実は羽生君のトークショー、当選したので出向いておりました。懸賞の当選品ですし、詳細にレポートして良いものか少々悩んだので掲載は見合わせておりましたが、インターネット上のファンの方々の動向を見る限り特に問題は無さそうなので(問題があったらごめんなさい、教えてください…)、今更のタイミングでこそっと載せます。メモ等をまったく取らなかったため、もはや記憶が曖昧なのですが、思い出せる範囲で、自分の思い出として書き残させていただきます。
※実際の執筆から約2ヶ月後の掲載となっております←このブログしょっちゅうこんな感じです(書きだめしといて予約投稿)
すっかり羽生君絡みの懸賞がお馴染みとなったP&G。おかげさまでほぼ完全に洗剤や柔軟剤はP&G一択です(笑)。平昌のチケットやらショーのチケットやらの懸賞が終わったかなと思ったら、またまた何やら開催される様子。今度は何だろうと詳細を確認すると、何と「羽生結弦トークショー」。
四年前にも高橋君のトークショーが当たる懸賞あったよな。今度は羽生君になったのか。なんか演歌歌手のポスターみたいな写真が載ってるけどあんまりつっこまないことにする←つっこんでるだろ(笑)
しかも、会場で直接話を聞けるコースだけでなく、全国のイオンシネマでの中継コースまで用意されているではないか。トークショーの中継ですと?!どんだけだよ!!どんだけだよYUZURUHANYU!←混乱
だが、映画館の数と立地と当選人数を考えると、おそらく中継コースは当選確率が高い。当日はファンタジー・オン・アイス幕張公演の最終日である。ガチなファンは会場に出向き、トークショーも本人を前にして見たいと思うだろうから、中継コースには基本的に応募しないだろう。最も応募者が多いと考えられる関東圏は対象の映画館が思ったほど多くなく、むしろ地方の会場が比較的名を連ねている印象を受ける。
これなら我が地元を狙えばかなり間違いなく当選するはず。本来であれば私は幕張へファンタジー・オン・アイスを見るために出向くはずで、地元の映画館での中継にはまず応募しない。だが、今年の経済状態では、奇跡でも起こらない限り幕張へ赴くことは不可能だろう。私としては納得はいかないが、ある意味安心して中継に応募できる状況である。
何より、「何一つショーを見られないまま夏が終わってしまうかもしれない」という涙が出るほどの悔しさが私をかきたてた。せめてトークショーだけでも絶対に見たい。私がどこのショーにも行けないのはただ経済的に困窮しているから、それだけである。だがトークショーに当選すれば、電車代とかバス代とかだけで、いつものショーにかかる経費の100分の1くらいの費用で羽生君を見に行けるのだ。映像だけど、テレビでは流れない羽生君の姿を目に焼き付けることができるのである。さすがにこんなチャンスを逃すほどぼんやりしてはいない。
そうと決まればP&G商品を購入しなければならないが、応募に必要な1000円分のレシートを作るのにも苦労するような極貧。諦めようかと何度も考えたが、ちょうど食器用の洗剤が切れたこともあり、意を決してイオンに向かう。
その日は既にレシートの有効期限の最終日だった。まずは応募用紙をきょろきょろと探したが、どこにも見当たらない。しまった、もう期限過ぎてたっけ、と慌てていると、店内のディスプレイを片付けている店員さんを発見。作業台には探していた応募用紙が…!
それもらってもいいですか、と尋ねると、快く手渡してくれる店員さん。締切も今日でいいらしい。よし、まだ間に合う。早速食器用洗剤と何かで1000円を超えるように買い物しよう、と売り場を眺めていると…。
見つけた。見つけちゃいました。てかようやく見つけたよ!
羽生君パッケージのレノアハピネス!!
羽生君の爽やかな写真が踊る紙箱に、レノアハピネス本体と詰め替えと、羽生君のステッカーが同梱されているという、ファンだったら手を伸ばさずにはいられないであろう魔性の(笑)商品である。全部で三種類との話だったが、我が地元には噂通り二種類しか入荷していない様子。
今買わないでいつこれを買うというのか。早速その二種類をカゴに放り込み、その他の洗剤なども合わせて購入。はっきり言って相当重くて、よれよれになって帰宅したのだが(泣)、とにもかくにもこれで 応募が可能である。祈るような思いで、私は応募用紙を組み立てて作った封筒をポストに投函した。
それから数ヶ月。もう幕張のショーの開催へのカウントダウンも始まろうかという頃に、その封筒はポストにそっと届けられていた。
トークショーのチケット。
良かった、良かった。良かったよ…(涙)。
ある程度確率が高いだろうと計算も確かにしていたけど、まあ、執念ですよどっちかと言うと。叶わない夢の方が世界には圧倒的に多いけれど、それでもその夢に到達する人っていうのは結局、ただ諦めなかった人なんだよな、としみじみと思う。運の要素も同様に大きいけれど、諦めないことも重要だと実感する。
自分で情報収集もしなければ汗もかかず、何かを犠牲にしてでもという覚悟もなく、人のおこぼれをただ待っているだけじゃ、そりゃ執念を燃やして立ち向かう人間には勝てないって。もちろん、間違った執念の燃やし方をしちゃいけないけどね。そこまで執念燃やせないし、という程度のことは所詮その程度だってことですよ。「うらやましいー、私もアイスショー行きたいー」みたいなこと言われる度に、ワシャ命懸けとんじゃ、本気じゃないくせに適当なこと言ってくるんじゃねーよ、と脳内のヤクザがメンチ切ってる。
って懸賞当選でどんだけ偉そうに振る舞うんだお前は。それこそたまたまじゃねーか(笑)!あああすみません、怒らないで(泣)。
そんなこんなで、いよいよトークショーの開幕です。以下次号。まさかの当選までの過程で第1回が終わっちゃったよ(汗)。