うさぎパイナップル

フィギュアスケート旅日記とテレビ観戦記とその他色々色々・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

グランプリファイナル2017雑感②

さて、大会も2日目です。各選手の滑走予定時刻からして今日も生放送っぽく見える録画放送だろう、とさっさと諦める(泣)。放送開始時には女子のショートプログラムは始まっていたはずだけど、開始直後から続く煽りとCMの嵐にある意味安心してしまった地上波だけがお友達の私…(泣)。うん、テレビ局にも視聴率とかあるもんね…。でも生放送ってやっぱり面白いよ?(泣)

しかし意外とすぐジュニア男子についての情報が流れる。須本君が表彰台だったので彼の演技のみだが、ちゃんと放送してくれたぞ。

・須本光希
あああ、トリプルアクセルで転倒。しかしそのあとは大きなミスなし。緊張したかな、少し体が重そうにも見えたが滑らかな演技。おお、大西コーチなんですね。
昨日のショートについて、羽生君の誕生日にいい演技ができた的なことをインタビューで答えてらした…。ガチオタ…。全日本も頑張れ。

修造氏が熱っぽく喋ってる時にファンファーレ。いかにもっぽいけどこれ録画だろ(汗)。そのあとオープニングも挟まれるし煽りタイムもくるし。でも昨日ほどじゃないのかな煽りは。今日は女子もあるからな…。

てなわけで女子ショートプログラム。個人的にメドベージェワがいないのは寂しい。日本人で言えばまだ高校生の年代の彼女が国を背負ってスピーチしなければならなかった、その気持ちを思うと泣けて仕方なかった。ドーピングに対する制裁は必要だけれど、ただ巻き込まれただけの選手には「仕方ない」で済む話じゃない。入学するために必死で勉強してきた学校に「ほかの日本人がカンニングしたから日本人は全員受験できない」って言われて納得する奴いないだろ…。それでもすべての道が断たれたわけじゃない。最善の結果になることを願っている。

6分間練習がたっぷりと流れ、ようやく第一滑走者の演技が始まるという段階で名古屋から女子の結果が送られてくる。知人が観戦していたのです。とっくに終わっとるやんけ!もう諦めてるけど、こうやって先に結果がわかっちゃったりするからさ、緊張感が無くなるからさ、生放送にチャレンジしてみてもいいと思うよ?(泣)

宮原知子
いきなりノーミス!スピードもキレもすごい。NHK杯から一ヶ月でここまで戻してくるとは!ステップがもうちょっと何か欲しいと個人的に思ったくらいだがたぶんっていうか全然大したことじゃないだろう。やはり日々の氷上練習って大切なのだな…。正直オリンピック選考に間に合うのだろうかと心配してたのだけど、ここに来て運と言うか何と言うか、自分に有利な道をしっかり掴んできたのが凄い…。

樋口新葉
ジャンプキレキレ、ノーミス!ダブルアクセルも余裕あるしステップも迫力、情熱がぎっちり詰まってるプログラム。宮原さんとほとんど差がないと思ったんだけど1点ちょいは何の差だったのか。あ、フリップがエッジエラーだったのか。彼女はここが課題なのかな。

③マリア・ソツコワ
ジャンプはタノジャンプじゃない方が彼女の場合は綺麗に見える気もするが、ついにものにしたのか素晴らしい点が出た。さらっと演技してるように見えるけど凄いよな。彼女もノーミス。ノーミス3人続く。どうなるんだこれ。
素敵な衣装に抜群のプロポーション、まるで精巧な人形のようだ…。「リカちゃん人形の友達のマリアちゃん」って言われても信じる←意味不明

カロリーナ・コストナー
コンビネーションが3回転2回転になっちゃったけどあとはノーミス。ってかやっぱりレベルが違う、まったく退屈しない。足元凝視してるだけで終わるしもちろん足元だけじゃない。昔はとにかく転倒の多い選手という印象で、転ばなければもっと勝ってるよねこの人?って思ってたくらいだったけど、転倒が少なくなったのはミーシンメソッドのおかげだろうか。コーチをミーシンに変更したのは正解だったんじゃないかな。
セカンドジャンプがダブルにならなければもっと上位だったはずだよね。確かにわかりやすいミスだったがそれだけでこの順位。それでも70点超えてるぞ。恐ろしい大会になってきたんだけど…。

