うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

羽生結弦選手 トークショー③

まだまだトークは続きます。オリンピックの時期に放送されていたP&GのCMが少し流れ、羽生君の家族の話に。そういやママの公式なんとかってキャッチコピーでしたっけな。最初に幕張でファンタジー・オン・アイスが行われた際にも、高橋君と羽生君が母親や家族の話をするトークコーナーがあったので、P&G的には外せない話題なのでしょう。
幼い頃の写真だったか映像だったか、思わず「かわいい!ちっちゃい!」って自分でも言っちゃう羽生君(笑)。このキノコみたいな少年がこんな凛々しく生い立つとは。しかもこれだけの傑物になるとは…。シニアデビューの頃からアイスショーで彼を見続けてきましたが、改めて感慨深いものがあります。

羽生君の口ぶりからすると家事はお母さんに全面委任なのかな。それは仕方ないでしょうね。むしろ自分のことに集中できるようご家族が全面的にサポートされているはず。そうでなければ如何に彼の才能が飛び抜けているとは言え、それを適切に発揮できる状況に達することは難しかったろうと思います。特にフィギュアスケートは経済的な面や拘束時間的な面からしても、相当熱心にサポートできる親でないと大成は厳しいような印象。
男って基本的に家事はやらない、友達には好きな子がいるけど、という発言には思わず「刑事君…?」と声に出ちゃってたよね(汗)。皆さんも同じ事を思われたと思いますがいかがですか(笑)。
自分に集中したい仕事があって経済的な余裕があれば、私は家事の一部を外注すると思う。得意な人や好きな人はそれが苦じゃないからできるんだけど、どうしても苦手だったり様々な事情で難しい場合にも全部抱え込まなくていいんじゃないかと思うんですよ。もちろん生活を維持する上での最低限のことはやらなきゃダメで、家事の分担等々で議論になるのは多分その最低限のことをやらなきゃいけない状況なのにそれすらやらないからでは?と思ったり思わなかったり。

家族は自分の帰れる場所、そういう場所があるのは幸せ、と話す羽生君。羽生君を見てるとご家族に大切にされてきたことが本当によくわかるので、気を抜ける場所があるというのはこれだけ大物になった今、本当に支えになるだろうな、と感じました。
家族の形は様々だが、皆にそういう場所があればいい、作っていければいい、といったニュアンスのことも言っていました。残念だけど、家族が安住の地にならない人もたくさんいる。羽生君はそういう人の存在もちゃんと自分の視界の中に入れているのだろう、という印象を受けました。
同様に、「母親」という存在について発言した際、今お母さんの人、これからお母さんになる人、ならない人、まだ小さくて先の話の人、みたいな言い方をして、全方向をカバーしていたのにも本当に感心した。結局性別の問題ではなく人間性の問題ということなのだろうけど、同性でもここを気遣えない人はものすごく多い。むしろ同性だからこそ「みんな同じなのに当たり前のことができない人」という狭すぎる自分の視野を他者に押し付けてしまうのかもしれない。普段から「様々な事情の人がいる」ということに意識が向いていなければ、男性の羽生君からあの発言は出ないと私は思った。自分の利益や快の感情にしか興味のない人間は、そうやって意識を外に向けることができない。嫌な言い方だが、人間のレベルはそれができるかできないかで決まるのかもしれない。
ここでもし羽生君が限定的な言い方をしていたら、私は映画館で俯いていた一人になっていたと思う。ブログにはまったく書いてないし親しい人にもほとんど話していないけれど、何年も何年もかけてひとりで向き合ってきたことがある。いつか書ける日が来たらいいな、と思っています。
羽生君って本当に凄いな。こんなに安心して人の言葉を受け取れることなんて人生にあったかな。主にシーズン序盤がジェットコースターなんてことくらい全然帳消しになるよね(笑)←むしろそれすら楽しい←調教

で、この次だったかな?羽生君に関するクイズコーナーがスタート。羽生君によると相当コアな問題らしく、羽生君も一緒に答えるとのこと。難しいことに挑戦したい例の血が騒いだものか(笑)。
あと問題が出る際に、気をきかせて口で「デデン!」とジングルを歌ったのに、ちゃんと音が用意されていたので恥ずかしがってました(笑)。

