら、あまりにも、あまりにも残酷だ…。
ステファンがどうこうって話じゃない夢だという気もしましたが、彼が重要な登場人物だったことは確かなので、こうなったら責任取ってファンサービスしてもらおうと私は決意した。

…無っ茶苦茶でんがな!(笑)

でもこれが相変わらずの経済状態にも関わらず横浜行きを覚悟した理由の結構大きなひとつです…。

お前…ホントに…ホントにアホ…(遠い目)

うーん、文字にしたら少しは頭から離れてくれるかな。実はこれ書いてても心のどの機能が出してるのかわからない涙が溢れてくるんだ…

わけのわからない話ですみません。つまるところ自分の混乱がステファンの素晴らしい演技を見れば治まるだろうという空しい期待なわけですが、ステファン全然関係ないからさそれ(笑)。でも、とにもかくにも横浜に行ってみることに私は決めたのでした。

以下次号。

重くとも軽くとも幻は幻

重苦しい記事を書いてしまったことだし、ここらで久しぶりに自分だけが書いてて楽しいシリーズ第4弾を。なんだそのシリーズ?と思った皆さん、気にしなくてもまったく皆さんの人生に支障はありませんので華麗にスルーしていただいて結構です(笑)

と言ってもあまり時間がないので、第3弾に名前だけ出してた(はず)これを取り上げることにする。
セガサターン用ゲーム、「タクティカルファイター」(発売/メディアリング←?すみませんよくわかんないです、ソフト手元にないし…)。

何故今回これを取り上げるのかと言うと、確かに遊んだのですがあまりよく覚えていなくて書くことがないからです(笑)。
主人公がヒロインである少女を一流の格闘家に育て上げるというのがゲームの目的で、一応ストーリー的なものもあったと思うのですが、いくら思い出そうとしてもどんな話だったかまったく思い出せない(笑)。もしかするとあまりゲーム展開にガッツリ関わってこなかったのかもしれません…。

いわゆる育成シミュレーションで、アルバイトで稼いだお金でトレーニングに通ったり食事をとったりするのですが、かなりお金に困るゲームだったように記憶していて、色々なパラメータを上げたくても結局バイトばっかりする羽目になってたような…。時々戦いが発生したり格闘大会のようなものもあったと思うんですけど、試合で勝つにはしっかり食事をとって体重を増やしておいた方が有利だったような気がするので、ガッツリ食べさせて体重80kgとか90kgくらいにしたことがあったと思うんだけど(笑)、でもヒロインの見た目は変わらなくて、メリハリのついた素晴らしいプロポーションのまま。どうなってんの(笑)。逆にお金がないからってしょぼくれたものばかり食べさせて働かされまくって激ヤセしても、メリハリのついた素晴らしいプロポーションのまま(笑)。そりゃ画面には美しいプロポーションの健康的な少女が映っていた方が色々安心ではあるのだけど、格闘家を育成するシミュレーションなのにそんな中途半端な作り込みでいいのかと首をかしげた記憶がございます…。ちなみにゲームの期間はたぶん3年くらいあったと思うけど、1年目と3年目じゃもはや別人?と思うくらい少女が大人になってたような記憶あり。でも格闘家として鍛え上げた結果見た目が変化する、という展開ではなかったような気が…。うーん。

結局どんなラストを迎えたのかも覚えてないです。そもそも自分では遊ばずに誰かがプレイしてるのを横で見てただけかもしれない…。体重80kgに増やしてたのはたぶん私じゃないと思う(笑)。大前提が崩壊してるし(汗)。でも攻略本みたいなの自分で買ったような気もするんだよなあ(笑)。こういう「やり込めるけど微妙なゲーム」って基本好きなはずなんですけど(笑)、やり込んだ記憶がまったくございません…。やり込めるようなゲームじゃなかったんだろうか。あとこの手のゲームはできれば見たイベントやエンディングのビジュアルシーンを一覧できるモードがあると頑張ってオールクリアして見てないところを埋めよう、という気分になるものだけど、たぶんそういうモードもなかったように思う。結局何だかんだ言って美少女を愛でるゲームなんじゃないかと思うのに、それじゃやり込めない微妙なだけのゲームになっちゃうもんなあ…。

