うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

もの足りないと言えるうちに

今週のお題「運動不足」


常に運動不足です。何故なら運動が嫌いだから。ごく小さな頃からとにかくインドアでした。

体力テストの結果には「あなたの体格ならもっとやれるはずです」的なアドバイスが躍っていましたが、体格からはやる気まで判断できなかったのでしょう。やる気もなければ運動神経も壊滅的。運動が面白いはずもありません。それでもって別に体格がいいわけでもなかったです。身長も平均より低いし、痩せてはいないが痩せなさいと医者から言われるほど太ってもいなかった。つまり普通。

体育がとにかく嫌いで、歯科矯正のために通院する時間をどうにか体育の時間にあてられないかと画策するほどでした。基本的な走ることや準備運動からもう嫌いでしたね。小学生の頃なんて、グラウンドを裸足で走らされるわけですよ。裸足だからグラウンドの小石が痛いの。だから皆で小石を拾うための時間が設けられているという。今考えると超絶無駄な時間。靴履けばよくない?

特に嫌いだったのが球技。投げても飛ばないし、他人の投げた球はよけられない。バレーボールは手首が真っ赤になって痛いだけだし、テニスは4回しかラリーが続かなかった。ドッジボールの時間にボールが当たらないように逃げ回ってたら「男子の後ろに隠れててずるい」とか学級会で吊るし上げ食らったりね。当たらないようにするゲームやないんかい!!!野球やサッカーを見るのは好きだけど、自分でやるのは何ひとつ楽しくない…。

それからマット運動とか逆上がりとか跳び箱とか、体操的なもの。この手の運動って純粋に運動神経が関係するのですかね、まったくもってダメでした。逆上がりは生涯に一度もできたことがないし、二重跳びも同じく一度もないし、跳び箱が跳べなさ過ぎて担任がキレたし、組体操は組む相手がいなくて端っこでポーズ取ってました(笑)。

唯一楽しかったのは、エアロビクスや創作ダンス。運動神経もセンスもないのではたから見れば酷いものだったでしょうけど、私自身は楽しかったです。たぶん音楽が好きだから、それに合わせて体を動かすことにも抵抗がなかったんだと思います。今でも「歌ったり踊ったりしながら働きたい」とかほざいてますしね(笑)。歌手やダンサーになりたいという意味ではなくて、何か作業しながら歌ったり踊ったりしてても怒られない会社で働きたいという意味です(笑)←ねえよそんな会社←もしあったら切実に雇ってください、ネタには事欠かないと思います←いらん

それから、走ること自体は嫌いで苦痛でしたけど、校内のマラソン大会に向けてずっと体育がマラソンだった時に、タイムが随分上がったからと、私の成績とは思えないくらい評価してくれたことがあったんですよ、体育の先生が。あれ嬉しかったですねえ。ひとりでこつこつと進めればよく、一応明確なゴールが設定されている競技なら頑張れるのかもしれない。これ、仕事や人生も一緒かも。私は基本的に一人で集中できて、飽きたら歌ったり踊ったりしても怒られない仕事や生活を選べばいいのか。「うちなら仕事あるよ」っておっしゃるお優しい社長はおりませんかの←やかまし
んでも、マラソン大会本番になるとめちゃくちゃ下位だったりするんですけどね。みんな本番だけ本気出すからね(笑)。


大人になってからはすっかり運動する機会などなく、体育から解放されて心底幸福ですらありました。こうなるとまったく動かずにいくらでも太りそうなものですが、何故か運動量は増えた気がするのです。体育やら通学やらで最低限動いていたはずなのに全然痩せなかった体重が、社会人になってから、一時はBMI19切るくらいまで落ちてました。ずーっと標準か標準よりちょっと多い、くらいのボリュームだったのに。もう一生小太りのまま人生を終えるんだと思ってたのに。健康的にはたぶん問題はないのですが見た目がな。すぐからかってくる人が大勢いて地味に傷ついてたしな。「あなたのその体型には生物として何の魅力も感じませんが」とか言い返してやればよかったのかしら。ね。

普段がとにかく動かないので、通勤や仕事でちょこちょこと動くだけでも結構運動になってたんじゃなかろうか。椅子にじっと座っていては仕事にならないタイプの仕事をしていた頃は特にそうだったんじゃないでしょうか。おまけに激務で朝は早く帰りは遅く、それなのに給料が安くてまともに食べられずバスに乗るお金すら節約しなければならなくてひたすら歩き、と来ればまあ、痩せていきますよね。3年で12kg痩せましたよ…。
同じように貧乏で食べられなくても、椅子に座ってる時間が多めの仕事だとそんなに痩せなかったので、立ち仕事が多いとそれだけで運動になるんだな、と実感してます。

近年は貧血が酷く、少し歩いただけで心臓が跳ね上がるように苦しくなり、とても長時間歩けないし運動どころじゃありません。運動不足を嘆けるのも健康だからなのですよね。階段を駆け上がったり立ちっぱなしだったり体力的にはきつくても、仕事が楽しければどうにかなって、おまけに意図せず運動にもなるっぽいと身をもって体験したからこそ、とにもかくにも健康を取り戻したい、と願ってしまうのです。諭吉大募集…。貧血の注射に行かせてくれ、とほほ。




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