うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

全日本選手権2021雑感⑮

長々と掲載してきた全日本選手権の記事も今回で最終回です。よろしければ最後までお付き合いくださいね。

メダリスト・オン・アイス②

★小松原美里&小松原尊
生まれ来る子供たちのために。この二人はこのプログラムがいちばん好きかも。また見られて嬉しいなあ。純白の衣装も曲のイメージを広げてくれる気がします。
オリンピックでティムさんのイケメンぶりが日本中にバレてしまいますね(笑)。今日の演技はティムさんの演技が特に優しくて素敵だったなと思いました。

地上波ではカットされてたアンコールもBSはあり。ショートなのね。純白の可憐な衣装でのドヤ顔プログラムも乙なものですな(笑)。

オリンピック出場者は全員インタビューありなのね。ティムさん日本語上手くなったなあ。ファンからのコメントに嬉しそうなふたりの笑顔が良かったですね。


★河辺愛菜
彼女が3位に入って代表になったのびっくりでした。トリプルアクセル2本決めたのはやっぱり大きかったし、4年前の坂本さんみたいな勢いを期待したのかな。うん、その気持ちわかるなあ、トリプルアクセルはやっぱ威力あるわ。よくわかったもんな今回の大会でも。
よくあの混戦の大会で表彰台を掴んだよね。オリンピックでもしっかり跳んできてくれ!

こっそり気になるんですけど、村上大介君がYOSHIKIの曲使ってたとき、対談とかしてたじゃないですか。今回も彼女のフリー見てたみたいなんですけど、YOSHIKIYOSHIKIの曲オリンピックで流れちゃうよ?YOSHIKI絶対喜んでるよねこれ?対談しに来る?(笑)

地上波ではカットだった(泣)アンコールはフリーだったのですな。BSでは流れて良かった。


★鍵山優真
おお、宿命!砂の器エキシビションで滑ってくれるとは!
昔滑ってたときから表現の大きさや広がりみたいなものが全然違ってるなと思った。もっと大人になった時にもまた再演してほしい、どんどん深みが増しそう。んでまた今回も美しい4回転跳んでるー。
鍵山君は選曲が私好みのことが多かったのですよねえ。今はローリーが振付してたりするからまたちょっと違うけども。

鍵山君は地上波でもアンコール流れたんですけど、河辺さんはCMでカットだったみたいです(泣)


樋口新葉
エキシビションでもトリプルアクセル!それだけ安定してきたってことですね、今シーズンの彼女は強い…!
初めて見るプログラムかな、しっとり系のプログラムが今回の女子のエキシビション多いですけど、これすごい素敵。アンコールで滑ったライオン・キングはさっきは抑えてた生命力が溢れ出して、全然違うプログラムをすぐ演じ分けられるのすごい。


宇野昌磨
このマイケル・ジャクソンエキシビションめっちゃカッコいいですよね、めっちゃステファン(笑)。
インタビューで「人間らしくなってきた」みたいなこと言ってたけど、人間らしくなってきた昌磨君だからこそ滑れるようになったのかもねえ。あんまりこういうの見たことなかったもんね。


男女シングルは各順位ごとに二人ずつインタビュー。懐かしいなこの感じ。足の状態が良くないって昌磨君が言ってるのが心配。
新葉ちゃんもファンからのコメントすごい嬉しそうに聞いてくれてる。かわいい。


★坂本花織
タンゴ・アモーレ。まさかこの曲選んでくるとは。黒一色の衣装も素敵。
さすがのジャンプ。ダブルアクセル素晴らし過ぎるな…。どうしてもプルシェンコを思い出してしまう曲ですが、彼女の明るさみたいなものも滲んでて、なんか大阪っぽさ?不思議な感じが(笑)。まだ掴みきれてないのかなとも思いました。