うーん、あまりにも覚えていないので今更遊んでみたくなってきました(笑)。でも結局やり込まないまま放り投げてしまいそうな気がする…。
すみません、ホント全然覚えていないので、実際のゲーム内容と全然違ういい加減なこと書いてるかもしれません。その場合は申し訳ありません。覚えていないのに書こうかなと思ったということは、たぶん痛い目にあってもいいから(笑)もう1回遊んでできればやり込もう、ってずーっと思ってたんだと思う(笑)。寝っ転がったまま遊べるし、微妙なゲームを「何でこんなの真剣に遊んでるんだろ」とか思いながらやり込むのが好きな私にはうってつけだもんこれ(笑)。そうやってやり込んでいったら、よっぽどバランスの悪いゲームでもない限りそれなりに魅力みたいなものは見つかるもので、それを発見するのが楽しかったりするんですよね。「大冒険」みたいな方向でインパクトのありすぎる魅力が見つかれば最高です(笑)。大冒険って何?と思われた皆さんは例のごとく華麗にスルーしてくださって大丈夫です。人生に何の支障もないはずですので(笑)。それでも気になった方はどうぞ禁断の扉を開けてこちらへおいでください(笑)。一応記事にもしてるけどめんどいからリンク貼らない(笑)←おい
やっぱりセガサターン本体をどうにかして買ってこないといけませんね!ってゲームやってる暇がどれだけあるのかわかんないんだけど。あと本体は手に入ってもソフトが手に入りそうもないし(笑)。でもね、もう一度遊びたいんだよね「HOP STEP あいどる☆」…

追記:第3弾の記事を読み返してみたら、このゲームを何度も遊んだって書いてあったんだけど、こうして記事にしてみるとあからさまに何度も遊んだような形跡がない…。嘘八百書いて申し訳ありません…。でも「だいすき」は確実に何度も遊んでるから、あっちはマジだから(笑)←クッソどうでもいいです(笑)

遠い目をして見つめる彼方

お題「恵方巻」

さて、暦の上では今日が1年の締めくくりですね。立春を意識して生活するようになってからは、正月と立春の2回新年を迎えるみたいでなかなかわくわくします。

豆まきくらいしとくか、とスーパーに出向いたら、節分豆コーナーまさかのほぼ売り切れ。仕方ないので買ってきましたよ、恵方巻

正直巻き寿司はあまり好きではありません。何故ならたいていしいたけが入っているからだ。私はしいたけが本気で苦手だ。存在そのものが苦手だ。その昔調理実習でしいたけ水で戻しといてと級友に言われた時、しいたけが怖くて触れず本気で困りました…。どうも私はじめじめしたところに生える植物が大の苦手のようです。苦手通り越して恐怖の対象です…。なんかだんだん苦手度が上がってきてて、最近は明るい時間に外歩くのが苦痛(汗)。砂漠に住むしかないなと思い詰めている今日この頃。しいたけ植物じゃないけど、だいたいそういう感じのやつひっくるめて無理。書いてるだけでも気持ち悪いです←やばい

しいたけの話はいいんだ、恵方巻ですよ恵方巻。普通の巻き寿司は苦手だけれど、子供が好みそうなタイプの巻き寿司(マヨネーズ入ってるようなやつ)があったのでそれを買ってみました。本当は買うつもりはなくて、恵方巻気分が味わえる丸くて長いお菓子あたりにするつもりだったんですけど、今年はそういうの見当たらなかったな。見落としただけかもしれないですけど。この時期に合わせて発売されてるっぽいそういうお菓子があったのですよ以前。

