うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2016 in NAGANO⑥

※この記事は1年半以上経ってからようやく執筆にこぎつけました。その後も延々と寝かせ続け、やっとお日様の下に出てこられたという悲劇(汗)のシリーズです。いつの話してんだという内容ではございますが、このブログはわりとそういう記事に支えられてきたブログだったりしますので、あと少しだけこの今更シリーズにお付き合いください。書いたのは遥か昔ですが一応初出です。寝かせてただけ(汗)。
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前半に続いて後半でもCHEMISTRYの川畑さんが歌う。しかし後半最初にコラボレーションするはずだったスケーターの姿はここ長野のリンクにはない。羽生結弦からのビデオメッセージが場内に流れた。ANAのロゴが入ったジャージを羽織った羽生君。メッセージの内容は神戸と同じだろうか。
無人のリンクに、川畑さんの『You Go Your Way』が響き渡る。やはり声だけでなく姿を見ると寂しさが募る。川畑さんの卓越した歌声。一緒に歌いながら滑る羽生君の幻を白い氷に見るようで、涙が出そうだった。


その涙をこの人が止めてくれる。イリヤ・クーリック。神戸と同じく、川畑さんが歌う『かまわない』。
ジャケットに帽子姿で現れたイリヤ。やはり彼はスケーターから絶大な人気があるようで、その演技を見ているスケーターたちに気が付いて思わず目を向けている間にイリヤの目線を見逃してしまい死ぬほどショック(泣)。最後は氷に手をついてました。いい出来だったからかな。


川畑さんが退場し、コラボレーションタイムは終了。今度はこのスケーターの時間、ジョニー・ウィアー。真っ赤な衣装のビヨンセ。超堪能できる席でした。最高。


天から赤い布が降りてくる。その情熱の羽で舞い上がる、アレクサンダー・チェスナ&エカテリーナ・チェスナ。彼らのエアリアルは何度も見ているので、高所恐怖症の私もさすがに慣れました。その計算され尽くした演技にはいつでも感動するよ。


安藤美姫。マラゲーニャ。彼女に本当によく似合う赤い衣装。幕張や神戸の演技よりずっと良かった。宮原さんと同じくめちゃめちゃ睨まれました(笑)。睨まれたんじゃなくて目力だってば(汗)。宮原さんは大人しそうに見えるけど安藤さんに似合いそうなかっこいいプログラムが彼女にも似合いそうだな、あの目力があれば。


マラゲーニャ2連発。滑るのはもちろんこの人、ハビエル・フェルナンデス。赤いシャツにベストでめっちゃマラゲーニャ。
たぶん私が座っていたのはジャッジ側だったんでしょうね、めっちゃくちゃ目線が飛んできました。だってこれは競技用のプログラムだもの。しかもキレッキレ。さすが現役、素晴らしい。堪能し尽くせた。最高でした。


2016年のファンタジー・オン・アイスは、私が誰よりもその演技を見たいと欲し続けてきたスケーターの演技によって締め括られる。ステファン・ランビエール。福間洸太朗のピアノ演奏による『ラ・ヴァルス』。
神戸公演も凄まじかったが、あれよりも凄まじい演技が見られるとは思わなかった。プログラムの最後に氷に倒れたステファンは、そのまましばらく起き上がらなかった。福間さんも弾き終わると同時に後ろに仰け反っていた。持てる力のすべてを出し尽くしたことが二人の姿から伝わる。これが競技であれば伝説を生み出したかもしれないような情熱が、白い氷に炎となって踊っていた。コラボレーションの真髄。遠路はるばる長野までやって来たその苦労が、すべて吹き飛んだ瞬間だった。この演技をこの目で見られて良かった。彼のファンでいて、本当に本当に良かった…。


魂がステファンの世界から戻ってこないままだったが、時は私を待つことのないままフィナーレが始まる。福間さんがピアノを奏で、川畑さんと鈴木さんが歌い上げる『威風堂々』。アンサンブルスケーターから登場したが、ジェフも比較的早くから姿が見える。やはり先導役なのか。頭に蝶ネクタイを載せたジョニー。チェスナ夫妻もくるくると空中を舞う。ステファンはやはり着替えが間に合わないようで全開でした。何がとは言わない(笑)。
最後はショートサイドに向けてのフィニッシュなので、みんなの後ろ姿で終わってしまったのがちょっと切ない。まあ全編通して素晴らしい席だったので最後くらいは仕方がないや、贅沢言っちゃいけないですね。

周回の後はもちろん一芸披露大会。順番は忘れてしまったのですが、安藤さんと鈴木さんの足上げハイドロ、ジェフのスピン、アンサンブルスケーターのデススパイラルとバックフリップ、だったかな。神戸と同じ?それからジャンプ大会。宮原さんも参加。織田君は残念ながら転倒。ステファンは周回が終わったあと早くからジャケットを脱いでやる気満々だったせいか、綺麗に4回転トゥループを着氷。いつでもスイス代表として戻ってこられるでしょう…。ハビエルもギリギリだったけど何とか4回転を決めていました。

最後にもう一度リンクを回って、今度こそ本当に長野公演は終了。やはり最終公演だけあって最高の完成度でした、楽しかった。全公演通して羽生君のいない物足りなさみたいなものは確かにあったけど、ステファンという素晴らしすぎるほど素晴らしいスケーターの真骨頂を存分に見られたので、やはり今年も来て良かったなと思いました。無茶苦茶、無茶苦茶大変だったけどね(泣)。ブランドの服も鞄も、高級車も豪邸も高価なお酒も要らないの。ただ、フィギュアスケートだけを頭を悩ませることなく見に行けたらそれでいいの…。私が私の願いを叶えたいと思うことは、我儘なのだろうか。


次で最終回です。以下次号。


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