うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

四大陸選手権2020雑感④

さてさて、前回の続きです。羽生君が出場しているとどうしても記事が長くなってしまうので(汗)、男子ショートプログラムの記事は3回にわたってお送りしています。本日はその2回目。
ではでは、早速第3・第4グループの感想をどうぞ。

男子ショートプログラム

第3グループ

11:ハリソン・ジョン・イェン・ウォン
ジャンプは粗削りな印象でしたが、スピンが良かったですね、軸が真っ直ぐで綺麗。やっぱりレベル4か。最後のスピンはどうして減点されてたんだろ。
後半は曲のゆったりしたイメージに合った雄大な滑りで、見ごたえあったと思います。


12:チー・イー・ツァオ
彼の直前で無料配信は終了。このグループは見逃し配信も行われないらしいので、フリーを楽しみにするしかありません(泣)。
女子は第2グループの途中で配信が終了してテレビ放送に移ったけど、配信終了以降の第2グループの選手はテレビでは流れなかったので、ハンヤン以降も流れないんじゃないかと青くなる私。実は今回ハンヤン見られるのすごく楽しみにしてたんですけど!アイスコープであのトリプルアクセルを測って欲しかったんですけどおおおおおお(泣)!


13:ハン・ヤン
心配していた通りハンヤンは流れませんでした…。たまたま滑走順的にそうなったってだけなのでしょうけど、スケオタならハンヤン見たさに金を出すってことをスケートの神に見抜かれてるような気がしてならない。ごめんな、私の財布はスッカラカンなんだよ!出したくてもスッカラカンだよ!号泣…。
ポエムのご用命がありましたら是非お仕事ご依頼ください。第5グループあたりで凄まじいポエムが展開されてるはずなのでそれがポートフォリオです!(←無茶)稼いだらいっくらでも課金してやるから!うう、ハンヤン…(泣)。


14:ローマン・サドフスキー
ジャンプが絶不調。4回転がパンクしてしまったのは痛い、得点が入らない。しかしスピンとステップは素晴らしい、レベル4は当たり前だとしか思えない出来。ただ美しいだけじゃなく、大きさや拡がりを感じる、男子らしいスピンなこともポイントですかね。また音楽によく合っててロマンティックなんですよ…。
録画だったがテレビは彼から放送された。流れて良かった。ハンヤンもついでに流してもらってもいいんですよ(泣)。流れなかったけど(泣)。


15:鍵山優真
これがシニアの国際大会のデビュー?!最高にセンセーショナルじゃないか!
ジャンプがとにかく素晴らしい。フワッと浮き上がるように伸びやかで無理がない。表現面ではまだまだジュニアらしさが見えていますが、年齢を重ねれば味も出てくるでしょう。楽しみしかないですね。『砂の器』のメロディを素晴らしい出来で滑ってくれる選手をずっと待っていた…!
これ無理矢理にでも生放送すれば良かったのになあ、90点超えてるんだぞ?確か第3グループと第4グループの間に整氷が入ったから難しかったのかな。ハンヤンから3人は生放送でも良かったと思うのですけどね、実力的にも…。

第4グループ

ここから完全にテレビでの生中継に移行です。展開をまったく知らない状況はとても緊張するけど、やっぱりいちばん面白いよね。
見逃し無料配信でもやはり6分間練習の音声は流れないらしい…。そうか…。


16:ナム・ニューエン
アクセルだけ一瞬ヒヤッとしましたが、あとは素晴らしかった…!ジャンプはノーミスだし、ナム君らしさの出たステップも最高。スピンで減点されてたし細かいミスもあったのでしょうが、一時期低迷していたナム君がここまで復調してきて我々は嬉しいぞ…!この明るい酔っ払い感がいいよね、意外だったけど彼にはよく合った選曲だったのでは。


17:樋渡知樹
今日はスイッチ入ってましたね、最初から最後まで全開。これだけ勢いもあればジャンプもバンバン決まるって!
かなり独特の雰囲気のある選手なんですけど、そのトリッキーさがこれでもかと堪能できて面白くて面白くて。面白いスケーター見つけた、って思った視聴者絶対いるはず!高得点も出たああああ!プロトコルにマイナスのないクリーンな演技。
おや、キスクラで日本語喋ってたのね。テレビで流れたっけそれ?流れてたらごめんなさい。


18:カムデン・プルキネン
西岡さんが泣かせに来る…。そうだった、韓国で行われた四大陸、テン君の優勝した大会。テン君の滑った曲。テン君も会場にいたのかな。冒頭の4回転を転倒せずこらえたのは、テン君がそっと力を貸してくれたんじゃないかと思った…。
彼は非常に情感的な演技ができる選手だと感じていて、ジュニアの頃からこっそり注目してたんだけど、その彼の良さがすごくすごく出てて、私は今とてもこの演技を見返したい。
しかも西岡さんの実況に号泣してしまった。カムデン君の振付を担当した、かつての四大陸でテン君と表彰台に乗ったファリスと、テン君が彼の最も初期の生徒だったステファンの名前を口にする西岡さん。彼らの想いとテン君の想い出を乗せて、カムデン君はテン君の眼差しが浮かぶ曲で滑る。こうして今日も変わらずフィギュアスケートの世界は動いているのに、そこにテン君は居ないんだ、どうしても。どうやっても。涙が止まらず、溢れて溢れて止まらなかった。神様、どうしてテン君を。どうして…。


19:ブレンダン・ケリー
カムデン君に泣いてしまってなかなか頭が切り替わらなかったんですが、美味しい料理が出てきそうなメロディを聞いていたら少し元気になったかな。おじいちゃんは腰が痛いよ、みたいな振付が入ってたが、あれアドリブなのかしら。実況がなんかそんなこと言ってたけどどの振付だったのか。
ジャンプは細かく乱れてましたが、大きなミスはなかったですかね。シーズンベスト更新おめでとう。


20:友野一希
公式練習から調子がいいという話だったので期待してたけど、期待以上!!!友野君の演技の中でも過去最高に良かったのでは。4回転が2本綺麗に決まったのは大きい。スピンはレベル落としたかな、と私にも感じたものもあったけど、最後まで目の離せない素晴らしい演技でした!もっと点が出るかと思ったけど、PCSが出てないからかな…。
曲の説明テロップが面白い。そんな内容だったのかこの曲。なかなかわざわざ使用曲のことまで調べないから、情報を提示してもらえるのありがたい。プログラムの世界が広がるから。


さあ、残すは最終グループのみです。6人の感想しか書いてないはずなのにやたら長いので(汗)、続きはまた次回。次回はポエム濃度高めだよ☆いつものことだけどね☆←遠い目



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