でも恵方巻なんてもの、ちょっと前まで影も形も無かったような気がするんだけど。とりあえず祭りには便乗する日本人だから買ったけど(笑)。もしかして初めて買ったかもしれないわ。財布がどうしようもなく極寒なので(人類滅亡まであと◯◯円、みたいなカウントしながら生活してる←笑)スルーするつもりだったのに…。でもネタにもなったことだしまあ良しとします(笑)

新しい年も迎えることですし、心機一転して新しい局面を迎えられたらいいなあと思ってみたりしています。とりあえず近場でいいから旅に出たい。今すぐくらいの勢いで出たい。滅亡までのカウントダウンしてる時点で無理だけどな!(笑)

スケートヒロシマ2012

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中国新聞杯争奪大会とかなんとか名前についてたと思うけど正式名称忘れてしまいましたすみません←パンフレットをもらってこなかったアホ

さて、そんなわけでフリーだけ見に行ってきました。昨年は仕事で町田君のフリーを見られなかったので、リベンジです。今年は町田君出てないけどね!

友達と落ち合って買い物するはずだったのだが友達の仕事が終わらず諦めて買い物済ませてひとりビッグウェーブへ。買い物帰りに観戦に行けるなんて夢のようだよ…。しかも交通費だけでスケートが見られるなんて(涙)

アストラムラインを降りると、やばい寒い。カイロも膝掛けも双眼鏡も全部忘れたのに、買い物に夢中で←バーカ
でもたぶん2時間くらいだしなんとかなるだろう、と意を決して建物内へ。

入場無料、観戦自由のこの大会。受付の人に会釈すると同じく会釈が返ってくるだけで、入り放題(笑)。くっ、こんなことならもっと何年も前から見に来れば良かった。私、関係者か熱心なスケートファンしか見に来ちゃいけないと思ってたのよ、去年まで(汗)

ジュニア女子選手権の最終グループのひとつ前くらいから見ました。入場した時は誰かの演技の途中だったので、終わってからこそこそと着席。端っこの一番上でひっそり見ることにしました。会場にいらしていた某さんは私を見つけて「もっと前で見たらいいのに」と思ったらしいが(笑)

うーん、ビッグウェーブ、相変わらず手すりが邪魔(泣笑)
私のいた辺りに観客はまばらだったけど、見る感じ意外と男性が多かった。おそらくは選手のお父さんでしょう。お客さんの大半は選手の家族なんだろうなあ。
小さい子供は走り回ってるし、誰かの演技中なのに衣装の打ち合わせしてる人たちはいるし、誰かの演技中なのに隣の小さいリンクを掃くホウキのさかさかさかさかいう音はしてるし、高額のチケットを払ういつものショーなら考えられない光景が逆に面白かったです(笑)

さて、まずはジュニア女子選手権。なんと出場者が40人もいたとか…。
結局10人くらいしか見てないけど、玉石混合だけど面白いよ、という某さんの言葉通り、色々な選手がいて楽しかった。三連続ジャンプをしっかり跳んだ子、荒削りだけど面白い振付で楽しそうに滑ってる子、ジャンプが一度も決まらなくて可哀想だった子…。この子はスケートの伸びが違うな、と思った子がひとりいたんだけど、やっぱりその子が優勝してました。
ってこの記憶、後の選手権女子と混ざってたらすみません。

しかし、演技が始まる前の応援の声が凄いなあ。体育会系だなあ。ってスポーツだもんね(笑)。

続いて選手権男子。出場2人。
ジュニア女子の試合中に変わった髪型のアスリート体型の男の子を見掛けたのだが、あ、やっぱり選手だった。
最初に鳥取の子が滑ったんだけど、曲が龍馬伝!この曲スケートに合うと思ってたらやっぱり。感動しちゃう。
次にさっき見掛けた子が滑ったんだけど、まあふたりともグダグダ(汗)。結局鳥取の子が優勝。試合後にまた見掛けた例の子は悔しそうだった。次はがんばれ。

