うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートだらだら語り in 3月④

フィギュアスケートに関するコーナーがあったりスケーターが出演している番組の感想をだらだら語るシリーズ。ある程度尺を取ってある番組だけにしてますが、昔に比べたら特集されたりスケーターが出演すること増えたなあ、としみじみ振り返る。ニュース番組やワイドショーでも長時間取り上げられるようになりましたもんね。しかも要素の得点の詳細を解説したりとか。一昔前の状況からは考えられないよな…。

テレビだらだら語り①

まずは3月7日放送、『直撃!シンソウ坂上』。フジテレビ。
「日本フィギュア強さの秘密」というテーマだったと思います。スタジオゲストに鈴木明子本田武史。あら、結構ガッツリ特集なんですな。
佐野稔や渡部絵美の写真や映像もちらりと紹介され、その辺から日本のフィギュアスケートの歴史を紐解いていく内容なのかしら、とのんびり見始める。

まずは伊藤みどり。やっぱり彼女の存在が大きな分岐点だったのね。おお、本人が登場してインタビュー受けてくれてる。小学生で出演したエキシビションの映像がめっちゃ楽しそう。小学生であんなダブルアクセル跳べない、って本田君も言ってましたな。
その本田君、オリンピックで跳んだ伊藤みどりトリプルアクセルのことだろうが、現行の採点方法で加点マックスいくだろうとおっしゃる。あの高さだけでも点出さずにはいられないもんな。当時は何とも思ってなかったけど、スケートファンになって初めて彼女のジャンプの凄さに気付きましたよ、なんすかあれ…。すげえ…。

その伊藤みどりに続く選手を育てようと始められた野辺山合宿についても。参加していた安藤さんや佳菜子ちゃんの姿も紹介される。当たり前だけど若ーい。
合宿中は生活態度もチェックされてるらしい。なかなか厳しいんですね。ステファン今年も来るのかしら←もはや日本に家買ってもいいレベルだよな…
そして伊藤みどりから14年、野辺山合宿の成果が荒川静香の金メダルという形で花開くのですな。荒川さんのメダルの瞬間って結構早朝じゃなかったっけ。あの時私自宅にいなくて、ホテルのテレビで見たんだよね、確か。

男子については、まず髙橋大輔の銅メダル。へー、靴が合わなくて本田君の靴で滑ったのか。そういやそんな話だった気もするけどもう忘れちゃったな…。ごめんよう(泣)。
そして羽生君がソチで金、羽生君と昌磨君が平昌で金と銀、と続く。まさかオリンピックを連覇する男子選手が日本から出現するとは。今ホント、日本のスケートファンには幸せな時代ですよね。

最後に、伊藤みどりが選ぶ心に残る演技としてソチの真央ちゃん。やっぱりこれで締めるか。あれはもうメダルとか順位とかどうでもよくなるという、まさに伝説の演技だったからな…。
やっぱりオリンピックの存在は大きいのね、主にオリンピックで出た成果を振り返る構成だったような。

本田君は世界選手権で羽生君がどうカムバックするか、また何かやってくれるんじゃないかと期待してるらしい。平昌の前にもそれ言ってたよね武史、他局だけど(笑)。じゃあ期待してよかろう。みんな静かに信じてるだろうけどさ。
坂上忍が羽生君に比べて自分のコメントは雑だと自虐的に述べていらしたが、私、彼のコメントにめっちゃ頷いたことあるのよ、実は。どの番組だったかは忘れたけど。それはカップ・オブ・チャイナの事故の際に、羽生君へ辛辣な意見が寄せられていた中でのこの一言。

「何で一言「頑張った」って言ってあげないんだろう」

記憶違いだったら申し訳ない。記憶違いでなければの話だけども、あれは忘れられない。本当にその通りだよ。私は坂上氏のファンでも何でもないですが、あの騒動を最も的確に述べた言葉だと今も思ってます…。

テレビだらだら語り②

続いて3月9日放送、『フィギュアスケートTV!』。BSフジ。毎月お馴染みですね。
…しかし、この番組放送時間が遅いので、うっかりうたた寝してしまって番組前半は丸々見逃しました…。おおおお…(泣)。よって、見られたのはチャレンジカップの様子からです(泣)。

チャレンジカップ、日本の選手が大活躍でしたな。ニュースの映像はあまりクリアじゃなかったから綺麗な映像で嬉しい。草太君は完全復活ですかね…!来シーズンが楽しみ過ぎる…!

しかし、いちばん嬉しかったのはこれですよ。ヨーロッパ選手権ハビエル・フェルナンデスのフリーをノーカット。J SPORTS?映りませんけど何か?という環境なんで(泣)、初めて見ました。すっっっっごく見たかったので感激です。何故なら、これが彼の現役最後の演技だから…。
今シーズンほとんど試合出てなかったし、パーフェクトな演技ではなかったけど、明るく飄々としている彼が最後の最後に見せた、絶対に勝つという気迫。まさに有終の美でしたね。
強い選手というのは、勝つべき時に勝つ選手なんだな、と実感しました。どんなに実力があっても、それを出さなければいけない場面で出せなければ意味がない。スポーツは結果がすべてなのです。結果以外も我々は楽しく見つめるし応援するけど、それはただのファンだから持てる気楽な目線なのだろうとも思います。
ハビエルは数少ない、本当に強い選手だった。絶対的な王者がいなくなった来シーズンのヨーロッパ。今までハビの連覇を止められなかった選手たちの奮起を期待したいですね。

ハビの滑りにオーサーの若い頃を思い出す、という八木沼さんの実感のこもったコメントが興味深かった。現役時代のオーサーの演技はさすがにほぼ見たことないんだけども。そのオーサーの滑りがハビエルの滑りと合わさって、いつか誰かに受け継がれていくんだろうなあ。

最後に岡本知高さん。ボレロ、リニューアルされるのか。ステファンとコラボしたトゥーランドットは覚えてますよ、見に行ったもん。素晴らしかった。テレビを見てだろうか、今もステファンの姿を見つけて手を振ったりしてるのか(笑)。ステファンもコーチとして世界選手権に来るよ。再会の時ですね(笑)。


ではでは、次のだらだら語りでお会いしましょう。



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