うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Stars on Ice Japan Tour 2011⑥

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 
またまたスケーターによるスケーターの紹介が入りました。あれ、この人日本語だぞ?
おお、キョウコ・イナさんじゃないですか。
結局彼女の個人演技は無かったのですが…。ペアスケーターだからかなあ。ちょっと残念。群舞には出てたけどね。

紹介されて滑り出して来たのは…
それまで比較的静かだった会場のテンションが、明らかに急激に上がりました。な、なな、なんだこれ?アイドルのコンサート?(汗)
高橋大輔登場!
プログラムはショートプログラムのマンボ!うん、これは彼に良く合ったプログラムだよね。初めてフルに生で見られてラッキー!
衣装はNHK杯で着ていた(と思う)ミラーボールみたいな柄のシャツ。髪型は相変わらず謎(笑)。
ジャンプ3回のうち1回を失敗したせいか、コンビネーションジャンプを2回入れてました。ノリノリのプログラムなこともあり、会場は盛り上がれるだけ盛り上がります。あちこちから黄色い悲鳴と大きな手拍子。高橋君ファンの福井のお姉さんは、一緒に「ウッ!」って掛け声掛けてたらしい(笑)。素敵だわ!
と同時に「ほらね、足がおかしいでしょ」という声も客席から聞こえました。グランプリファイナルの公式練習での衝突の影響のことだろうと思いますが…。うーん。気持ちはわからないでもないけど、そういうことは黙ってて欲しかった…。
いやー、すごく楽しかった!満足満足。しかし、長野でも感じたけど、高橋君の出番の間は会場が独特な雰囲気になるなあ。ステファンやプルシェンコのそれとは違う感じ。

またまた会場が大歓声に包まれます。おそらく今日一番の盛り上がり。
現れたのは…浅田真央
今シーズンのエキシビション用、ショパンのプログラムですが、今回は衣装が違いました。白い襟に黒い身ごろ。スカートはバレリーナのチュチュのようにふんわりと広がっていて、シックながらもとてもかわいらしいコスチューム。
私は名古屋フィギュアスケートフェスティバルについてのニュース番組で衣装の変更を既に知っていたけれど、客席からは「衣装違う!かわいい!」という声も聞こえていました。
やっぱり間近で見た長野の方が印象深かったけれど、真央ちゃんの軽やかさとかわいらしさはやはり凄かったです。
真央ちゃんと羽生君は大阪公演だけの出演なので、新しい衣装を生で見られてラッキーでした。

さあ、最後のスケーターの登場です。バンクーバーオリンピック金メダリスト、エヴァン・ライサチェック!
オープニングでも思ったけれど、結構歓声が上がっていて、何故か安心する私←失礼だよ(汗)
ショーくらいカラフルな衣装でもいいんじゃないかと思うのだが(笑)、これが彼の哲学なのか。その身を包む黒い衣装。曲は、オリンピックのショートプログラム火の鳥
どうやら大阪で火の鳥を滑ってくれたのはこの時だけみたい。エヴァンファンのお隣はこのプログラムが一番好きだそうなので、この公演選んで良かったんじゃないかな。
足を真っ直ぐに伸ばしたシットスピンをこの目で見られて感激しました。やはりステファンやプルシェンコのような絶対的オーラはないなと思ったけれど、実直で確実なスケーターだなと感じました。いいもの見せてもらったよ。

楽しかった時間もついにフィナーレ。次々とスケーターが滑り出してきます。これまでの群舞にはひとりも出ていなかった(はず)日本人スケーターも、全員がお揃いの衣装で登場。
「ステファンがいないから群舞を全体的に楽しめるぞ!←ステファンがいたら吸引力が半端なさ過ぎて彼にしか目が行かない」とわくわくしていたのに、
双眼鏡でジェフを探し続ける私がそこに…
ダメだ
ジェフが好き過ぎてジェフにしか目が行かない
私が群舞を楽しむ道は遠い…

