うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2012 in Fukui②

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

2年振りに福井でファンタジー・オン・アイスが開催されると知ったのは、ステファンの病が判明する少し前でした。もちろんステファンは出演するし、ショー自体もとても楽しいし、会場のサンドームも見やすくて良かったし、福井で開催されるならまた絶対に行こう!とずーっと前から決意していたので、すぐに3公演ともチケットを取ることを決めました。

まずは一番チケットが取りにくい(と思う)日曜日の公演から。これは先行に申し込みをして、正面SS席をゲット。先行販売だと席の場所はわからないけど、正面ならまあどこでも大丈夫だろうと高を括ってみた。結果、それで正解。

ほかの2公演も正面SS席が良かったんだけど、お金がなかったので(笑)一般発売後にのんびり取ることに。
まずは一般発売初日の夕方にぴあに行って土曜日夜公演の席をゲット。ぴあは正面SS席を扱っていなかったので、SS席を選んで買いました。裏に近い端っこだけど1階の前の方があったので、そこにしてみました。正面真ん中で見るのがもちろん一番いいけど、ぴあが持ってた正面は2階だけだったし、2年前は2階席しか買えなかったこともあって、今回は迷わず1階にしました。

残るは土曜日昼公演。サンライズプロモーションで正面SS席を買おうかと思ったら売り切れだったので(実際はまだあったらしいけど…がくっ)またまたぴあへ。もう1階席はなかったけど、2階の正面ど真ん中が残ってる!もちろんそこをゲット。座席番号的にもたぶん本当の本当にど真ん中。ここまでど真ん中な席買ったのは初めてだよ。ちょっと遠いけどなみはやドーム程じゃないし(笑)2年前も似たような場所に座ったけど見やすかったから、いい席が残っててラッキー。
土曜日昼公演のチケットを買った時には、ぴあの窓口の人が会場の見取り図を取り寄せて見せてくれたのですが、土曜日夜公演の座席の位置もさりげなくチェックしたら、どうやら私の前の2列は販売してないっぽい?ほかにも売ってないらしい席がちらほらあって、そのあたりは関係者席なのかな、と何となく予想してみたりしました。

ステファンが福井公演までに回復するのかどうか、この時点では判然としなかったけれど…。静養だけで大丈夫だと聞いてはいたものの、文字情報のみで判断するしかない以上やはり確信は持てなかったのです。でも、きっと福井でステファンに会えると信じて購入しました。早く元気に滑れるようになって欲しい、という願いも込めて。

チケットと平行して宿泊先も手配。今回はかなり早めに押さえました。前回は結構ギリギリにホテルを予約したせいかあんまり選択肢がなかったんですよね。
まずは会場に近い鯖江市内のホテルを検討したのですが、「鯖江は夜道が真っ暗だった」という某さんの悲痛な体験談を聞いて却下(笑)
じゃあ福井市内で押さえるとするか。前回泊まったビジネスホテルは駅から遠かったし、真っ暗じゃないけど夜道は寂しかったな。駅前も昼間から静かだったな(汗)。そういえば食事や買い物のために何度か繁華街?へ向かったけど、この辺なら便利そうだなとあの時思ったから、今回はその辺りにしよう、とつらつら考えてその辺のホテルを手配。
しかし、一番安いタイプの部屋は何故か既に連泊不可能。なんかイベントあるのか?ああ、ファンタジーオンアイスですか(笑)
仕方ないので一泊ずつ部屋を変えました。ホテル移るのめんどくさいもん。たいして値段も変わらないしさ。

あとは交通手段。2年前は前日の夜に出発する夜行バスに乗って大阪で鈍行に乗り換え、当日昼前に到着して会場へ、というルートだったのですが、今回は前日の早朝に鈍行で出発して夕方までに福井入りすることにしました。何故なら青春18切符が使える期間だったからです。「夜行バス+鈍行(定額)」と「鈍行(青春18切符)+一泊」では金額的にも差が無い、むしろ後者の方が安いくらい。ビバ青春18切符。ただし5回分がセットなのでほかに使うアテがなければ節約にならないけどね。
帰りは青春18切符使用で難波まで行き、夜行バスに乗り換えるルートに決定。もう一泊してまた早朝に青春18切符で帰っても良かったんだけど、早めに戻ることにしました。難波経由のバスなら早割の席が残ってたので、今回初めて利用してみることに。普段は主に大阪駅経由のバスを利用するんですけどね、便利なので。

そんなこんなで、色々考えて節約したところ、3泊4日(1泊は夜行バス)の交通費+宿泊費が正面SS席の値段と変わらないくらいの額で済むという結果に。やっぱり福井近いや。新潟行きに比べたら断然安い。新潟遠過ぎ。今年も行くけど(笑)

今回は運良く土・日・月と三連休だったので、その前日と前々日にも休みを入れて(消化しなきゃいけなかったんですよ休みを)、ゆったりしたスケジュールを組むことができました。前々日も休みにしたのは、どうせ直前まで何の準備もしないから(笑)。もちろんその通りでしたよ、手紙の下書きすらしてませんでしたよ←もう学習するのは不可能らしい
仕事でわらわらして落ち着かないまま出発するのは、旅から戻ってきてすぐ出勤するよりも個人的に疲れてしまうので、1日インターバルを入れて良かったと思います。結局夜中までかかったけど手紙の英訳だけは出発までに終わらせることができましたしね。辞書持ってかずに済んで良かった、やっぱり重い←当たり前

前置きが長くなりましたが(笑←ってあんたいつもじゃん)、そんなこんなでいよいよ出発当日ですよ。
以下次号。

Fantasy on Ice 2012 in Fukui①

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

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半年振りのスケート旅日記。今回の舞台は2年振りの福井です。半年振りなので、少々熱く語るかもしれないし語らないかもしれない←どうでもいい

何故半年も空いたのか。それには大きな理由があります。
そもそも本当は、6月に新横浜へ私は旅をするはずでした。春から環境が変わったため少しばかり疲れていた私は、くさくさした気分を変えようと、スルーするつもりだった新横浜のショーに行くことを確か5月の初旬くらいに決意し、初日だけチケットを取っていたのです。ステファンが最高に効果のある薬だということは、昨年の新潟公演が反論しようもない程証明してしまった通りなので…。

目的が出来たことで「明らかにイキイキし出した(周囲の人談)」私でしたが、胸の中には一抹の不安がありました。
そう、旅先はいつも何かしら問題の発生する横浜だからです。そしてその予感は残念ながら的中することになります。

その日、私は非常に体調が悪く、出勤することもできずにひたすら寝込んでいました。折しも上海のショー直前。意識もハッキリしてきたので気晴らしにステファン情報をあさっていた私の目に、そのニュースは飛び込んできました。

ステファンが、病気で上海のショーに出られないかもしれないというのです。
あのステファンが。少々調子が悪くても、トラブルで衣装や靴が届かなくても、決してショーに穴を空けることのなかったステファンが。
自分のことなんてどうだっていい。私はステファンが心配で、本当に心配で、とても休んでなどいられませんでした。

