うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2012 in Fukui⑮

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

トリは荒川静香。金色のキラキラした衣装だった…ような気がするんだけど絶望的に何も覚えていない(泣)。メダルウィナーズオープン楽しみにしてます←逃げ

華やかな時間もあとわずか。ショーはついにフィナーレに突入。
派手な模様の入った、ハワイとか南国とかっぽい衣装を身に付けたスケーターたちが次々と滑り出してきます。羽生君や町田君、似合っててかわいい。ジュベールは出てくるタイミングが悪いのかあまり目立たないまま「のそのそ」と帰って行って、あまりのかわいさに本気でどうしようかと←黙れ変態

ジョニーは安藤さんとペアで登場。ジョニーの衣装に呆然。頭にはバンダナ、ジーンズの短パン、ベスト…
昔のジャニーズ?てか氣志團の仲間だかなんかにあんなのいなかったっけ?微熱男子?
でもジョニーに気を取られている場合ではない(すみません…。ジョニーも好きなんですけど…。昔はステファンよりよっぽど好きでしたし)。次に現れるのはステファンだからです。

テレビで放送していた通り、荒川さんと簡単なペア演技を披露するステファン。素人目にもリフトの位置が低くて、やっぱり今の彼には大変なんじゃないかと心配に…。
ステファンは珍しくノースリーブの白いシャツ。この人上半身が貧弱だから脱いでも全然面白くないのを自分でもわかっているのか(笑)、あまり肌を出さないんですよね。ジュベールの腕と比べるとやっぱりかわいそうな感じでしたが(汗)、そこはやはりスポーツ選手でしたよ、ええ。ってか酷いよお前(笑)←殴
首には黄色っぽい色のバンダナ。やっぱり巻くのか(笑)。ほかのスケーターに比べて全体的に衣装がシンプルでしたが、もしかすると「Puttin' on the Ritz」の衣装の下に着てたんだろうか。最後に滑った荒川さんがちゃんとフィナーレ用の衣装に着替えてたのに、その前に滑ったあなたの着替えの方が遅いってどういうことなの(笑)。いや真相はわかりませんけれど(笑)

全員が集合したあとのステファンの定位置はやはり基本的に中央。今回も抜群のチケット運。神様ありがとう。
全員で手をつないで一列に並んで挨拶する時もステファンが真ん中。土曜日夜公演以外は完全に目の前。今回もこれだけは外さなかったね。運をすべて使い切(以下略)。ステファンは知るはずもないことだし知る必要もないことだが、いつも正面からその笑顔に会えて私は幸せだよ。

日曜日公演で私の座っていた正面側に挨拶したあと、ステージ側に向き直ってそちらへ挨拶しようと走っていくスケーター。その時いきなり真ん中がスッ転んだ。真ん中はもちろんステファンである。ジュベールと荒川さんの手を取ったまま、頭から思いっ切り転んでました。「ズザー」とか「べしゃっ」とか音が聞こえそうなくらい。ありゃお腹打ったんじゃないかしら。なんつっても私の目の前で繰り広げられた光景なので、びっくりして声が出ちゃってたかも。

荒川さんとジュベールに助け起こされたステファン、何だかかなり痛そう…。起き上がるのもちょっと辛そうでした。荒川さんは少し心配してからすぐに挨拶へ戻っていましたが、ジュベールはステファンの背中をポンポンしてあげたり何か話しかけてあげたり、痛がっているのか恥ずかしがっているのか、明らかに落ち込んでいるステファンを長いこと慰めてあげていました。
一歩間違えば自分も転んでたかもしれないのに、ジュベール優しいなあ。フランス語を母語とする同士、やっぱり気心が知れるのかもしれませんね。

しかしこのスッ転び事件からしても、ステファンは相当疲れていたような…。土曜日昼公演はまだ元気だった気がしたのですが、その二時間半で燃え尽きてしまったように思えました。「Puttin' on the Ritz」ではあまり感じなかったけど、チャイコフスキーはプログラムが長いせいか明らかにしんどそうだったし、オープニングやフィナーレもいつもよりおとなしかったもの。腰の入れ方はいつも通りほかの人と違ってたけど(笑)。あとスピンもいつもほど回ってなかった気がする。これはおそらく目の影響でしょう。やっぱり血管が切れてしまったのかもね…。
それでもステファンの笑顔はいつも以上に幸せそうだったように見えました。ステファンからスケートを取り上げたりしたら、いくら神様でも許さないんだからね。

日曜日公演は恒例の豪華なオマケタイムが。ステファンは一番最初にスピンを披露して、その後は観客に徹してました。やっぱり疲れてたのかな…。
ガチンスキー、羽生君、町田君たちが4回転に挑戦するのをじっくり見たかったのに、ある人物のせいで全然集中できなかった。ある人物とはお前だ!キャンデロロ!プレミア席のお客さんひとりひとりとハイタッチ。羽生君たちが躍起になってジャンプしてるのガン無視してマイペースにハイタッチ。
…堪えきれずに吹き出したかもしれません…(笑)