最後が選手権女子。さすがに上手な子が多かったけど、優勝した友滝佳子さんはさすがもさすがだった。ジャンプの高さが違うんだもん。近くで見てた子供たち(たぶん選手)も「全然違う」と感心しながら見てました。
しかし何人いるのか友滝さん(←※3人姉妹だったはず)。そして女の子はみんな衣装がかわいいな。でも演技はなかなかクリーンに決まる子がいなくて残念でした。やっぱりフリーは難しいのね。

表彰式は選手控室で行われるとのことで、帰ろうとしたら、この大会を最後に引退するという女の子たちがジャッジに涙声で挨拶をしているのが聞こえてきました。今までお疲れ様。

相変わらずスケートの技術が全然わからない上あんまり映像を見ない(うちはネット環境があまり…)私、生で見られる機会があればできるだけ見に行きたいので、地元で大会があるのは有難いですな。自分自身も気軽にスケートを見に行けるようになれて良かった良かった。ずっと遠慮してたからね、うむ…

しかしビッグウェーブ、寒い…。なみはやドームレベルで寒い。2時間が限界でした…。途中でさ、体がエネルギー燃焼モードに入ったのがわかったもん、寒過ぎて(笑)

なんか全然レポートになってないけど(笑)こんなところで終了。来年も休みだったらいいんだけどね。


2017年追記:
アイスショーではなく競技の観戦記(と言う程のものでもないけど…)なのですが、昔の記事過ぎるのでほかの旅日記同様の扱いとしてこのカテゴリーに加えました。

2011年も見に行っているのですが記事みたいなものが残っておらず、たぶん2015年にも行ってますがそちらも書き残さなかったか書いても消滅したかのどちらかだと思われます(泣)。
2011年は知人と3人で出向いたのですが、町田君の演技の際に明らかに観客が増えてびっくりした記憶が。町田君のプログラムは黒い瞳。得点は76点くらいだったと思います。翌日のフリーも見に行きたかったんだけど、どうしても仕事で行けなかったことが今でも悔しいです。私が町田君が競技で滑る姿を試合会場で見たのはあの時の黒い瞳が最初で最後でした。
当時の新聞記事は大切に保管しています。某新聞社は町田君が大好きだったので(笑)初めてグランプリシリーズで彼が優勝した時に「明日は来るぞ一面」と冗談で言ってたらホントに一面だったという(笑)。嬉しかったなあ、あの時は。

ちなみに「スケートの伸びが違うと思った子」とは中塩美悠さんのことですね。この頃の私はショーに行っても一切メモを取っていなくて、当然この時も取っておらず、選手の名前はほとんど失念していました。すみません。中塩さん応援してますよー。

もらってこなかったとか書いちゃってるけど、パンフレットは有料だったような気がする。チラシか何かをもらいそびれたとかそういう話でしょう、たぶん…。曖昧ですみません。

今でもこんなにのんびりした大会なのかはわかりません。出場者も観客も随分増えていると聞いた気が。アイスショーすら開催されない不毛の地ではスケートが見られる非常に貴重な機会だったりするので、できれば今年も行きたいけれど、体調次第かな…。ビッグウェーブ寒いんだもん(泣)。

歩きながら泣いていても誰にも気付かれないから夜はいい時間

とってもとっても疲れているので、今日はただの、本当にただの呟きです。

なんでお金がないと、人間は生物としても存在できなくなったんでしょうね。

でもお金を稼ぐのに向いてない人間も少なからず存在する。そしてそんな人間が世の中からこぼれても、「自己責任論」のもと「普通の人たち」から笑われて見捨てられて馬鹿にされて、衣食住すらままならないという恐怖に怯えながら生きていかねばならないのです。