時間が経つにつれ、徐々に判明する詳細。少し前から入院していたらしい、問題が発生したのは目の血管…。「軽度の症状」という情報が入るまでは、最悪の事態を覚悟したファンもたぶん大勢いると思います。
結局ステファンは、上海のショーには出演できませんでした。数週間の静養が必要だということで、横浜のドリーム・オン・アイスにも。
そう、私は6月にはステファンに会えなかったのです。

ステファンがいないのに、夜行バスで往復するような大変な思いをしてまで横浜に行く気力はありませんでした。やはり関東は遠い。バスはキャンセル、チケットはどうしようかと思ったけど、結局譲渡はしませんでした。せめてチケットだけでも思い出を手元に残しておきたかった…。空席を作ることになって申し訳なかったし、ちょっともったいなくもあったけれど…
町田君の演技が素晴らしかったと聞いて、羨ましく思ったりもしましたが、ショーを厳選しないと非常に厳しい自分の経済状況も鑑みて、残念だけど今回は諦めることにしました。

ステファンが全快してスケートを再開出来るようになったという知らせを聞いた時、どんなにどんなに嬉しかったか。今思い出しても涙が出そうです。ステファンが自分で書いたと思われる英語のメッセージを、噛みしめるように何度も、何度も読みました。やはり仕事でとても疲れていて、出勤が非常に億劫だったその朝、墨の色のようだった朝、だけど世界はその瞬間に輝きを変えてしまった…そんな風に感じられる程、それは幸せなニュースでした。

こうしてステファンが回復したからこそネタ扱いできるのですが、ステファンが目を患ったちょうどその頃、私もアレルギー性結膜炎にかかっていました。職場が綺麗とは言い難い(汗)のでそのせいかと思いますが、右目の周囲が真っ赤に腫れてしまって、さすがにこの顔では横浜に行けないや、と観念して病院に行ったら、結膜炎との診断。酷くないだけで左目もかかっているとか。原因は自分で調べてね(化粧品変えた?とか聞かれた←変えてない)、酷くなったらまた来て、とだるそーに話す医者に「適当?」と突っ込みたくなったが(汗)、とりあえず目薬を差して治療にいそしんでいたある日、私はこんな夢を見ました。

もう今はいない、大切な存在が、目を酷く患ったので、慌てて抱き抱えて病院に連れて行く夢。
その病院には名医がいるらしく、何とかなるんじゃないか、と期待して待合室にいるあたりで夢は終わったような気がします。目が覚めても、なんだか不安でした。
私の後悔の気持ちの表れだったり、結膜炎の治療中でなんだかんだと心配だから見たのだろう、とその時は思ったのですが…
この夢を見たのはステファンの病が判明した数日前でした。
さらに、今度はステファン回復の知らせが入る少し前にもこんな夢。目を怪我?した大切な存在をそっとなでると、よろよろしながらも立ち上がる、という内容。

さらにさらに。ステファンの疾患は片目だけに発生したそうなのですが、それを知った時、私は「たぶん右目だ」と直感で思いました。
回復後、ステファンはどこかのインタビューではっきり「右目」と答えていました。
私の結膜炎は何度か症状がぶり返していましたが、ステファンの回復を知った頃に、気が付いたら治っていました。

これらの一連の偶然すべてを「ただの偶然」と言い張る自信は、もう私にはないです…。運命的な何かと結び付けたいファン心理だろうと今までずっと流してきたけど、これは普通じゃないとさすがに思う…。だからって何がどうなるわけではないんだけど、でもこのまま流し続けていいことなのだろうかと最近真剣に考えてしまいます。私に何かを気付かせようとして偶然を引き起こしている何者かがいるような…。
でもまあ、やっぱり偶然だよね。

この謎の偶然に面白い解釈をしてくれた人がいて、私がステファンの病を少し肩代わりしたんじゃ?と言うのだけど、確かに「代われるものなら代わってあげたい」とかトチ狂って言ってたし(笑)有り得るかもしれないな。私が病院行った頃にはステファンの病は知らなかったけど。あとこれだと完全に怪現象だけど。さすが夏ですねえ←投げやり
でもね、もしそうなら、ファンとしてとても役に立つことができたってことだから、私としては本望。そうだったらいいな…。
何にしろ、私がステファンについて何かを感じ取ってるのは確かなのでしょう、たぶん…。

某所に回復祈願に行ったりと色々できることを模索しましたが、協力してくださった皆様その節は本当にありがとうございました。ステファンがまた滑れるようになって本当に良かったです。本当に、本当に…。

以下次号。

マイクから手が離れない

今週のお題「カラオケの十八番」

最後に誰かと一緒にカラオケに行ったのは3年くらい前かもしれません。最近は基本ストレス発散目的でひとりで出向いて数時間歌い続けるのみで、正直十八番と言われても何が該当するのかわからないのです。そういうのって自分で判断するものじゃなくないか?歌うのは大好きだけど残念ながら全然上手くないので、ほめられることなんてほぼないんだよ(汗)

でもそうだ、昔「声の感じとか色々ピッタリ」って言われた曲があるんだった。その曲は!その曲とは!

『ぼくたちの失敗』森田童子

それカラオケで歌ったら最高に盛り下がって「何暗い曲歌ってんだよコイツ」って総スカン食らうやつだろ!いい曲だけど落ち込んでる時に聞くとマジでヤバいやつだろ!
歌えるかあああああ!(笑)
いや、その時は誰かが歌ってたから一緒に歌ったかなんかだったはずだから、メンツを選べば大丈夫だと思うんですけど(笑)

確かに、自分が声を出しやすいのはこういう感じの明るいとは言えない曲がほとんどなのですよね。鬼束ちひろの『月光』とか。あれは歌詞も全部覚えてる(笑)。あとカラオケ行くと必ずと言っていいほど入れるのが谷山浩子の『夜のブランコ』。もうとんでもなく暗くて恐ろしい曲ですけど(笑)、つい熱唱したくなる曲でもある。でもマジでヤバい系の曲なため、みんな歌い疲れて色々どうでも良くなった頃にこっそり入れる(笑)。そしてたいていトイレに立たれてしまう(笑)。いい曲なんですけどね…(泣)。当然歌詞は全部覚えているので画面見なくても余裕で歌える(笑)
あと谷山浩子は『ラ・ラ・ルウ』という曲も大好きでよく歌うんだけど、この曲は「決して叶わない片想い」みたいなのをしてる人は聞くと絶望するかもしれない勢いでヤバいので迂闊に手を出さない方がいいと思われる(笑)。そういう曲はたくさんあるけど、この曲は群を抜いてヤバい…。個人的感想ですけれどね…。

