うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2011 in Fukuoka④

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

場内を包む薄闇。華やかな音楽とともに、アンサンブルスケーターの手にしたライトが白い光を放つ。
ファンタジー・オン・アイス、開幕。

去年はかっこいい曲がオープニングだったけど、今年はなんだかロマン溢れる感じの曲(笑)。でも、とてもいい。
アンサンブルスケーターたちがひとしきり滑ると、次々コールされるスケーターの名前。
順番はちょっとあやふやですが…
まずは羽生結弦。続いて村上佳菜子今井遥南里康晴中庭健介が続き、鈴木明子村主章枝トマシュ・ベルネル、ポーリシュク&ベセディン、チェスナ夫妻、ヴォロソジャール&トランコフ、ジョニー・ウィアーフィリップ・キャンデロロ
豪華過ぎる顔触れが、白い衣装で華麗に登場してきます。早速盛り上がりまくる場内。

安藤美姫が登場すると、私は自然に姿勢を正していました。
彼が現われるのは、きっと彼女の次。
響き渡るその名前。
ステファン・ランビエール
白いTシャツに、何故か彼だけ薄い水色のジーンズ。衣装でかすぎたとか?トランコフも黒いパンツだった気がするけど、衣装小さ過ぎたとか?それとも単にみんな自前の衣装なのだろうか。ジョニーはそれっぽかったし。

相変わらず絶品のスピン。ああ、彼が登場するだけで、こんなにもリンクは華やかな色に染まる。
ただ、今回は爽やかで清楚な感じのオープニングだったので、ステファンも比較的爽やかモードだった気がします(笑)。

荒川静香が登場すると、スケーターは一斉に踊りながら滑り始めました。
…もう動きが独特過ぎる人がひとり…
彼だけ水色のジーンズだから見逃さないけれど、まあ普通に動きでもわかるなあ(笑)

倉木麻衣の名前が呼ばれると、彼女の生歌による「Secret of my heart」が流れ出します。ちなみに今回彼女が歌った中で知ってたのこの曲だけでした(汗)
ああ、またこのふにゃふにゃした振付なのね…(笑)
ステージに寄って、スケーターが男女に分かれて一列に並んで踊っている時、裏側からキャンデロロ・ステファン・ジョニーの順だったのですが、比較的振付通り踊っているっぽいジョニーに比べて、
明らかにフリーダム過ぎる残り2名…(爆笑)
振付を覚えてなくて適当に踊ってるっぽいキャンデロロ(超楽しそう)と、振付覚えてても独自のアレンジ状態のステファン(超楽しそう)。もう、正直ほとんどあのふたりしか見てませんでした(笑)。
夜公演は彼らの位置に近い席だったので、ガン見し放題で最高でした。買った時は早まったかなと思ったこの席だけど、結果オーライ(笑)
キャンデロロの適当っぷりは土曜日昼が一番だった気がしますが、ステファンは土曜日昼はおとなしかったかも?昨年の福井に比べると、全体的に、ステファンが群舞でそこまで目立ってなかったんですよ、この福岡公演。
…やっと周囲に合わせることを覚えたとか?(汗)
まあそれでもオープニングはこんなんだったんですけど(笑)。やっぱり群舞のステファンはかわいいわー。
最後は男女ペアでしゃがんで抱き合って、オープニングは終了。ステファンは遥ちゃんか鈴木さんがお相手だったっぽいですが、暗くてさっぱりわからなかった…

さて、ここからは個人演技。
まず登場したのは、地元福岡のスケーター、南里康晴
現役を引退し、プリンスホテル所属となった彼の、門出の公演としても計画されていたというこの福岡公演。これだけでも来てよかったと思います。

赤いシャツの、大人の男性の仄かな色気を醸し出すような、素敵なプログラムでした。そっとワインでも差し出されているような、そんな感じ←意味不明
日曜日公演はジャンプを全部失敗してしまって、しかも転び方もかなり痛そうに見えて心配したのですが…
本当にお疲れ様でした、南里君。これからはプリンスアイスワールドで輝いてね。

続いても、地元福岡から。現役引退、今後はコーチに専念するという、中庭健介
彼を生で見るのは初めて。ギリギリ間に合いました。恐らく、彼の滑りが見られるのは、これが最後。南里君と同じく、この福岡公演は彼の花道でもあったということです。
いつだったか、素晴らしい4回転をテレビで見せてもらったよ。今日はドラマチックな曲に乗せて。どこかで聞いたような曲なんだけど思い出せない…
気持ちのこもった滑りで、これで引退だなんて本当に残念でした。日曜日公演でスタオベしてこなかったことを、しばらく後悔しそうです。
お疲れ様、本当にお疲れ様。間に合って良かった…。

お次は今井遥。土曜日昼公演と日曜日公演はエキシビションナンバー、土曜日夜公演はショートプログラムを滑ってくれました。ラッキー。
ショートプログラムはピンクの可愛らしい衣装。エキシビションは黄色で柄物の、やっぱりとても可愛らしい衣装。
このエキシビションナンバー、かなり気に入りました。なんかすごく「夏」を感じた。でも、夏の色彩が浮かぶんだけども爽やか。スッキリしたレモンスカッシュみたいな?
…意味不明な感想ですみません…
いやあ、かわいかったなー。

第一部は始まったばかりですが、長くなってきたので以下次号。