うさぎパイナップル

フィギュアスケート旅日記とテレビ観戦記とその他色々色々・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

Fantasy on Ice 2016 in KOBE③

※この記事は1年半以上経ってからようやく執筆にこぎつけました。その後も延々と寝かせ続け、やっとお日様の下に出てこられたという悲劇(汗)のシリーズです。いつの話してんだという内容ではございますが、このブログはわりとそういう記事に支えられてきたブログだったりしますので、あと少しだけこの今更シリーズにお付き合いください。書いたのは遥か昔ですが一応初出です。寝かせてただけ(汗)。
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トレンチコートを羽織ったアンサンブルスケーターが、傘を手に手にリンクを駆ける。すっかり耳に馴染んだオープニングテーマに乗せて、ファンタジー・オン・アイスの幕が厳かに開く。
確か日曜日は目の前に金髪のお姉さんが立っていたんだけど、とってもかっこいい表情で、冒頭から期待感は最高潮に。

金を基調に、人によって赤、黒、緑、紫を合わせた、光沢のある和風の衣装を身に纏ったスケーターが次々と現れる。アンサンブルスケーターはコート姿だったのに、何故こんなに和風なのだろうという疑問は彼らの登場で氷解する。
ステージに現れた吉田兄弟。ご存知の方の方が多いだろう、時にロックな熱い演奏で三味線の既成概念を打ち壊した(少なくとも私は壊れました)あの三味線奏者の兄弟である。オープニングの後半は彼らの楽曲によるものだったのだ。確かにこれはあの和風の衣装がピッタリである。

ジェフが最初の方から出て来て踊っていたが、素晴らしいリズム感だった。確かジュベールあたりと一緒に踊っていたのだが、あまりの達者さについジェフに目が吸い寄せられてしまう。ステファンはさらに自然で、外国人だということを忘れてしまうほど曲に溶け込んでいた。それだけ踊りが上手いということなのだろうが、ショートサイドににじり寄っていくその姿はあまりにも様になっていた。改めてこの人は凄い、と思った。日曜日はわりと近くでステファンを見られたからかもしれない。

非常にかっこいいオープニングだった。個人的には2013年の福岡以来のヒットである。パンフレットをめくって納得。あの福岡と同じくブライアン・オーサーとデヴィット・ウィルソンが振付を担当しているようだ。オープニングの振付を作ったとはどこにも書いていないのだが、この質の高さはそうなんじゃないだろうかと勝手に想像しただけだったりするんですけどね。
しかし、この音楽、衣装、振付…。羽生君が出演していれば、どれだけよく似合っていたことだろう。彼の出演を前提として音楽のゲストが組まれたことが想像できるメンバーだっただけに、とても勿体無いと思わざるを得なかった。神様というものはいつでも意地の悪いものである。幸せをもたらす時はいつだって気まぐれだ。

個人演技に移る。まず登場したのは青木祐奈。今シーズンのショートプログラムってナレーションだったかな、ボーカル入りの曲。レ・ミゼラブルだろうか?
アナウンスが「皆さん大きな拍手を」と客席に呼び掛けていた。演技はもうあまり覚えていないんだけど。すみません…。

2番目はイリヤ・クーリック。ご存知長野オリンピックの男子シングル金メダリストである。ジャンプも滑りも美しい。普通のバタフライをさらに巨大にしたような大きく弧を描くバタフライ?(でいいのか?結局?)も凄い…。本当に39歳?日曜日はリンクにそこそこ近い席だったせいか特に良かった。近くで見た方がより良さのわかるスケーターなのかも。

続いてマリーピエール・ルレ。初めての出演だろうか?空中から吊り下がったリングを使ったアクロバティックな演技である。一瞬ジョニーと勘違いしてしまった白い衣装(幕張でも、さらに後述するが神戸でもジョニーが着ていた衣装に似てたような気がしちゃったんですよ)で登場した彼女が、足の力だけでリングにぶら下がっていたりするのをハラハラしながら見つめました。凄かった…。高所恐怖症の人にとってはちょっと心臓に悪いかもよ←お前だろ

以下次号。