十八番かどうかはわかりませんが、基本的に懐メロが好きなので、よく歌うのは昭和歌謡と多少マニアックなアニソン(笑)。石川ひとみの『まちぶせ』とロードス島戦記の主題歌だった『Adesso e Fortuna~炎と永遠~』はほぼ必ず入れる。あとテレサ・テンもいいね。『つぐない』が好きだけど盛り上がるのは『時の流れに身をまかせ』。いい曲ですよね。当然ですが全部歌詞見なくても歌えるので、画面見ないで次の曲を選びながら歌います(笑)。時間もったいないしな!
しかし、歌いたいけどあまりにもマニアックでカラオケには入ってない、という曲も多い。ゲームの曲はほぼそうだなあ。『エリーのアトリエ』の挿入歌『まわれロンド』とか『LUNAR ETERNAL BLUE』のエンディングテーマ『ETERNAL BLUE ~永遠の想い~』とか『シェンムー』の挿入歌『wish…』とか『DESIRE』のイメージソング?の『Friday's』とか。4番目なんて絶対入らないと思うけど(笑)、あれいい曲なんだよね。4曲ともいつかカラオケで熱唱するのが夢。たぶん不可能なんですけどね。あと『ゆみみみっくす』のオープニングの『アチチッチ』をゲームと同じバージョンで入れて欲しい、とやはり不可能なことを願ってみる(笑)。入れてくれたらたぶん十八番になるんだけどさ、どれも。まあ無理だよな。てか誰に通じるのこのへんの曲(笑)
ほかにもゲームの曲は入ってる機種と入ってない機種の差が激しい気がする。『サクラ大戦3』の『祈り』とか『街』の『One and Only』とか、入ってない機種もあるはず。入ってたら絶対歌います。前者はある程度歌ってからだけど声が出しやすいという理由が大きいのだが(でも意外と難しい曲だったりする)、後者はカラオケ入ってるの気が付いた時嬉しくて、ひとりだったこともあって練習も兼ねて10回くらい歌った(笑)。いや前者もひとりだと2回は入れてるかもしれん(笑)。最後はあの曲で締めたい、という1曲だったりして。つまりいい曲だということですね。

大好きだけど声が出しづらくて歌えない、という曲も多くて、男性ボーカルの曲はほぼそうかなあ。女性でも低めだと厳しい。ラルクとか歌いたいけどだいたい無理(泣)。でも聖闘士星矢の主題歌、『ペガサス幻想』だったっけ、あれは入れるよ。ストレス発散にはあの曲が最適だからだよ。歌うとものすっごいスッキリするよ(笑)
それとやっぱり歌うのは結構難しいんだけど、猫がかわいいという理由で『ニャーンタイム』という曲を入れて適当に歌いながら猫の映像を延々と眺めたりもします(笑)。疲れてきた頃にちょうどいいよ(笑)。松本伊代が歌っていたということをカラオケに行って初めて知りました…。

というわけで、十八番というかよく歌う曲について垂れ流しただけで相変わらずお題の趣旨とはずれまくりなのですが(笑)こんな感じ。ひとりで4時間くらいぶっ続けで歌い続けても、まだまだ歌いたい曲がある、って思うくらいカラオケは好きですね。誰にも気を遣わずに好きな歌を歌いまくれるという点で、実はひとりでカラオケに行くのがいちばん理にかなってるのかもしれないな。ひとりなのにパーティー仕様っぽいだだっ広い部屋に通されたりすると何の嫌がらせかと思うけど(笑)←何度かある…
ああ、カラオケめっちゃ行きたくなってきた。当分行ってないもんな。7時間くらいぶっ続けで歌いまくりたいけど、もうそんなん付き合ってくれる人いないよね。てことはまたひとりパーティールームの刑なのか(汗)。しかもその部屋から聞こえてくるのは『ぼくたちの失敗』。…何のホラーだよ(笑)

マーブルチョコは色ごとに並べてたくさん入ってる色から均等に食べてました

お題「この色が好き」

子供の頃好きだったのは青。カーテンなどのインテリアも青で統一してました。家庭が貧しく、異性の従兄弟からもらった服を着てたりしたので、黒とか茶色とかばっかり着てたし、自分でもそういう色しか似合わないと思い込んでました。とにかく地味に生きていたかったのです。何せただ生きているだけで嘲りの対象になるような子供時代でしたので…。見ず知らずの人から恐ろしい言葉を浴びせられたりしてました。道を歩くのも恐怖ですよ…。今でもその頃のトラウマみたいなものは残っていて、生きていること自体が疲れるし難しいです。

大人になってからは、似合うと言われることが多いという理由でピンクを好んでた時期がありました。今も好きですけど、以前ほど買わなくなっちゃったかな。でも今のところまだインテリアはピンクがメイン。色合いにもよりますが、何となく落ち着くしいい色だなと思います。

最近は赤がわりと好きかも。子供の頃は苦手な色だったのですが、最近はあのハッキリした強い色がかわいく思える。まあ、赤ばっかりも疲れちゃうんですけど。

そして昔から実は結構好きだったのがオレンジ色。なかなか使いどころが難しかったり、ほかの色に比べると商品が少ないので点数としてはあまり持っていないのですが、このところ特に優先的に選ぶようになってきてます。オーラがわかるという方から、あなたのオーラはオレンジ色です、と言われたこともあるかも。何となく昔からずっとオレンジ色が好きだったことに納得がいったと言いますか。みかん色って書くとかわいいよね。みかん好きだし。みかんそのものというかみかんのアイスとかお菓子とかが好きなのだが。

そんなわけで、大人になってからはあからさまに暖色系が好きです。何故なのだろう。全身黒かグレー、というのも寂しいので、どこかに暖色を入れたいと思いつつも、気が付いたらワードローブは暗い色ばかりに…。最近服もあまり買ってないですからね(泣)。この間最終と思われる冬物セールで叩き売られていた服を購入したところむちゃくちゃスッキリしましたです…。でも明るい色の服、買ってないなそういや(泣)。

眠りの中に居場所があるのなら

最近眠くてしょうがないです。寝ても寝ても眠い。冬眠でもするのだろうか?と自分で自分をいぶかしんでいます(笑)
睡眠時間が長くなり、家ではほとんどぼんやりしてるか寝てるだけで、もっと建設的なことに時間を使わなければ、と毎日思うのですが、気が付いたら寝てます…。

でもたっぷり寝られるというのは良いことなのでしょう。家にいるのがだいたい9時間くらい、という状況が続いた時はやっぱりつらかったので…。だいたい9時間で、お風呂入って身支度して、夕食も朝食も場合によっては昼食(お弁当)も用意して、色々片付けものをして色々情報を仕入れる時間を作って、などなどすべて済ませた上で残った時間を睡眠に充てることになるわけです。当然、十分に寝ることなど不可能なわけですが、私はとにかく睡眠時間を確保したかったので、夕食などいくつかの行程をカットして寝てました。それもうたた寝じゃないと眠れなかった。朝早くから非常に不便な手段しか選べない場所へ赴かねばならず、少しでも遅れたら交通の手段がない、そもそも遅刻したら何を言われるかわからないという恐怖から、熟睡してしまわないように無意識に対応していたのだと思います。そして出発の2、3時間前には起きてました。そこまでしていましたが、その頃の年収は完全なワープアのそれでした。ストレスを発散しようにも金はなく、無理な生活で身体を壊して苦しんでいても助けてくれる人はなく。そして家庭の事情が貧困に追い討ちをかける有り様。この辺にしとくけど、それでも頑張るのが当たり前だと言われても、もはや身体がいうことを聞かないので頑張りたくても頑張れなかったです。て言うかもう頑張りたくないです。少なくとも今まで一度だってたったひとりで生きたことのない花畑の住人に頑張れとか言われたかないです…。マウンティングって言うんですかね、これをしないと気が済まない生き物なのだろうか、人間というものは。でもそんなんしない人はしないし。やっぱり人間性のレベルか。と底辺の人間が偉そうに言ってみる(笑)