⑤ケイトリン・オズモンド
ジャンプ高い、早い!見てて気持ちいいほど。ルッツはエッジエラーだったようだが、それがどうしたという高得点。まああのジャンプで加点もらえなかったら逆におかしいよなあ。隙のないプログラム、さすがです。

アリーナ・ザギトワ
相変わらず後半にジャンプが詰まってるリスクの高い構成。え、コンビネーションがルッツとループだと!フリップはステップアウトだが両手タノジャンプだよ。ちょっと緊張してるようにも見えたが彼女もほぼノーミス。なんちゅー大会だ…。

細かいことを挙げればノーミスではないんだけれど、でも皆素晴らしい演技である。ほとんど点差がない…。皆がこのままノーミスだと一体どうなるのか。女子も織田君に解説して欲しかったかも。ほんのわずかの何かが差をつけてる、その「何か」の部分をしっかり説明してくれたように思うので。
今回メドベージェワが不在なので、絶対自分が勝ってやろうという気合いがすごいように感じた。やっぱり女の子強いわ(笑)。オリンピックえらいことになりそうだな…。そしてこんな実力者の揃った世界で無敗を続けていたメドベージェワがどれだけ凄い選手なのか改めて理解できた気がしました。

名古屋との時差が解消されぬままやっと男子フリー。2012年から日本人がずっと金メダルと煽るテレ朝。羽生君の4連覇って今更ながら「どうかしてる」ってレベルの偉業だったんだなと思った…。
6分間練習の様子が流れるが、ジェイソンがいちばん最初にリンクの真ん中でスピンしていた。そういうルーティンなのかな、昨日もNHK杯でもやってたよーな。

アダム・リッポン
4回転ルッツは転倒、かなり痛そうに見えた。解説も心配している…。織田君によると4回転ではなくトリプルの判定になるとか。ほかのジャンプにも細かい減点はあるようだが最後まで洗練された美しいプログラム。ステップも派手じゃないのにものすごく語りかける力があって見入ってしまった。会場にいたらスタオベしてたかも。

セルゲイ・ヴォロノフ
4回転のコンビネーション、決まった!アクセルも高い。単独の4回転の着氷が微妙だがあとはノーミス。落ち着いて何でもないように滑っているがものすごく彼の想いが伝わってきて、演技が終わる前からぼろぼろ泣いてしまった。フィニッシュとともに思わず拍手…。
30歳の彼にとって平昌は最初で最後のオリンピックに出場するチャンスだろう。でも彼はそこにロシア代表として立つことはできないのだ。彼がロシアの国旗を掲げて参加する国際大会はこれが最後になるかもしれないのだ。飄々とした態度の陰に、どれだけの葛藤があっただろう。彼が人生を捧げてきたフィギュアスケートへの熱い、深い、万感の想いが白い氷に溢れていた。ひとりでも多くの人にこの演技が伝わって欲しい。ロシアの選手たちがひとりでも多くオリンピックの地に立って欲しい。もちろん、ヴォロノフも…。
私の中では今大会の真のメダリストは彼です。こんな演技が見られるから、フィギュアスケート観戦ってやめられないんだよね…。

③ジェイソン・ブラウン
ああ、アクセル転倒。でも転び方も綺麗だ…。着氷の乱れ等のミスも少なくなく、ジャンプの難易度も低くどうしても迫力に欠けるため、そういう点で見劣りしてしまう…。が、スピンやステップは文句なし。プログラムの終盤の盛り上がりはつい見入ってしまった。今回もフリーがうまくいかなくて残念だったけど、初めてのファイナル出場おめでとう、そしてお疲れ様。

④ネイサン・チェン
冒頭の4回転ルッツのコンビネーションはさすが以外の言葉がない。これだけで何点稼ぐんだ…。しかし4回転フリップの着氷はミス、サルコウもダブルかなこれは。トゥループのコンビネーション、織田君は3回転って言ってたけど言い間違いかな、確かに回転早すぎて3回転に見えるかも。単独の4回転ルッツもトゥループもうーん…。トリプルアクセルのコンビネーションと最後のルッツは綺麗に決まったかな。ステップはロステレコムより良かったように見えたけど(でもレベル3だったな…)やはりジャンプを跳ぶためのプログラムという感じで全体の完成度は高くないように今回も思った。織田君もジャンプの助走に言及していたし…。加点が最終的な勝敗を分けるということか。完成度よりもとにかく難易度の高いジャンプで彼は勝負するのだろうけど。あとループは繋ぎの1回転だけだったの?
くそかっこいい煽りが一瞬混ざってたのは見逃さなかったぞ(笑)。

