うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

スケートカナダ2019雑感①

グランプリシリーズの2戦目はスケートカナダ。羽生君も紀平さんも出場するので、テレ朝的にもこの大会が本命かもしれませんな。地上波はゴールデンでの放送ですが、時差があるので録画放送。まあしょうがないですかね…。数字以外で評価するシステムがあればまだいいのでしょうけど。何時であっても生放送なら見る層ですけども私も。

オープニングの耽美な羽生君は弓を引いているのか。結弦だからかな…。どっちにしろこの耽美な羽生君が毎週見られるなんて動悸が止まりませんな。オリジンの新衣装耽美過ぎるじゃろ…←震える声

ではでは、まずは女子ショートプログラムの感想からどうぞ!


※注記
お名前の前に★印のついている選手は、地上波でも放送のあった選手です。

女子ショートプログラム

第1グループ

1:セラフィマ・サハノヴィッチ
カーニバル・オン・アイスを泣く泣く諦めて彼女の演技から見ましたとも…。頼むから被らないでくれ(泣)。
彼女の演技を見るのは初めてかもしれん。名前はよく聞いてたんですが…。そうか、しばらく不調だったのね。ジュニアで活躍したもののうまくシニアに移行できなかったケースなのかな…。スピンがいいですね、ものすごく回転が速かったです。


2:アリシアピノ
場内アナウンスはピノーに聞こえるが、テレ朝のテロップはパインオー。エントリーはスケートカナダだけなんですね。
それがちょっともったいないようないい演技でしたね。確かにジャンプの難易度は高くはないんだけど、これだけ綺麗に決まっていけば本人も気持ちがいいでしょうね。ノーミスしないことも大切ですし。イキイキと滑っていてとても良かったと思います。


3:ヴェロニク・マレ
二週連続の出場か、それは大変だ。急遽欠場があって代わりに出場したんじゃなかったっけ、調整も難しかったでしょうね。冒頭のジャンプはその疲れか。スケートアメリカほどの演技ではありませんでしたが、どこかあたたかい雰囲気は良かったと思います。笑顔がかわいいからね、きっと。


★4:ユ・ヨン
映画を見たこともないのに、鳴った途端に何の曲が分かるようになったロミオとジュリエット…。
トリプルアクセルトリプルアクセルきたああああ!しかも素晴らしい加点!全体的に大きな綻びもなく、ジャンプも美しく決まった。地上波は彼女からの放送でしたが、いきなりいい演技でドキドキです!


★5:本田真凜
確か三原さんの欠場が決まって、真凜ちゃんはその代わりの出場でしたよね。たとえ交通事故に遭っても、出場できないほどの怪我ではないと診断されれば、チャンスを逃したくないと考えるでしょうね、選手なら…。彼女の決断を見守りたい。
プログラムは持ち越しなんですね。衣装は変更されたよね?この衣装とっても素敵。肩のストラップやスカートの色合いがめちゃかわいい。
フリップがダブルになったので得点が入らず。ここがいちばん痛かったかな。演技からも少し不安が滲み出てる気がした。もっとイキイキと滑る選手かなと思うので。でも身体は積んだ練習の通りに動けてるのだろうな、という印象でした。


6:ガブリエル・デールマン
何故か彼女には解説もなく、技術的カウンターも技の名称が日本語のテロップで隠れた分かりにくいもの。ほかの選手は分かりやすい日本語のカウンターが表示されていたのに…。生放送でなくても、6分間練習の模様を丁寧に放送する時は第1グループの最後に滑った選手はこうなる運命にあるのか。生放送の場合は仕方ないと思っていたが。解説が邪魔だと思う人には逆にいいかも。
なかなかいい演技だったように見えました。フリップにアテンションがついてるのとステップのレベルくらいか。調子が戻ってこない昨シーズンだったけど、今シーズンは笑顔が見られますように。

