うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Art on Ice in JAPAN④

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

荷物を預け終わると早速会場へ。1月の末にも訪れた、代々木第一体育館。アート・オン・アイスの公式サイトでも紹介されていましたが、丹下健三の手によるもの。わざわざ会場を設計した建築家の名前を紹介するのか、面白いなと思ったけど、スイスでも有名なんでしょうかね。

迷ったり電車の遅延があったりした時のために少し余裕を持たせたスケジュールにしていましたが、前述のようなことはなかったので開演1時間前に到着。もう場内には入れるけどさすがに1時間も潰せないかなあ…。
ってことで、会場至近の明治神宮を参拝することにしました。本殿のみのお参りなら30分あれば大丈夫かな、と適当に予想して、いざ境内へ。
緑が生い茂る参道には、奉納された酒樽が並べられた場所もあり、なかなか壮観。本殿までの距離がわりとあったので、時間に余裕がないと参拝は厳しいかも。

本殿へ続く門の近くに、撮影隊とか何とかと書かれた腕章を付けた人々を発見。さすがに超有名スポットだけあって取材が多いのかな、と横目に見つつ本殿へと進み、賽銭を入れて手を合わせようとしたその瞬間、響き渡る銅鑼?の音。
ものすごいタイミング。単純に誰かのご祈祷が始まるだけなんだろうけど、なんか神様が見てくださってるみたいで素敵かも、と思いながらお参りを済ませて戻ろうとすると、門の向こうに見えたのはきらびやかな行列。
そうか、結婚式だったのか。今日は土曜日だもんねえ、そりゃやってるよね。晴れて良かったですな。撮影隊の正体もこれで判明。スッキリ。

帰る前におみくじを引いてみました。明治神宮のおみくじには吉凶が書かれてなくて、その代わりに天皇や皇后の詠んだ歌とそれに基づく教訓が記載されているっぽい。その文面を見て驚愕する私。
…よりによって今、この言葉が出るんだ。よりによってこれが。
見抜かれてるような気がした…。
偶然と言えば偶然なんですけどね。でもこれが、神に問うしかないと常日頃思っていることの答えだとするならば、私の感じているものは確かに存在していると言っていいのかもしれない。
いい加減こんなことばっかり続いてて慣れてきたけど、やっぱりびっくりする。これが全部偶然なのだとしたらそれはそれですごい…。

明治神宮を出て会場へ向かう頃には、既に開演30分前を切ってたと思います。長居しすぎた。今回もステファン仲間Aさんとお会いできるのでわくわくしていましたが、Aさんはどうやらギリギリに到着される様子。しばらく待ってみましたが現れないので、先に入ろうか、と入場待ちの列に並ぶと、後ろから声をかけてきたのはなんとAさん。素晴らしいタイミングですな。

日曜日に会場へ向かった時は、怪しげな政治団体かなんかがビラを配っていて、その団体と対立しているらしいこれまた怪しげな団体がビラを受け取らないようにと叫んでいました。人が集まるところを狙って活動しているのであろう。なんか東京って感じ←間違った感想

入場するとまずパンフレットを購入。相変わらずのボッタクリ価格ですが、今回のパンフレットはかなりレベルが高かった。どうやら制作は新書館らしい。出版社が手掛けているだけあって内容やデザインがしっかりしてたと思うし、ステファンの写真が多かっただけでなくインタビューまで載っていて、ステファンのファンにとってはかなり幸せな1冊でした。そうだよね、このショーは本来ステファンが看板みたいなものだもの。そういう宣伝はほとんどされていなかったけれども。ここは日本ですからな。

ステファンへの手紙もいつものようにプレゼントボックスへ。…実はステファンの箱の中身よりも気になった人物の箱がある。それは今回のゲストの藤井フミヤ。こういう箱があるってファンは知っているのだろうか。職場のフミヤファンにそれとなく情報は伝えたが、果たしてファンの間にそれは伝播しただろうか。
箱の位置が高くて私にはよく見えなかったのですが、Aさんによると1通だけお手紙が入ってたそうです(涙)。次回があれば今度はお手紙いっぱい入れてあげてね(泣)。
しかしフミヤにとってもこんな仕打ちは久し振りなのでは…(汗)。あふれるほどプレゼント入ってるスケーターもいるのに(涙)

座席は土曜日昼が北側9列目、夜が南側6列目。日曜日は昼が南側1列目、夜が北側3列目。ちなみにすべてスタンドSS席。
日曜日昼はスタンド最前列でしたがかなり端っこでした。でも端っこ故にステージが視界に入りやすいという点は良かった。このアート・オン・アイス、ステージパフォーマンスも凝っているのですよ。
見やすかったのは土曜日日曜日ともに夜公演の席。ほとんど真ん中だったのです。会場の構造的には真ん中じゃないと思ってたのですが、スケーターが最後にお辞儀する位置がどうやら中央だったらしく、それから考えると真ん中。正面は貴賓席のある南側だったっぽいし、そう考えるとぴあで取った土曜日夜がいちばんいい席。どう転ぶかわからないものだ(笑)。
でも正面はあんまり関係なかった気もするので、最終公演がやっぱりいちばんだったのかな?3列目でよく見えたし。

日曜日公演は昼も夜もテレビカメラが入っていて、夜公演では貴賓席にカメラが設置されているのが見えましたし(いちばんいい場所にカメラ…)、昼公演の際にはすぐ近くでクレーンカメラがウィーンウィーンと撮影してました。かなり近かったしちょっと気になったけど、この位置ならきっと映らないからまあいいや、と安心できたのは良かったかも。

さて、そろそろ開演ですよ。以下次号。