年が明けてから、プライベートで身内以外の人間に会ったのは1回だけです。「普通はこういう場合は連絡するよなあ」という場合でも、あら、これ無視されてるかな、みたいな感じが続いてうんざりし、ほとんど誰にも連絡を取らなくなったところこんな感じに。色々事情はあると思いますが、私はたとえ時間が経ってからでも連絡はしよう、何か事情がありそうな場合は特にそうするのが当たり前だろう、誰だって放置されるのは嫌だろう、そう思って生きてきたタイプなので(よく「何て言ったらいいのかわからないから何も言わなかった」と言い訳する人がいますが、個人的には最低だと思ってます。だったらそう言えば?考えるのが面倒だっただけでしょ?)、私の信じてたものなんて所詮は幻か、と軽く絶望してました。キルケゴールという方が残した有名な一節を久々に思い出しちゃったりして。とか言いつつあの本、どうしても途中で眠くなってしまい最初の方しか読んでないんですけどね(汗)。
心身ともに弱っている時に、信頼していた人から「あなたなんてどうでもいいの」という態度を取られるだけで、人なんて簡単に殺せるのです。出来事はすべてが独自に完結して発生しているわけではなく、特に人間の心などというものは他者なくしては存在し得ない場合があるように思います。心が折れてしまった人を、弱い人なんて理解できない、と斬って捨てることは簡単ですけれど、その弱い人は無から勝手に発生したわけではないのじゃないでしょうか。あなたが強くてまっとうな人でいられるのは、誰かを弱くてまっとうじゃない人に仕立てているからです。そして逃げ場を失った人が宗教に行き着き、信仰を強制するという形で復讐にやって来る、んだったりして。その人がニュートラルに自己を保てるのであれば手段が宗教であっても構わないだろうと個人的には思います。ただ、宗教とは基本他者の思想を排斥することで成り立つもののようにも考えており、自分の判断で選択し自分ひとりで信仰するだけにとどまらないことが多々あるという点でなかなか受け入れがたいものがあるのでしょう。特に、子供のうちからそれを当たり前だと強制される側はたまったものではありませんし(思想的に受け入れられるのならともかく)、最初は本当にまっとうな宗教団体だったとしても、権力と富が方向性を変えていくことは宗教に限らず良くあることです。私はどんなにいいものであろうが人に強制されるのは嫌いだし強制するのも嫌なので、基本的に宗教には興味がないのですが(自分が入信するかどうかという意味において)、一度だけ引き込まれかけたことがありました。宗教だということをうまく隠して近付いてきたので気が付かなかったのですが、私を騙すことはできなかったようです(笑)。その時は心がバッキバキに折れてました、やっぱり。それでも宗教に頼らなかったのは私が底辺を見てきた人間だからなのかもしれません。救ってくれるのは宗教だけ、という状況はあまりにも情けなく、絶望的だからです。そこまで追い込まれていることに気付かず誰かを突き放し、結果少々危ないかもしれない宗教に走ってしまった人を疎ましく思う心の浅はかさの方が、少々危ないかもしれない宗教よりずっと厄介で恐ろしいもののように感じます。
結果が発生する前には必ず過程があるはず。そこであなたの腕を求めて叫んでいた声を、聞かなかったのはあなた。その人を救えたのは、役所でも宗教でも非行でも死でもなくて、あなただったのに。いつかあなたが誰かの腕を求めた時に、その手を振り払われて水底に沈んでしまうまで、そのことに気が付かないでいるのでしょうか。私も振り払うよ。だってあなたにわかって欲しいもの、絶望の海がどれだけ冷たいのか。溺れながら波間に見える誰かの冷笑がどれだけ恐ろしいか。ねえ、やっとわかったでしょう、って笑って差し上げたい。でもそれがわかるからこそ、きっとその手を取ってしまうのだろうけど。ねえ、不公平だし理不尽だよね。

あれ、こんな話を書くはずでは(汗)。ひとつの記事を書くのに3時間くらいかかるのを何とかしなければ、と思いながらこの記事をしたため始めたはずなのであるが…。誰もいない空間に向かってひとりで喋っているようなものだと思えば、3時間くらい誰かと喋ってればあっという間だと思ってみれば、こうなってしまうのは当然なのかもしれません。暇潰しの道具ができて良かったね、と思われてるんだろうなあ。そうじゃねえんだけど。ま、もうどうでもいいですけど。本当にもうどうでもいい。まだまだ暗黒なネタでブログを埋め尽くすことはできるのだが、どこまで書いたらいいのか色々検討中。しかもそういうネタ、ものすごく執筆に時間がかかるんで…。書いてはみたものの、わかってくれる人、やっぱりいないんだなと思うと、勇気を出して書くのも面倒になっちゃうし。結果、どうでもいい(笑)。

夏の匂いの冬の朝

お題「朝ごはん」

このところ朝ごはんはずっとそうめんかうどんかお餅です。大量にいただいたのでひたすら消費してます。経済的には助かりますが、さすがに炭水化物ばかりでつらくなってきた…(汗)。だって基本的に具はネギしか入れてないし(汗)。炭水化物抜きダイエットの効果があるのは貧しくて炭水化物しか食べられない人の場合なのでは?と思ってしまいます。実際お金がなくて肉も魚も野菜も買えず炭水化物しか食べられない状況になってからあっという間に太りました…。関係ないかもしれないですけどね…。

さて、そのそうめんやうどんなのですが、100均で買ったパスタを茹でる容器で茹でています。パスタは水からでもいいのですが、そうめんは水からだとうまく茹でられないようで、お湯から茹でたりしています。そしてもう冷やさずに温かいまま食べてます。
でもパスタのようにうまくいかないことの方が多いんですねこれが。パスタはどこのメーカーでも美味しく茹でられるのに、そうめんはうまくいくそうめんとうまくいかないそうめんがあるのです。適当に茹でてもいい感じになるそうめんもあれば、茹でる時間が短くても長くても固くなったりくっつきまくったりするそうめんもあり、なかなか加減が難しいです。そもそもパスタ用の容器で茹でようとすることが間違いなのか?麺類皆兄弟と思ってはいけないのだろうか←いい加減過ぎ