町田君たちはキャンデロロのうさぎ跳びにも挑戦してました。会場爆笑。でもこのあと衝撃の展開に。なんと出演者全員で一列になってうさぎ跳びを始めたのです!会場大爆笑。もちろん全員は見られないのでとりあえずステファンを探したら…
腰の位置、高っ(笑)。もしかして苦手?…(笑)。でもお疲れだったし、今回は仕方ないよね。珍しいものが見られて楽しかったわ。

最後の周回、ステファンはいつも通り先頭。そして一番最初に帰って行った(笑)。土曜日は「やっぱり最初に帰るんですね」と隣の女の子と笑いあってしまいました。
周回の時だったか忘れたけど、キャンデロロは転んだのかわざとなのか客席に突っ込んでいて、お客さんに助け起こされていた(笑)。おっさんフリーダム過ぎる(爆笑)。日曜日公演のフィナーレはキャンデロロに全部持って行かれた(笑)

でも最後はやっぱりステファンでシメでした。日曜日公演の周回だったと思うけど、私の座っていたあたりで立ち止まったステファンが突然、私の座席のあたりを、いたずらっ子のような表情で指差したのです。
私の隣の隣くらいにスイス国旗を振っていた人がいたからそっちだと思うけど、一瞬ドキッとしてしまったのは正直に書いておこう(笑)。だって客席指差してるの初めて見たし。でも自分が指差される理由なんてまったくもって一切ないから(笑)。けど、今回も勘違い席に座れたおかげで(福岡や2年前の福井等、何度か経験しております)最後の最後にお土産を貰えた気分。ステファン、ありがとう。

日曜日公演の最後には毎回記念撮影があったのに、今回は時間が押していたのかありませんでした。オマケタイムもあっさりめだったかも。ジョニーはやっぱりいつもの花輪をもらってました。

そんなこんなで夢の時間は終了。日曜日公演はほとんどスタオベだったし、今回も来て良かった。会場も快適だし、ウザい子供がいたくらいで全体的には満足でした。

土曜日夜公演のあとはCさんと福井市内までご一緒させていただいたのですが、隣の女の子がまだ話したそうだったのがちょっと心残りでした。でもまたどこかで会えるんじゃないかな。北海道とかさ(笑)。
日曜日公演は隣が珍しく男性でした。しかもひとりで来てるらしく、ますます珍しい感じ。そういえば今回座った座席は全部片方の隣が通路だった。楽で良かった。

日曜日公演終了後もCさんと徒歩で鯖江駅へ。2日間本当にお世話になった彼女ともここでお別れ。そうですよ、ステファンと目が合ったのはあなたで間違いないですよ(笑)
名残惜しい気持ちを抱えたまま、私も敦賀行きの鈍行に乗車。車内は混雑していて敦賀まで座れなかったけど、ショーの余韻に浸って過ごしていたらあっという間に着いてしまいました。

あまりにも空腹だった私は、すぐ乗り継ぎ便に乗らずに敦賀で途中下車。駅の蕎麦屋でお蕎麦をいただきました。駅から出ようと思ったら大雨だったのよ。でも食べ終わったら止んでた。何なの(涙)。まあ美味しかったからいいや。

ちょっとだけ駅前をふらふらしてから大阪行きの鈍行に乗り、難波に移動。JRだけで難波に行くの面倒なんだけど、18切符があるのに地下鉄に乗るのも勿体ないしね。時間もたっぷりありましたし。
とかなんとか言いつつも難波に到着したのは22時前後だったかと。23時までは駅ビルのマクドナルドが開いているのでそこで時間を潰して、閉店後は湊町バスターミナルの待合室でボンヤリしてました。大した待ち時間でもなかったし。

地元行きの高速バスは、日曜日ということもあって満席に近かったです。この便、初めて利用したけど、通路が狭い…。早割の席だからか、トイレの近くの圧迫感のある位置だし。まあ真後ろとかじゃなくて視界に入るってくらいですが。
でも持ち帰ってもいいスリッパも付いてたし、車両が安定してるのか、よく眠れた気がします。疲れてたからかもしれないけどね。