頭がジェフ一色のまま、公演は終了。外国人スケーターは結局初めて生で見た人たちばっかりだったなあ。感激。
でも全員1プログラムしかなかったし、なんかあっという間だった感じが強かったです。
福井の御二方はこれが2回目のショーだったそうですが、物足りなかったようでした。最初が福井じゃ、なかなかハードル高くなっちゃったのも仕方ないだろうなあ。「プルシェンコがいれば良かったのに」という意見にはちょっと頷いてしまいました。やっぱりプルシェンコやステファンの持ってるものは凄い。会場の空気を完全に変えてしまう。あれは会場に行って初めて実感できるものかもしれません。
個人的には佐藤有香を見たかったな。
でも、短かったけど、みんな見応えあって楽しかったよ。トッド最高でした。

ドーム出口への人の雪崩を何とか乗り切り、近くのアウトレットモールへ向かいました。
トイレは長蛇の列。飲食店も長蛇の列。絶対なみはやドームから流れて来てる!
仕方なくフライドポテトなど買って椅子に座りましたが、モール内と言っても吹き抜け、なみはやドームで冷えきった体には耐え切れず、ここからの移動を提案した私(泣)

シャトルバスに乗って門真市駅へ向かい、京阪電車でのんびり移動。空いてたし暖かいし生き返った…
その後、お店に移ってとても楽しくおしゃべりに花を咲かせました。
…お姉さんとか言ってたけどおひとりはひとつ下だった…。す、すみません(汗)
ああ、ステファンとプルシェンコが訪れた福井の寿司屋に行きたい。年下だった方はお料理が上手らしいので是非手作り絶品料理食べに福井行きたい…←食い気オンリーかお前
名残惜しくて仕方なかったですが、おふたりとは梅田でお別れ。きっとまたお会いしましょう…!
私はひとり新大阪に向かい、友人と落ち合ってこだまでだらだら(笑)帰りました。

いやー、今回も充実した旅でした。心残りはジェフにお手紙を渡せなかったことくらいかな(泣)。あと、複数公演あるショーはできるだけ複数回見る方がいいな。まあ財布に余裕がないと厳しいですが…。それと、視力悪過ぎて細かいところ全然わかんなかった…。辛過ぎる(泣)
翌週の東京公演でプルシェンコがタンゴアモーレを滑ったと聞いて「大阪も来いよお前…」と悔し泣きしたとさ。ちなみに小塚君と佳菜子ちゃんも東京公演のみでした。さすがに東京には行けなかったよ…

福井が結んだ縁、ジェフに会えた感激。いい1年のスタートが切れたと思います。今年こそジャンプの見分けがつくようになりたい…←お前どんだけ素人…。あと、海外のショー行きたい←不可能
どうか今年も、素晴らしい演技に沢山出会えますように。きっと会えるさ…!

-終-

2016年追記:2011年最初の旅日記です。色々と懐かしい。スターズ・オン・アイスに行ったのは今のところこの1回のみです。行きたいのですが、あからさまに経済的に不可能(号泣)。
水濡れの憂き目にあったジェフへのお手紙は、このところ折を見てずっとやってた断捨離によって今さら発見されました…。ずっと取ってあったらしい。6年近く経っててもよれよれでした…(泣)。これは確実に渡せませんでしたね…。でも今思い出しても悲しい…。
開運旅行も兼ねてたこの時の旅ですが、友人はどうだったかわからないけど私には効果があったかな。この年は人生でいちばん悲しいことも人生でいちばん驚いたことも、とにかく色々あったのですよ…。ラッキーなことも確かに起きたけど、それより、いくつかの面で大きく運命が動いたということが効果だったのではないかという印象を持ちました。個人的に、吉方位というものは棚ぼた的な幸運を求めてすがってもまず得られないけど、運命を動かすような何かを起こすきっかけにはなるものじゃないかと思っています。家と会社の往復だけしてるような人にはたぶん効果ないし、必要じゃないことは起こらないけど、ギリギリのところで助けが入ったり、また何かしら目的なり情熱を持って動いていれば、正しい方向へ修正して結果を手繰り寄せるための力添えをしてくれるという感じ。んでそれは吉方位と言うか伊勢神宮のパワーかもしれない。伊勢神宮には何度か行ってるけどそんな気がする。まあ、この手の話は眉唾だし、私も一定の距離を置きながら活用してるので、とりあえずこのくらいで。