うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

特別編・サンフレッチェ広島対ヴァンフォーレ甲府①

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

いつもの旅日記特別編です。いつものって何?と思われた方は華麗にスルーしてください。そのいつものが完成の気配も見えない状態なのですが、今回は早く書き上げてしまえそうなので前後しますがこちらを先に仕上げてしまいます。

そんなわけで、サンフレッチェ広島ヴァンフォーレ甲府戦をビッグアーチで観戦してきました。理由は町田樹選手がゲストに招かれていたからです。それゆえの特別編。あ、よくわからない方はスルーで。スルーパスで←意味不明

町田君が参加するイベントは3つ。試合前のトークショーと場内一周、そしてキックインセレモニー。カープの試合では実況のゲストとしてでしたが、今回は観客の前に登場するタイプのゲストです。しかし今回の最大の目玉は別にありました。
町田君の来場に伴い、「町田樹シート」という特別席が販売されたのです。限定50席、のちに100席に倍増した町田樹シートの特典は、町田君からの招待状が届くこと、サイン入りの特製ブックカバーが貰えること、そしてそれを町田君本人から手渡ししてもらえること。お値段は6000円とサッカーのチケットとしては高額でしょうが、SS席の前売り価格は5300円なので、特典による上乗せ価格はたったの700円。アイスショーで同様の企画を行った場合はおそらくその4倍はすると思う。6000円なんてありえない。安過ぎる。アイスショーのせいで私の金銭感覚が崩壊してることをさっ引いても安い。

そりゃあ殺到するでしょう。増加の一途をたどる町田君ファンがこんな機会見逃すはずがない。なので当たらないだろうなと思いながら抽選に応募しましたが、まあ、かすりもしませんでしたね、見事に。どうやらかなりの競争率だったようで、全国から相当な応募があったと思われます。町田君に関しては地元の利で色々と情報は入りやすいし気軽に見に行ける機会もあったけど、本当に重要なチャンスは必ず逃してるんだよね(笑)。だから今回も無理だろうなと思っていました。

それでも町田樹シートに関係のないイベントはどこの席でも見られるし、競技は違うけど町田君がやっと地元に凱旋してくれる機会なので、最初から外れても普通にチケットを買って見に行くつもりでした。今年はスケート感謝祭にも参加できなかったから、町田君は地元でファンの前に直接姿を見せてくれる機会が全然なかったんですよね。
しかし、実を言うと過去2回のサッカー観戦は2回とも人様にくっついてっただけだったという自分。どうやってチケット買うのかわからない。どうせなら町田君がよく見える席がいいしきっちり調べてから買いに行かなければ、と思っていたら、やはり地元なだけあって詳しい人が見つかるもの。おかげで無事にSS席がゲットできました。どうせなら町田君の姿が少しでも見えやすいところで観戦したいもんね。

そんなこんなで当日。事情により朝早く家を出たのだが、出ると同時にゲリラ豪雨。予報では確かに雨が降るかもとは言ってたけど、傘以外の雨具を持ってないし取りに戻る時間もなかったので、もし試合中に降ったら諦めて自然に任せようと覚悟を決めてそのまま出先に向かいました。

キックオフは19時だけど、町田君イベントは18時前から始まるし、周辺は混雑するということで、余裕を持って少し早めに会場へ到着。3年ぶりくらいかな、ビッグアーチ

もう夕方だというのに突き刺すような日差し。暑いっていうか痛いんですけど。少し歩いただけで速攻ビッグアーチ内の食堂に避難し、ぽてりことソフトクリームを注文。屋外のテントの下で完食し、呉のゆるキャラと戯れる。今なら並ばずに買えます、焼きたてです、という叫びに負けてポルトガル風ソーセージも購入しこれまた完食。暑くて死にそうなのになんでそんな熱いものばっかり食べるのか。

そろそろいい時間になってきたので会場内へ。まずは手荷物検査、それからチケットを見せて入場。入場してすぐに今日のプログラムをもらえるんだけど、小さく町田君のことも載っていました。
もう町田君も会場入りしているんだろうな、などとドキドキしながら入場ゲートをくぐり、場内にもたくさん並んでいる出店を横目に見ながら入口を探していると、屋外を見つめているうっすらとした人だかりが目に入る。選手でも到着したのかな、と我々もそちらへ行ってみると、人々の目線はどうやら場内から階段を下りたところに建てられた白いテントに集まっている様子。テントの近くにははっきりとわかる人だかり。何をやっているのだろう、と上から眺めているうちにはっと気がつく。
そうか、あのテントはブックカバーの受け渡し場所なんだ。じゃあ今まさに勝ち組はエデンの東にいるんだな。人だかりは町田君のファンなんだろう。でもまあ全然関係ないかもしれないし、とりあえず確認だけしてみるか、とそっとテントに近づいてみる。
テントの奥にいる人物が何者なのかに気付くと速攻人だかりから離れる私。あのサラサラの黒髪と佇まい。あれは間違いなくサンフレッチェのユニフォームを着た町田君。まさか本当に受け渡し場所だったとは…。入場ゲートが分かれているので、指定席を買った人しかこのあたりには入れないのかもしれませんが、もっと人目に付かないような別室で行われるのかと思ってました。

ドキドキしながらもう一度テントの奥に目をやる。やっぱり町田君だ、間違いない。予想外の出来事に少々あわあわしていると、ブックカバーの受け渡しがちょうど終了したらしく、人だかりの前に町田君が現れた。拡声器を手に何か話していたけど、少し離れた場所にいたせいかよく聞こえませんでした(泣)。熱中症に気をつけて、などとおっしゃっていたらしい。
この人だかりは町田樹シートの当選者だったのか。たぶん私のようなたまたま遭遇したファンもそうでないファン(いわゆる出待ち入り待ち)も混じっていたのでしょうが、当選者でもないのにお言葉までいただいてしまってなんか申し訳ありません。よく聞こえなかったけど(泣)。

町田君の姿が見えなくなると人だかりも解散。我々も座席へ向かいます。
思ったより長くなったので、以下中編へ。