うどんとお餅は消費したけど、そうめんモーニングはまだまだ続きそうです…。何とか美味しく食べられる方法を開発しなければ、このままだと完全に厭きてしまいそう(汗)。でも食べるものがないよりはずっとマシだよね、そう思っておこう…。

四大陸選手権2017雑感③

というわけで怒濤のフリー。マジでとんでもない試合だった。宇宙大戦争かなんかかと思った…。

男子の競技はお昼頃行われたので夜の放送は当然録画。でもこれは生放送しなかったことをフジは生涯後悔した方がいいんじゃないかと思われるレベルの試合でした。色々事情あるんだろうけどさ。
第3グループも全員流れるかなと思ったら確か刑事君とジェイソンとミーシャだけだった…。ケヴィンは?(泣)ケヴィンはーーーー?(泣)ものすっごい楽しみにしてたんですけど…(血涙)
刑事君は四大陸と相性が良くないのかな…。ずっとどこか噛み合ってない印象でした…。実力を発揮できずに残念でしたが、世界選手権では素晴らしい演技を見せて欲しいです。

そして最終グループ。結果はとっくに知っていたとは言え、やはり6分間練習を見ているとヒリヒリするような緊張感が。
まずボーヤン。かわいいなあこのボーダー。でも技術点がかわいくない(笑)。恐怖の3桁…。転倒もあったし決してベストな演技ではなかったけど、でも技術点3桁出してて表彰台に届かないって。これ何の競技?←昨日に続き2回目
パトリック。なんか女子に続いて転倒が多いなあ。氷があまり良くないってちらほら聞こえてきてたのは本当なのかなあ。良くないと言うよりコントロールが難しいとかそんなん?いつものパトリックに比べたら精彩は欠いてたかもしれないけど、さすがに一時代を築いた選手である。うっとりとその滑りを見つめてしまう。
ハンヤン。うーん、やっぱり氷に何かが?彼も本来ならもっと滑れる選手だよねえ。てかこの後の宇宙大戦争が恐ろしすぎて記憶が飛んでます、すみません…。

ここからたぶん本格的に別の競技です。まずは昌磨君、失敗してもいいからフリーに4回転ループを入れると宣言している姿に、彼の底知れぬ可能性を感じてゾクゾクした。安全策を取れば優勝が狙えるかもしれない位置なのに敢えて挑戦するって、並の神経では出来ない。飄々として気負いやこだわりのないように見える昌磨君は吸収力みたいなものが半端ないように感じる。昌磨君の到達点が全然見えない。既に凄い選手だけどもっと凄い選手になってしまうのか。彼もいい意味での化け物だな。
そして本当にこのフリー本番で4回転ループを成功させてしまった。もはや言葉もない。ただただ凄い。しかしトリプルアクセルに嫌われてしまい、思ったほど得点は伸びず。とか書いてるけど本来ならば十分優勝可能な点数である。化け物がまだ二人ほどいただけである(怖)

そして現時点で世界最強であることを改めて世界中に見せつけたこの選手。そう、我らの阿修羅様・羽生結弦
ループ、そしてサルコウが美しく決まって安心したものの、あああああああ、コンビネーションのサルコウがまたしても…。しかし何故そこでループを?と頭を抱えながら思う暇もなく、羽生結弦は誰もが目をむくような驚異的な演技をやってのけるのである。
演技の後半、予定されていた内容とはまったく違うジャンプを羽生君は跳んできた。それは予定よりもさらに難易度の高いジャンプ構成だった。最後から2番目に4回転のコンビネーション。そしていちばん最後にトリプルアクセル。4回転ばかりが取り上げられるようになって久しいものの、羽生君の本当の武器はこのトリプルアクセルである。それをまざまざと見せつけた、実に超人的な変更であった。少しでも得点を上げていこうと、追い詰められた状況の中でも冷静に判断しつつ滑っていたのだろう。しかもそんなことを行いながらも、その演技は静謐な美しさに満ちていた。神と人との世界を繋ぐ舞のようだ。スポーツと芸術の真の融合の完成形に近いものが見えた気さえした。
恐ろしい。なんという恐ろしい選手なのだ、この羽生結弦という人は。
しかもその日の夜のフジテレビのスポーツ番組で本人が語っていたが(確か…記者会見とかかもしれない、ちょっと記憶が曖昧ですすみません)、この構成変更はいわゆるアドリブで行われたもののようである。ジャンプにミスがあった場合どのようにそれをカバーするかという練習を選手は積んできているはずであり、てっきりそれによる計画的な変更かと思っていたが、その場その場で考えながら跳んでいたらしい。ぶっつけ本番もいいところである。あれだけコントロールされた驚異的な完成度の演技を行いながらもそれができる。結局羽生君は優勝を逃すのだが、彼がこの大会で何をしたのかが理解できる人であるならば、やはり男子フィギュアスケートの現在の第一人者はこの選手である、ということを嫌と言うほど感じ取ったのではないだろうか。試合に負けて勝負に勝つ、とはこういうことを言うのだと心底思った。もちろんスポーツである限り順位は非常に大切で、ひとつでも順位を上げるため選手は皆努力していることも承知していますが、順位を軽視しているわけではまったくないし勝者を称えていないわけでもまったくもってないのですが、それでも敢えてそう言わせていただきたい。ただただ恐れ入った。
さらに2回転になってしまったサルコウのあとに跳んだループ、あれは4回転サルコウを跳ぼうとして入れたものだったのか。結局中止してしまったようだが、練習ではできてるからやろうと思った、的な発言に、思わずテレビに向かって「はあ?」と言ってしまった(笑)。練習で出来てたとしても試合にぶっつけで入れてくるようなジャンプじゃねえええ!意味が!意味がわからない!ものすごくいい意味で意味がわからない!

あの羽生君の驚異的な演技の直後にも関わらず、あれだけの滑りを見せたネイサンも本当に凄い。もし滑走順が逆だったなら、4回転の数を減らしていたかもしれないし、そうであったならあの阿修羅には勝てなかった。素晴らしい決断と度胸だ。すべてがクリーンではなくても4回転を5本…。一体何を食べたらそんなことができるのか←混乱
トリプルアクセルを頑張ったことも大きかっただろう。やはり男子の競技で最も大切なジャンプはトリプルアクセルなのだな、と改めて思った。今後は4回転に取って代わられるのかもしれないが。
2回転のトゥループが3回入っていたので、ザヤックでは?と思ったのだが、そうだった、今シーズンからルールが変わったの忘れてた。以前のようにコンビネーションジャンプが丸ごと0点になる厳しいルールではなくなっていたんだ。そのままだったら完全に順位が入れ替わってたはず。長年あのルールによってメダルの色とかそういったものが変わるのを見てきただけに、この変更は大きかったな、と思った。
彼はまだ17歳。1年後にはどんな選手になっているのか想像もつかない。実に楽しみである。ただ、まだ17歳。成長期なのではないのだろうか。そんな時期にこれだけ身体に負担の強そうなジャンプを大量に跳んでいて大丈夫なのか、という心配が尽きない。どうか怪我にだけは気を付けて欲しい。何となく、今後は試合に入れられる4回転の数に制限がかかりそうな気がしないでもない。すっかり大人の体型になっていればともかく、ピークの年齢が比較的若いフィギュアスケートの選手が、成長期に強い負荷を身体にかけすぎることで、将来的な健康を損なうことがあってはならないのではないかと思う。現役を引退してからの方が人生は長いのだ。いや、人間はそんなにヤワじゃない、という結果になるのかもしれないけど。医療も進歩してるわけだし。
それにしても、「ネイサン事件です」って、若い人元ネタ知ってんのか?(笑)