地元には早朝に到着。お気に入りの喫茶店でモーニングをいただいてから帰宅しました。安くて美味しいんだよねえここ。朝から幸せ。

そんなわけで、2年前に引き続き、とても楽しい福井旅行でした。またサンドームで開催してね。絶対行くから。
そういえば福井新聞を閲覧しに図書館へ行こう♪とか思ってたのにすっかり忘れてた。ショーの記事が充実してたらしいから読みたかったのに。でも9月2日の福井新聞は買いましたよ。1面にも2面にもステファンがいて嬉しかった。でも2面…。甘いマスクって紹介するならその写真はやめてあげてくださいよ(泣)。まあでも、自分へのいい福井土産になりました。いつも自分のためには何も買えないから、食べ物とかさ。

ちなみにジュベールウイルスは数日でかなり退治された模様(笑)。そう言えばもっとタチの悪いウイルスに感染してたわ。いつ感染したのかもわからなければ、潜伏期間を経た後は不治の病化して実にタチが悪い(笑)。もう治療してしまいたいんですけどね、スイスの至宝ウイルス…。ジュベールウイルスはたぶんまた生で見たら感染すると思うよ(笑)。生ジュベール最高っすよ(笑)

長い長い旅日記にお付き合いいただきありがとうございました。ステファンのことしか書いてなくてすまん(笑)。次は長岡旅日記でお会いしましょう!またステファンのことしか書かないかもだけど!(笑)

福井日記2012
ネタの神様1回休み編
ー終ー

2017年追記:やっと終わりです(笑)。もし最初からお付き合いいただいた方がいらしたら、辛抱強くありがとうございましたと申し上げます。スケーターの名前等で検索して来られた方はおそらく該当のページだけご覧になり、全体を読んではおられないだろうとアクセス解析からしても考えられるので、本当にもしいらしたら、の話ですけど…。5年も前のレポートですし。
そんなわけで、スケーターの名前も出ない序盤あたりは誰も読んじゃいないだろうと、バッサリカットするつもりでいた「偶然の話」をそのまま残しました。いや、あれは正直不気味なんで載せるのはどうかと真剣に思ってたんですけど…。でもこれで不気味がられるのは私ひとりだし、誰かに迷惑がかかる話でもないだろうし、そもそも事実なんですよ、夢の話も全部…。思い込みの激しいファンの戯言として読んでいただけるよう、詳細は出来る限り省いてアッサリ流せる感じで書いたつもりですけど、不気味だったですよね、すみません。この頃はホントに「変なこと(※主に夢)」が多くて、正直困ってたしすごく悩んでました。けど誰にどう相談したらいいかもわからず、色々調べても答えは出ず、何も解決しないまま今に至ります。何せ不気味な話なので、冗談っぽくネタにしなければ頭おかしい人だと思われちゃうよな(何を今更というツッコミはとりあえず置いといてください)と考えると相談もできなかったしそもそも真剣に聞いてる人いたかどうか…。最近はもう面倒になり深く考えないことにしました(笑)。以前ほど頻繁でもなくなってきたし、ネタとして楽しめばいいかな、という気持ちです。どうせ人の役に立つような内容一切含まれていないので(笑)
福井での公演はこれ以降行われてないはず。諸事情で連絡先がわからなくなってしまったこともあり、福井のスケートファンのお二方ともあれ以来お会いしてません。お元気でいらっしゃることを願ってます。サンドーム、すごく見やすい会場なのでまたやって欲しいんだけどな…。朱鷺メッセあたりよりよっぽどいいのに。朱鷺メッセは建物そのものは好きなんですけど、座席の段差があまりにもね…。
羽生君の「ありがとうございました」が聞こえたのが今となってはいちばんの思い出かもしれない。2015年でしたっけ、24時間テレビで久しぶりに見た「花になれ」はあの世とこの世を繋ぐ神の舞のようで、ゾクゾクするような美しさに思わずひれ伏してしまいそうになる程だったけど、あのプログラムを初めて見たのがこの福井だったんだよな、と懐かしく思い出しました。
この頃はだいたい全公演見に行ってたファンタジー・オン・アイスですけど、今年は経済的に1ヶ所しか行けそうになく、しかも1公演見るのが精一杯かもしれなくて、今から既に落ち込んでます…。お金のメドがついたから一般発売や当日券で、という手が使えなくなって以来、先行の時点でお金がなければ諦めるしかないという状況が続き、アイスショーという予定を立てることで何とか歩む足を止めずにいられた私のストレスはそのうち臨界点に達しもう人の形を保てなくなりそうで、いつまで貧乏に苦しめばいいんだろう、ただ息をしているだけなんて生きてる意味がない、と何もかも投げ出したい衝動にかられる。孤独な人間は結局金に救われるしか生きていく道がないんだよね。それなのに死にたくなると怒られるし(でも死ぬまで追い詰めないとわかろうともしない…)どうすればいいのかって話。5年前のこの頃も貧乏だったし、悩みも色々あったけれども、でも落ち着いて暮らしてはいたんだよね、と遠い目になってしまったところでこの長い長い追記も終わります(笑)。