アンコールはフリーでしたが、スピードと浮遊感が最高でした。照明の下で見るとまた格別。


羽生結弦
エキシビションで何を滑るのかは予想してました。予想は的中、昨シーズンのショートプログラムである『Let Me Entertain You』。エキシビションにはピッタリのプログラムだと思っていたので。
しかし、衣装が違う。登場した時から、何だこの衣装カッコいい!と動悸が走っていたのですが(笑)。
競技で使っていた衣装は、ほぼ黒にところどころ金の飾り、という感じでしたが、この度の新衣装は、ジャケットが黒い襟の白ベースのものに変わってる。黄色のテープのような模様があちこちに入っていて、どうしても金がいいんだな、とは思いました(笑)。

その衣装でスタートポーズを取ると、場内からは思わず声が漏れてしまっている(笑)。衣装が違っていたので、あのプログラムだって冒頭まで気が付かなかった人もいたのでしょうな。さいたまスーパーアリーナ広いしな。
そのニヤリングなドヤ顔がね、憎いんだけど似合うのよね(笑)。俺様プログラムめちゃくちゃ似合うと思うんですけど、ピアノ曲で可憐に滑ってる時とはほぼ別人だよね(笑)。

元々ショートプログラムだったので、4回転ジャンプもがっつり入れてくる。試合ほど綺麗に決まらなかったのですが、試合があれだけ素晴らしかったのでご愛嬌でしょうな。アクセルはディレイドアクセルに変更。エキシビションでこれ跳ぶの定番になってますね。
しかしまあ、スピード感とエンターテインメント感と「俺を見ろ!」と主張しまくるドヤ感がたまらないプログラムですよね。本当なら、観客の悲鳴と絶叫もさもプログラムの一部として組み込まれているかのようであって欲しいんですけども、こういうご時世でそれが無いのが本当に残念。
ちょっとした腕の動きもピタッと音を拾っていて、本当いつ見ても感心しかない。この曲すごく好きだったので、滑ってくれて嬉しかったなあ。

アンコールはショートプログラム。衣装と曲がまったく合わないのですが、あの美しいショートの世界にググッと入れてしまうところが凄い通り越してもう謎…。人類の解き明かさねばならない謎…←意味不明


インタビューももちろんあり。坂本さんがもう着替えててびっくり(笑)。羽生君、よう喋るのおお前(笑)。その喋り方がオタクくさくて正直大好きですね←黙れ


★フィナーレ
石丸幹二さん再び登場。この曲、前もMOIで歌ってなかったっけ?気のせいか?オープニング同様、戦士たちを称える曲って感じでいいな。
周回は別の歌だったんですが、挨拶や周回の隙間に音に合わせて踊ってる羽生君が、これがまたびっくりするほど音拾ってるのね。ラストの音が鳴る瞬間顎をクッと上げるところまで恐ろしいくらいピッタリ…。


どうやら、何人かカットされた選手がいたようだ。2時間枠では足りなかったらしい。オープニングでは全員紹介されていましたけれど。星南君見たかったなー。でも放送が無いよりはずっとマシですからね。

以上で2021年の全日本選手権も本当に終了。西岡アナウンサーの実況も今年で最後とのこと。最後の実況がこんな素晴らしい大会で、彼にとっても花道だったんじゃないかな。
個人的なエピソードで申し訳ないんですけど、夏に知人が食料を送ってくれたとき、醬油などを包んであった新聞紙が、2年前の12月7日日のものだったんです。そう、羽生君の誕生日。しかもよりによって、西岡さんのインタビューが載ってるページだったんですよ。新聞紙しわしわだったけど、切り抜いて保管しておくことにしました(笑)。なんかちょっと、不思議。

そんなわけで、長い長い感想文もこれで終了です。のんびりと載せていたにもかかわらず、最後までお付き合いくださった方がいらっしゃったら本当にありがとうございます。北京も当然感想書きまくりますので、またお付き合いいただければ幸いです。とりあえず安心して観戦できるよう仕事が増えてくれればいいのですが…(泣)。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう!



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