さて、当日です。いそいそと出向いた映画館のロビーには羽生君が表紙のムックが並べられたコーナーが出来ていた。ちょっと欲しかったが当然そんな金はないので、指をくわえてそっと見送る(泣)。
入場すると、スクリーンには「羽生結弦」の文字。ちょっとドキドキしてきたな、と画面を眺めていたら案内が流れる。ツイッターでメッセージや質問を募集ですと?!えっ、うっかり何かの音が鳴ったらうるさいかなと思って電源切っちゃったよ(汗)。
あわあわと質問を考えたものの、何も思い付かないままトークショーが開始。はい、質問もメッセージも諦めますです(泣)。
まずは司会の女性からの説明と、イオンの社長?からの挨拶。心なしかお二人とも浮き足立っておられるような…(笑)。
何と応募総数は約40000通だったらしい。40000通超えだったっけ?詳細忘れた。それが全応募コースの総計なのか、幕張会場だけの応募数なのか、神戸も含めたトークショーの応募総数なのか、それによっても確率はかなり変わるだろうけども、何口も応募している人が相当数いるであろうことを考え合わせても、そこそこの倍率。特に幕張と神戸の会場には集中しただろうから相当な狭き門だっただろう。
そしてついに羽生君が登場。スーツでも着てくるのかな、なんてドキドキしていたら、今年のファンタジー・オン・アイスのTシャツ姿。そうかそうか、幕張公演はP&Gプレゼンツのはずですよね、今年も(笑)
TシャツのサイズはSだそうで、買ってください、とちゃっかり宣伝も忘れない。会場にも着てる人いたんじゃないかなあ(笑)。私もさ、お金さえあれば買ってたよ(泣)。去年はうっかり買うの忘れちゃったけど、2014年から毎年買ってるよ(泣)。家で普通に着てるよ(笑)。
三日間続いたショーの最終日であり、終演後にトークショーまでこなさなければならない羽生君。さすがにお疲れなのだろう、顔がどことなく簡単になっている(笑)。ちょうどいい熱さのお風呂にしっかり浸かったあとのふわっとしてぼーっとした感じ、と言ったら伝わるかしら←伝わらない
各ブロックへ手を振る羽生君。その度に客席からは悲鳴が(笑)。もちろん映画館の客にも振ってくれるが、本人に見えないのに思わず振り返しちゃう自分何とかしろ(汗)。実際に本人が目の前にいたら固まっちゃってまず振り返せないんですけどね!はいはいどうせチキンですよー!←開き直り
さあ、いよいよトークが始まりますよ。まずは平昌での演技の振り返り、本人解説つき。だったかな、間違ってたらごめんなさい。振り返ったのはフリーだけだったはず。
最初のジャンプで自分の調子がわかる人もいると思う、みたいな話をしてましたが、私も「最初のジャンプさえ決まればいける」ってショートの前日くらいからずっと祈ってたな、って思い出した。美しいサルコウでしたねえ。
後半のコンビネーションについては「頑張った~」と自画自賛(笑)。羽生君の「頑張った」はゆるくてたいへん好きです(笑)。ホント頑張ったよなあこのジャンプ(涙)。これで勝ったなとやっぱ思ったし。
んで最後のルッツ。羽生君のプログラムではいつもドキドキさせられるのがこのルッツなのだが、本当によく耐えた。もう足が限界なのかもしれないとハラハラして見てたけど、本人も普通なら転倒する降り方だったのに、ファンの祈りの力が働いた、不思議だ、みたいなこと前にも言ってましたよね。今回も同様のことを話す羽生君。小さく映る、ルッツが決まった!と思わずジャンプするジスランコーチにも会場から笑いが(笑)。転びそうなのに何で喜んでるんだって本人は思ってたのね(笑)。だったっけ、ちょっとニュアンス違うかも、違ってたらごめんなさい。
ルッツで笑っちゃってコレオではもう羽生結弦に戻ってたって、ああ、やっぱりそうだったんだなあって今更納得。私は晴明を演じきれないほど足が限界で羽生結弦に戻ってしまったのかとずっとハラハラしていたのだけど、楽しくて羽生結弦に戻ってたんなら今更ながらちょっと安心。解釈は違ってたんだけど、羽生君に戻ってる、って感じたのは間違いじゃなかったんですな。私もいい加減よく見てるよなあ(汗)。
両手を広げる振付が印象的なラストのポーズ、確かに口が動いてるんだけど、最後の「バーン!」って音を自分でも声に出して言ってたらしい(笑)。歌詞なくても口ずさんでるんだ。本人にしか聞こえない、わからない世界だよなあ。我々は勝手に「神が降臨した!」って畏れおののいて感動してるけど、創作する側は意外と冷静なもんなんだよね(笑)。
そうそう、コレオのステップでは竹林とか花が咲くところ?とかイメージしてるってなことを確か言ってたけど、最初に金沢のショーでSEIMEIを見た時の私のイメージがまさに「竹林」だった…。竹林を駆け抜ける少年のような陰陽師だった…。羽生君凄くない?めっちゃダイレクトに伝わってますよ、視聴者っていうか客に!
いつものように強気な発言をいつも以上に冷静に紡いでたけど、やっぱり当日は不安だったんだな、と今更ながら。右足にも無理させてごめんって謝ってたんだな…。本当に、本当に我々には想像できないほど苦しかったと思うけど、オリンピックに出場してくれてありがとう。一生忘れないです。
ここだったっけどこだったっけ、ちょっとうろ覚えなんですが、ツイッターで募集した応援メッセージがいくつか紹介される。読み上げられたもの以外も中継の画面の下をわりと長い間流れていて、羽生君は椅子の前の机に画面でもあるのか、時々下方に目をやって読んでいるようなそぶりが見られました。
長くなっちゃったんで、続きはまた明日。明日で最終回にできるかしら…(汗)。