しかし羽生君は四大陸のタイトルに縁がないな。ヤグディンが何故か国内大会のタイトルだけは持っていなかったことを思い出してしまう。やはりオリンピックと同じ会場ということで、縁起を担ぐためにも勝ちたかったんだろうな、という緊張感が演技から伝わってくる気がしたけど、君ソチと同じ会場だったグランプリファイナルでも優勝してないやん。気にしなくても大丈夫じゃない?とショート終わった時点で思ってた。でも本人にしてみれば2位でもいいなんて有り得ないんだよね。すみません、適当なこと言って。
いやしかし、待機中の羽生君は面白過ぎた。金くれ!ってあんた(笑)。めちゃくちゃ抜かれてますけどその本音(笑)。何で勝てない!ってのもさ(笑)。いやでもそれは見てる方も思った。300点超えも納得のあの演技で優勝できないってどういうこと?これ何の競技?(←3回目)もう競技名フィギュアスケート男子シングルじゃなくてガンダムとかに変えた方が良くない?←混乱

もうさー、これ無理。オリンピック家で見るとかマジで無理。会場だったら1位だろうが100位だろうがすべて納得して見られそうだし会場にいるということで肝も座りそうだが、家でひとりで緊張感に耐えながら見るなんて発狂する!無理!
てなわけでオリンピック絶対行きたいとか今更思っているのだが(チャンスがあれば行きたいと毎回思ってはいるのだが)食べるものにも困窮する貧民が絶対行きたいと念じたところでどうにかなるものじゃないだろうと全方面からツッコミが入ること請け合い(笑)。しかも実は1度も海外に行ったことがないのに(笑)。いつでも旅立てるようにパスポートは取得してるんですけどね、いつでもっていつだよ、ってツッコミが入ったまま人生が終わりそうな気も(泣笑)

「上目遣いでお願いポーズをする羽生結弦」という、あれを見て自分の方がかわいいとか言ってる女いたら心底哀れに思うわ、というレベルの衝撃的な何かを見掛けたのですがあれは現実だったのでしょうか。とりあえず熱過ぎて意味がわからないほどだった今年の四大陸選手権は終了。次は世界選手権!ヘルシンキ!家でひとりで見るとか無理なんだけど、と今から怖いのですが、たぶん緊張で吐きそうになりながらひとりで見るんだと思います(泣)

四大陸選手権2017雑感②

というわけで男子です。やっぱり視聴後すぐ書かないとどんどん忘れていってしまうので、今後はとっとと執筆に取りかかろうと誓うものの永久に同じ事を繰り返しそうなクズ(汗)。昔は夏休みの宿題を7月中に全部やっちゃうような子だったのにね(笑)←今はもう絶対そんなのありえない
やれやれ、体調不良を何とかしなければ。生活の質が下がりまくっておるよ←はよ気付かんかい

まずはショートプログラム。女子に続いて第3グループから生中継です。やっぱり生放送は最高だな。吐きそうなくらい緊張するけど。でも文字だけでもリアルタイムで情報追うと吐きそうだしたぶんそれは詳細がわかるようでわからないことに起因するので、映像があった方が逆に肝が座る(笑)。
第3グループの前にハンヤンだけ放送があったのですが、ハンヤンは録画だよねたぶん。もしかしてハンヤンも生放送だったのだろうか。彼の滑りは本当に達者。トリプルアクセルの幅はいつ見ても惚れ惚れする。いきなり素晴らしい演技から始まる四大陸の放送、今回は実質世界選手権と言ってもいいような大会だけに期待も高まろうというもの。

第3グループは田中刑事君から。最初のジャンプ以外は悪くなかったと思うし、後半になるにつれて気迫のようなものがどんどん演技から溢れてきて見応えはあったけど、どこか噛み合ってなかったかもしれない(泣)。フリー頑張れ。
ナム君。彼らしい明るい演技。もうナム君なんて呼んでいいのか躊躇うくらい大きくなって…。ノーミスのいい演技に見えたけど、得点が随分低い…。回転不足だったのかな。あれだけ身長が伸びれば、ジャンプのバランスを取り戻すのに何年もかかるのかもしれないな…
マルティネス君。…えっ、あの、マルティネス君?(汗)このごつい人(すみません)マルティネス君なの?(汗)あの繊細そうな線の少年は一体どこへ(汗)。だって彼の演技見たの久しぶりだもん、そりゃびっくりする程成長しててもおかしくないわな…。
すっごく面白いプログラムでした。これいい、また見たい。体格もがっしりしてきたけどプログラムもがっしり。男子の滑りって感じで好きだな。でも柔らかいスピンなんかも健在で嬉しい。

ネイサン。いやー、素晴らしかった。シーズンの初めにはまだまだ粗削りな印象があったのに、しっかりシニアの滑りになってきてる。バレエもやっていると聞いて超納得。詳しくは知らないけどこの「海賊」ってバレエのプログラムなんだっけ?そりゃ違和感ないわ。それだけじゃなく、彼は音楽の受け止め方みたいなものがすごく自然だなと思ってたんだけど、バレエやってることとも関係あるのかな。一体今後どんな選手に成長していくのだろう。楽しみ。
ホクスタイン。NHK杯では心配したけど、今回はベテランらしい実直で美しい滑りを見せてもらえて嬉しかったです。うーん、生で見てみたい。
あれ、第3グループ5人しか出てなかった?そういやテン君棄権したとか何とか聞いたっけ、そういう関係かしら…

そして緊張の第4グループ。って言うか世界選手権ですよねこのメンツ…。しかしかってないほどの紫率だな、6分間練習(笑)
ジェイソン。なんか彼のプログラムって普通の人の2倍くらい要素が詰まってる気がする、って言うかスピンのスピードが素晴らしすぎてたぶんそんな気がする。まだまだ本調子ではないのかもしれないけど、彼の世界を久々に堪能。
そして我らのルマンド様・羽生君。ものすっごく美しくループが決まった!と思ったらサルコウがああ!サルコウがあああああ…。でも得点的には失敗なんだけど実に美しい失敗ジャンプだったと思う。アクセルはもう3点でも足りないんじゃないかと思った。サルコウの失敗が響いたのかもしかして体調でも悪かったのか(肌荒れみたいなの見えたし)、何となく乗り切れてない気がしたしスピードもあまりないように見えたし、ステップでもレベルが取れてなかったんだっけ。それでもサルコウ以外は完璧に思えてしまうような演技だった。つまり全体的な完成度が高い。そりゃ4回転がひとつ抜けようがこの点も出るだろう。ということは、もし完璧に滑ってしまった場合は一体何点を叩き出したのか…。彼はもう年齢的に若手ではないはずだけど、それでもまだまだ限界が見えないあたりが本当に恐ろしい。目が笑ってらっしゃらなくて恐ろしい(笑)。いやはやこれはフリーが楽しみ。目が笑ってない時の羽生君ってだいたい物凄いことになる気がするから(笑)。

