うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

国別対抗戦2021雑感⑥

いまさら淡々と掲載し続ける国別の感想。なのですが、私があまりにも体調が悪かったため、一番楽しみにしていた男子のフリーをいちばんまともに見ることができませんでした…。
体調が悪くてたまに吐くことがこれまでにもしばしばあったのですけど、この日はそれがいつもより多くて、何度も吐いたせいで喉やらなにやらやられたのかとにかく気持ちが悪く、とても座ってテレビを見ていられる状態じゃない。寝ていても「テレビを視界に入れる」のが精一杯。各選手の演技中だけはなんとか目をテレビに向けていましたが、その5分弱を耐えるのも精一杯。6分間練習やら煽りやらは見ている余裕がまったくなかったです。ホントにトホホもトホホですよ…。

そんなわけで、感想はかなりスカスカです。普段なら当日中にザッと書いてしまうのですが、一切余裕がなかったです。なので記憶も曖昧に…。本来ならポエム化して大長文になる予定でしたが、そう予想しながらお読みになると肩透かしを食らうと思います。理由はここまで述べてきた通り、本気で体調が悪かったからです…。どうか大目に見ながらこの先を読んでいただければ幸いです。

男子フリー

第1グループ

前半グループの選手はほぼ流れなかったですけど、流れなかった選手もお名前だけ残しております。いつか見られる機会があれば感想書いて埋めますね←たぶん無い…血涙


1:ナム・ニューエン


2:ダニエル・グラッセ


3:宇野昌磨
前半グループの演技はどうしても流さない方針のようですけど、さすがに彼を飛ばすわけにはいかんでしょう。
靴が壊れたって情報を目にした気がするのですが、新しい靴にまだ身体が慣れていなかったのですかね、ショートに続き昌磨君らしくない出来ではありました。
ただ、昌磨君らしさもやはり詰め込まれていた気がします。トリプルアクセルと4回転トゥループのコンビネーションって、とんでもないことを考える人がいたものだ…って君かああああ!いや、前にもやってたっけな?やるって言ってたよね?
羽生君も4回転トゥループトリプルアクセルをつけるとかいうわけのわからない大技をやってたし、日本男子わけがわからなくてもう最高だよ。試合で成功する瞬間が見たいですよこうなったら!
常識外れの大技なので転倒も致し方無しですが、しっかり4回転フリップは降りる昌磨君がすげえ。ジャンプ構成上げてるのか落としてるのかわからないあたりも昌磨君らしくて、いい演技だったとは言えなかったかもだけど、私はこの演技嫌いじゃないですね。朦朧としていてよく覚えてないのが残念ですよ…。


4:アダム・シャオ・ヒム・ファ


5:エフゲニー・セメネンコ


第2グループ

後半グループは放送があったはず、あったはずだけどもう記憶が曖昧で、実は昌磨君以外に誰か流れてたりしたらごめんなさい…。


6:ローマン・サドフスキー
久しぶりに絶品のスピンが見られるじゃないかとワクワクしたのですけど、あまりの体調の悪さに記憶が抹消されています…。号泣…。なんか派手な色なシャツ着てた記憶しかない…。スピンの記憶もない…。
採点表見ると4回転サルコウ2回入れてる、1回はコンビネーションにできずリピートだけど。良かった、サルコウ跳んでた記憶はどうにかあったけど間違ってなかった…。


7:ミハイル・コリヤダ
とにかく演技の安定感に欠ける選手という印象が、世界選手権と国別で払拭された感がありますね。終盤に疲れが見えたので、あともう一歩ってところでしょうか。ミーシンの指導が彼には合っていたのかな。
これで演技に余裕が出てきて、表現面にも余裕が出てきたらもっといいのかな。情感に溢れる感じではないので、それを逆手に取ったプログラムにすればいいのかもしれないですが。滑りの美しさは確かですしね。


8:ケヴィン・エイモズ
ヨーロッパの男子選手の楽しさを味わわせてくれる選手ですよねえ。うう、体調が悪すぎて記憶がないです…。採点表見ると、ダブルトゥループはザヤック??