1問目は平昌の演技を見てディック・バトンは何て言ってた?って問題だったと思うけどいきなり詳細忘れた(笑)。「◯◯のようだ」って言ってたけど当てはまる言葉は何?って感じだったよーな…。間違ってたらすみません。
解答は3択で、「シアター」「スタジアム」「コンサート」のいずれか。シアターかな、と思ったけど、コアな問題って話だし当たり前過ぎるかな、と考え直してスタジアムにしたら、シアターが正解。ちっ、裏をかきすぎた。羽生君はばっちり正解してました。

2問目はジャンプ中の静止画が映り、「これは今何回転目か」と問う超絶難問。本人もさすがにコア過ぎて驚いてるぞ(汗)。
こちらも3択、「2回転目」「3回転目」「4回転目」。高さからすると4回転目ではなさそうなので、上がってる途中か下がってる途中かのどちらかではないか。だったら2回転かな、と最後は勘で決めて手を挙げるが、2回転仲間あんまりいないなあ…。羽生君も悩んで「3回転目」と解答。
ところが正解はまさかの「2回転目」。よっしゃ当たった。でもご本人がめっちゃくちゃ悔しそうなんですけど(笑)!検証させてくれとか言ってるけど(笑)。どんだけ負けず嫌いなんだよ(爆笑)。本人が外れたから間違えても気にしなくていい、とかなんとか言い出してるし(笑)。

思った以上に盛り上がったクイズは2問で終了。それから質問コーナーだったかな。
質問は3つ。髪のセットについては自分でしてるとのお答え。宮城のオススメスポットを尋ねる質問への回答は、御釜蔵王だそう。東北の地理にまったく明るくないので表記間違ってたらすみません。カブトムシもいっぱいいるし、ってちょっと嬉しそうに言ってましたが、虫好きなのかい君?
あれ、3つだったっけ、2つしか覚えてないや(汗)。とにかく2つか3つくらいで質問コーナーは終了。もう時間が来てしまったそうです。早いな、と羽生君も驚いている様子。

まだ怪我が治りきっていない様子で、本調子ではないのでもどかしい部分もあるとのことでしたが、もう少しだけ現役を続けますという言葉で締めくくりでした。その「もう少し」がどれくらいになるのかわからないけれど、きっと競技が大好きなのだろう羽生君が、納得がいくまでリンクを駆け抜け続けられたらいいな、と思っています。

あと、ショーの最後の方はいろんな人が滑ったあとで氷がザラザラしてるから、「ズサーッ」とかやったら怪我をしやすいとか、P&Gのサイトかなんかで使われていたんだったっけ、すごく爽やかな自分の写真を見て「カメラマンさんがすごい」的なことを言ったりとか(笑)、どこのタイミングだったか忘れたけどそんな話も。
それから足が長かったです、とっっっても。今更何言ってるんだって話ですが、シンプルな格好してるだけに足の長さが本気で際立ってました。

羽生君が退場したあとはウエルシアの社長?からの挨拶。なんか面白い方で、最後はSEIMEIのラストの「バーン!」をみんなでやって終わりましょう!とか言い出してる。何だそりゃ(笑)!めっちゃ面白いし(笑)!
…やったよ一応(笑)。たぶんみんなやってたと思うよ(笑)。本人も裏でウケてたんじゃないのかな、勝手な想像だけど(笑)。
でもウエルシアは残念ながら広島に店舗がないっぽい。イオンのほかにウエルシアでも今回のトークショーの懸賞を実施してたらしいけど、もし対象の映画館に広島が含まれていたら、ウエルシア経由で応募する人はほとんどいなかったかもしれないですね。普通に考えれば競争率が低くて狙い目だけど、そもそも店舗がないし対象になってなかったかもねえ。

以上でトークショーは終了でした。特にアナウンスもなく場内が明るくなったので、皆ぞろぞろと退出。せっかくだからここで羽生君仕様のファブリーズでも販売すれば絶対バカ売れしたのに(笑)。

なかなか地元でスケートのイベントに行ける機会がないので、当選できてとても嬉しかったです。いい記念になりました。次にこういう機会があれば今度は中継じゃなく会場狙います(笑)。
ただねえ、独り者の私が洗剤やシャンプーを消費するのはかーなーりー大変なんだよねえ…(汗)。基本的に懸賞は一口しか応募しないんだけど(今回も一口だけ)、その一口分でも結構な量だからなあ…。まあ、そこを何とか頑張ります(笑)。