うさぎパイナップル

フィギュアスケート旅日記とテレビ観戦記とその他色々色々・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018)

平昌オリンピック雑感⑩

3時間ほどの浅い眠りで目が覚めた。目を閉じてももう眠れなかった。早朝番組のフィギュアスケートのニュースをザッピングしたあと、簡単に家を掃除して、お風呂に入って身を清める。手元には昨シーズンの世界選手権の時にも握りしめていたお守り。準備を整えるとたったひとり、テレビの前でその時を待つ。自分の心臓の音って、こんなにうるさいものだったのだな。
はっきりとその足音が聞こえる。伝説は、今生まれようとしている。


★2月16日・男子ショートプログラム

第1グループの挨拶と6分間練習からばっちり流される。オリンピックならではの光景、とても嬉しい。そしてそれは日本における男子シングルの競技人気の高さの裏付けでもある。少なくとも今回のオリンピックにおいては最も注目された競技なのではないか。ペアの放送のことを思うとね、うん…。
第1グループから既に挨拶にはなかなかの歓声。盛り上がってるなー。テン君がこのグループなのちょっと信じられない。怪我の影響がまだ大きいのだろうか、なかなか戻してこれていないようで心配…。

1:フェリペ・モントーヤ
全身白という珍しい衣装。靴も白く見せてる。よく見ると上はボーダーなんだ。演技は残念な出来になってしまい、ダブルアクセル以外はうまく決まらなかった。動きが重そうだった…。やはり緊張か。

2:シャフィク・ベセギエ
4回転は跳べなかったけど明らかに団体戦よりずっと良い内容だった。このタクシーは突然カーチェイスでも始めそうだな。お客大変(笑)。フリーに進めず残念…。

3:ヴィンセント・ジョウ
ぎゃああああ4回転ルッツとトリプルトゥループのコンビネーション!目が覚める!4回転フリップとアクセルはどうにかこらえたか。まだジャンプ跳んでるだけ感は少しあるが、同時に大物感もある。第1グループからこれかい。おっそろしい大会になりそうなんだけど…。得点はこんなもんなんだな、もっと出るのかなと思ってた。

4:デニス・テン
単独のサルコウが抜けてしまった。回転数が規定に達しない場合得点が入らない。ショートはこれが怖いのだ。スピンのミスなんて上から映されてもわからないでーす!スロー再生でやっとわかるし!きえええええ!語りかけるような演技はとても引き込まれたが、これは彼の本来の滑りじゃない。本人の表情も暗い…。彼がフリーに進めないなんて信じられない…。ソチの銅メダリストなんだよ…。

5:マッテオ・リッツオ
団体戦から絶好調。でも演技後は渋い顔。コンビネーションのセカンドがダブルになったからかな。それ以外は良かったのだけど、4回転ないから上位に食い込むにはノーミスが絶対条件になるもんな。やっぱり足元が見応えあるなあ、今後も注目したい選手。

6:マイケル・クリスチャン・マルティネス
ジャンプの難易度は決して高くない。アクセルもダブルだった。しかし体の柔らかさを活かした見せ場が随所に入っている面白いプログラムですごく見てて楽しかった。最後のビールマンスピンも盛り上がる。男子でビールマンが出来る人は貴重ですからね。

続いて第2グループ。マレーシアのジャージめっちゃ強そう。あと王族の方が混ざっていらっしゃる。

7:ヤロスラフ・パニオット
最初のジャンプの転倒が痛そう…。アクセルも着氷が危ない感じで最後のジャンプは転倒の上2回転だったので規定により無得点、という解説だった気がするが、プロトコル見ると一応3回転扱いの様子。コンビネーションも入っていないのかな、どうだろう、と思ったら最初のジャンプがコンビネーション扱いなのか。むー、ルール難しい…。つらそうな表情に胸が痛いです…。

8:ハン・ヤン
そうだよ、ハンヤンはこのトリプルアクセルなんだよ。最高だった。加点満点だったってホント?あ、ホントだ。すげええええ。4回転はいいジャンプに見えたが転倒。コンビネーションはこらえた。滑り始めた時点で上手いのわかるのだよね。ステップなんかさすがすぎる。ホンボーさんがコーチなのか。

9:ジュリアン・ジー・ジエ・イー
演技開始とほぼ同時のニュース速報。大事なニュースかもしれないですけどそれ今じゃないとダメなんですか!きえええええ!
トリプルアクセルの助走はただ長いのか、曲に合わせたと見るべきか。コンビネーションで手をついたがミスはそれくらいか?エッジエラー指摘されてたがどうだったのかな。派手さはないが丁寧な滑りだった。衣装もシンプルでいいですね。

10:ブレンダン・ケリー
美しい4回転トゥループのコンビネーション。ミスはアクセルの着氷くらいかな、スピードも落ちなかった。ソチで出来が良くなく悲しそうな顔をしていたのがずっと忘れられずにいたので、四年後の今回はフリーに進めて本当に良かった。なんかモロゾフの姿を久しぶりに見た気がするわ。

11:モリス・クビテラシビリ
王族の方はこちらでした。って違うから(笑)。サルコウは転倒したがトゥループはコンビネーションで跳んだ。しかも後半に4回転2本。気合感じた。スピン見てると絡まりそうに思えてくるほど足が長い…。

12:キーガン・メッシング
4回転のコンビネーション美しい。程よく力の抜けたスケーティングはまさに『雨に唄えば』という曲のタイトル通り、リズミカルに跳ねる雨粒を浴びながら歌っているようだ。アクセルのミスだけが惜しい。とてもいいスケーターだと思う。事務用腕カバーが似合いそうな衣装ですね。

整氷の間、バンクーバーの振り返りが流れる。各大会分あるのかしら。個人的には苦い思い出の多い大会だけど、NHKのテーマ曲が大好きだった。L'Arc~en~Cielのやつね。ハイライトで流れてくるとよく泣いてたなあ。冬季オリンピックのテーマ曲としてはダントツでこれがいちばん好きなので、久しぶりに聞けてものすごく気分上がりました。

たいへん長くなってしまったので、第3グループ以降は明日へ続く。