うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

四大陸選手権2015雑感①

デニス・テン追悼企画ということで、J SPORTSによる無料放送が行われました。たぶん地上波で見たとは思うけど、ブログ開始前だったので感想を残していないこともありまるで記憶がなく、新鮮な気持ちで視聴しました。もしかすると当時忙しくて見られなかったのかもしれないですし。放送された理由を思うと喜べはしないのですけどね…。

ああ、冒頭から泣かせる編集できたよ…。どうして今日この放送が行われるのかの説明がつらい…。テン君がもういないなんて信じられない。信じたくない。涙で前が見えなくなる…。神様どうしてテン君だったの。私の命で良ければいくらでもあげたのに…。


いきなり泣き崩れてしまいそうになりましたが、テン君がその人生を捧げていた競技を、真剣に楽しんで真剣に受け止めることがファンにできる最高の追悼かもしれない。しっかりとこの目に焼き付け、文字として残していこう。テン君の形は消えても、我々が覚えている限り、テン君の記憶はいつまでも残っていくから。人が本当にいなくなるということは、この世の誰からも忘れられてしまうということだから。
ではでは、男子ショートプログラムの開始です。長くなりそうなのでショートだけでも全3回の予定です。

第1グループ

6分間練習から映してくれるんだ、すごい。んでもって中庭先生が解説なんだ。ああ、スポーツ中継って感じで落ち着いて聞ける…。
しっかし客席ガラガラだな、もったいない。あんなぎっちり客入ってるの日本くらいなんだよなあ。
「羽生君不在」って話をどこかでしてたと思うけど、そうか、この時羽生君手術したあとだよね確か。そうか、あの波乱のシーズンか…。なんかもう50年くらい前のことのような気がするよ…。


1:ハリー・ハウ・エン・リー
お名前よく聞き取れなかった…。間違ってたらごめんなさい。
単独のルッツいいジャンプだった。ダブルアクセルも丁寧でしたね。衣装も髪型も変わってて面白い。すごく楽しいプログラムで、会場で見てたらたぶんいきなりテンション上がったかも。
選曲はマイケルジャクソンなんだけど、今年からボーカル解禁って解説が。そうかそのシーズンだったか。長年のルールが変更されたというのにあっという間に慣れてしまうもんだなあ…。


2:リアム・フィルス
ミスは最初のトリプルアクセルだけか。フリップのつなぎも面白いし、コンビネーションジャンプもすごく綺麗。ステップもスピードと空間を感じさせる素晴らしいものでした。初出場とは思えない、明らかに上手い選手が滑ってるって印象。いい演技でしたね。


3:アンドリュー・ドッズ
ルッツ高さがあったんだけどなあ、着氷が惜しい。スピンがすごく個性的で面白いし、上半身の線の作り方が独特で不思議な空気がある。最後のスピンも腕の使い方が独特。
あー、コンビネーションが抜けちゃったのか。それは得点的に痛いですね…。ショートはこれが怖いんだよなあ。ううう、やっぱり点が伸びない…。


4:ジュイシュ・チェン
キリキリって回転の音のしそうなジャンプ。踏み切りで危ないかな、と思ったらやっぱりアクセル抜けてしまった。ああ…(泣)。
『言えない秘密』という台湾映画のサウンドトラックだそうだが、タイトルが気になる…。派手さはないけど実直な滑りに感じた。衣装もサッシュベルトのデザインがかわいい。うーん、やっぱりアクセルが無得点か。これは得点が厳しい…。


5:ユーハン・グァン
ジャンプが得意な選手なのかな、中国の伝統って感じ。高さがありますね。4回転めちゃくちゃ斜めだったのによくあれで回ろうとできるなあ。
コンビネーションはセカンドがシングルだと点にならないと中庭先生。うーんそれは得点的につらいなあ…。でもキャメルスピンかっこよかったです。ステップはもうちょっと滑りに表情があったら良かったかも。

第2グループ

続いて第2グループの6分間練習。実況の語り口が優しくて穏やかで聞きやすいなあ。へー、4回転が跳びやすい会場ってあるんだ。中庭君の思い出話もいろいろ披露されてて面白い。スピンの話も興味深いですね。


6:アブザル・ラキムガリエフ
6分間練習の時点で彼が優勝だったじゃん?会場いたら絶対釘付けだったじゃん?衣装独特すぎです!優勝です!←黙れ
アクセルは手をついちゃった、残念。でもライオンの王になりきってる感じがすごく面白い。歌いながら滑ってて楽しそう。一度見ると忘れられない選手だよね彼。
モロゾフ痩せてるねこの時…。モロゾフいるとどうしても目立つよな…。


7:ロナルド・ラム
4回転は回転が速く、跳べてたら綺麗なジャンプだったろうに、と思った。惜しい。コンビネーションジャンプも工夫がこらしてあってすごく見ごたえあった。
なんか酔っぱらってるみたいなアレンジのラプソディー・イン・ブルーで滑りにくそうなのに、よく音に添って演技してたな、と思いました。腕が長いのかな、シルエットが独特。面白い選手ですね。
おお、やはりジャンプ構成の難易度が高いと点が出ますな。


8:デニス・マルガリ
アルゼンチンから初めて出場した選手だそう。でも去年までカナダのジュニアだったとか解説されてたような。この多国籍ぶりがフィギュアスケートって感じ。
ダブルアクセルはスピードあって良かった。コンビネーションのセカンドで転倒はあったけど、ミスはそんなものか?おお、ルッツはタノ入りですごい。
なんか怒ってるみたいなプログラムだったな。ラストのスピン見ごたえありましたね。笑顔はまだ少年ですねえ。


9:チーイー・ツァオ
ダブルアクセルの入りがすごく綺麗だった。ミスは最後に跳んだ単独のジャンプくらいかな。ショートとは思えないくらい目まぐるしく変わるメロディー。ちょっとせわしないかも。
衣装キラッキラ。やっぱり星空がイメージなのかな?あっ、コーチがアンソニーリュウですね。なかなか名前が出てこなかったけど…。久しぶりに顔を見たからなあ…。


10:ブレンダン・ケリー
滑り始めた瞬間から上手いのがわかりますね、滑りの滑らかさとスピードで。
おお、4回転決まった!着氷がちょっとだけ沈むように見えたくらいでしっかり跳んだ。コンビネーションはどっか引っ掛かっちゃったのかな、これ全然回れてないし無得点だよね…。うう、つらい。トリプルアクセルも綺麗だっただけにもったいない…。
細かいミスは色々あったけど実力のある選手ですな。コンビネーションジャンプの点がなかったわりには点が出たのかな?


…早速長くなっておりまして、全4回にするべきだったかしら、とちょっと後悔しておりますが、それはそれで中途半端なのでこのまま掲載いたします。ではでは、第3グループ以降はまた明日。


noteも始めました。フィギュアスケート以外の話題は主にこちらに書いています。気まぐれと言いつつ毎日更新中。
note.mu