プレッシャーがかかればかかるほど、それに応えなければと必死になって、そのプレッシャーに追い詰められて自爆してしまうのがいつものパターン。

プレッシャーをかけないで。ちゃんとやれ、急いでやれって言わないで。でもそんなの社会では通じない。

6歳くらいの頃から「別に自分は生きていなくたってまったく問題はない」という気持ちと手をつないで歩きながら暮らしてきた。本当はその手は離したいけど、しっかり握られているから無理みたい。その手がどこかへ連れて行こうとしたことも何度もあったけど、そんなこと言うと、好きにしろだとか構って欲しいだけだとか、人間のクズみたいに言われるだけで、不気味なものを見るような眼差しを向けられるだけで、いつも一緒にそれと歩かなければいけないという苦しさに、耳を傾けてくれる人なんて誰もいない。お金を払えばいいのかもしれないけど、そのお金がないもん。表面だけ楽しくしていても、きっと本当に笑ったことなんてないような気がするんだ。

自分の居場所がない。どこへ行ってもない。

もう疲れた。

生き死にの自由すら我々には与えられていない。

そもそも死んだら文句を言われて迷惑がられて馬鹿にされる、と思うことすらプレッシャーで、できない。だから生きていくしかない。でもそれはそれでつらい。人間が怖い。

生きていくことは、私にはとても難しい。

財布と心は氷点下

今週のお題「冬の寒さ対策」

冬に限らず、身体は冷やさないように気をつけてます。ダイレクトに体調に影響するので、細心のとまではいかなくとも、かなり注意を払っています。

常に実践していることとしては、まず「冷たい飲み物を口にしない」。

真夏でもできる限り温かい飲み物をとるようにしています。家では常にクールポットがフル稼働、お茶を作って冷蔵庫に常備しておいて、レンジで温めて飲みます。体調が良くない時でもこれならすぐに口にできるので。
お茶は昔は安いという理由から麦茶だったのですが、ほうじ茶やハトムギ茶、タンポポ茶など色々試し、今はルイボスティーを主に飲んでいます。たくさん買っちゃったから消費のために、というのもあるのですが。ただルイボスティー、飲みやすいし、体調も少し良くなった気がするので、このまま続けてもいいかな、という気持ちです。個人的にはハトムギ茶が好きなんですけどね。どうも私はハトムギと相性がいいらしく、液体窒素で焼いても焼いても復活していたイボ(ちなみに指の爪の裏にもできてたからそこを焼くのはまさしく拷問)が、ハトムギ漢方薬飲んだら綺麗に消えた、という経験があります。それ以来、イボっぽいものができたらハトムギ茶。時間はかかってもホントに綺麗に消える。私の場合は、ですが。医者によるとあのイボとかいうやつはウイルスの何からしく、私はたぶん奴らをうつされやすい体質なんだって(泣)。もう液体窒素は勘弁なので(相当痛いですよ…)私はハトムギ茶とともに生きるよ…

話を戻して。家では気をつけることができても、なかなか難しいのが職場。温かい状態で水分を口にするのはなかなか難しい。せめてハーブティーを持参したりはしてるんですけど。保温ボトル?みたいなの、買おうかなあ…。
そうそう、温まると言えば生姜入りの飲み物。色々売られてますよね。でも私、どうもこの生姜の味が苦手…。焼きそばにかける紅生姜なんかは平気なのだが、飲み物になるとまったくダメ。あまりの不味さに、箱で買った生姜の紅茶か何かをほぼ丸々友達にあげてしまったことがあります(泣)。友達は喜んでくれたからまだ良かったんだけども。お店で出されるような本格的な飲み物だと大丈夫なこともあるんだけど、どんなに身体にいいと言われても飲み物としての生姜は基本無理です(泣)。