羽生君の後に滑るの大変だろうなとちょっと心配してたけど、そんなの全然無用だった。昌磨君も素晴らしい!これは100点超えるな、と演技見ながら思ってたら案の定。昌磨君も限界がまったく見えないという点で非常に恐ろしい。日本から二人も怪物が現れてしまった感。でも演技後のホッとしたような表情はごく普通の少年のそれで、ああ良かった人間だった、と安心してしまうのだった。すみません、馬鹿にしてるように思えるかもしれませんがすっごいすっごい褒めてます…。
パトリック。ああ、ジャンプが…。でもパトリックの滑りはもう書くまでもなく絶品である。あっという間にプログラムが終わっちゃう。ステップで溜め息が出てしまった。物凄いフリーを滑って大逆転優勝したの昨年の大会だったっけ?さすがにこの点差では厳しいかもしれないがフリーにも期待。ってか普通にパトリックの点でも凄いんですけど!上位どうなってんの?これ何の競技?(汗)

ミーシャ。いやー、美しかった。本気のミーシャってこんなに美しいのか…。4回転がなければ勝てない状況になっているとは言え、やはり4回転がプログラムに入っていなかったとしても男子の滑りはそれぞれに個性があって面白い。ミーシャのこの出来なら普通は放送されるはずだけど、録画放送の場合は時間的にカットされがちな位置でもあったと思う。生放送はそういう上位に入らなかった選手も放送されるので、上位の選手がいかに技術が高く難易度の高いプログラムを滑っているかが比較してよく分かるし、上位でなかったとしてもみんなそれぞれに工夫を凝らして個性を活かしてプログラムを作って競技に臨んでいるのだな、ということが伝わってますますフィギュアスケートを見るのが面白くなるので、本音を言うともっとやって欲しい。うん、難しいのはわかってますけど。でも今回みたいにラスト2グループだけでも。是非。
最後を締め括るのはボーヤン。相変わらず気持ちいいほど跳んでくる4回転ですが、成長期に入ってしまったのか、成功率というか出来が…。でもボーヤンの魅力はよく伝わってきた。いかにも、ではあるけれど、楽しいプログラムだと思います。ボーヤンかわいいよな。かわいい浮世絵みたいだ…←意味不明

終わってみれば「97点出してるのに3位とか意味わからない」「これは世界選手権ではないとか意味わからない」とか何とかひたすら「意味わからない」と呟き続ける恐ろしい大会だった。ってまだフリーあるから(笑)。ああ、まさかフリーがもっと恐ろしいことになるなんて。てなわけで長くなりすぎたので以下次号!

四大陸選手権2017雑感①

諸事情により全日本の記事が書けておりません(泣)が、とりあえず四大陸から先に感想を述べようと思います。決して全日本のことが書きたくないわけじゃなく、むしろしっかり書きたいので保留してます。いい加減保留し過ぎですけどね(汗)。そして保留し過ぎて詳細完全に忘れてるし(泣)。書けるのか?(汗)

てなわけで四大陸選手権。まずは女子から。相変わらず地上波放送のみの視聴です。よってアイスダンスやペアは一瞬たりとも見られてません(泣)。エキシビションですら放送なかったですね、今回…。またオリンピックで団体戦あるんだよね?シングルが強いだけじゃ決して勝てないのにこの扱いで本当にいいのだろうか…。すべてを放送するのはそりゃ無理かもしれないけれども。

ショートプログラム。生中継に入る前に三原さんだけ録画で流れましたが、溌剌として非常にいい演技でしたね。ショートプログラムはノーミスが必須と言われてるけど、女子は特にそのような気がするなあ。
第3グループからは生放送。素晴らしい。昨年末放送の全日本から画面に登場した技術点の速報も面白い。あんまりそっちに目が行かないですけど。特にいい演技だった場合はスケーターに集中しててまったく見ないので、自分にはあまり意味はないかも(汗)。録画しても見返すことはないので、その時その時の放送に集中したいです。とか言いつつしょっちゅう疲れて寝ちゃうんだけどね(泣)。

樋口さん。どうしたのかな、何か噛み合ってない気がした…。いつもの彼女じゃなかったように思う。
ベル。エデンの東は作品も音楽も素晴らしいなと思うけど(原作しか読んだことないですけど)やはりアメリカの人が滑ると格別なものがあるししっくりくるんだな、としみじみと。あまり知らない選手だったけど、好きなタイプの滑りかも。良かったです。
ダビン。韓国の人って感じのメイクだなー。華やかですね。とてもいい演技でした。地元でこれだけ滑れたら嬉しかっただろうなあ。
ナヒョン。滑り始めから顔をしかめていて、心配しながら見てましたが…。地元だからどうしても出たかったのでしょうけど、無理させないであげて…とはらはらしてしまいました。無事滑り終えて良かったです。体調が悪かったとのことでしたが、その後大丈夫だったんでしょうか?
ジジュン。いい演技でしたねー。相変わらず可愛いけど、もう二十歳なのか、そうか…。月日が流れるのは実に早いな←遠い目
シャルトラン。チャートランドなの?相変わらず外国の人の名前の表記は難しい。すごい面白いプログラムだった。得点は振るわなかったけど好きだなこれ。

第4グループ。もちろん生放送。素晴らしい。
本郷さん。ジャンプは残念だったけど、気迫があって演技としては良かったと思う、特に後半。魅せたい、って気持ちが伝わってきた。
チェン。全米選手権の結果をまったくチェックしていなかったのだが、ゴールドもワグナーも出てないと思ったらそういうことだったのか。ゴールドは今シーズン不調だったししょうがないかなと思うけど、ワグナーを見られないのは残念。でもあの辺の強豪に勝ってきたとは期待できる選手ですね。ちょっと今回は振るわなかったけど。

…この辺りから記憶がありません。体調不良のため疲れやすく、家では横になってばかりいるのですが、ここで疲れがピークに達して寝てしまったようです…。ここからが本番じゃないかあああああ!私の馬鹿!ホントに馬鹿!せっかくの生放送だったのに!(泣)

1日おいてフリー。生中継しようと思えば出来た競技時間だったように思うけど、残念ながら録画放送でした…。
氷の状態が良くなかったのですかね、転倒が非常に多く、キスクラで泣いていたり無表情になっている選手が多くて見ていて辛かったです…。ジジュン泣かないで(泣)。樋口さんも、今日も噛み合ってないと思ったら怪我だったのか…。体の成長期に入ったのでしょうか、辛い時期だと思うけど頑張って欲しい。
本郷さんは激しい転倒があって心配したけど、やはり魅せたいという気持ちが強く伝わる演技で、決して悪くなかったように感じました。急な出場で大変だったろうに、よく頑張ったなと思います。