⑤ミハイル・コリヤダ
4回転ルッツも4回転サルコウも転んだが、回りきってる。これがでかいんだよね。だからみんな4回転入れてくるんだよな。4回転トゥループのコンビネーション、美しい。惚れ惚れ。ループはシングルになっちゃってたし全体的にあまりジャンプの出来は良くなかったけど 、基礎点の高いジャンプはやはり重要だったようである。なかなかクリーンにフリーを滑れないですね、ここが課題なのかな。彼は会場で見た方が良さがわかる気がする。見てみたい。
ジャンプ前の繋ぎにここでやっと織田君が言及し始めたような。これまでに滑った選手は皆やってないのか?ジェイソンは?

宇野昌磨
4回転ループは回転不足だったらしいが、4回転サルコウはここでよく決めた。今後の財産になるだろう。アクセルはさすがだし、ステップは6人のうちいちばん良かったかも。レベル3だったみたいですけどね…。4回転フリップ、これも回転不足かと指摘されてた気がするがプロトコル確認すると大丈夫だったようですな、良かった。4回転トゥループ2本もうまくいかず、2本目は明らかに回転不足…。アクセルのコンビネーションは素晴らしい出来。最後は単独のトリプルサルコウ。あれ、コンビネーションは?足りなくない?ルッツもなし?
さすがの彼もやはりプレッシャーがあったのか。ネイサンも正直イマイチだったので普通に滑れば勝てると思ってたんだけど…。名古屋との時差ゆえに会場から既に結果は送られてきてて、擬似生放送のつもりでいようと見ないふりしたもののうっかり「ネイサン優勝」の文字が目に入って、何があったんだろうとは思っていたが…。まさかのショートプログラムのタイムバイオレーションが勝敗を分けるとは。超僅差だったし、コンビネーション跳べてたら、とかそりゃ色々タラレバは言えるけど、演技上のミスは予測できないことだからいくら言っても仕方ない。でもタイムバイオレーションは未然に防げた可能性の高い要素だろうから、やっぱりそこが勝敗を決したという見方をしてしまうな…。

女子がとんでもなくハイレベルだったので、それと比べると男子は300点超えもなくやはりピリッとしなかったかもしれない。ファンだからとかそういう話ではなしに、羽生結弦という選手が達成した4連覇という記録がどれだけ恐ろしいものだったか身に染みた視聴者も多いのではないだろうか。さらに彼が2015年のファイナルで叩き出した330点という壁がいかに高いのかも。しかもあの時彼は4回転をトゥループサルコウしか跳んでない。やっぱりあの羽生結弦とかいう選手は規格外の化け物だよ…。彼が出場してなかったからこそその恐ろしさが逆に際立ってしまった気さえする。男子シングル最高に面白いね。ファイナルに出た選手にも出てなかった選手にも、こんなにいっぱい個性と才能に溢れた逸材がいるんだよ。ファン同士でいがみ合ってる暇なんかないよ。そんなことしてたら煌めく一瞬を見逃してしまうよ。

この日の報道ステーションで、昌磨君のプログラムのリカバリーについて解説する織田君。ホワイトボードに「計算」と書き込む修造氏に「やめてー!」と頭を抱える織田君。申し訳なく思いつつも爆笑。織田君は計算さえ得意だったらもっといくらでもメダル獲れてたもんね…(泣)。

客席の山田大先生が何度か抜かれていたが、隣にいたのは伊藤みどりさんですよね?安藤さんも観戦に来ていたと聞いたし、小塚君も仕事してたらしいし、愛知のスケーター大集合って感じ。壮観だ…。

今更載せてるけどこれホントは9日には書き上げちゃってるんですよ。時差があってすみません(笑)。てなわけで明日も続くよ!