第2グループ

6分間練習はわりとしっかり流してくれるんだよなテレ朝の地上波。修造タイムだからだろうか…。女子は毎大会ファイナル化するんだろうなあ…。


7:アレクシア・パガニーニ
オールディーズのメドレーってとこでしょうか。定番って安定感あるな。聞き慣れていない層には逆に新鮮に聞こえるかもしれないし。
彼女もなかなかにしっかりまとめた演技でしたね、とても落ち着いてこなせてるように見えた。ちょっとこまっしゃくれたような印象の振付がよく似合ってました。なかなかこのプログラム、派手さはないけどいいです。個人的にはちょっと好き。


★8:アレクサンドラ・トゥルソワ
あの量の髪をどうやってあのサイズのお団子にまとめているのか…←煽り
ジャパンオープン等でフリーの凄まじさを見せつけられているので、もう朝飯前に見えてしまう。ステップがレベル2だったことくらい?衣装替えはエテリ門下で流行りなのか。しかしさりげなさすぎてシェルバコワの時ほど沸いてなかった…。もっと主張してもいいんじゃ(笑)。
ある意味、女子はショートで4回転を跳べない、というルールにほかの選手は守られている、と考えた方がいいのかもしれない…。仮にフリーがノーミスならば、スケートアメリカのシェルバコワ状態になるはずですからな。破壊的な得点で逆転という。さあフリーはどうなる。


9:キム・イェリム
ジュニアのグランプリシリーズでも印象に残った選手ですね。今シーズンからシニアデビューか。韓国も国内争いが大変そう。
ジャンプもしっかり決まって、大きなミスもなくいいデビューになったのではないでしょうか。ステップのレベルも2だったし、ジャンプも回転不足があったかもと荒川さんが指摘していて、決して完璧ではなくても、見た目上ミスがないだけでも気分が違うのでは。ブラックスワンだけどちょっと紺の入った衣装なのかな?


★10:エフゲニア・メドベージェワ
ダブルアクセルのステップアウトだけならまだ良かったのだが、最後のジャンプで大きく転倒。しかもとても痛そうな転倒で、壁にもぶつかってしまった。転倒後のスピンにも動揺が見てとれた。彼女ならもっと美しく回れるはずなので。そのスピン以降はさすがに立て直していましたが…。
いい出来であれば、彼女の迫力や気高さのようなものを感じられるいいプログラムだと思うので、ジャンプが噛み合わなかったのはもったいない。是非フリーでの巻き返しを…!


★11:ブレイディ・テネル
うおおおお!うおおお!またパーフェクトやないですか姐さん!さりげなくアメリカとの連戦なのに疲れも感じさせず!素晴らしい。
すごい変わった曲と個性的な振付なんですけど、とっても癖になる。何故この演技で暫定3位…。70点越えてるんですけど?!レベルたっけえ、ファイナルかよこれ←白目


★12:紀平梨花
この凄まじいメンツの最後に出てきてこのパーフェクト演技。昨シーズンの活躍は伊達じゃないし、それを経験としたことも伺える。
勢い、高さ、幅。素晴らしい、本当に素晴らしいトリプルアクセルトリプルアクセルさえ決まればあとはほぼミスのない選手である。しかもかなり掴みどころのない曲調なのに、髪の毛までも演技の一部に使っているような、とても見応えのある振付だった。よくこなしている…。
怪我の影響でルッツを外しているのに80点オーバー。元々の構成通りならもっと点が出たということだな…。


紀平さんがパーフェクトに滑ったことはフリーの行方を非常に面白くしたと思う。この点差なら、フリーの出来次第でトゥルソワにも勝利できる。ただ、トゥルソワにミスが少なかった場合は心もとない点差でもある…。女子の試合において4回転ジャンプの得点がいかに暴力的か、この点からも分かってしまうというもの。2年前はこんな状況が起きるなんてほとんど考えてなかった気がするよ…。

ではでは、次回は男子ショートプログラムの記事でお会いしましょう。いつも読んでくださってる皆様には予想がついていらっしゃると思いますが、次回は長いですよ(笑)。




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