皆さんご存知の通りフジテレビがえらいことになってしまいスポンサーが続々CMを取りやめていたため、世界選手権をはじめとした各種大会も無事放送されるのだろうかと心配でしたけど、しっかり取材にも行ってくれて放送もしてくれて、胸をなでおろしたファンも多いのでは。
でもフィギュアスケートTVは終了してしまったんだっけ…。これも時代の流れか、それとも例の騒ぎの影響なのか…。
ではでは、以下感想を綴っていきますね。例のごとく見られた選手のみです。
女子ショートプログラム
第4グループ
18:アリサ・リウ
2年ブランクがあったのにあっという間に世界選手権の代表にまで返り咲いたところで実力のほどはうかがい知れると言うものですが、一度リンクを離れたからこそのスケートへの余裕のある向き合い方がそのまま滑りに表れたような印象。まだ10代ですもんね、引退してたとは言え。ピークがこれからでもおかしくないもんな。
素晴らしい演技でした、ふんわりした穏やかな風が吹くような。やっぱスピンが素晴らしいよ彼女。そして美しくなったなあ本当に…!!
高得点!パーフェクトにノーミスのうえ、加点も高いですもの。そりゃ高得点も出るよな。
21:樋口新葉
トリプルルッツのコンビネーション素晴らしい、キレッキレで高さもある!!そして何より演技の完成度ね。ベテランの年齢になったからこそ出せる貫禄と味である。ノーミスで素晴らしいです!!!衣装も似合ってていいわ…!!
うおお彼女も高得点!!!これでもトップじゃないのかい!!!基礎点はそんな変わらないけど、加点とPCSの差か。
第5グループ
26:千葉百音
ダブルアクセルの着氷の流れ…!長くて余韻があっていい。アリサより加点ちょっと高いくらいの出来。ほんのちょっとだけ固さがあったような気がしないでもないが、お客さんめちゃくちゃ湧いてたので問題なし!
音にピッタリ合ったラストのスピンは爽快のひとことで、素晴らしい演技でした。上位の女子すげえな、さすが世界選手権ですよ。
これでも暫定2位。ああ。わずかな回転不足が…。
第6グループ
30:アンバー・グレン
今シーズンは決まりに決まっていた印象があったので、トリプルアクセルの転倒には思わず声が出てしまった…。そこからの立て直しはさすがだったんですけど、荒川さんの言ってたようにいつものキレがなかったなとはやはり思います。それでも70点近く出してるのはすごいよな。
彼女は自国ということもあるけど、お客さんの盛り上がりほんとすごいな。選手が巻き込まれた飛行機事故があったので、国民の関心が高いのかもしれませんね…。良い大会になりますよう…。
31:イザボー・レヴィト
ティファニーで朝食をのオードリーだよ。白い肌に漆黒の衣装が映える。なんてかわいいオードリー…!もうリンクに出てきただけで加点なんですけど…。
演技もキレッキレ。ムーンリヴァーのチャーミングなメロディにぴったり合った演技とスピン。最高でした!!高得点も納得!!!ルッツのアテンションだけ惜しい!!
32:坂本花織
順位は知ってたので、ちょっと固い気はするけどいい演技じゃないか、何がいけないんだよと思ったら、あああコンビネーション!ダブルに抜けた…。しかしあそこからセカンドに間髪入れずトリプル入れるとかやっぱ強いわ、それで要素抜けも防いだし、そこから吹っ切れたのか演技もキレてた。
だがしかしわずかなミスが順位を分けてしまう。なんて厳しい戦い…!
33:キム・チェヨン
いい出だしだっただけに、コンビネーションのセカンドでの転倒が痛い…。癖のないスルスルっとした演技はさすがだったが、本人も納得のいかない顔でキスクラにいるのは仕方がないであろう…。
うーん、11位か、伸びない。大きなミスがひとつ出ただけでこの順位。表彰台候補だっただけに惜しいけど、フリーに期待ですね。
以上でございます。ではでは、次回は男子ショートプログラムの記事でお会いしましょう。