ほかにも実践してることのひとつが「必ず湯船につかる」。

シャワーの設備がない家で育ったことも関係してるのでしょうが、入浴をシャワーだけで済ますなんてありえません。絶対に湯船につかります。単なる習慣の問題ですが、身体を冷やさないという目的のためにはこれがいいようです。
そんなわけで、旅先のホテル選びでも最も重視するのは風呂です。ゆっくりしっかりつかれる綺麗な風呂さえあれば部屋が狭くてもまったく平気。大浴場があるのもグッド。ごく普通の大浴場でいいから温泉のあるホテルに泊まって、ホテルから一歩も出ないでひたすら部屋でゴロゴロしたい。近々やろうと計画を立てていて、場所も日程も選定済なのだが金がない(笑)←意味ねええええ

それからもうひとつ、「家では厚手の靴下にレッグウォーマー」。

昔は絶対に就寝時に靴下なんて履きませんでした。冬でも裸足で寝てました。でも今はとにかく足元を冷やさないよう気をつけてます。2000円近くするごっつい靴下を買ってきて愛用してみたり。商品名忘れたけど高いだけあって確かに冷えにくい。気がする。
その上からさらにレッグウォーマーを重ね、完全防備。上着の裾はズボンに入れちゃうよ、腹冷えるからな!さらにその上から半纏なんて着ちゃうよ!完全に外に出られる格好じゃなくなるけど(笑)どうせ寒くて外出たくないからいいやもう(笑)。憧れるんですけどね、素敵な部屋着…。どんなにお洒落でも冷えたら意味ありません…。

でも、体調のことがあって気を付けざるを得なくなったものの、本当はわりと寒いの平気なんですよね。いや平気ではないか、暑いのが苦手過ぎて寒い方が断然我慢できる、というのが妥当なところでしょうか。

寒さ対策というよりは冷え対策ですが、とりあえずこんな感じ。まだまだ冷えるので、効果抜群の寒さ対策があれば是非とも知りたい。そういう意味で今回のお題、非常に興味深いですな。

All Japan Medalist on Ice 2011⑨

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フィナーレも終盤。選手達がステージの前に一列に並ぶと、男子の4回転合戦が始まりました。お待ちかねー!

まずは羽生君。どうやら失敗。続いてパトリック。どうやら成功?
…どうやらどうやらって何だって感じですが、実はステファンと交互に見ていたので見逃しまくっていたのです(泣)。今回本当にステファンしか見てなくてすみません…
そのステファンは自分も挑戦しようとしてるのか、ちょっと動いたりしていたのですが、結局最後に小塚君が挑んで終了。
…小塚君が跳んでる間にさっさと帰り始めるスケーターの皆さん。置いて行かれたことに気付いて慌てる小塚君。会場爆笑。おいし過ぎるよ小塚君!(笑)

ステファンの姿も、小塚君の姿も(笑)消えてしまうと、メダリスト・オン・アイスはついに終了。満喫したー。
今回は本当に充実したエキシビションでした。今まで見たショーの中でも上位かも。どの選手の演技も煌めくようで、正直S席の値段じゃ安いと思いました。初めてスケートを見るお客さんにもピッタリだったと思うし、席が空いてしまったことは本当に残念でした。
後ろのご夫婦がステファンのちょっと後に「スイッツランドって言ってたな」などと話されているのが聞こえて、スイッツランドのしまうまのことを覚えてね、損はさせませんよ、と心の中で宣伝した(笑)
フィナーレ前に帰ってしまう人が多かったのですが、雪で新幹線のダイヤも乱れていたし、遠方の人は最終の時間があるから仕方ないですね。

冷蔵庫なみはやドームで凍え切った私は、物販も冷やかさずとにかく外に出てしまい、外もどうせ寒いという現実に愕然と←バーカ
門真南駅は入場制限がかかる程激混み。何本かやり過ごしてから乗車し、やれやれやっと暖かいところにいられるわ、とホッとして心斎橋で乗換えたら、御堂筋線これまた激混み。通勤ラッシュレベルに。もう22時前なんですけど!
車内の人が持っていたパンフレットに「KinKi Kids」の文字が見えたので、ライブでしょうか。なみはやドームでもなんかあったらしいよー、と声が聞こえたので、どこも混んでいたようです。

