うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

貯め込んだところで明日が来なければ争いの元

お題「貯金の方法」

そもそもそれなりの収入がなければ貯金は不可能。

…答えはこれしかないと思うのですが、このお題が求めているのはそういうことじゃないと思うので(笑)、私が実践してる方法を書きます。貯金の方法というよりも、貯金にも繋がる方法、と言うべきですかね。


実は、子供の頃の趣味は貯金でした。お年玉やお小遣いを貯め込んで、額が増えていくのを見てはほくそ笑んでいました(笑)。不況のためお小遣いはいつの間にか廃止されちゃったので(泣)、お年玉をコツコツ貯めてましたね。

自分がいくら貯めているのかを、私はきちんと把握してました。何故なら、お小遣い帳をつけてたからです。

母の知人にファンシーな雑貨を作る会社に勤めていた人がいたようで、子供の頃におそらくその方から時々かわいいシールなどを頂いていたのですね。そのファンシーなグッズの中に、お小遣い帳があったのです。表紙にうさぎの絵が描いてあって、ピンク色ですごく可愛かったと思います。うさぎが好きなんですよ、ブログのタイトルからも想像はつくかなと思いますが(笑)。

最初は何に使うものかよくわからなかったのですけど、長じるとともに意味がわかってきて、かわいいノートだったことも手伝って、自主的に記録をつけるようになりました。親や学校に指導されたわけじゃないんです、勝手に始めたんですよ(笑)。
母が家計簿をつけてる姿を子供の頃すごく面白く感じてたのも大きかったかもしれない。あれやってみたいな、って思ってたんですよ。変な子供でしょ(笑)。バラバラのデータをまとめあげて答えを導き出す作業が好きなのかもしれない。答えを導き出すって、ただの収支だけどね(笑)。


1円でも合わないと腹が立つので(笑)、結構まめにつけてたかもしれない。当時はスマホICカードなんて無かったし、とにかく記憶が頼りだったから。
子供だし大したお金の動きは無かったのだけど、それでも収支を可視化することで、自分がいくら持ってて何にどれくらい使ってるのか、欲しいものを買うにはいくら足りないのか、そういうことを把握できるようになったのは大きかった。その感覚を子供のうちから身に付けておいたことは将来的に役に立ったような気がします。

ただ、お小遣いをつけることはひとつだけ問題を含んでいました。私の母は子供のプライバシーを尊重しない人で、お小遣い帳を勝手に見ては、無駄なことに使った!と怒ってきたのです。
母が私のお小遣い帳を勝手に見ていたのは、私の所持金を把握する必要があったからだろうと思います。その理由はここでは伏せます。「私はお前の親なんだから、子供に対して何をしてもいいんだ」と怒鳴られたことを、私が忘れることはないでしょう。

それだけ家計が苦しかった、それはわかるんです。だから親を責め切れない。貧困の苦しみが精神を押し潰してしまうことはよくわかる。でも、せめて一言相談して欲しかった。子供は親の所有物だからプライバシーなんて無い、と言われてしまうと親への信頼感などもう持てませんよ…。
私がお金をしっかり管理して貯めなきゃ、という考えの子供だったのは、金がない金がない、と呪いのように聞かされ続けたからでもあります。旅行とかファッションとかグルメとかにお金使うの、無駄だと思ってましたよ、社会人になるくらいまで。

なので、今親である皆さん、これから親になる皆さんは、お小遣い帳とか日記とか、勝手に見るのは止めてあげてね、見ても言わないでね、何より子供を所有物扱いしないでね、と子供の頃の私からお願いしたい気持ちです…。


話が逸れましたが、そうやって記録をつける習慣があったおかげで、一人暮らしを始めてからも何の抵抗もなく家計簿をつけるようになりました。初めはノートタイプのものを使っていましたが、パソコンを買ってからはExcelで自作しました。項目をカスタマイズしたかったのと、当時パソコンはネットに繋いでなくて、ソフトを入れられなかったのですよ。現在は作り直して、バージョン2。
毎月どれくらい給料が入って、毎月どれくらい生活に必要で、引き落としはいつ頃で、季節による費用の変動はどのくらいで、自分は何にお金を使いがちで…、といったことを把握できるので、じゃあ月にこれくらい貯金できるな、と弾き出せます。使いすぎてしまったら、翌月にちょっと多めに貯めるとかしてバランスも取れる。毎月絶対これだけ貯める!と決めちゃうと疲れますしね、逆に続かない。