9:ジェイソン・ブラウン
4回転サルコウ降りた??ジェイソンに4回転が加わったらもう怖いものないやん…。けど今回も回転不足か…。
ジェイソン比であまり加点もついてないし、フリー8位ということは演技としてはふるわなかったということですね。記憶が曖昧ですみません、ううう…。


10:羽生結弦
サルコウが抜けてしまった…。羽生君、結構ジャンプが抜けることのある選手だったけど、久しぶりにここまで華麗に抜けたような。
どうも、氷の穴にハマった?らしい?自分が跳んだジャンプの軌道通り正確に跳んでいる故っぽい?じゃあちょっと運がなかったってことかな。

だって、サルコウ以外は素晴らしくなかったですか…?意識朦朧としていたけどそれはわかった。フィギュアスケートの常識に照らせばもう体力は衰え始めている年齢のはずなのに、むしろますますしなやかさと美しさを増したように見えるジャンプ。サルコウ以外は、パーフェクトだった全日本の演技をさらに上回っていくような、背筋が高揚感でゾクゾクするような、一体彼の天井は何処にあるのかと唸るような演技に、私には感じられました。朦朧としていたせいかもしれませんが、もはや絵巻物や神話の世界に見えた気が…。
採点表見ると、やはり加点が凄い。って言うか納得。本当にサルコウがもったいない。けど華麗な抜けサルコウだから結局GOEにマイナスないのね(笑)。

私があまりにも体調が悪かったことが悔やまれます…。そうでなければおそらく結構なポエムを生み出していたと思うからです。ああ神様、もう一度元気な時の私に番組を見せてください…。とほほ…。


11:ネイサン・チェン
さすがのネイサン。ずっと一定以上のレベルで演技を見せ続けてくれてるなんてホント凄いです。
けどネイサン比でそこまでビリビリくるような演技でもなかった気がする。ネイサン比でそこまででもないジャンプも見られたし。世界選手権のフリーが凄まじ過ぎて、見ている方のハードルが上がっちゃったままのせいかもしれないですけど。
やっぱ加点がネイサン比でそこまででもないし、qついてるジャンプもあったのね。素人ながら印象に残ったことなんてジャッジは当たり前のように判断して得点として出してるんだなって改めて感じた国別でもありましたね。朦朧としてたからこそいつも以上に全体的な印象だけで見てた気がしますし、私も。


ショートでも思ったけど、ジャンプ1本分のミスの差で勝敗が決まったものの、今回は羽生君の演技が個人的にはいちばん良かったように思いました、男子全体を通して。試合なので勝敗がつくのは当然だしそこに文句があるとかそういうわけじゃなくて、羽生君のこれまでの戦績や年齢を考えたら、あの演技の質はちょっと常識を超えた何かに感じたのです。勝敗だけで括れない、圧倒的な何かだと。うまく説明できないのですが。
彼は観客がいることでより本来の力を発揮していくタイプなのかな。そうであれば、今後の試合はできる限り観客のいる形で開催されて欲しいと願ってしまいます。
羽生結弦の底の見えない恐ろしさみたいなものを、久しぶりにひたりひたりと感じた気がして、ポエムを書ける体調であったならどんなに…、と残念な気持ちでいますが、ポエムなんてない方が本当はいいのかもしれないですね(笑)。

とにかく、体調不良すぎて見たものを記憶にとどめることすら難しく、無念しかないです…。泣きたい…。
持病が要因だってわかってるので病院行っても無駄だし、でもあまりに身体が辛かったので、今回はさすがに助けて欲しいっていろんな人に頼んだんですけど、無視してくださって本当にありがとうございました…。まあ、災害で命の危険があった時もこんな感じでしたからねえ。この1年ちょっと、命を守りましょうとかみんな大事な命ですとか言ってるけど、本当にそう思っていたら行動や言葉は普段から違うはずなので、いくらテレビやら何やらで呼びかけても無駄だよって冷めた目で見てます。
いちばん苦しい時の対応にこそその人の本性が見える気がします。だから、私も彼らが血を吐いて道に倒れていようが、無視して立ち去ればいいだけのことです。嬉しかったことも嫌なこともずっと覚えてるもんですよ。ただ、苦しい時に手を差し伸べてくれる人はほとんどいません。それも覚えてなきゃいけないんですけど、やっぱり寂しいものですよね。

いつも嫌なんですけど、久々に生きてることが嫌になってきちゃって、いろいろ重い気持ちでこれを書いてます。メッセージ受け取れなくてごめんね羽生君。希望はあると信じて生きているけど、それでも難しいこともたくさんあるよ。

さてさて、そろそろ気を取り直して、次回はペアの感想でお会いしましょう。大会3日目も体調不良でしたが、男子のフリーよりはまともに見られてますので、もう少しお付き合いいただければ幸いです(泣)。




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