どうやらメダリスト・オン・アイスが終わるまですごく気が張っていたようで、地下鉄車内ではもう倒れそうでした。そういえばここ数日あまり寝ていなかった。でもとにかく家に帰るまでが遠足、と何とか耐えて新幹線に乗車。
やっぱり雪で20分遅れの新幹線。これ最終なのに在来線に乗り継げないじゃん。でもそんな客のために調整はしてくれるらしく、車掌に自分が乗り継ぐ路線を伝えたら「厳しいかも…」と言われたけど待っててくれました。利用客が多かったのかな。待っててくれなかった路線もあったのでラッキー。

しまった、「面白い恋人」がまだ売られているか確認するのを忘れていた←どうでもいい

そんなこんなで大阪の旅は終了しました。年末年始は反動で放電、送られてきたり見つけたりした色々に泣いて、年始にやってた「おくりびと」に泣いて(理由:ステファンが話題に挙げていた映画で、お父さんに対して複雑な想いがあるらしいステファンがこの映画を挙げた気持ちが伝わってくるようだったから)、涙腺の緩い年越しでした。

そして年明けにはメダリスト・オン・アイスの放送も鑑賞。地上波ではやっぱりステファンカット。まあわかってたけど。
スタッフロールで一瞬映ってた中村健人君の涙が…胸が痛かった(泣)
BSはフィナーレで置いて帰られる小塚君までやってくれて満足。ステファン、滑り終えたあとニコッと笑ってたのね。いい笑顔だった。

しかしまあ、今年1年色々起こり過ぎて、ネタの神様はネタじゃなくて本当にいるんじゃないかという気がしてきた(笑)。昨年に引き続き謎の勘の良さも健在でしたが、それ以上に予想もしていなかったことが頻発し、さすがの私も見えない何かの存在を信じてしまいそうでした…。この世には不思議なことなど何もないって言ってたじゃん京極堂←知らんわ
正直、お金と時間があれば偶然と幸運は必然として作り出せるものだと思う。しかし、海外のショーを追いかけられるわけでもなく、テレビ放送すら満足に見られない私にとっては、偶然と幸運だけが運命を繋ぐ糸。そう考えると、やっぱり自分はどうかしてるレベルで運がいいと思います。
ずっと、自分がファンだってことすら彼は知らなくてもいいと思ってたのに、もう以前のようにテレビで見るだけのファンに戻ろうと何度も考えたのに(経済的にもね…)、そう考える度に偶然の何かが発生する、2011年はそんな1年でした、特に後半。怒涛の1年だった…
中でも、9月。あの9月の新潟は私の人生において必ず訪れなければならない場所だったのだと思う。あの夏、たくさんの人が気を遣ったり声をかけてくれた。その中には本当に感謝しているものもある。それだけでも私は立ち直れたかもしれない、長い、長い時間をかけて。
ただしその前に折れてしまう可能性は、正直低いとは言えなかった。今考えると、かなりギリギリでした。
ステファンの演技を見れば少なくとも元気は出るだろう、そう信じて、賭けた新潟で見たチャイコフスキーは、逸れかけていた私の人生の軌道を一気に元に戻してしまうほどの力を持っていた。それは予想もしていなかったことだった。
あの日のあの時間のことは、どれだけ筆を費やしても伝えられないと思うけど、私にとってどれだけ特別な時間だったか、それだけちょっとわかっていただければ。

