うさぎパイナップル

フィギュアスケート旅日記とテレビ観戦記とその他色々色々・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

全日本選手権2017雑感⑦

この時がやって来てしまいました。ついに男子フリーの後半グループです。あと12人で、四年に一度しかないその場所へ向かうメンバーが決まるのです。できるだけ無の境地でいますが緊張で目が虚ろです。自宅観戦なのに競技中は完全に飲まず食わずの4日間でした。食費が浮いていいってことで←ダメポジティブシンキング

番組冒頭はまだ整氷時間なので煽りとかバックヤードとかCM。ここで休憩しとかないと視聴者も後半で息出来なくなるからな…。てか煽りに佐藤君おらんのんですけどおおおおお(泣)。最終グループなのに(泣)。

第3グループで滑る選手たちの挨拶が始まる。挨拶もきっちり映してくれるようになった、ありがたい。
須本君だけ恒例?のキャラセレクト風紹介映像あり。ほかの子もいつかセレクトできるようにしてやってくれな…。四年前の昌磨君と須本君を比較する目的だったのだろうが、四年前の全日本の映像が突然流れた。普通の視聴者は混乱したかも。


13:鈴木潤
ニューシネマパラダイス。個人的には男子の鉄板曲。これは曲がかぶってもあんまり気にならないな、不思議と。
最初のトリプルアクセルふたつ、ものすごく綺麗。とてもいい出だしで始まったのだが、後半に少し疲れてしまったか。でも最後まで諦めず立て直してくる。コレオのイーグルにはすごく想いがこもっていた。いい選手ですね。


14:日野龍樹
エキゾチックな容姿にあまり感情の見えない彼の演技には非常に適した選曲。ショートプログラムの悔しさを晴らすかのような、素晴らしい、素晴らしいノーミス演技…!!泣いてもいいよ、よく頑張った。本当に本当によく頑張った…。家庭内スタオベだよ…。


15:川原星
後半のジャンプはダブルが多かったし、点は伸びないかもしれないが、全体的な滑りの質が高くて安心して見ていられる。コレオがとても素敵だった。ひらひらとした衣装の袖もすごく雰囲気出してた。これが最後の全日本と明言されたそうで、とても残念だけれども、長い間楽しませてくれて本当にありがとう。


16:三宅星南
ああ、冒頭のアクセルがシングルに。でもコンビネーションではしっかりトリプルアクセルが跳べた。着氷が流れず止まってしまうようなジャンプが後半見られたので疲れたのかもしれないが、最後まで滑り切った。可能性を感じる選手ですね。


17:須本光希
レ・ミゼラブル2連発。滑りやすいんだろうかこの曲。個人的にはフィギュアスケートを見てるだけで映画もミュージカルも何ひとつ見てないのにもう一生分くらい聞いた気がするわ…。
ノーミス!素晴らしい!しかもミスがないだけじゃなくて物語を描ききる力もある。これは世界ジュニアも楽しみ。頑張ってね。


18:山本草
怪我が治りきっていないのだろう、ジャンプの難易度は下げてるが、本当はこのレベルの選手じゃないというのが見て取れる。まるで拘束具がついてるみたい。演技が終わる前から泣いている観客の姿が見える。滑りたい、滑れるんだ、その純粋な気持ちがここまで人を動かせる。きっとみんないつまででも待っててくれるから。どうか焦らず、怪我と語り合いながら、戻ってきてください。


そして最終グループ。きょとんとした表情の昌磨君の挨拶にちょっと和んだけどでも緊張は最高潮です。しかも何だよこの滑走順。見てる方死ぬわこんなん!


