うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

願うだけでは叶わないけど願わなければ叶わない

月曜日から3日で、この底辺のブログが1ヶ月かけてようやく達成する(※微々たる数字です)アクセス数にいきなり達していて、一体全体どうしたことかと思ったんですが、これきっとあれですね。
羽生君のファンタジー・オン・アイスへの出演が発表されたからですね!

幕張は完売のようだし神戸もたぶん激戦だけど、新潟はまだ随分チケット残ってるんだな、と思ってたら、羽生君の出演が発表された途端飛ぶように売れていらっしゃる…。でも朱鷺メッセは座席の傾斜が緩く、リンクが見えづらいとして悪評高い会場だったりするのである。少しでもいい席で見たい方が一生懸命調べておられるのだろう。うんうん、気持ちめっちゃわかります。アイスショーのチケットはバカ高いから、見えづらい席だと本気で辛いですもんね(泣)。たいした情報のないブログですみませんでした…。

過去3度(だよね?)新潟で開催されたファンタジー・オン・アイス、すべて見に行っておりますが、端の方は絶望するほど見えづらかったです。一緒に見に行った友達は「主催に長い長いメールを送る」と般若の形相になりそうなのを圧し殺して呟いておりました。ホントに送ったかどうかはわかりません(汗)
真ん中の方の座席だと、そこまでストレスはなかったように思います。前の方なら特に不満もなかったかな。ただ、私の場合は初めて見た朱鷺メッセでの公演が本当に端で、その時が基準になっているため、少々見づらくても「あの時よりはマシ」と思ってしまうからかもしれません(汗)。前の方でもやっぱり人の頭が結構邪魔だった記憶もあるので…。悪評は主催にもおそらく伝わっているだろうとは思うので、今年は改善されているといいですね。

でも正直、どこの会場でも端は見づらいです。目の前にリンクが無いなんてこともざらだし、リンクどころかいちばんよく見えたのはステージの横の配電盤みたいなやつ、ということもありました(泣)。安い席(と言っても諭吉さん単位だったりするのがアイスショーなのだが…)なら諦めがついても、SS席などかなりの金額を出したのに演技が見えづらい状態は本気で悔し涙が出ます(泣)。やはりどれだけの傾斜があるかは重要なようで、スタンド席ならきっちり段差がついていても、パイプ椅子に座るタイプの座席の場合、あまり段差がないことがあり、前の方の席でも端過ぎて、トラウマになるほど全然見えなかった、ということもあります(泣)。たぶんパイプ椅子だったと思うんだけどねあそこ…。ちょっと記憶が曖昧なのでどこの会場か明言は避けます。端の席ならではの楽しみ方もあるんですけど、見えないのはやっぱりそれ以上につらいかな。私はね。

そんなわけで、好みの問題もありますが、個人的にはかなり後ろの方でも中央で見たいので、1回はそういう席を狙って買ってました。ソチ以前は一般発売後も普通に購入できたので、座席の選べるプレイガイドに出向いてしっかり選んで買ったりしてたんですよ。前の方の席はたいてい買えなかったですけどね。あと、当日券が買えることも多かったですし。しかもびっくりするほどいい席が買えた、という話も当日券ではよく聞きますし。私もかなりいい席が購入できて驚いたことがあります。今はもうそんな買い方はできないかな…。先行の段階でお金の都合がつかないことも多い私にはつらい時代になりました(泣)。時間は作るし体力がヤバくても根性を出すが、経済問題と他人の心だけは努力や根性でどうにかなるものではないのだった…。つらいです(泣)。何故って今年は過去最高にどうにもならないからです(泣)。私これしか楽しみないのに…。

たとえどんなに後ろでも端でも、その日、その時、その場所にいる、ということの価値は何物にも代えがたいです。会場に行かなければ感じ取れないものもたくさんあります。テレビの前で口を開けて待っていても、誰もあなたの欲しいものなどくれません。これは過去の私にも言いたいのだけど。
わざわざ新潟まで行くなんて、と馬鹿にしてきたり、お金もないのにそんなことをして、と説教してくる人もいるでしょう。でも、住むところや食べるものに困る状態を「お金がない」と言うのであって、貯金を1000万にしたいけど実際には500万しかないことをお金がない、と言うのは「お金を使いたくない」だけで、それをお金がないと言うのは実際には正しくないと思います。たいていの人は後者ではないのでしょうか。確かに生命を維持していく上でお金は大切ですが、それだけが人生のすべてではなく、でもアイスショーのような贅沢に感じられることに「お金を使いたくない」人にとってはきっと理解ができないのであり、そもそも他人の経済状態に口は出しても実際に相手が困っていたところで一切手を貸さないような人物に説教される理由などないはずで、本気で見たいものがあるならば、後悔しない道を選ぶことがいちばんだと私は思います。もしかしてがっかりすることになっても、それはそれでひとつの経験だし、あくまでも私の意見ですけど、ファンタジー・オン・アイスは後悔するようなショーじゃないと思ってます。わざわざこのブログを訪れてくれた皆さんの人生に、忘れられない1ページが生まれることを、心から願っています。楽しんできてくださいね。