決して仕事だけして家に籠ってたわけではなく、服買ったり遊びに行ったりして使う時は使ってました。そんなに給料貰ってた訳じゃないし、一人暮らししながらだし家庭の事情もあったのでさほど貯められなかったけど、それだけ貯金してたんなら偉いよ、って褒めてくれた人はいた(涙)。
転職したら年収が半分くらいになって、貯金どころか日々の生活すらギリギリになってしまいましたが、そうなってからこそ家計簿をつける習慣が役に立ったと思います。本当にどうにか生活を回しながら、趣味のフィギュアスケート鑑賞にも出掛けてました。徹底した収支管理を心掛けていたからこそ出来たことだったな、と思います。
スケート鑑賞に行かなければそこそこ貯め込んでいたかもしれませんが、ストレス発散に食べたり飲んだり買ったりしてただろうから、そんなに変わらないかも(笑)。あの給料で一人暮らししながらだったら、びっくりするような金額を貯めるのは無理ですしね。具体的な金額出せば納得してもらえるとは思うけど、一応控えます…。


お金がない、っていつも言ってる人は、自分がいくら持っているのかちゃんと把握してない人が多いような気がします。レシート捨ててる人とか、そうなんだろうなあと。
実家住まいで家計の柱でもないのに、いつもお金がなくて1000円しないランチでも高い、ってぶつぶつ言ってくる子がいたけど(しかもオススメの店を教えてって言われたから教えたのに…)、その子がお金がないのは、趣味とか家族の手土産に惜し気もなく使ってるからなんですよね。別にそれは構わないんだけど(私も趣味には使うしさ)、金銭管理をしてないのも金銭感覚がズレズレなのも伝わってきて、こいつが男だったら絶対結婚しない、っていつも思ってた(笑)。ホントにお金ないなら怒るのもわかるけどさ、「あんたよりいっぱい給料貰ってるよ」ってバカにしてくるんですよ?そりゃ、「何だお前は」って思うよね(笑)。

ただ、ケチ過ぎるのもダメだと思うんですよ。ホントはあるのに金がないって言い張って1円単位までワリカンとかさ、嫌だとは言わんがなんか腑に落ちねーな、って状況とかね、あるじゃないですか。自分に対して財布の紐が厳しいのはいいけど、人付き合いの中では緩めてもいい気がしますね…。一応、私はそのスタンスでいる。
ホントにお金がないのに無理して付き合うこともないんですけどね。私はお金ない時ははっきり言います(笑)。でも、お金がないから付き合わない、っていうのも世知辛い話なのかも。お金ないのか、じゃあ今度ね、の繰り返しで疎遠になるような間柄なら、たぶん切っていい。これは断言してもいいかな…。たぶん、本当に困った時に真っ先に裏切られて絶望することになるから。

いろんな経済状態の人に出会ってきたけど、ドン底を見たことがある人ほど助けてくれがちなんですよ、不思議と。自分もドン底なのに、これでちゃんと食べてって300円握らせてくれたり。実話(涙)。もちろんドン底を見たからこそ厳しい人もいるし、ドン底なんか知らなくても優しい人もいっぱいいるんだけどさ。結局人間性ってやつですかね…。
だから、自分に余裕ができた時は、手を差し伸べられる側でありたい、それはずっと思ってますね。好きでドン底に落ちたい訳じゃないんだよ、みんな…。死ぬまで恩返しの旅ですかね。旅に出るのでお世話になった皆さん待っててください。その旅に出る前に死にそうだけど、目下(汗)←冗談じゃねえんすわあはは←吐血


今後ますます貧富の差が激しくなる、なんて話も聞きますし、もう年金制度も崩壊したと言っていいんですかね…。戦時中に苦労した世代ならともかく、それ以降の世代を支えるために金は出してもらうけど君たちの年金はありませんよ、とか言われて誰が納得するのか知らんですけど。給料が上がればすべて解決なんだがな!我々も過剰なサービスを期待するのを止めなければならないんじゃないですかね。金を出すか人を責めないかどっちかにしろや、って思いますね←安月給時代の怨みは深い…
まあそんなこんなで、貯金への第一歩として、家計簿をつけてない方はざっくりでもいいのでやってみてはいかがでしょうか。少なくとも自分が思っている以上にお金が無かった、という事態は防げると思います。いざ緊急にお金が必要になった時、それじゃ困りますよね。

上記の通り、経済観念はあると思うのに私が今金に困ってるのは、単に収入が無いから。長くなるので差っ引くけど、どこ行っても何しても上手くいかないからもう働くのが怖いんです。それでも生きていかなきゃいけないので色々方法を模索してきたのだけど、やっぱり何してもダメなんだな、私…。吐血。
湯婆婆様働かせてください、ってお願いに行くんですけどね、帰れだってさ。なんか約束してるんじゃなかったのか湯婆婆様…。カオナシ暴れちゃうぞ。って『千と千尋の神隠し』を見てない人には意味不明でごめんなさい。ペンネームをカオナシにしたろーか。いやもう戒名になりそう…←ちなみに私の葬式は金がないから出してくれないらしいよ。まあね、いくら貯め込んだって死んだら無意味ですよ←そういう話じゃねえええええ



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