2012年はどうなるのかなあ、こんな幸せがいつまで続くのかなあ…、そう考えながら元旦の早朝、初詣に訪れた宮島で、友達と鳥居をバックに写真を撮っていたら、「納めようと思って持ってきたお守りが入った紙袋を鹿にカバンから引きずり出して食べられ、それを奪い返して(お腹壊すよ!)鹿に説教する私、しかも背景が日本三景」という非常にシュールな画が撮れました。
…確実にネタの神様は今年も降臨される気満々だと思われます…(笑)
写真を撮ってくれた友達は「正月からいい仕事した」と言っておりました(笑)

しかし今年はよく仕事をされたよ、ネタの神様。でもあまりにも大降臨し過ぎるから逆にカットしまくらざるを得なかった(笑)。ごめんね、せっかくの働きぶりだったのに(笑)

現在のところステファンの来日予定はまだ何も発表されていませんが、どうもますます収入が下がるっぽいので本当に会いに行きたくても行けなくなるかもしれません…。今でもかなり徹底した節約生活の下何とか捻出してる状況だしさ…。そもそも私のようなギリギリの生活してる人間がスケート鑑賞なんて贅沢過ぎる話。遠い目。
でも私はそんな極貧生活をあえて選択して心の平穏を守っているのだろうし、これが今できる最善なんだなと思ってます。職場の人や友達にも恵まれてるしさ。何かが欠けてる代わりに何かで埋めてるんだね。
そしてそんな私に感動や興奮はもちろん、実は穏やかな気持ちも与えてくれていることがこの1年でよくわかったステファンに、2012年もまた会えますように、どうかもういちど…今はそれをただ、願うだけです。
できればまた福岡に来て下さい←2011年は結局、大阪に2回と福岡、新潟に行ったんだけど、新潟以外は近かったのが何とかなった原因だと思われます

2012年が終わる時には一体どんな1年の総評をしているのかなあ。もう私には何がなんだかさっぱりわからん。考えても仕方ないのでとりあえず勉強します。そうしよう。

こんなところで、そろそろこの長い長い旅日記の筆を置くことにいたします。今年もまた素晴らしいショーを味わえますように、今年の終わりにも幸せな年末だったって言えますように、そう願って。

2017年追記:2011年最後の旅日記です。本当に色々あった1年でした。色々あり過ぎてここでは書けず(笑)、2011年の旅日記全体を通してわけのわからない内容になっていることをどうぞお許しください…。この頃から「よくわからない」事態が発生するようになっていたことは事実で、偶然で片付けてしまっていいことなの?というある人の言葉がいまだに忘れられないのですが、でも偶然で片付ける以外になく、実際すべては偶然に過ぎないのですから、当時は色々考え過ぎて悩んだりもしましたけど、本当の本当に何かを好きでいたら、そのために必死になれるのなら、天上のどこかにいるかもしれない存在がちょっと手を貸してくれることがあるのだろう、今はそんな風に思っています。常識や理屈で説明のつかないことも往々にして世界には存在する、と考えてはいても、でもそれがスピリチュアルなこととなるとあまり信じていないので、できればハッキリとした理由付けが欲しかったんだけど。それが欲しくて何年も悩んでたんだよな、きっと。でもま、起こったことは事実として淡々と受け止めればそれでいいってことで。
いいことばっかりでもなかったですし。ああこの人、忙しいなんて口ばっかだし反省もしてないんだな、と思うことのつらさ。私いまだに引きずってるんだけど、本人はとっくに忘れて自分のことだけ考えて生きてるのかな、と思うと胸が抉られる思いがする。それだけ相手を信頼してたわけで。でもこれをいい機会に、バッサリ捨てさせてもらおうと思います。本当に人生に必要な人だったら、きっと戻ってくるから。必要なければそれでおしまい。いいんだよ、もうそれで。あなたのこと考えてる心のエネルギーがもったいない。
しかし、このメダリスト・オン・アイス、本当にいいエキシビションでした。今でも特に印象に残っています。この時の町田君は本当の本当に素晴らしかった。これだけの選手が代表になれないなんて、と歯がゆく思ったものです。その後の彼の快進撃は、皆さんもよくご存知かと思います。