19:友野一希
冒頭の4回転サルコウのコンビネーション素晴らしい出来!が、ふたつめのサルコウがダブルになってしまった。あとはノーミスに見えたけど、いくつかレビューついてたように見えたのでどうかなと思ってたら、やはり高い点は出なかった。本人も悔しそう…。でも、観客を巻き込んで自分の世界を描き出す力はものすごく持ってる。いい選手になれると思う。今日の悔しさはきっと彼を強くするだろう。頑張れ。


20:村上大介
彼も降りた、4回転サルコウ!けど彼もまたふたつめのサルコウが抜けてしまう。ジャンプのステップアウトもあった。それ以外は静かな情熱が演技に流れていたが、全体的に少しパワーが弱かったかもしれない。NHK杯を肺炎で棄権した時は心配したけれど、きっちり全日本に合わせてきてこの演技を見せてくれた。それだけでも嬉しいよ。


21:佐藤洸彬
4回転トゥループは2本とも成功しなかったが、でも挑んできた。トリプルアクセルも跳べた。転倒もあったが、スピンはすごく音を表現してるしステップもいい。全部レベル4!壊滅的だったNHK杯のフリーよりずっとずっと良かった。しょうがないとは言えフジからはスルー扱いだったけど(泣)、そうだ、諦めず食らいつくんだ!少なくとも会場の客は味方につけたぞ!これからも楽しみにしてるよ!


22:無良崇人
4回転トゥループは手をついたように見えたが大丈夫だったようでホッ。トリプルアクセルの高さ。惚れ惚れする。無良君のアクセルはいつも素晴らしかった。最後のルッツだけ乱れたけど、ものすごく気持ちの詰まったいい演技だった。間違いなく今までで最高の無良君だった。忘れないよ、この演技。キスクラでの親子の姿に涙が止まらなかった。どうして枠は3つしかないんだろう…。


23:田中刑事
4回転サルコウ、美しく決まった!しかし同じく4回転サルコウのコンビネーションのセカンドが入らない。もう無理かと思ったが、トリプルアクセルも綺麗に降りたし、何より後半に跳んだ4回転トゥループを素晴らしい完成度で決めた!これが本当に大きかったと思う。だがトリプルアクセルのコンビネーションでまたしてもセカンドジャンプが跳べなかった。これはどうなる…。
TESカウンターに目をやる。無良君とほとんど変わらない技術点。確かルッツにレビューがついてたりしたのでこれからさらに下がるかもしれない。PCSとショートの点差を考えたら刑事君だが…。
息が止まりそうなくらい緊張しながら得点を待つ。ああ、いい点が出た!この演技の内容ならおそらく刑事君に決まるだろう。ホッとしたけれど、でも無良君も素晴らしかった。どちらもオリンピックに行かせてあげたい。そう、誰が選ばれても嬉しいし誰が選ばれなくてもつらいんだ…。


24:宇野昌磨
冒頭の4回転ループが危なげなく決まる。トリプルアクセルのGOEは満点?素晴らしい。しかし後半の4回転フリップは転倒。次のトゥループも単独。最後の3つのジャンプをコンビネーションにしないといけなくなったが、どうするのか、と解説も。
ダブルアクセルと4回転トゥループのコンビネーションはセカンドがダブルに。世界初の挑戦だと煽っていたが、この代表選考の舞台でそれは二の次だろうと突っ込みたいのをこらえる。昌磨君はほぼ決定だしな、見所を別に置こうと言うのか。
ジャンプは乱れたが、もはや当然のような余裕の優勝である。今年は泣かなかったね、追われる立場にも慣れてきたかな。しかし、何となく寂しそうに見える。やはり羽生君がいないとモチベーション上がらないのか。敵がいない状態になってしまうもんな。きっとオリンピックでは一緒に戦えるよ…。


選手たちのインタビューが流れる。友野君悔しそう…。ダイスの笑顔が切ない。
表彰式に向かう男子3人が笑顔でホッとする。そう言えば去年と同じメンツですな。皆が全力を尽くした素晴らしい大会でした。男子も女子も、人生を賭けた本気の勝負の面白さを存分に味わわせてもらいました。これだけ楽しめたのは生放送だったことも大きな要因だったと思います。出来れば今後もこの方針を貫いていただけたらとてもとても嬉しいです。

あとはもう、心を無にして待つしかない。代表発表は約1時間後…。

明日へ続く。