また少しうつらうつらしてしまってすべてをはっきりとは覚えてないんだけど(泣)、ノーミスだったのは未来ちゃんと三原さんくらいだったのかな。表彰台は順当な結果ですかね。でもこの結果を予想していた人はどれくらいいたのだろう…。本命不在とは言え、順当ならオズモンドかなと思ってただけにびっくりでした。三原さん、失う者のない若手の勢いそのもの、という感じだったけど、この勢いを失わず明るく駆け上がっていって欲しいです。素晴らしかったです。フジが久々に寒いポエムを爆発させていたので色々心配ですけど…。フジ好きだよね、シンデレラとか病気からの復活とか…。そしてフジに目をつけられるとろくなことにならない印象があるので結構本気で心配してます(泣)。しかしイチオシの選手が優勝したのにその瞬間を生放送できなかったフジって…。やろうと思えば出来た時間なだけに色々色々…。テレビ局にも事情があるのはわかるんですけどね。スケート専門チャンネルじゃないわけですし…。でも先に結果を知ってるとやはり驚きやら色々半減してしまいますからね。文字で結果を追ってる時がいちばんドキドキするというのも悲しいものが。

男子については明日以降に。物凄い試合だったので、2回くらいに分けないと長くなり過ぎそうな気がするなあ…←好きにしろ

桜が吹雪く空は青春の残像

今週のお題「卒業」

そうか、もうそういうシーズンですね。尾崎豊のあの名曲が頭の中をぐるぐる駆け巡る季節ですね(笑)。あの曲は凄いよな。全然ファンじゃない人間でも素直に凄いと思う。人生の節目節目で胸に突き刺さってくる。まさに歌という形であったからこそ抉り出せた、生きるということの真実がそこにありますね。

しかし尾崎豊の歌の方が先に思い浮かぶくらい、自分の参加した卒業式の類は印象がない。マジでろくすっぽ覚えてない。基本、どうでも良かったのかもしれない。卒業したくない程楽しかった場所ってあったかしら?と思い返してみても、ひとつとしてそんなものなかったわけで。自分にとって学校とは、いじめに遭ったり思いっ切り躓いたりひたすら周囲から浮いていただけの、今となっては感傷的な記憶すら湧いてこない、そんな冷たい空間でした。
でも中学だけは、少し卒業が寂しかった思い出がありますね。自分の友達には、中学の頃からの付き合い、という人がいちばん多いのです。他愛もないことを、バス停のベンチに座ってずーっと喋ってた。時間も余裕も、ふんだんにこの手にあったあの頃。自分ひとりだけ、まだあの頃に取り残されているような錯覚に時々陥る。でもいい、大人になれない人間の居場所は、思い出の中にしかないのだから。
そう言えば、卒業して数年経ってから、懐かしくて中学に遊びに行ったことがあるんですよ、仲の良かった友達と。知っている先生がまだ何人も残ってたけど、「(わざわざ遊びに来たことに対して)あんたら暇なんだね」と呆れたり、「(選んだ進路に対して)たいしたことない」と思いっ切り馬鹿にしてみせたり、それはそれは酷い態度で、友達とふたり、訪れたことを後悔した苦い記憶があります。それっきり中学に足が向くことはなかったし、もう二度と行かないと思う。ある意味甘ったるい思い出との決別という、本当の「卒業」だったかもしれない。学校の先生なんてろくなもんじゃないな、と思わされる出来事には何度も遭遇してきたけど、これもそのひとつ。すみません、いじめに遭ったりしてたので基本的に学校に良い印象がないのです。いい先生もたくさんいたけどね。熱い情熱を持ってその職業を選んだ人も多いだろうに、「先生」と呼ばれて人を支配し管理する自分を当たり前だと思っていくうちに、腐ったミカンだかリンゴだか忘れたけど、つまりはそうなってしまうものなのかも、と思ったりします。それは学校の先生に限った話じゃないですけど。腐ってでもそこにしがみつこうとする時点で、もう終わってるよな。腐った方がいいのかもしれないけど、私は嫌だ。腐るくらいなら出ていく。どんなに苦労したとしても、後ろ指を差されても、腐ってるよりはマシ。腐ってでも生きていくくらいなら、新鮮なまま死んだ方がいい。はいはい中二病です(笑)。

でも腐った場所にいても腐らなかった人も当然いるわけで、そんな人のおかげで暗黒としか呼べなかった小学校が、卒業する頃には楽しくなってたわけで、世の中というものは絶望するばかりの場所ではないと10代の始めにして知ったあの経験がなければ、今も自分はこうやってこの世に在ったかどうか、本気で疑わしいなと思う今日この頃。けれど天秤にかければ圧倒的に暗黒の思い出の方が重たいわけで、私は小学校の卒業式では泣かなかった。だいたいどの卒業式でも泣いてなかったけど(忘れてるだけで号泣してたらすみません…)、あの時だけは泣くまいと決めてた気がする。あの暗黒時代を感動の涙で締め括る程私はお人好しじゃなかった。
しかも、保護者の送辞(だったと思うけど詳細忘れた)の原文を考える係に何故かうちの親が当たってたんだけど、締切になってもまとまる気配がなく、結局私が考えた記憶がある(笑)。もちろん全部じゃないとは思うし最終的には大人がきちんと清書したはずだけど、「原案:自分」くらいの勢いではあったような(笑)。たぶん人生でいちばん頭が冴えていた頃なので、さぞいいアイデアを出してたんじゃないかと思うけど、まったく覚えておりません(笑)。いやー、冷めた子供だったよなあ。今の自分の方がよっぽど子供です(笑)。

そんなわけで、冒頭の尾崎豊に戻る。卒業とは確かに節目ではありますが、それからも人生は続くのであり、むしろそれからの人生の方がずっと長いのです。いちいち感動している暇はないのです。母親が尾崎のようなタイプが大嫌いで散々悪口を聞かされて育ったため(知り合いでもないのにね…。母はそうやっていつも誰かをこき下ろしていた)、子供の頃は聞くこともなかったけれど、あの頃の私が彼の歌をじっくり聞いていたら、それこそ強烈な信者にでもなっていたかもしれないな(笑)。一応自我が確立して一歩退いた形で聞ける年齢になってからあの歌を味わったけど、それで良かったのかもしれません。
おかしいな、尾崎豊の話をするつもりは一切なかったんだけど(笑)。それほどあの曲の印象が強いということで。有名な曲を数曲しか知らないけど、今でも人気が高いのはわかる気がします。卒業を歌った曲、これ以外にもいい曲いっぱいあるよな。斉藤由貴のあの歌とか。でもどこか冷めた曲ばかり思い出すのは、きっと気のせいじゃないんだろうな…。