※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓
ホームに降り立つと、あれ、なかなか混んでいる。どうやら何かのライブだかイベントだかも開催される模様。似たようなTシャツを着た人を幕張メッセ周辺で何人も見かけました。
駅の建物を出て真っ先に声をかけられたのはダフ屋…。チケットアルヨ、だったかチケットカウヨ、だったか、何人なのかイマイチわからない男性が何やら呟いていました。久々に見たな、明らかなダフ屋。4年前の長野以来か?
とりあえず駅から吐き出される行列について行ったのですが、行列の向かう先はやはり幕張メッセのようで、先にホテルへ行きたい私は途中で行列とは別の道へ。どうやらかなり大回りしてしかもホテルの裏口?から入る羽目になったことに気付いたのは翌日だったけど、無事に到着できたのでまあ良しとする。
とりあえず荷物を預けて幕張メッセへ。チェックイン時間よりもかなり早く到着したのは昼公演の当日券のためである。結局今日のこの日まで手に入らなかったので、もう当日券に賭ける以外方法がなかったのです。やっぱり3公演とも見たいもん。だってゲストが郷ひろみだよ?生の郷ひろみを見る機会なんてたぶんもう二度とないよ?…ってポイントは郷ひろみなんかい(笑)
雨の中会場へ向かい、当日券売り場を探したものの、どうやってもそれらしき看板が見つからない。普通の入場口と某ファンクラブの引換所があるだけ…。
まさか当日券の販売は行われないのか?(泣)わざわざ前日入りしたのに?(泣)
だが実際はごくわずかだけど販売していたらしいです。ごくわずかだったので、私が到着した時には既に完売していたのでしょう。開場3時間前くらいには着いてなきゃダメだったってことですね…。
あああああああああああ(泣)
がっくりする私に追い討ちをかけるように、雨に打たれた体は冷え切って、私は寒さに震えながらホテルに戻りました。一刻も早く休みたかった。でもホテル予約してくださったのはAさんだしチェックインできるのかなあ、とおそるおそるフロントに聞いたら、別に私でもいいらしい。支払い済みだからかもしれないが、いいんだろうかそれで。でも部屋に入れるのは2時だって。じゃあ無理矢理チェックインしなくても良かったなあ、ととりあえず食事に向かったら、Aさんが幕張に到着された模様。既に店に着席してメニュー選ぶ寸前だったけど、また来ますと言って慌ててホテルに戻った。ああ、お久しぶりですいろいろありがとうございます(泣)
Aさんは昼公演もご覧になるので会場に向かわれ、私は律儀にさっきの店に戻りました。店員にやる気が感じられなかったので別の店にしようかなと思ったんだけどさ。
とりあえずいちばん熱そうなメニューを注文。石焼きミートソースパスタとかなんとかいうやつ。熱々なんてもんじゃない皿に盛られてじゅうじゅう焼けながら出てくるため(当然のようにうっかり触ってヤケドした←お前…)一気に体温上昇。飲み物もセルフだったので温かい紅茶を飲みまくってさらに体温上昇。ああ良かった、寒過ぎて死ぬかと思った(泣)。新幹線が寒いと思って長袖のパーカーを持参してはいたのだけれど、そんなものでは足りず厚手のコートが欲しいくらい冷えてたんですよ(泣)
2時になったのでホテルへ。預けておいた荷物を部屋まで運んでくれたホテルのお姉さんが、晴れていれば綺麗に海が見えるんですけどね、と開けてくれたカーテンの向こうに広がる景色は、なんつーか絶望的に真っ白。建物や道路はそれなりに見えるけど、海と思われるあたりは絶望的に真っ白。
リゾートが…。海辺のリゾートライフが…(泣)
でも少し広い部屋を用意してくれたとのことで、お風呂も大きいし開放感あるしなかなか快適。天気は悪いけどリゾート気分はなかなか味わえました。ホテルの机は壁にくっつけてあることが多いけど、ここは独立した机が隅に置いてあって、なんか社長みたーい、とひとりでウキウキしながら手紙の下書きを直してみたりしてました。アホ(笑)
当日券が買えなければ葛西臨海公園の水族館に行く予定だったのですが、幕張からわりと距離もあったし天候も悪いし、何より私が既に疲れ切っていたので断念…。水族館大好きなんですけどね。とほほほほ…
そんな感じで当日券ショックがかなり尾を引いていたこともあり部屋でグダグダしていたわけですが、正直体調も微妙だったので、ゆっくり休めて逆に良かったのかもしれません。精神的ダメージと旅の疲れと寒さと体調不良と、疲労の要因としてはこれだけでもう十分なのですが、日頃の疲れがかなりたたっていたような気がしました。仕事が忙しいのは言うまでもないけど通勤時間が往復で1時間延びたのがやはり辛い。毎月の休みが1日減る計算。体調が良くない日が増えているため休みに寝込んでる場合も多々あるし、職場が遠いため病院とか買い物とかの日常の用事を済ませるのにも苦労する状況で、通勤時間の増大はまさに死活問題…。忙しい分収入に跳ね返れば時間や贅沢を金で買えるけど、私の収入はたぶん同じ年齢の正社員の半分以下。疲労やストレスが蓄積する一方なわけですよ。
実家に帰れば、とか引っ越せば、と気軽に言う人々を見ると、この人は何も知らず幸せに生きてきたんだな、とその人と自分との間に横たわる絶望的に深い溝の存在に思い至り、ついつい冷めた目をしてしまうのですが、深淵なんて覗かない方が絶対に幸せなのだから、そのままでいて欲しいと思うのです。私の立っている側にやって来ても何もいいことないからね。…ま、これくらいでやめとく。て言うか、わずか数年の転勤のために自分にとって何の魅力もメリットもない土地にわざわざ転居するほど酔狂じゃないから。
そう言えばホテルの広いロビーには、大きな天井に七夕飾りがしつらえてありました。笹や短冊が涼しげだった。
…ん?季節の飾り?どこかで聞いたような話だなあ…。
そうこうしているうちに昼公演をご覧になったAさんが戻ってこられました。何よりもまずホテル代を返済(泣)。本当の本当にありがとうございました(泣)。いろいろお土産までいただいてしまってすみません。うさぎのポーチめっちゃかわいい。早速化粧ポーチにさせていただきました。ふふふ。
さて、体も温まったし疲れも少し取れたし、気を取り直して夜公演へ向かうとしましょう。以下次号。